
台湾は治安の良さで知られ、台北をはじめ夜遅くに女性が一人で歩いても安心な場所が多いことが魅力の海外です。
世界的な安全ランキングでも上位に入り、日本人にとって身近で過ごしやすい海外ですが、スリやぼったくり、交通マナーの違いなど、治安のうえでの注意は大事です。
また近年、一部報道で「台湾有事」などの言葉が聞かれるようになり、台湾旅行に治安の不安を感じている方も多いかと思います。
この記事では、台湾の治安状況や注意点、トラブル時の対処法をわかりやすくご紹介!九份や十分をはじめ、治安を気にせず旅行できる現地ガイドのおすすめツアー情報もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
台湾の治安は「良い」と言われる理由

台湾といえば、治安が良い国として広く知られている海外旅行先です。まず注目なのは、犯罪発生率の低さです。2024年の統計によると、台湾全土で報告された殺人事件は年間135件、強盗は82件と極めて少なく、暴力犯罪に巻き込まれるリスクは日本と同じか、もしくはそれ以上に低い水準にあります。
安全性は国際的にも高く評価されており、世界163カ国の平和度を測る「グローバル・ピース・インデックス」でも、台湾は40位に位置。高い平和状態にある国として評価されています。
また、台湾の人々は親日感情もとても良好で、日本の外務省からも「一般市民の対日感情は良好」と公表されています。台湾観光中に困っていると、現地の人が自然に声をかけて助けてくれる、といった体験談も多く寄せられており、また留学生や駐在員の間では「台湾の人は本当に親切」という声も定番です。
そして台湾の街の雰囲気や防犯体制にも注目です。台北などの都市部では夜間も人通りが多く、明るく賑やかなエリアが多いため、深夜でも一人歩きに不安を感じにくいです。台湾は公共空間への防犯カメラ設置数が非常に多く、犯罪の抑止力にもつながっています。
実際、台湾に長期滞在した日本人には「夜道を一人で歩いても怖い思いをしたことがない」と語る人もおり、治安面でも安心感が高いです。台湾は日本と同じくらいに安全に感じられる場面も多いので、海外旅行先を治安で悩んでいるなら、初めての海外旅行としてもおすすめできます。
ただし、台湾は安全な国だから何も心配いらない、と考えて油断するのはもちろん危険です。台湾観光を存分に楽しむためにも、最低限注意しておくべきトラブルはチェックしておくようにしてください。
台湾で注意すべき治安とトラブル対策

いくら台湾の治安が良いとはいえ、そこはやはり海外。日本とは異なる環境の中で、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
ここでは、台湾観光でとくに注意したい治安の悪いポイントと、トラブルを未然に防ぐための対策をご紹介します。
台湾ではスリや置き引きに注意
まず警戒したいのが、スリや置き引きといった旅行者をねらった軽犯罪です。とくに台北駅、西門町、九份や士林夜市といった人気観光地は、観光客が集中するためスリに狙われやすい場所なので注意が必要です。
また、台湾観光で人気の夜市も注意が必要で、混雑した夜市ではバッグから財布やスマホが抜き取られる事例もあり。
対策としてはリュックは背負わず前に抱える、カバンのファスナーに手を添える、貴重品はポケットではなく内側に入れるなど、基本的な防犯意識を徹底しましょう。
クレジットカードの不正利用を防ぐためにも、カード類の管理にも細心の注意が必要です。
台湾の交通事情に注意
治安の良い台湾ですが、交通事情には注意が必要です。とくに台湾では、歩行者より車やバイクが優先される風潮が根強く、青信号の横断歩道を渡っていても車が突っ込んでくることがあります。
2023年に台湾の道路交通管理処罰法が改正されて、歩行者を優先しなかった場合の罰金が厳しくなるなど、取り締まりが強化されているものの、それでも注意が必要。
とくに台湾はバイクの数が多く、歩道にも進入してくる場合があるので油断は禁物です。横断時は信号の色だけでなく左右確認を徹底し、無理な渡り方は避けましょう。
夜の女性の一人歩きに注意
女性の一人歩きや夜の外出時には、性的なトラブルへの備えも必要です。繁華街やナイトスポットでは、まれに高額請求やしつこい誘いに遭う可能性があります。
深夜の外出は避け、行動はなるべく複数人で。初対面の人と個人的に飲みに行く、誘われるまま見知らぬ場所に行くといった行動は控えましょう。
飲み物から目を離さない、知らない人から差し出されたものは口にしない、といった基本も大切です。
タクシーのぼったくりや詐欺
台湾の治安でとくに観光客が気をつけておきたいのが、ぼったくりや詐欺です。親しげに日本語で話しかけてくる人物が、不自然なほど親切だったり、商品を勧めてきたりした場合は要注意です。
とくに白タク・ぼったくりタクシーといった、非正規タクシーは一見すると区別がつきづらいことも注意点。タクシーは正規の会社を利用し、乗車時にメーターが稼働しているかを確認しましょう。
とくに台北観光で人気の九份・ランタン飛ばしが体験できることで有名な十分は、タクシーを利用して観光する場合は注意が必要。
混雑する観光地では、正規料金ではないタクシーもなかには存在するため、できればタクシーよりも現地のガイドツアーを利用することがおすすめです。
台湾観光で注意しておくべき安全対策
台湾観光でのトラブルを未然に防ぐためには、状況に応じた対策が大切です。ここでは台湾旅行中によくある場面を想定し、安全に行動するためのポイントを整理しました。
空港からホテル移動までは、ぼったくりタクシーに注意

空港に着いたらまず注意したいのが移動手段の確保です。桃園空港では、リムジンバスやMRT空港線が整備されており、移動はスムーズかつ安全です。
ここで注意したいのは、タクシーを利用する場合です。空港の公式乗り場から公認タクシーに乗車するのが鉄則です。車体に会社名や番号の表示がない「白タク」や、ぼったくりの客引きには決してついて行かないようにしましょう。
台湾到着が早朝や深夜になる場合は、送迎サービスを利用するとより安心でおすすめです。
荷物や貴重品から目を離さない
荷物の管理も油断は禁物です。とくに日本の感覚で旅行すると、つい目を離してしまいがちなのが荷物です。
両替中や移動の際にもスーツケースや手荷物から目を離さず、貴重品は常に身につけましょう。
とくにカフェやレストランでは、スマホをテーブルの上に置きっぱなしにして目を離す、といったことを日本の感覚でやってしまいがちです。スマホの紛失につながるのでご注意ください。
台湾観光中はスリに注意
人混みではリュックを前に抱える、バッグの開口部を自分の体側に向けるなど、スリ対策を徹底してください。
写真撮影や買い物に夢中になると隙が生まれやすいため、周囲への注意も忘れずに。見知らぬ人からの親切な申し出も、場合によっては警戒が必要です。
また台湾の夜市はにぎやかで魅力的なスポットですが、混雑によるスリ被害が多発するエリアでもあります。
ショッピング中もバッグの開閉をこまめに確認し、財布を出すときは周囲に気を配りましょう。
あわせて深夜の繁華街では、治安の雰囲気が日中と変わることもあるため、女性の一人歩きはなるべく控え、人通りの多い大通りを選んで移動がおすすめです。
もしトラブルに遭ってしまったら?緊急時の対処法
万一の事態に備え、冷静かつ迅速に行動できるよう、緊急時の基本的な対処法と連絡先を確認しておきましょう。
事件・盗難に遭ったら:警察への通報(110)
盗難や犯罪に巻き込まれた場合は、すぐに台湾の警察に通報しましょう。
台湾の緊急通報番号「110」は日本と同じで覚えやすく、最寄りの派出所に直接行くことも可能です。
盗難届を出せば保険請求や再発行手続きに必要な警察証明を取得できます。警察官は親切な対応をしてくれますが、日本語や英語が通じないこともあるため、簡単な中国語メモや翻訳アプリがあると役立ちます。
病気・事故・火災など:救急・消防(119)
病気やケガ、火災など緊急時には「119」に電話しましょう。英語や中国語での対応となりますが、もしも救急車を呼ぶ際は、現在地を正確に伝えるのがポイント。ホテル名や部屋番号まで伝えるとスムーズです。
パスポート紛失時は、日本台湾交流協会(大使館の代わり)へ連絡
台湾には日本大使館がないです。その代わりに、台湾には日本大使館に相当する「日本台湾交流協会」があり、台北と高雄に事務所があります。
パスポートの紛失時には「帰国のための渡航書」の発給を受ける必要があるため、まずは警察で紛失証明を取り、交流協会へ連絡しましょう。
クレジットカードの紛失・盗難にあった場合
カードを紛失または盗難されたら、すぐにカード会社に連絡し利用停止の手続きを。VISAやMastercardなどは24時間体制で緊急窓口を設けています。
通報が遅れると、カードを不正利用される可能性が高まるため、発覚次第すぐに対応することが重要です。
2025年から話題の「台湾有事」と旅行への影響

台湾の治安と聞いて、なかには台湾有事を思い浮かべて、心配される方もいるかと思います。
ここ数年「台湾有事」という言葉をニュースやSNSで目にする機会も増えました。台湾有事とは、台湾と中国の間に軍事的な緊張や衝突が発生する可能性を示すもので、2025年以降、国際政治の中で頻繁に取り上げられるようになっています。
中国と台湾の関係悪化や、アメリカ・日本を含む安全保障の議論があり、日本のメディアでも「台湾有事は日本有事」といった表現が使われるほど注目を集めています。
そのため、台湾観光を検討する際に、台湾有事と聞くと不安になるのは当然です。しかし実際のところ、台湾はあくまで平穏な日常を保っており、もちろん戦争や軍事衝突といった事態は一切発生していません。
外務省も台湾に対して特別な危険情報は出しておらず、通常通りの観光旅行が可能です。
現地の人々も落ち着いて日常を過ごしており、観光地や夜市、公共交通機関なども普段と変わらず活気にあふれています。
台湾の街を歩いても「緊張感」や「不安」は感じられず、台湾の人々も冷静で、観光客に対して温かく迎えてくれる姿勢に変わりはありません。
過度に恐れることなく、ただし情報収集と備えは怠らず、冷静に旅を楽しむことが大切です。
BUYMA TRAVELなら、現地事情に詳しいガイド付きツアーが利用できるので、さらに安心して観光を満喫することも可能です。
ツアーお申し込み前から、ガイドと日本語でチャットで無料相談もできるので、治安に不安がある場合は、旅行スケジュールを相談しながら、ツアーに参加することもおすすめです。
台湾の治安が心配なら、人気の九份・十分はツアー利用がおすすめ

台湾旅行で特に人気の観光地といえば、レトロな街並みが魅力の「九份」と、夜空にランタンが舞う幻想的な「十分」です。
どちらも台北近郊にあり、公共交通機関を使うと移動がやや複雑で、特に夜の時間帯は治安の不安がつきものです。そのため九份・十分の観光は、ツアーの利用が人気となっています。
BUYMA TRAVELの日本語ガイドが同行するプライベートツアーなら、九份・十分を1日で効率よく巡ることができ、夜の時間帯も安心して観光が楽しめます。
もちろん夕暮れの九份で風情ある街並みを散策し、十分では夜空に願いを込めたランタンを飛ばす体験が可能です。さらに、地元で人気の夜市に立ち寄るプランもあり、短時間で台湾の有名スポットを余すことなく楽しめます。
とくにBUYMA TRAVELには、他の旅行者と一緒になることがない、貸切タイプのプライベートツアーが充実しているので、他のお客さんと一緒にツアーを回る必要がないことが大きなポイント。
例えば、猫好きにはたまらない猫村(猴硐)プランや、海の奇岩で有名な野柳地質公園プランなど、クルーズにおすすめの基隆港プランなど、自分好みにカスタマイズしたオリジナル観光プランも可能です。
出発時間も調整できるため、昼はゆっくり台北で過ごし、夕方から九份・十分を回る“夜の台湾”を満喫するスケジュールも自由に組めます。
夜間の移動や慣れない土地での乗り換えに不安を感じる方でも、日本語ガイドが車で案内してくれるため安全かつ快適に観光を楽しめると利用者からも好評。
「治安が気になるけど、九份や十分には行ってみたい」という方こそ、安心感と自由度を両立できるBUYMA TRAVELのツアー利用をぜひ検討してみてください。
さいごに

台湾は世界的にも治安が良く、日本人旅行者にとって安心して過ごせる旅行先です。
夜間でも女性が一人で歩けるエリアが多く、親日的でフレンドリーな国民性も、旅行者にとって大きな安心材料です。
ただし、安全といっても「何もしなくても大丈夫」というわけではなく、スリや詐欺といったトラブルの可能性はゼロではないので、冷静に対応できるよう心構えをしておくことが大切です。
しっかり備えて、安全に楽しい台湾旅行を楽しんでもらえたらと思います。



