
映画の聖地ハリウッドのシンボルとして有名なハリウッドサインは、ハリウッドヒルズに大きく描かれた「HOLLYWOOD」の白い文字看板のこと。
ロサンゼルスを観光するなら、絶対に見ておきたいのがハリウッドサインですが、実際のところ「どこから見えるの?」「どうやって行くの?」「写真映えするスポットは?」と悩む方も多いはず。
本記事では、アクセスしやすくて人気のグリフィス天文台、看板を間近で見られるレイクハリウッドパーク、インスタ映えで人気のビーチウッド・ドライブ、など、ロサンゼルスで人気のハリウッドサインがよく見えるおすすめスポット5選を厳選してご紹介!
ハリウッドサインの歴史はもちろん、ハリウッドサインがを見られる現地発のおすすめツアー情報も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
グリフィス天文台を観光するなら、移動と観光がセットになった現地ツアーを比較して選ぶこともおすすめです。バイマトラベルでは人気ツアーをまとめて確認できるので、ぜひ気になるプランをチェックしてみてください。
ロサンゼルスのシンボル「ハリウッドサイン」の歴史

ロサンゼルスの丘に堂々とそびえるハリウッドサイン。今でこそ世界中に知られるロサンゼルスの映画の都「ハリウッド」のランドマークとして有名ですが、もともとは映画とはまったく関係のない「広告看板」でした。
ハリウッドサインが初めて姿を現したのは1923年のこと。当時は「HOLLYWOODLAND(ハリウッドランド)」という13文字で構成されており、新興住宅地の販売を目的とした広告として設置されたものでした。
文字の高さは約15メートル、全長は137メートル以上という驚くべき大きさで、さらに約4,000個の電球を使って、夜間に文字を点滅させる派手な演出もされていました。
看板は1年半ほどの期間限定での設置予定でしたが、ロサンゼルスの映画産業が盛り上がることで存在感が増し、撤去されることなく残されることになりました。
1944年には「HOLLYWOODLAND」のHが倒壊し、末尾の「LAND」が取り外すと共に、補修工事も行われましたが、当時のハリウッドサインは木とブリキで作られていたため、その後も老朽化は続き、1970年代後半には文字が崩れて読めないほどに荒廃。
すると保存のためのプロジェクトが立ち上がり、著名人たちが修復費用を募ることで総額25万ドル以上の費用が集まり、1978年11月に新しいハリウッドサインが完成!
2010年には看板背後の土地が開発業者に売却される危機もありましたが、再び支援の輪が広がり募金活動によって138エーカーもの土地を購入。ハリウッドサインのある土地は、グリフィス公園の一部として保全され、看板周辺の自然環境も守られることとなりました。
そして迎えた2023年、ハリウッドサインは創設100周年を迎え、記念カラー「センテニアル・ホワイト」で真っ白に塗り直されました。ハリウッドサインは存続の危機に晒されるたび、ロサンゼルスで暮らす人々に支えられて、美しいロサンゼルスのランドマークであり続けています。
ハリウッドサインが見えるおすすめスポットと行き方

ハリウッドサインはロサンゼルスの山の中腹に位置しており、サインをしっかり眺める場合は、遠くからサインを見渡せるスポットに行くか、ハイキングで近くの高台まで登るのが一般的な楽しみ方です。
とはいえ、「どこから見えるかが分からない」「どうやって見に行くの?」と迷う方も多いはず。実はロサンゼルスには、ハリウッドサインをとくに綺麗に見られる場所が複数あります。
ハリウッドサインのビュースポットは、それぞれ違った魅力があり、アクセスのしやすさも異なります。なのでサインの見え方、写真映えなどを比較しながら、好みに合ったスポットを選ぶのことがおすすめ。
ロサンゼルスのなかでも、とくに人気のビュースポットは以下の5つです。
- ショッピングの合間に立ち寄れる「オーベーション・ハリウッド」
- 絶景スポットとして有名な「グリフィス天文台」
- サインを間近で見られる「レイクハリウッドパーク」
- インスタ映え間違いなしの定番スポット「ビーチウッド・ドライブ」
- 看板の裏側まで行ける「ハリウッドサインへのハイキングコース」
では、それぞれのスポットの特徴や行き方について、順番にみていきましょう。
オーベーション・ハリウッド

ハリウッドサインを気軽に見たい方におすすめなのが、ショッピングモール「オーベーション・ハリウッド(旧ハリウッド&ハイランド)」です。
ハリウッドの中心地に位置しており、映画のプレミア上映などで有名なチャイニーズ・シアターのすぐ隣にあるので、観光ついでに立ち寄りやすい立地が最大の魅力です。
モール内の2階や3階にあるテラス(展望デッキ)からは、ビルの間にハリウッドサインがしっかりと見えるようになっており、真正面にサインをとらえることができます。
晴れた日には白い文字が山の斜面にくっきりと浮かび上がり、写真映えもばっちりです。背景にサインを収めながら記念撮影をする観光客も見られます。
オーベーション・ハリウッドを訪れる大きなメリットは、アクセスの良さと所要時間の短さです。地下鉄レッドライン「Hollywood/Highland駅」直結なので、ロサンゼルス市内からの移動が非常に簡単です。
時間に余裕がない方でも、ロサンゼルス観光の合間に立ち寄って、食事やショッピングついでにサインを眺めるといった楽しみ方もできます。
ただし、ハリウッドサインとの距離はとても離れているので、できる限り近くでみたいという方には不向きです。
短時間でもハリウッドらしさを感じられるビュースポットなので、遠くからでもサインが見れれば十分、という方はぜひハリウッド観光とあわせて立ち寄ってみてください。
グリフィス天文台 ハリウッドサイン

ロサンゼルスの人気観光地としても有名なグリフィス天文台は、ハリウッドサインが眺められるビュースポットのひとつです。
グリフィス天文台は高台にあるので視界が広く、ロサンゼルスの街並みとともにハリウッドサインを遠望できる開放感たっぷりのロケーションが魅力で、ハリウッドサインが一望できる撮影ポイントがいくつかあります。
ハリウッドサインまでの距離はやや離れているのですが、晴れた日には白い文字がくっきりと見え、ややズームは必要ですが、きれいにサインを写真に撮ることもできます。
グリフィス天文台は、アクセスのしやすさと観光のしやすさが魅力です。ダウンタウンから車で30分ほど、またはメトロレッドラインの「Vermont/Sunset」駅から出ているシャトルバス「DASH Observatory」に乗れば、公共交通機関でも訪れることができます。
グリフィス天文台からハリウッドサインをみるなら、とくにおすすめしたいのが夕暮れどきの観光です。ハリウッドの文字が夕日を浴びて赤く染まり、空が徐々に茜色から藍色へと移り変わっていく景色はまさに絶景です。展望エリアからは、ハリウッドサインだけでなくロサンゼルスの街全体を見渡せるため、写真映えも抜群!
また、グリフィス天文台そのものも見応えのある施設で、プラネタリウムや宇宙に関する展示、アールデコ様式の建築美など見どころが満載。入場無料で楽しめることもポイントです。
レイクハリウッドパーク

ハリウッドサインをできるだけ間近で見たい方におすすめなのが、レイクハリウッドパークです。レイクハリウッドパークは、ハリウッドヒルズの静かな住宅街にある小さな公園で、観光ガイドにはあまり載っていない穴場スポットとして知られています。
レイクハリウッドパークの最大の魅力は、ハリウッドサインとの距離感です。サインを真正面から捉えられる絶好のロケーションから、ハリウッドサインを眺める大人気スポットとなっています。
実際にレイクハリウッドパークを訪れると、看板がすぐ頭上に見えるほど近く、9文字すべてをきれいに写真で撮影することもできます。青空と緑に囲まれたサインの姿は、インスタグラムをはじめSNSでも大人気!
レイクハリウッドパークの園内には芝生や木陰もあり、のんびりピクニック気分で滞在できるのも嬉しいポイント。小高い丘を少し登れば、さらに視界が広がり、ハリウッドサインとロサンゼルスの街並みを一望することも可能です。
ただし、レイクハリウッドパークはロサンゼルスの中心部から離れており、公共交通機関でのアクセスが難しいことが難点です。Uberやタクシーを利用して行くこともできますが、ドライバーが場所を正確に知らないこともあります。
最近は観光客が多くなってきており、また公園周辺は住宅地に囲まれているため、駐車スペースが限られています。タクシーを待たせておけない場合があることも注意点です。
そのためスムーズに訪れたい場合は、現地ガイド付きのプライベートツアーを活用することもおすすめです。
ビーチウッド・ドライブ

ハリウッド映画やテレビで何度も見たことがあるような、アメリカらしい構図でハリウッドサインを眺めたいなら、ビーチウッド・ドライブがおすすめです。
ビーチウッド・ドライブは、街並みの奥に堂々とそびえるハリウッドサインが一直線に視界へ飛び込んでくる、フォトジェニックな景色が魅力です。SNSでも話題になり、多くの旅行者が訪れるスポットとなっています。
場所は、ショッピングモール「オーベーション・ハリウッド」から車でわずか10分ほど。アクセスも比較的しやすく、ハリウッド中心地からの移動ついでに立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
通りの中でも特に人気の撮影スポットは、Ledgewood Driveとの交差点付近。このあたりから見上げるハリウッドサインは、道路の延長線上にバランスよく見え、街の雰囲気とサインを一緒に収めた構図で写真が撮れます。
ただし、ビーチウッド・ドライブは一般の住宅街にあるため、観光地のような設備はありません。駐車場や公園が整備されているわけではなく、道路も広くはないため、車で訪れる際は周辺の交通や住民の迷惑にならないよう注意が必要です。また、時間帯によっては逆光になることもあるため、できれば午前中の訪問がおすすめです。
通りの先に巨大な白い文字「HOLLYWOOD」が見える景色は、映画のワンシーンのようなので、思い出に残る一枚をぜひ残してみてください。
ハリウッドサインの近くまでハイキング

ハリウッドサインをもっと近くで見たい、あるいは裏側からの景色を楽しみたいという方には、ハイキングでのサインの近くまで行くこともおすすめです。
実はハイキングコースを使えば、ハリウッドサインの看板すぐ近く、さらには裏側の展望スポットまで行くことができます。サイン越しにロサンゼルスの街を見下ろす絶景は、まさに頑張って登った人だけの特別な体験です。
数あるハイキングコースのなかでも、最も人気のあるルートは、グリフィスパーク内の「マウント・リー・トレイル」です。
比較的歩きやすく整備されており、坂道はあるものの急勾配ではなく、初心者や旅行者でも無理なく歩けるルートです。往復の目安時間は、約1.5〜2時間程度です。
ハイキングで目指す最終地点は、ハリウッドサインのすぐ裏手に位置するマウント・リーの山頂展望台です。残念ながらハリウッドサインに直接手を触れることはできませんが、大きさや迫力は見応え十分。看板の裏側を間近に見ることができ、またロサンゼルスの街並みまで見渡せる広大な景色が広がっています。
ハリウッドサインを近くで見たいなら「レイクハリウッドパーク」がおすすめ!

ロサンゼルス観光の限られた時間で、ハリウッドサインをどこで見るかが悩みどころですが、ハリウッドサインを近い距離で見たい方には、レイクハリウッドパークが最もおすすめです。
なんといっても、レイクハリウッドパークの魅力は、ハリウッドサインを真正面からしっかりととらえられること。角度も距離感も絶妙で、9文字すべてを大きく美しくフレームに収めることができる貴重なスポットです。
撮影できる写真のバリエーションも豊富で、楽しみ方は自由自在。芝生に立って空を見上げるアングルや、サインを真下から仰ぐような迫力のある構図、さらには遠近法を使って「サインを食べる」「手のひらに乗せる」「指でつまむ」など、遊び心たっぷりのユニークな写真も撮影できます。ジャンプしたり寝転んだりと、広々とした公園だからこそできるアクションショットもおすすめです。
「せっかく行くなら、ハリウッドサインを一番大きく見たい!」という方は、ぜひレイクハリウッドパークを観光先の候補に入れてみてください。
ハリウッドサインの観光はBUYMA TRAVELの現地ツアーもおすすめ

ロサンゼルスは地下鉄、バスの治安が悪いので、グリフィス天文台やレイクハリウッドパークまで、「自分で移動するのはちょっと不安…」という方には、BUYMA TRAVEL(バイマトラベル)の現地オプショナルツアーの利用もおすすめです。
車がないと観光の移動が不便なロサンゼルスですが、現地ツアーを利用すれば、ロサンゼルス在住の日本語ガイドが専用車で観光スポットまで案内してくれます。土地勘がなくても安心して観光でき、ハリウッドサインはもちろん、ロサンゼルスの観光名所を効率よく巡ることができます。
BUYMA TRAVELでは、ハリウッドサインを間近に見られるレイクハリウッドパークやビーチウッド・ドライブなどの絶景スポットをまわるロサンゼルス市内観光ツアーをはじめ、人気のグリフィス天文台やチャイニーズ・シアター、ビバリーヒルズなどを組み合わせたプランも多数ご用意。
また、近年特に大人気なのが、ロサンゼルス観光とメジャーリーグ観戦を組み合わせた「ドジャース観戦ツアー」です。
大谷翔平選手が所属するドジャースの本拠地「ドジャースタジアム」で、本場MLBの野球観戦が楽しめ、さらにハリウッドサインや市内の名所を1日で巡れる贅沢なツアーが大好評!
ホテルからの送迎もついているから治安の心配がないことも、現地ガイド付きツアーならではのメリットです。初めてロサンゼルスを訪れる方には特におすすめなので、現地ツアーも合わせてチェックしてみてください。
ハリウッドサインは夜になっても光らない

夜のロサンゼルスの街を思い浮かべたとき、ハリウッドの丘に煌々と輝く「HOLLYWOOD」の文字を想像する人も多いかもしれません。しかし実際には、ハリウッドサインは夜間ライトアップされていません。そのため、夜に観に行っても真っ暗な中にサインの姿を確認することはできないのです。
これは意外に思われるかもしれませんが、背景には複数の理由があります。まず、看板が設置されているエリアは住宅街に近く、強い光が周囲の住民にとって迷惑になりかねないこと。さらに、野生動物の生息環境に配慮するためや、過度な観光客の滞留による治安・防犯面でのリスクも考慮されているのです。こうした理由から、ハリウッドサインの常時ライトアップは1933年を最後に廃止され、現在に至るまで原則として夜間は照明されていません。
とはいえ、完全にライトアップが行われないわけではありません。ハリウッドサインは特別な節目やイベント時に限り、例外的にライトアップや光の演出が行われることがあります。たとえば、1984年にロサンゼルスで夏季オリンピックが開催された際には、大会を祝してハリウッドサインがライトアップされました。また、1999年から2000年へのカウントダウンの際には、サインが虹色に彩られ、レーザーによるショーが演出されたこともあります。
さらに最近では、2024年に地元の野球チーム「ロサンゼルス・ドジャース」がワールドシリーズを制覇した際、祝賀イベントの一環として、看板の最後の「D」が青と白に特別点灯されるという演出も行われました。こうした限定的なライトアップはとても珍しく、現地でも話題になります。
実は、こうした演出を観光資源として活用しようとする動きも過去にありました。100周年を迎えるにあたり、年間数回のライトアップを試験的に実施しようという提案も持ち上がったものの、深夜の観光客増加や環境への影響が懸念され、地元住民の反対によって見送られたという経緯があります。
このように、ハリウッドサインが夜に光らないのは意図的な判断であり、限られた機会にだけ姿を現す“レアな光の演出”こそが、多くの人の記憶に残る印象的な出来事として語り継がれているのです。訪れる際は、夜ではなく日中の時間帯を選ぶことで、その堂々とした姿をしっかり目に焼きつけることができるでしょう。
さいごに

ハリウッドの丘にそびえる白い「HOLLYWOOD」の文字は、まさにロサンゼルス観光の象徴。この記事では、そんなハリウッドサインの歴史から、おすすめのビュースポットをご紹介しました。
公共交通機関ではアクセスしづらい場所もあるので、現地ツアーもうまく利用しながら、ぜひ最高のロケーションでハリウッドサインを楽しんでもらえたらなと思います。
バイマトラベルでは、ロサンゼルス旅行に利用したい現地ツアーを多数掲載しています。移動や観光がセットになった人気のツアー情報は、公式サイトをチェックしてみてください。


