
香港でホテルを選ぶとき、どのエリアに泊まるかは旅の満足度を大きく左右します。夜景とショッピングを楽しみたいなら尖沙咀(チムサーチョイ)、落ち着いた都会の滞在なら中環(セントラル)、下町のローカル体験なら旺角(モンコック)――それぞれの街に違った魅力があります。この記事では、エリアごとの特徴とおすすめホテルを詳しくご紹介。初めての香港旅行でも、自分にぴったりの滞在先がきっと見つかります。
香港のエリア別ホテル選びが重要な理由
香港は香港島と九龍半島が海を挟んで向かい合い、MTRで近いとはいえ「どちら側に泊まるか」で動線と体験が大きく変わります。エリアごとに雰囲気・利便性・相場が異なるため、目的に合わせた選択が重要です。
夜景と買い物重視なら尖沙咀などハーバー沿い、ローカル感なら旺角・深水埗が好相性。香港は客室が狭く料金も上がりやすい都市なので、立地×コストの見極めが満足度を左右します。以下では、香港の主要エリアの特徴とおすすめポイントを詳しく解説し、それぞれのエリアでおすすめのホテルも紹介していきます。
香港の主要エリア概説
香港は大きく分けて「九龍(クーロン)エリア」「香港島エリア(Hong Kong Island)」「新界(ニューテリトリーズ)エリア」「離島エリア」の4つに分類できます。それぞれのエリアの位置関係と特徴を概説しましょう。
九龍(クーロン)エリアとは

九龍(クーロン)半島は、香港島からビクトリアハーバーを挟んで向かいに位置するエリアです。香港の下町的な活気とローカル文化が色濃く残っており、尖沙咀や旺角といった繁華街から庶民的な市場街まで多彩な顔を持ちます。香港島に比べてホテル料金も比較的リーズナブルな傾向があり、よりローカルでお得なホテルを探したい人に最適なエリアです。
九龍半島南端の尖沙咀は観光拠点に最適で、ショッピングやグルメ、夜景鑑賞などあらゆる楽しみが揃っています。一方、旺角や佐敦などでは地元の雰囲気に浸りながらナイトマーケットや屋台グルメが楽しめます。九龍エリアは「伝統的な香港の街並みと近代的な都市の両方」を体験できる場所であり、香港らしいエネルギーを感じられるのが魅力です。
香港島エリア(Hong Kong Island)とは

香港島(ホンコンアイランド)は、香港のビジネス・行政の中心地であり、高層ビルが林立する近代的なエリアです。中環(セントラル)や金鐘(アドミラルティ)といった主要ビジネス街が集中し、オフィスや高級ホテル、ショッピングモールが多く洗練された雰囲気を楽しめます。日本に例えるなら「九龍=新宿・渋谷、香港島=東京駅・丸の内」といったイメージで、香港島は都会的で上品な雰囲気を味わいたい人に向いています。
もっとも観光客に人気の中環エリアには、ヴィクトリア・ピーク(山頂)や香港公園など定番観光名所もあり、ショッピングやグルメの選択肢も豊富です。またスターフェリーで九龍側と行き来でき、フェリーからの景色は香港旅行のハイライトの一つです。香港島北部(中環〜湾仔〜銅鑼湾)には繁華街もありますが、地元ビジネスパーソンの活動エリアでもあり、九龍側に比べると観光客向けというより地元の人が行き交う都会という印象が強いです。
新界(ニューテリトリーズ)エリアの特徴

新界(ニューテリトリーズ)は、九龍から更に北側の中国本土寄りに広がるエリアです。香港島・九龍の都市部とは対照的に、郊外の新興住宅地や自然豊かな郊外地域が広がっています。荃湾(チュンワン)や沙田(シャティン)などには大型ショッピングセンターやホテルもありますが、観光の中心からはやや離れているため一般的な旅行者が滞在拠点に選ぶことは少なめです。ただしその分宿泊料金は都心より安めに設定されている傾向があり、立地にこだわらなければ新界エリアのホテルはお得に快適な大型ホテルに泊まれるメリットもあります。
新界エリアには郊外型の観光スポットも点在しています。例えば沙田には十萬佛寺(万仏寺)や競馬場(シャティン競馬場)があり、屯門方面にはアウトレットモール、さらに東側には西貢(サイクン)の美しい海やハイキングコースなど、自然を満喫できる場所もあります。香港中心部の喧騒を離れてのんびり過ごしたいファミリーや長期滞在者には、新界エリアの滞在も一案と言えるでしょう。ただし市街地までの移動時間が長くなる点は考慮が必要です。
離島エリアの魅力を知ろう

離島エリアとは、香港島・九龍・新界以外の周辺の島々のことです。代表的なのは大嶼島(ランタオ島)で、ここには香港国際空港や香港ディズニーランド、天壇大仏(ビッグブッダ)などがあります。大嶼島は面積が広く自然豊かで、山やビーチの風景が楽しめる島です。また漁村の風情が残る大澳(タイオー)では水上集落の散策なども人気です。
その他にも、長洲島(チャンチャウ)や南丫島(ラマ島)、坪洲(ピンチョウ)など、個性豊かな島々が香港周辺には点在しています。多くの離島へは中環フェリーターミナルからフェリーでアクセスでき、船旅自体も良い経験です。離島の村々は美しい自然の風景に囲まれており、島によっては人影まばらなビーチや牛がのんびり歩く丘など、香港とは思えないのどかな光景が広がっています。こうした離島では海鮮料理を味わったり、ハイキングを楽しんだりとスローライフな過ごし方ができます。
離島エリアは基本的に日帰り観光向きですが、一部には宿泊施設もあります(例:ランタオ島のディズニー直営ホテル、長洲島のリゾートホテル等)。都会の喧騒から離れてリゾート気分を味わいたい方や2回目以降の香港で新鮮な体験を求める方には、離島ステイも魅力的でしょう。ただし夜間の交通が限られるため、観光客の多くは日中に訪れて夕方までに香港島や九龍に戻るプランを立てています。
では、ここからはエリアごとの詳しい魅力とおすすめホテルを紹介していきます。それぞれのエリアの特徴を掴んで、自分にぴったりの滞在先を見つけましょう。
九龍(クーロン)エリアの魅力と特徴
九龍エリアは下町の活気とショッピング天国の両面を持つエリアです。尖沙咀を中心に高級店からローカル市場まで揃い、昼夜問わず観光客と地元客で賑わっています。一方で、少し裏通りに入れば庶民的な生活風景が垣間見えるのも九龍の魅力です。香港らしいカオスとエネルギーを肌で感じたいなら九龍エリアは外せません。
特に九龍南端の尖沙咀(チムサーチョイ)は、有名観光スポットや大型商業施設が集まる香港観光のハイライト地区です。ビクトリアハーバー沿いには豪華ホテルが立ち並び、対岸の香港島の高層ビル群を望む夜景は香港を象徴する眺めです。尖沙咀から北へ伸びるネイザンロード沿いには、佐敦・油麻地・旺角といった個性的な街が続き、それぞれ異なる雰囲気を楽しめます。
以下では、九龍エリア内の主要エリアごとに見どころとおすすめホテルを紹介します。
尖沙咀(チムサーチョイ)の見どころ
尖沙咀(Tsim Sha Tsui)は九龍半島の南端に位置し、香港観光の拠点として真っ先に名前が挙がるエリアです。ここにはハーバーシティ(海港城)など巨大ショッピングモール、星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)、香港文化センター、香港宇宙館など多彩な観光スポットが集積しています。尖沙咀にいればショッピングもグルメも景色も全部楽しめるので、初めての香港旅行にはイチオシの滞在エリアです。
特にビクトリアハーバー越しに望む香港島の夜景は尖沙咀最大の魅力です。毎晩8時には光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」も開催され、尖沙咀のプロムナード(海沿い遊歩道)から多くの人が夜景鑑賞を楽しみます。尖沙咀は交通の便も非常に良く、MTR尖沙咀駅および尖東駅があり、スターフェリー乗り場からは香港島中環へフェリー一本で渡れます。九龍側でどこに泊まるか迷ったら、とりあえず尖沙咀にしておけばまず間違いありません。
尖沙咀のおすすめホテル
尖沙咀エリアで特に人気・評価の高いホテルを厳選して紹介します。
ホテル アイコン (Hotel ICON)

ホテルアイコンは尖沙咀東(チムサーチョイ・イースト)地区にあるスタイリッシュな5つ星ホテルです。香港理工大学が経営母体となっているユニークなホテルで、デザイン性とサービス品質の高さで知られています。著名な地元建築家が設計を手掛けた近代的な高層ホテルで、多くの客室からビクトリアハーバーの景色を望むことができます。
館内には屋上のインフィニティプールや本格スパ施設があり、都会にいながらリゾート気分も味わえます。尖沙咀中心部からは少し東寄りの立地ですが、徒歩圏内にMTR紅磡(ホンハム)駅があり、周辺には香港歴史博物館や科学館などもあります。ホテルアイコンは「香港で最も快適さを感じられるホテル」を目指すと公式に謳われており、洗練されたサービスと設備で旅行者から高評価を得ています。尖沙咀でラグジュアリー過ぎない洒落たホテルをお探しなら有力な選択肢でしょう。
ペニンシュラ香港(The Peninsula Hong Kong)

ザ・ペニンシュラ香港は言わずと知れた香港を代表する超高級ホテルです。1928年創業という長い歴史を持ち、「東洋の貴婦人」とも称される伝統と格式を誇る老舗ホテルです。尖沙咀の中心部、スターフェリー乗り場近くに建ち、クラシカルな本館と近代的な高層タワー棟から成ります。
館内には一流レストランやバー、豪華スパ、そして屋上にヘリポートまでも備え、セレブやVIP御用達のサービスが充実しています。ペニンシュラと言えばロビーでのアフタヌーンティーも有名で、優雅な雰囲気を楽しもうと毎日多くの観光客が訪れます。客室からは香港島の摩天楼やハーバーの絶景を望め、まさに特別な滞在を約束してくれるホテルです。料金は最高級クラスですが、一生に一度は泊まりたい憧れのホテルとして香港旅行のハイライトに選ぶ方もいます。
ローズウッド香港(Rosewood Hong Kong)

ローズウッド香港は2019年に尖沙咀のウォーターフロントに開業した超高層ラグジュアリーホテルです。全65階建て、客室数413室を擁し、ローズウッドグループのフラッグシップ(旗艦)ホテルとして位置づけられています。ブランドの本拠地である香港に満を持して誕生したこのホテルは、最新のラグジュアリーホテルの粋を集めた存在とも評されます。
多くの客室は床から天井までの大きな窓を持ち、ビクトリアハーバーと香港島の摩天楼を一望する素晴らしい眺望を楽しめます。内装はNYの有名デザイナー、トニー・チー氏による洗練されたコンテンポラリースタイルで、最新設備の快適さとオールド香港の優雅さが融合した空間です。館内にはミシュラン星獲得のレストランを含む8つものダイニング、充実のスパ・フィットネス施設があり、「ホテル内で全てが完結する」ような贅沢な滞在が可能です。
ローズウッド香港は開業から間もないこともあり施設が非常に新しく豪華で、ペニンシュラなどと並び香港最高峰のホテルの一つに数えられます。最新の豪華ホテルで特別な時間を過ごしたい方にはぴったりでしょう。
旺角(モンコック)の下町感と活気
旺角(Mong Kok)は尖沙咀の北に位置するエリアで、香港一人口密度が高いとも言われるエネルギッシュな街です。通りには看板がぎっしりと突き出し、安価な衣料品や雑貨を売る露店、市場、ローカル食堂がひしめいています。旺角と言えば女人街(レディースマーケット)や金魚街、スニーカー街といった個性的なストリートマーケットが有名で、毎日多くの買い物客と観光客でごった返します。
旺角の魅力は何と言ってもディープな下町感と活気です。高級ブランド店が立ち並ぶ尖沙咀とは対照的に、旺角では地元密着型の露店や安売り店が軒を連ね、香港庶民の生活を垣間見ることができます。狭い路地に所狭しと商品が並び、人いきれと叫び声が飛び交う様子は、まさに映画で見る香港そのもの。B級グルメの屋台やローカル食堂も多く、気取らない食べ歩きが楽しめるエリアです。「とにかく香港らしいカオスを味わいたい!」という方には旺角ほど面白い場所はないでしょう。
一方、旺角は深夜まで人出が絶えず雑然としているため、喧騒が苦手な方には落ち着かないかもしれません。また裏通りはかなり雑多で夜遅くは薄暗い場所もあるため、女性の夜間の一人歩きなどはメイン通りを選ぶと安心です(※繁華街ゆえスリなど軽犯罪も発生しやすいので注意)。そうした点を踏まえても、旺角の熱気とカオスは香港旅行で一度は体験してほしい魅力です。
旺角で泊まるなら?おすすめホテル
旺角エリアで評価の高いホテルをピックアップします。旺角は下町ではありますが主要エリアだけに設備の良いホテルも揃っています。
コーディス香港アット ランガム プレイス (香港康得思酒店) (Cordis, Hong Kong)

コーディス香港(Cordis, Hong Kong)は旺角の中心部にそびえる5つ星高級ホテルです。旧称「ランガムプレイスホテル」で、地上42階建て・全665室という旺角随一の高層ホテルとして知られます。旺角駅と大型商業施設「ランガムプレイス」に直結しており、ショッピングやMTR利用にも大変便利な立地です。空港からも車で約30分、エアポートエクスプレス利用なら乗換含め約1時間で到着します。
館内はモダンで洗練されたデザインが特徴で、ロビーには豪華なシャンデリアが輝き5つ星ホテルらしい高級感です。客室は機能性の高い造りで、無料Wi-Fiや充実したデジタル設備を備え、香港の街並みを一望できる大きな窓が魅力です。高層階からは九龍半島のパノラマビューが楽しめ、夜景も抜群です。
サービス面でも評価が高く、コンシェルジュ経由で旺角の市場ツアーに参加できたり、朝にはプールサイドで太極拳クラスが開催されたりと、香港文化を体験できる独自プログラムも提供しています。キッズ向けサービスも充実しており、家族連れにも好評です。大型ホテルだけに施設も一通り揃い、スパ、屋上プール、複数のレストラン&バーで滞在を満喫できます。旺角の喧騒に一歩出れば浸りつつ、ホテル内では静かな安らぎを味わえる贅沢な空間です。
ロイヤルプラザホテル(Royal Plaza Hotel Hong Kong)

ロイヤルプラザホテルは旺角エリアに位置する大型4つ星ホテルです。MTR旺角東駅に直結し、大型ショッピングモール「MOKO(新世紀廣場)」に隣接する抜群の利便性を誇ります。繁華街の中心にありながら館内は落ち着いた雰囲気で、日本人旅行者にも人気のホテルです。
特筆すべきは香港のホテルとしては客室が広めである点です。スタンダードな部屋でも30㎡前後あり、グループや家族利用ではエキストラベッドを入れても余裕があります。インテリアはモダンかつ機能的で、清潔感もしっかり。プールやフィットネス施設も充実しており、中級ホテルながら設備面での満足度は高いです。
ロイヤルプラザホテルは価格と快適さのバランスが良いコスパ優秀ホテルとして知られています。旺角の中心にあり、女人街や廟街ナイトマーケットへも徒歩や一駅でアクセス可能なので、買い物・食べ歩き派には最適です。直結モールにはスーパーやフードコートもあって何かと便利。手頃な価格帯で旺角エリアに泊まりたいなら、まず候補に入るホテルでしょう。
ザ キンバリー ホテル 香港(The Kimberley Hotel Hong Kong)

ザ・キンバリーホテルは尖沙咀と佐敦のちょうど中間あたりに位置する老舗4つ星ホテルです。九龍半島中心部の金巴利道(キンバリーロード)沿いにあり、MTR尖沙咀駅から徒歩5分、佐敦駅からも徒歩圏内という絶好の立地が魅力です。周囲にはショッピングモールやレストランが立ち並び、買い物や食事に便利な環境です。
客室は20㎡前後からと香港の同価格帯ホテルに比べやや広めで、3名・4名での利用にも対応できる部屋タイプがあります。設備面ではやや年季を感じる部分もありますが、その分リーズナブルな料金設定で中級ホテルとしてコストパフォーマンス良好です。無料Wi-Fiや日本式のコンセント対応、バスタブ付きの部屋もあり、日本人にも使い勝手が良いとの評判です。
何よりキンバリーホテルは「尖沙咀のピン(超高級)とキリ(激安ゲストハウス)の中間」として、手頃だけど安心・快適に泊まりたい旅行者におすすめされています。尖沙咀ど真ん中の便利さを享受しつつ、宿泊費を抑えたい方にはピッタリでしょう。ホテルから少し歩けば重慶大廈(チョンキンマンション)なども近いですが、「ピンは予算外だけどキリは避けたい」という場合にキンバリーは有力な選択肢となります。
佐敦(ジョーダン)の魅力
佐敦(ジョーダン)は尖沙咀のすぐ北隣に位置するエリアで、ネイザンロード沿いの繁華街の一部です。尖沙咀ほど観光客向けではなくローカル色が強い雰囲気で、雑貨店や庶民的な食堂、市場が軒を連ねています。特に有名なのが佐敦エリアで毎晩開催される廟街(テンプルストリート)ナイトマーケットです。占いや屋台飯が並ぶ香港独特の夜市文化を体験でき、観光客にも人気のスポットになっています。
佐敦の街自体は尖沙咀から徒歩圏内ですが、観光客の姿はやや減り、地元の人々の生活感が感じられます。庶民的な茶餐廳(チャーチャンテーン)で香港B級グルメを味わったり、ローカル市場で雑多な雰囲気を楽しんだりと、「地元の香港」に触れたい人には面白いエリアでしょう。尖沙咀や旺角のようなブランド店はありませんが、その分物価も安めで、ディープな香港グルメがリーズナブルに楽しめます。
一方、廟街などはスリや置き引きが比較的多発するとも言われるエリアなので(観光客が多く集まるため)財布の管理など注意は必要です。夜市自体も遅くまで賑わいますが、人通りの少ない裏路地には近寄らない方が無難でしょう。総じて佐敦は、尖沙咀の便利さと旺角のローカル感の中間のようなエリアで、アクセスの良さとローカル体験を両立したい人に向いています。
佐敦で人気のホテル
佐敦エリアで旅行者に人気のホテルを紹介します。
イートン香港(Eaton HK)

イートンHK(香港逸東ホテル)はネイザンロード沿い、佐敦駅から徒歩数分の場所にある4つ星ホテルです。近年リニューアルを経ておしゃれなライフスタイルホテルとして生まれ変わり、ロビーや共有スペースにはモダンアートが飾られる洗練された雰囲気です。客室はコンパクトながら機能的で清潔感があり、若者やカップルから評判を得ています。
イートンHKの魅力はデザイン性の高さと立地の良さです。佐敦のナイトマーケット(廟街)へは徒歩圏内で、尖沙咀方面へも歩いて行ける便利な場所にあります。ホテル自体にレストランやバーも充実しており、地元の食文化を発信するフードホール「ホールイートン」などユニークな試みも見られます。料金も中級ホテルとしては手頃で、「安定の4つ星」として安心して滞在できるでしょう。
若者や女性旅行者に人気という声もあり、セキュリティ面もしっかりしているので一人旅でも安心感があります。旅慣れた人にも評価が高い佐敦のデザインホテル、それがイートンHKです。
ザ ソールズベリー – YMCA オブ香港 (The Salisbury YMCA of Hong Kong)

ザ・ソールズベリー(香港YMCA)は尖沙咀に位置するホテルですが、その立地と価格帯から佐敦や尖沙咀エリアの人気ホテルの一つです。尖沙咀のスターフェリー乗り場にほど近い一等地にあり、隣はペニンシュラ香港というまさに絶好のロケーションです。それでいて高級ホテルではなくキリスト教青年会(YMCA)運営の宿泊施設のため、同エリアの他ホテルに比べ比較的リーズナブルな料金設定となっています。
とはいえ施設・サービス水準は通常のホテルと遜色なく、客室からビクトリアハーバーの絶景を望める部屋も多数あります。プールやジムも併設され、館内レストランも利用可能です。家族連れや学生旅行でも利用しやすく、日本人からの口コミでも「立地の割にコスパが良い」「景色が素晴らしい」と高評価です。
重厚な高級ホテルとはまた違った意味で安心感があり、スタッフもフレンドリーでアットホームな雰囲気があります。「眺めの良いホテルに泊まりたいが予算は抑えたい」という方には理想的な選択肢でしょう。尖沙咀駅から徒歩数分という便利さで、市内観光の拠点としても申し分ありません。
深水埗(シャムスイポー)の庶民的な魅力
深水埗(Sham Shui Po)は九龍の北西部にある下町エリアで、観光地化されていないディープな香港の日常を感じられる場所です。電子部品や布の専門街が集まり、屋台や茶餐廳(チャーチャンテン)では煲仔飯や臭豆腐などのローカルグルメが味わえます。最近ではカフェや雑貨店も増え、昔ながらの街並みと新しいカルチャーが共存する注目の地域です。
深水埗で泊まるメリット・デメリット
宿泊施設は少なく、ゲストハウスや小規模ホテルが中心ですが、その分価格が手頃で長期滞在にも向いています。物価が安く、地元市場で食や買い物を楽しめるのも魅力です。一方で観光中心地まではMTRで20分ほどかかり、夜は人通りが減るため女性の一人歩きは注意が必要です。
総じて、深水埗は香港の素顔に触れたいリピーターや旅慣れた旅行者向けのエリアと言えるでしょう。
香港島エリアの魅力と特徴
続いて香港島エリアに目を向けましょう。香港島側はビジネスの中心地であり、同時に都会的な観光名所も多いエリアです。高級ホテルの数も九龍より多く、滞在エリアとしては「便利で洗練された滞在」を求める方に人気です。
香港島北側の中環〜湾仔〜銅鑼湾にかけては高層ビルが林立し、金融街・オフィス街が広がっています。裏を返せば夜や週末になるとオフィス街は静かになるため、ビジネス利用でなくとも意外と快適に過ごせる面もあります。また、香港島にはヴィクトリア・ピーク(山頂)をはじめ絶景スポットも多く、香港観光には欠かせない地域です。
エリアごとに雰囲気が異なるのも香港島側の特徴です。たとえば中環(セントラル)は文字通り香港の中心で高級感と利便性が抜群ですが、そのすぐ西隣の上環(ションワン)に行くと古い街並みや漢方・乾物問屋が並ぶ一画があり、レトロな香港が感じられます。さらにその西の西営盤(サイインプン)は近年カフェやアートスポットが増えた注目エリアです。一方で中環の南側の蘭桂坊(ランカイフォン)に足を踏み入れれば、夜ごとに外国人や若者でごった返すバー街となり、眠らないナイトライフスポットが展開します。
このように香港島は、エリアにより表情がめまぐるしく変わる面白さがあります。近代的な都市美と昔ながらの香港が同居する香港島で、自分好みのエリアを見つけるのも旅の醍醐味でしょう。
中環(セントラル)の高級感と利便性
中環(Central)は香港島の北部中央に位置し、香港全体の中枢とも言えるエリアです。政府機関や大企業のオフィスが集まり、香港を代表するビジネス街として常に活気に満ちています。高級ブランドショップやミシュラン星付きレストランも軒を連ね、街全体に洗練された高級感が漂います。
交通アクセスの利便性は香港随一で、地下鉄MTR各線、トラム(路面電車)、フェリー、バス、すべての交通手段が集中しています。中でも、中環と対岸の尖沙咀を結ぶスターフェリーは香港の象徴的存在で、乗船5〜10分で移動できる上に美しい港の景色を楽しめる人気の移動手段です。また中環からヴィクトリア・ピークへはピークトラムで直行でき、香港屈指の観光スポットに簡単にアクセス可能です。
観光面でも見どころが多く、歴史的建造物をリノベした複合施設大館(Tai Kwun)ではアートやグルメが楽しめ、緑豊かな香港公園は都会のオアシスとして憩いの場になっています。古くからの寺院文武廟もあり、超高層ビル群の間で香港の伝統を感じることもできます。
夜になれば高層ビルの夜景が輝き、昼とは違った表情を見せます。中環には世界的に有名な高級ホテルも集まっており、ビジネス客から観光客まで幅広く支持されています。洗練された都会ステイを求めるなら、中環はまさにうってつけのエリアでしょう。
中環で泊まるなら?おすすめホテル
中環エリアで特に人気の高いホテルをご紹介します。
アイランド シャングリラ (港島香格里拉大酒店) (Island Shangri-La Hong Kong)

アイランド・シャングリラは中環(厳密には金鐘=アドミラルティ)に位置する香港を代表する5つ星ホテルです。高級ホテルチェーン「シャングリラ」の香港島フラッグシップであり、豪華さとサービスの質で定評があります。香港公園に隣接するランドマーク的高層ビル「パシフィックプレイス」内に入っており、位置的にも中環・金鐘の中心にあって観光・ビジネス双方に便利です。
アイランドシャングリラといえば、館内の大きな吹き抜けと壁面アートが有名です。なんと16階分吹き抜けのアトリウムに、ヨーロッパ庭園を描いた有名な巨大絵画(世界最大級の中国絵画と言われます)が飾られており、エレベーターで昇る際にその全貌を目にできます。客室はクラシカルなヨーロピアン調でまとめられ、広々としてエレガント。高層階からはビクトリアハーバーの眺望も見事です。
レストランや設備の評価も高く、ミシュラン星獲得の広東料理店「夏宮(サマーパレス)」をはじめグルメも充実しています。屋外プールや豪華なスパ、24時間営業のヘルスクラブなど付帯施設も申し分ありません。スタッフのホスピタリティも評判で、「さすがシャングリラ」と言わしめるホスピタリティを体験できるでしょう。格式ある5つ星ホテルで中環ステイを満喫したい方にぴったりの一軒です。
銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)の賑やかさ
銅鑼湾(Causeway Bay)は香港島屈指の繁華街であり、ショッピング天国として有名なエリアです。大型デパート(そごう・タイムズスクエアなど)から若者向けファッションビル、地元の市場街まで、多彩な買い物スポットが密集しています。香港有数の繁華街だけに週末ともなれば歩道が人で埋め尽くされるほど賑わい、「混雑」という点では旺角以上かもしれません。
銅鑼湾の魅力は何と言っても買い物と食の充実です。巨大ショッピングモールのタイムズスクエアやHysan Placeには最新ファッションやコスメが揃い、伝統のデパートそごう香港では日本製品も手に入ります。通りを歩けばストリートフードの露店から老舗の菓子店まで誘惑が多く、食べ歩きも楽しいでしょう。ビクトリア公園が近くにあり、買い物の合間に一息つける緑もあるのが嬉しい点です。
また銅鑼湾は夜遅くまで営業する店が多く、0時近くでもネオンが輝き人通りが絶えない活気があります。ナイトライフというほどではないですが、24時間営業のスーパーや深夜まで営業のレストランもあり、眠らない街といった様相です。交通はMTR銅鑼湾駅が中心ですが、香港島名物の2階建てトラムもエリア内を走っており、情緒ある風景を見ながら気軽に乗降できます。
銅鑼湾は「とにかく買い物三昧したい!」というショッピング好きに最適のエリアでしょう。反面、人混みが凄いのでゆったり静かに過ごしたい人には不向きかもしれません。しかし香港らしい賑やかさを味わいたいなら、銅鑼湾のエネルギッシュな雰囲気は外せません。
銅鑼湾で人気のホテル2選
銅鑼湾エリアのおすすめホテルを2つご紹介します。繁華街の中心に位置しながらサービスにも定評のあるホテルです。
ランソン プレイス香港 (Lanson Place Hotel)

ランソンプレイス香港は銅鑼湾の中心近くに佇むブティックホテルです。Small Luxury Hotels of the World(SLH)加盟の高級ブティックホテルで、全室スイート仕様のサービスアパートメント的な造りになっています。銅鑼湾の喧騒から一歩入った場所に位置し、賑やかなエリアにありながら静かで洗練された隠れ家のような雰囲気が魅力です。
客室はキッチンや電子レンジも備えたスタジオタイプが中心で、出張や長期滞在にも対応できる設備が整っています。インテリアはヨーロピアンテイストの優雅な雰囲気でまとめられ、広さも香港基準では十分ゆとりがあります。館内にはフィットネスジムやラウンジがあり、宿泊者は無料でランドリー設備も利用可能です。ホテルというより高級レジデンスに滞在しているような感覚で過ごせます。
銅鑼湾駅までは徒歩5分程度と近く、ヴィクトリア公園へも歩いて行けます。大通りから少し入った立地のため周囲は比較的静かで、喧騒を忘れて寛げるでしょう。「銅鑼湾の真ん中で優雅に過ごしたい」という方にはぴったりのホテルです。
ザ フレミング 香港 (The Fleming Hong Kong)

ザ・フレミングは湾仔エリア寄り(銅鑼湾との中間あたり)に位置するおしゃれなブティックホテルです。香港のレトロな世界観をコンセプトにリノベーションされたホテルで、館内の随所にスターフェリーやトラムなど香港らしい要素を取り入れたレトロシックなデザインが施されています。2017年に全面改装オープンし、以降インスタ映えするおしゃれホテルとして人気を博しています。
客室は中型規模ながら、真鍮やウッドを使ったヴィンテージ調の内装で統一され、スタイリッシュかつ居心地良い空間です。ベッドリネンやアメニティにもこだわりが感じられ、女性を中心に「写真に撮りたくなる可愛さ」と評判です。4つ星クラスの価格帯で比較的手頃に泊まれることもあり、カップル旅行や女子旅、一人旅にも人気があります。
立地はMTR湾仔駅から徒歩5分ほどで、周囲にはバーやレストランが多いエリアです。銅鑼湾の繁華街へも徒歩圏内なので、ショッピングにも困りません。観光でもビジネスでも動きやすく、おしゃれな滞在そのものを楽しみたい方にうってつけのホテルでしょう。「香港らしさ×モダンデザイン」を味わえる唯一無二の空間です。
湾仔(ワンチャイ)での過ごし方
湾仔(Wan Chai)は中環の東隣に位置するエリアで、香港島の中でも歴史とモダンが交錯する魅力的な地域です。かつて1960年代の映画『スージー・ウォンの世界』の舞台にもなったように、古くからの商業・歓楽街として栄えてきました。現在も一部に昔ながらのマーケットやローカル食堂が残る一方で、高層ビルや再開発された複合施設が立ち並び、新旧のコントラストが味わえます。
湾仔の見どころとしては、マーケット好きなら「湾仔マーケット(太原街周辺)」を訪れてみましょう。活気ある青空市場で、新鮮な果物や花、乾物などが所狭しと並びローカルな雰囲気満点です。近くには戦前の古い建物をリノベしたブルーハウス(藍屋)など歴史スポットも点在しています。一方、湾仔北側の海沿いには巨大コンベンションセンターがあり、香港ブックフェアなどイベント時には賑わいます。
また湾仔はグルメやナイトライフも充実しています。多国籍なレストランやバーが集まるStar Street周辺やShip Streetは、近年おしゃれな飲食店街として人気上昇中です。中環の蘭桂坊ほどカオスではありませんが、バーで夜更けまで過ごすなら湾仔も選択肢に入ります。庶民派と洗練が混在する湾仔で、昼はローカルフードに舌鼓を打ち夜はモダンなバーで一杯、なんて過ごし方も素敵です。
湾仔のおすすめホテル1選
湾仔エリアでおすすめのホテルを1つご紹介します。
ザ ハリ 香港(The Hari Hong Kong)

ザ・ハリ香港は2020年にオープンした比較的新しいラグジュアリーホテルです。湾仔と銅鑼湾の中間あたり、灣仔駅と銅鑼湾駅どちらからも徒歩圏内という便利なロケーションに位置します。210室を擁する5つ星規模のホテルで、香港の名門ハリレーラ財閥が手掛ける自社ブランドホテルとして注目されました。
館内はモダンで洗練されたデザインにまとめられ、客室もシックな色調で統一されたスタイリッシュ空間です。大きな窓からは湾仔〜銅鑼湾の高層ビル街を見渡せ、都会的な眺望が楽しめます。設備・アメニティも最新で高品質なものが揃えられており、「痒い所に手が届く」快適さです。
レストランはイタリアンと日本食ダイニングの2軒を併設し、高い評価を得ています。屋上には緑あふれるガーデンテラスが設けられ、都会の喧騒の中でホッと一息つけるスペースになっています。スタッフのサービスも洗練されており、まだ新しいホテルながらすでにリピーターも多いようです。湾仔と銅鑼湾どちらも徒歩で楽しめる立地で、観光・ショッピング派にもビジネス派にも便利なホテルです。
ザ・ハリは「グリティ・グラム(Gritty Glam)」をコンセプトに掲げており、地域の活気(gritty)と洗練された魅力(glam)を融合させたホテルと評されています。湾仔の持つローカルな雰囲気と高級ホテルの快適さ、その両方を体現するような滞在ができるでしょう。
上環(ションワン)の独特な雰囲気
上環(Sheung Wan)は中環の西隣にあり、古き良き香港の空気を今も残す下町エリアです。乾物や漢方を扱う老舗店が並び、干しアワビや乾燥海産物が吊るされた店先には香港らしい活気が漂います。
文武廟やキャットストリートなどの観光名所もあり、骨董品や雑貨を探す散歩も楽しいエリアです。近年はカフェやアートギャラリーが増え、伝統とモダンが共存する街として若者にも人気が高まっています。
また、上環駅にはマカオ行きフェリーターミナルが併設されており、日帰り観光にも便利。中環駅とも地下でつながっているため、アクセスの良さも魅力です。レトロと都会が交わる上環は、香港通に愛される個性派エリアです。
西営盤(サイインプン)と蘭桂坊(ランカイフォン)
西営盤(Sai Ying Pun)は上環のさらに西側に位置し、MTR延伸でアクセスが向上した注目エリアです。住宅街の中にカフェやギャラリーが点在し、ウォールアートの路地や週末マーケットが観光客にも人気。おしゃれでローカル感も残る“新しい香港”を感じられる街です。
一方、中環にある蘭桂坊(Lan Kwai Fong)は香港最大のナイトスポット。坂道沿いにバーやクラブが並び、夜になると世界中の旅行者で賑わいます。雰囲気は熱気に満ちていますが、深夜のスリや酔客には注意が必要です。
西営盤は昼のトレンド街、蘭桂坊は夜の遊び場――香港島の多彩な顔を体感できる、対照的で魅力的な2つのエリアです。
新界(ニューテリトリーズ)と周辺エリアの魅力
新界(ニューテリトリーズ)は九龍の北に広がる、香港最大の地域です。都市中心部から離れ、住宅地や自然が共存するのどかなエリアで、観光客は比較的少なめです。
見どころとしては、沙田(シャティン)の万仏寺や大型モール、西貢(サイクン)の美しい海辺と新鮮なシーフード、大埔(タイポー)の古い街並みや科学園などがあります。自然とローカル文化を感じられる点が魅力です。
宿泊面では、ハイアットリージェンシー沙田など郊外型の大型ホテルが点在し、都心より料金が抑えられる傾向があります。静かに過ごしたい方や長期滞在者にはおすすめですが、観光中心地まではやや時間がかかるため、初訪問の旅行者にはやや不向きです。
都会の喧騒を離れ、香港の自然や生活をゆったり体験したい方にはぴったりのエリアです。ハイキングや競馬観戦など、“もう一つの香港”を味わう旅を楽しめます。
香港ディズニーランド周辺に泊まるメリット

香港旅行のハイライトの一つとして香港ディズニーランドを計画している方も多いでしょう。そこで悩むのが「ディズニーランドへ行く日はどこに泊まるか?」という点です。選択肢としては、大きく(1)ディズニーランド直営ホテルに泊まるか、(2)ディズニーランド近隣エリア(大嶼島の東涌など)のホテルに泊まるか、もしくは(3)香港市街地から日帰りで行くか、の3通りがあります。それぞれメリット・デメリットがありますが、まずディズニー周辺に泊まるメリットから考えてみましょう。
最大のメリットは、やはり移動時間と体力の節約です。香港ディズニーランドは市街中心部からやや離れた大嶼島(ランタオ島)に位置し、公共交通機関でのアクセスは決して良くありません。空港には近いものの、空港から直接MTRがディズニーに通じておらず、一旦東涌駅や市街地を経由する必要があるため、意外と時間がかかります(公共交通なら空港から約1時間、市中心からも同程度)。そのため、朝から晩まで遊ぶとなると往復で疲労が大きいです。
ディズニーランド併設の直営ホテル(3つあります)に泊まれば、パークまで徒歩またはシャトルバスですぐ行けるので非常に楽です。閉園後の混雑するシャトルバスに乗らずに済み、歩いてホテルに戻れるのは大きなメリットでしょう。加えて、ホテルでディズニーキャラクターに会えたり、公式グッズが買えたりと終始ディズニー気分に浸れるのも直営ホテルならではの特典です。
直営ではありませんが、ディズニー至近の東涌(Tung Chung)駅周辺に泊まるのも人気です。東涌からはディズニー最寄りのSunny Bay駅までMTRで1駅(わずか5分)と至近距離なので、アクセスが非常にスムーズです。東涌エリアには「ノボテル・シティゲート香港」や「シェラトン香港トンチョン」などのホテルがあり、料金は直営より抑えめでコスパ重視ならこちらの選択も◎です。東涌は大型アウトレットモールやローカル食堂もあり、宿泊の利便性も高いです。筆者も費用節約のため東涌のホテルに最近はほぼ泊まっている、と紹介するブログ記事もあるほどメリットが多いエリアです。
このように、香港ディズニーランドへ行く予定がある方は、周辺のホテルに宿泊すると移動時間を短縮でき、パークを思いきり楽しめます。家族旅行や子連れ旅の場合は特に、閉園後すぐに休める点が大きな魅力です。一方で、ディズニー以外の観光やショッピングも楽しみたい方は、九龍や香港島エリアを拠点にすれば、都市の活気や夜景も満喫できます。旅行の目的に合わせて、バランスの取れたエリア選びを心がけましょう。
効率的に楽しむための移動手段と交通のポイント
香港旅行を快適に過ごすには、交通手段を上手に使いこなすことが大切です。コンパクトな街なので、移動を工夫すれば短い滞在でも効率よく観光できます。
● MTR(地下鉄):主要エリアを網羅し、速くて本数も多く、観光の移動の中心です。路線図は英語表記で案内も多言語対応。出口番号を調べておくと便利です。
● オクトパスカード:交通ICカード「八達通」はMTR・バス・フェリーなどで使え、コンビニや飲食店でも利用可能。空港到着時に購入し、滞在中はこれ1枚でOKです。
● トラム・フェリー:2階建てトラムは街並みを眺める観光にも最適。スターフェリーでは約10分の船旅で九龍と香港島を結び、海風と夜景を楽しめます。
● タクシー:初乗り約24HKDと手頃。荷物が多い時や深夜の移動に便利です。英語もある程度通じ、チップ不要で気軽に利用できます。
● バス:MTRで行けない場所も網羅。2階建てバスからの眺めは格別です。オクトパス対応で乗り換えも簡単です。
● 空港アクセス:空港から市内へはエアポートエクスプレスが最速(約24分)。時間を節約したい場合におすすめです。
坂道や階段も多いので、歩きやすい靴を用意して無理なく移動しましょう。香港では多彩な乗り物自体が観光の一部。オクトパスカード片手に、地下鉄・バス・フェリーを乗り継ぎながら街歩きを楽しんでください。
観光&ホテル選びQ&A:よくある疑問と回答
最後に、香港旅行のエリア選びやホテルに関して、旅行者からよく聞かれる質問とその回答をQ&A形式でまとめます。
Q1. 九龍と香港島、どちらが良い?
ショッピングやローカル文化を楽しみたいなら九龍、夜景や洗練された滞在を望むなら香港島がおすすめです。
Q2. 初めての香港、泊まるなら?
尖沙咀や中環など、交通が便利で観光地が集まるエリアが安心です。
Q3. 夜景を満喫できるホテルは?
ビクトリアハーバー沿いの尖沙咀の高級ホテルや、香港島の高層ホテルが絶景です。
Q4. ディズニーランドに行くなら?
直営ホテルまたは大嶼島の東涌エリアが便利。空港からも近く、家族旅行に最適です。
Q5. 香港のホテルは狭い?
はい。安価なホテルは特に部屋がコンパクトです。予約時に客室サイズを確認しましょう。
Q6. 治安は大丈夫?
香港は比較的安全ですが、繁華街ではスリに注意。基本的な防犯意識を持てば問題ありません。
まとめ・総括:自分に合った香港ホテルエリアを選ぼう

香港のエリア別ホテル事情について詳しくご紹介してきました。最後にポイントを整理すると、エリア選びがホテル満足度の鍵です。九龍エリアは活気ある街並みとローカル文化が魅力で、ショッピングやB級グルメを楽しみたい方にぴったり。一方、香港島は洗練された雰囲気と夜景が魅力で、快適なホテルステイを求める旅行者に向いています。どちらも個性豊かなので、旅の目的に合わせて選びましょう。また、香港は人気都市のためホテルが早く埋まりやすい傾向があります。旅行日程が決まったら早めの予約を心がけてください。本記事を参考に、自分に合ったエリアを見つけて、香港での滞在をより快適で特別なものにしてください。きっと、忘れられない思い出が待っています。

