
ケアンズ観光の定番といえば「グリーン島」です。日本語スタッフが乗る船が多く、初めての方でも安心して行ける島です。
ただ、ケアンズの沖に浮かぶ島はグリーン島だけではありません。標高269mの山を登れる島、海鳥が数万羽集まる真っ白な砂州、1日100名しか上陸できない無人島もあります。少し足を延ばせば、ホワイトヘブンビーチや野生のコアラに出会える島もあります。
ケアンズから日帰りで行ける島を中心に、それぞれの特徴と料金、アクセスを整理しました!どの島に行くのがおすすめかわかるようまとめているので、ぜひ参考にしてください。
移動と観光がセットになったケアンズの現地ツアー情報は、バイマトラベルから比較して選ぶこともおすすめです。ぜひ合わせてチェックしてみてください。
結論!ケアンズ周辺の離島・目的別早わかり比較表
まずケアンズ周辺には、いったいどんな離島があるのかについてです。ケアンズから日帰りできる島と、宿泊が前提になる島を分けて整理しました。
ケアンズから日帰りで行ける島
| 島・スポット | 片道の所要時間 | 往復料金の目安(大人) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| グリーン島 | 高速船 約45分 | 110ドル前後〜 | 初めての方、子連れ、日本語対応を重視する方 |
| フィッツロイ島 | 高速船 約45分 | 99ドル〜 | ハイキングもしたい方、静かに過ごしたい方 |
| ミコマスケイ | 帆船 約2時間 | 292ドル(食事・器材込み) | 海鳥と砂州の絶景を見たい方 |
| ノーマンビー島(フランクランド諸島) | 川+海で約1時間 | 260ドル(食事・器材込み) | ウミガメに会いたい方、船酔いが心配な方 |
グリーン島とフィッツロイ島は、どちらも高速船で45分です。この2島が「気軽に行ける離島」の中心になります。
ミコマスケイとノーマンビー島は、より海の透明度が高い沖合まで出るぶん、料金と所要時間が上がります。
足を延ばして行く島(宿泊が前提)
| 島 | ケアンズからのアクセス | 必要日数の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ハミルトン島 | 直行便なし。乗り継ぎ便、または飛行機+フェリー | 2〜3泊 | ホワイトヘブンビーチとハートリーフが目的の方 |
| マグネティック島 | 飛行機1時間+フェリー20分 | 1〜2泊 | 野生のコアラに会いたい方 |
| リザード島 | 小型機で約1時間 | 2泊〜(日帰りツアーもあり) | 特別な記念旅行 |
ハミルトン島・マグネティック島・リザード島は、ケアンズから日帰りできる距離ではありません。旅行日程に余裕がある方向けです。
ケアンズから日帰りで行ける離島4選
ここからは、ケアンズ発の日帰り圏にある島を1つずつ紹介します。
出発地点はいずれも市街地のリーフフリートターミナル(1 Spence Street)が中心です。ケアンズ・ラグーンのすぐ隣にあり、市内中心部のホテルからは歩いて行ける距離です。
① 初めてグレートバリアリーフを観光するなら「グリーン島」

グリーン島は、ケアンズの北東約27kmに浮かぶサンゴのかけらと砂でできた島です。グレートバリアリーフの中で唯一、熱帯雨林に覆われたサンゴ礁の島として知られています。
最大の特徴は、なんといっても島のビーチから広がるケアンズならではの絶景の海!透き通る海はグリーンエメラルドに輝いていて、白い砂浜が幻想的に広がるビーチはまさに別世界のよう。
島の広さは約15ヘクタールで、歩いて20分ほどで一周できます。ビーチから数メートル泳ぐだけでサンゴ礁が始まるため、ボートに乗り換えずにシュノーケリングを楽しめることもポイントです。
ビーチから気軽にシュノーケルが楽しめ、桟橋の横にある小さなビーチは、島でも人気のシュノーケルポイントとされています。
グリーン島は小さい島ながら、島内にはホテルやレストランもあり、マリンランド・メラネシアという動物とのふれあいスポットまであります。マリンランド・メラネシアには、ワニやウミガメも見られ、ワニの餌付けが体験できるほか、ワニのショーが10時30分と13時30分、ウミガメの解説が10時20分と13時20分の、それぞれ1日2回行われています。
- 高速船の所要時間:片道約45分
- 主な運航ダイヤ(グレートアドベンチャーズ):ケアンズ発 8:30・10:30/島発 14:30・16:30
- 往復料金:大人112ドル、子ども(4〜14歳)56ドル
- 島の滞在時間:最大約7時間
- マリンランド・メラネシア入場料:大人32ドル、子ども16ドル
- グラスボトムボート:大人32ドル
グリーン島は日本語対応の現地ツアーが充実していることもポイントの離島です。バイマトラベルでも、日本語スタッフが乗船するグリーン島クルーズツアーを扱っています。
② 山も海も楽しむなら「フィッツロイ島」

フィッツロイ島は、ケアンズの東25〜29kmに浮かぶ島です。さきほど紹介したグリーン島とは島の成り立ちが違い、こちらは本土から分離してできた大陸島です。
島の面積は約339ヘクタールとグリーン島の20倍以上あり、97%が国立公園に指定されています。
フィッツロイ島の最大の魅力は、海と山の両方を1日で楽しめることです。2018年に「オーストラリアで最も美しいビーチ」に選ばれたヌーディービーチへは、桟橋から片道1.2km・往復45分ほど歩きます。標高269mのサミット(山頂)まで登れば、周囲のサンゴ礁を見渡せます。
なお、ヌーディービーチは「ヌーディストビーチ」ではないので、裸で過ごすビーチではありません。フィッツロイ島にあるのは、「ヌーディスト」ではなく「ヌーディー」ビーチです。
島にはケアンズ・ウミガメリハビリテーションセンターもあります。保護されたウミガメの回復過程を見学できるガイドツアーで、定員は15名と少なめです。人気が高いため、事前予約をおすすめします。
フィッツロイ島を観光する場合は、事前に知っておきたいことは3つです。
1つめは、11時発と12時15分発の便が2〜3月の月曜から木曜は運休することです。
2つめは、ウェルカムベイのビーチが砂ではなく砕けたサンゴでできていることです。素足では歩きづらいため、マリンシューズがあると快適です。
3つめは、シャワー・更衣室・Wi-Fiが宿泊者向けの設備とされている点です。日帰りの方は着替えの段取りを考えておくと安心です。
なお、島にはアルコールの持ち込みができません。食べ物とソフトドリンクの持ち込みは可能です。
- 高速船の所要時間:片道約45分
- 主な運航ダイヤ(フィッツロイ・アイランド・フライヤー):ケアンズ発 8:00・11:00・13:30/島発 9:30・12:15・17:00
- 往復料金:大人(14歳以上)99ドル〜、子ども(4〜13歳)55ドル〜
- 主な散策路:ヌーディービーチ 往復45分/シークレットガーデン 往復25分/灯台 往復2時間/サミット 往復3時間
- ウミガメリハビリセンター見学:大人20ドル、子ども12ドル(水〜日の14:15・14:45、所要30分)
③ 数万羽の海鳥と真っ白な砂州「ミコマスケイ」

ミコマスケイは、ケアンズ沖33〜43kmのアウターリーフ上にある砂州です。長さ約360m、高さわずか3.5mほどの小さな砂の島で、周囲は透明度の高い海に囲まれた無人島です。
ここはアジサシ類の重要な繁殖地としても有名で、世界の個体数の1%以上を支える国際的に重要な場所とされています。繁殖期には海鳥が空を覆うように飛び交っていて、また海でウミガメやシャコガイに出会えることもあります。
ミコマスケイの最大の特徴は、グレートバリアリーフ屈指の美しいビーチと絶景です。まわりに視界を遮るものがなにもなく、美しい海と白い砂浜だけの絶景世界が広がっています。
ミコマスケイには大型の帆船カタマラン「オーシャンスピリット」で向かい、砂州の手前で小型ボートに乗り換えて上陸します。ケアンズを8時30分に出て17時に戻る、8時間30分のクルーズです。
上陸には環境保護のためのルールがあります。立ち入れるのは毎日9時30分から15時までの間で、ロープで区切られたエリアの中だけです。ドローンや傘、拡声器の使用も禁止されています。
なお、ケアンズ近郊屈指の美しい離島なのですが、ミコマスケイ島までは片道約2時間と移動距離が非常に長いことが難点です。船移動に弱い方は、酔い止めの準備も忘れず、往復4時間の船移動になることを覚悟していく必要があります。
- 所要時間:片道約2時間、リーフ滞在は約4時間
- 料金:大人292ドル、子ども(4〜14歳)151ドル、3歳未満無料
- 現地ツアーで訪れる際に含まれるもの:ビュッフェランチ、シュノーケル器材一式、ライクラスーツ、半潜水艇ツアー、海洋生物学者の解説
なお、本当になにもない世界の果てのような美しい無人島なので、砂州にはトイレも日陰もありません。
④ 1日100名限定の無人島ノーマンビー島(フランクランド諸島)
フランクランド諸島は、ケアンズの南に位置する国立公園の島々です。ケアンズから観光できて、実際に上陸ができるノーマンビー島は、建物が一切なく手つかずのビーチが広がっている無人島です。
ノーマンビー島の特徴は、上陸できる人数が1日100名に制限されていることです。
ビーチから泳いですぐの場所にサンゴ礁が広がり、ウミガメとの遭遇率が高いことでも知られています。なので、無人島でシュノーケルを楽しみたいという方にもおすすめ。
ノーマンビー島行きの船を運航しているのは、フランクランド・アイランド・リーフクルーズ1社のみで、公式サイトにもこの人数制限が明記されています。
出発地はケアンズ市内ではなく、南へ車で45分ほどのディーラルという町です。ここからラッセル川を下るリバークルーズを経て海に出ます。川沿いのマングローブでは、野生のワニが見られることもあります。
- 所要時間:ホテル送迎7時頃〜帰着17時頃(オールインクルーシブ・デイツアー)
- 島の滞在時間:約4.5〜5時間
- 料金目安:大人260ドル、子ども(4〜16歳)160ドル、3歳以下無料
- 現地ツアーに含まれるもの:ホテル送迎、ビーチでのビュッフェランチ、シュノーケル器材、ウェットスーツ、半潜水艇またはグラスボトムボート、カヤック・SUP
ノーマンビー島はケアンズから30分ほどの船移動で観光することができます。
なので、無人島に行ってみたいけれど、ミコマスケイ島は遠すぎるという方にもおすすめです。最初の区間が穏やかな川のクルーズで、外洋に出ている時間が短いため、船酔いが心配な方にもおすすめできる島です。
ただし、船内には着替えるスペースがトイレしかありません。水着は服の下に着てから出発するなど、ビーチで泳ぐ場合は着替えの工夫が必要です。
ケアンズから足を延ばして行く憧れの島3選
ここからは、ケアンズから日帰りできないけれど、観光におすすめの離島をご紹介します。ケアンズ旅行に余裕のある方や、ケアンズリピーターにおすすめの内容です。
⑤ ホワイトヘブンビーチとハートリーフ観光の拠点「ハミルトン島」

オーストラリア・グレートバリアリーフといえば、海に浮かぶハート型のサンゴ礁「ハートリーフ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
このハートリーフ観光と、真っ白なシリカ砂で知られるホワイトヘブンビーチを観光する拠点になる島として有名なのがハミルトン島です。ケアンズから南に離れたウィットサンデー諸島にあります。

ハートリーフについては、上空からの遊覧飛行で眺めるのが基本の観光スタイルです。ヘリコプターツアーは短いもので330ドル前後から、ホワイトヘブンビーチ着陸を含むプランは470ドル前後からです。ハートリーフでの遊泳・シュノーケリングは禁止されています。
ホワイトヘブンビーチへは半日クルーズで行けます。ハミルトン島発の午前便は8時30分、午後便は13時10分で、ビーチ滞在は最大2時間です。料金は大人124〜155ドルほどです。
ケアンズからハミルトン島までは、飛行機またはフェリー(ケアンズから港まで車移動)となります。
2025年11月にケアンズ発の直行便が就航しましたが、2026年1月にチャーター運航へ切り替わりました。2026年9月時点で定期直行便は運航されていません。
現在のルートは、ブリスベンなどを経由する乗り継ぎ便か、ケアンズからプロサーパイン(ウィットサンデー・コースト空港)へ飛び、陸路とフェリーで島に渡るのが主な行き方です。
ハミルトン島にはホテルもあり、島内の移動は電動バギーが定番となっています。移動に半日、ホワイトヘブンビーチに半日、遊覧飛行に半日と考えると、最低2泊、余裕をみるなら3泊は必要になります。
⑥ 野生のコアラに会える島「マグネティック島」

マグネティック島は、タウンズビル沖に浮かぶ島です。クイーンズランド州でも有数の健全な野生コアラの生息地として知られています。
マグネティック島に行くには、ケアンズからはまずタウンズビルへ移動します。飛行機なら最短1時間、長距離バスなら約6時間です。バスはタウンズビル側でフェリーターミナルに直接着くため、乗り換えがスムーズです。タウンズビルからのフェリーは所要20分、1日最大17便で、往復料金は大人44ドルです(2026年2月1日改定)
野生のコアラを探すなら、フォーツウォークという散策路が定番です。往復4km、所要約2時間で、最後の登りは階段が続くコースとなっており、低木化したユーカリの木にコアラがいることが多いです。もちろんですが、コアラは野生動物なので必ず会えるわけではありません。
島内の移動は路線バスが便利です。クイーンズランド州の50セント運賃が続いており、1回50セントで乗れます。オープンカータイプのレンタカーも人気で、1日125〜139ドルほどです。
⑦ 究極のプライベート空間「リザード島」

リザード島は、ケアンズの北約240kmに浮かぶリゾート島です。グレートバリアリーフの最北端にあり、島全体が国立公園に指定されています。
島内には「リザード アイランド リゾート」という5つ星ホテルがあり、客室は40室のみで滞在できるのは10歳以上限定という静かな環境。
ケアンズからのアクセスは小型機です。ヒンターランド・アビエーションがケアンズ空港から約1時間で結んでいます。11時発と14時発の2便で、リゾート宿泊者は往復1,195ドル、宿泊しない方は往復1,600ドルです。
なお、リザード島は日帰りも可能です。ケアンズを8時に出る小型機の日帰りツアーがあり、島で約6時間過ごせます。
もし島選びに迷ったら、現地ツアーの活用もおすすめ

ケアンズから行ける離島ですが、初めてのケアンズ旅行で迷う方が多いのは、「グリーン島とフィッツロイ島」どちらを観光するかです。
グリーン島は王道の観光スポットで、フィッツロイ島は美しいビーチと静かな自然環境が魅力の人気スポットです。
どちらも魅力たっぷりの島ですが、旅行のスケジュールの関係から、どちらか1つの島しか行けない。という方も多いかなと思います。
そんな時は、ケアンズで現地ツアーを行なっているガイドまたはツアーガイドに、直接質問してしまうことがおすすめです。
ケアンズは日本語対応の現地ツアーも多く、バイマトラベルを利用された方のなかには、グリーン島とフィッツロイ島で迷ったけれど、相談してフィッツロイ島にいくことにした方もいます。
「旅行前はグリーン島にいくかこちらのフィッツロイ島にいくかで悩んでいたのですが、そういったこともこちらの担当の方に相談に乗っていただけて決めることができて安心してツアーに参加できました。海で珊瑚の海をスノーケリングできたりハイキングもできたりとても満足のできる体験でした」
出発前に「どちらの島がいい?」と日本語で相談できるのは、現地ツアーならではのメリットです。天候やその日のコンディション、混雑状況まで踏まえたアドバイスは、現地ツアーを行ってる方でないとできない内容です。
ケアンズの離島観光をどうするか悩んでいる場合は、ぜひ現地ツアーもあわせてチェックしてみてください。
さいごに、ケアンズの離島で最高の1日を

ケアンズから行く離島観光は、自分の見たい景色や体験したいアクティビティから考えていくと、「これだ!」という島にめぐりあえます。
島によっては移動時間も長くなるので、船でのアクセス時間なども島選びに考慮しておきたいポイントです。
そして島選びに悩んだ場合は、現地ツアーから観光する島を探してみることも1つのおすすめです。
バイマトラベルでは、ケアンズ旅行に利用したい現地ツアーを多数掲載しています。移動や観光がセットになった人気のツアー情報は、公式サイトをチェックしてみてください。
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