
バンコクから車で約2時間、チャチューンサオ県のラット島に建つワット プッタ プロムマヤーンは、フェリーで川に浮かぶ小島に渡ってはじめて入れる離島の寺院です。
ワット プッタ プロムマヤーンは、近年SNSで注目を集めているチャチューンサオの新しい寺院で、フェリーに乗らなければたどり着けない小島に、鏡とガラスで輝く礼拝堂が建っています。
タイといえば黄金の寺院に仏像ですが、ワット プッタ プロムマヤーンはガラスに輝く白と銀の色合いが大きな特徴で、タイの銀閣寺、ガラス寺とも呼ばれています。
この記事では、最近話題を集めているワット プッタ プロムマヤーンの見どころや、アクセス方法、現地ツアーを利用した観光方法まで詳しくご紹介します。似た名前のスポットと混同されやすい場所で、たどり着けなかったという声もあるので、ぜひ参考にしてください。
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ガラスで飾られた礼拝堂が立つ離島の寺院「ワット プッタ プロムマヤーン」とは?

ワット プッタ プロムマヤーン(Wat Phuttha Prommayan)は、チャチューンサオ県クロンクアン郡にある仏教寺院です。バーンパコン川の中州である「ラット島」に位置していて、フェリーでしかアクセスできません。
2017年ごろから整備が始まった比較的新しい寺院で、境内の中心にはガラスや鏡で装飾された礼拝堂が建っており、近年SNSで鏡張りの絶景寺院として注目を集めたことから観光客が急増中。

本堂の内側と外側には無数のガラス鏡のモザイクが施されており、反射した光が美しく輝く幻想的な空間になっています。白と銀でまとめられた寺院が川面に映る光景は、タイの他の寺院では見られない独特の景色です。
バンコクから日帰りで観光もでき、フェリー料金(往復20バーツ)以外の入場料は無料です。タイのパワースポットとして有名な巨大なピンクガネーシャから場所が近いので、あわせて観光するルートが人気になっています。
寺院のはじまりは、現住職のプラ・パラット・エッカラック・パンヤカモ僧侶が、この地を訪れた際に「この土地を美しい寺院に発展させたい」と祈願したことが始まりとされています。白とガラスを基調とした建築様式は、ウタイターニー県にあるワット・ター・スンの「ガラスの御堂」の系譜を受け継いだものです。
名前が似た「ワット・パー・プロムヤーン」と間違えないよう注意
「ワット プッタ プロムマヤーン」について調べると、「ワット・パー・プロムヤーン(Wat Pa Phromyan)」という、名前がよく似た別の寺院発見することがあります。こちらも同じチャチューンサオ県にある寺院ですが、まったく別のスポットです。
ワット・パー・プロムヤーンは、昼間は白い仏像が日没後に緑色に光る演出で知られており、夜間も公開されている寺院です。ラット島にあるわけでなく、フェリーも不要です。
ガラス張りの寺院は、ラット島の「ワット プッタ プロムマヤーン」です。観光する前は、寺院の名前・所在地・アクセス方法を必ず確認してから向かいましょう。
寺院の見どころ3選!ガラスと光が織りなす圧巻の空間を楽しもう!
プラ・ウボソット・ケオ(ガラスの礼拝堂)

境内でもっとも目を引くのが、「プラ・ウボソット・ケオ(Phra Ubosot Kaeo)」と呼ばれるガラスの礼拝堂です。壁から柱まで、表面が細かな鏡のモザイクで覆われており、太陽光が当たると全体が白くきらめきます。

内部には涅槃相の仏像「プラ・ウィスッティテープ・ソムデット・オン・パトム」が安置されており、空間全体が光と反射で満たされています。
礼拝堂の上階を見学する際は、靴下の着用がルールとなっています。素足やサンダルで訪れた場合も、入口付近で靴下(1足10バーツ)を購入できます。
なお、礼拝堂の白い外壁は午後になると逆光になりやすく、写真がやや撮りにくくなります。午前中は光が正面から当たり、白い建物が映える時間帯となり、週末は地元参拝客でにぎわうので、静かに見て回りたい方は平日の午前中の観光がおすすめです。
- 入場料:無料
- 撮影:可(境内どこでも可)
- 注意:上階の見学には靴下の着用が必要(入口で購入可・1足20バーツ)
ティップウィマン・ボート(天界の船)
礼拝堂のすぐ隣に建つ「ティップウィマン・ボート(Thip Wiman Boat)」は、船の形をした2階建ての建物です。外壁は真珠のような白い色調でガラス装飾が施されており、境内の中でも存在感があります。
内部にはプラ・ウィスッティテープとヤマ神が安置されています。階段を上って2階に上がると船首からバーンパコン川を見渡すことができ、川の流れと木々を静かに眺める場所になっています。混雑していない時間帯に訪れると、ゆっくりと川の景色を楽しめます。
サラ・ウィハン・ケオと境内の散策

島に上陸して最初に目に入るのが「サラ・ウィハン・ケオ(Sala Wihan Kaeo)」と呼ばれる白い水辺の楼閣です。宗教儀式や功徳を積むための集会所として使われており、内部に仏像が安置されています。
境内には大きな木々が立ち並び、暑い日でも日陰を歩ける場所があります。礼拝堂・天界の船・楼閣の3スポットを含めて一通り見て回るのに、1時間〜1時間30分ほどが目安です。
島内には小さなコーヒーショップもあり、暑い日の休憩に便利です。フェリーの往復チケットを持参すると、ドリンクを5バーツ割引で注文できます。
寺院にはフェリーで渡る!船着き場でのチケット購入とフェリー乗船の流れ

ワット プッタ プロムマヤーンは道路でのアクセス方法がなく、必ずフェリーを使います。そのため、観光する際はまず対岸の「ワット プッタ プロムマヤーン船着き場」の駐車場に向かいます。
駐車場の脇にフェリーのチケット販売所があり、ここで往復チケット(20バーツ/1人)を購入します。フェリーは小型のモーターボートで、所要時間は3〜5分ほどです。
川幅はそれなりにあり、渡航中は白い建物が少しずつ近づいてくる様子が楽しめます。特に午前中は礼拝堂の白い壁に光が当たり、川の対岸から見た印象が良い時間帯です。チケットは参拝後も捨てずに持っておきましょう。帰りも同じ船着き場からフェリーに乗ります。
フェリーの運行時間は、寺院を観光できる時間(毎日おおむね08:00~17:00ごろ)に合わせており、最終便は閉門時刻の少し前になります。遅い時間に渡ると帰りのフェリーがなくなる可能性があるので、余裕を持って観光することがおすすめです。
なお、以前は寺院の観光が週末・祝日のみ公開だった時期もあり、寺院の観光できる時間帯はたびたび変更されています。SNSで人気がでてからは平日を含めた毎日の観光が可能になっていますが、参拝できる時間帯に変更がないかどうか、観光前に寺院の公式Facebookページなどで最新のスケジュールを確認しておくと安心です。
参拝時の服装と注意点
参拝時は肩と膝を隠す服装が基本です。タンクトップやショートパンツの場合は入場できないことがあります。そのため、薄手の長袖や大きめのスカーフを1枚持っておくと対応しやすいです。
礼拝堂の上階見学時には靴下の着用が必要です(入口で購入可)。境内でのマナーは他の仏教寺院と同様で、僧侶の方への礼儀・仏像への敬意を忘れずに行動が必要です。また、境内には一部整備中のエリアもありますが、主要な参拝エリアは開放されています。
バンコクからの行き方!個人でのアクセスは難しくツアーがおすすめ

バンコク市内からはワット プッタ プロムマヤーンまでは、車で約1時間30分〜2時間、公共交通機関を乗り継ぐ場合は2時間30分〜3時間ほどが目安です。車やバスで最寄りの船着き場まで移動して、フェリーで寺院に渡ります。
公共交通を使うルートは、バス・ソンテウ・トゥクトゥクと3回の乗り継ぎが発生し、いずれの区間でもタイ語でのやり取りが必要になります。また、チャチューンサオは郊外エリアのため、現地で流しのタクシーやトゥクトゥクを帰りに確保するのが難しく、帰りのルートを確保しておくことも必要です。
ワット プッタ プロムマヤーンは、個人で旅行するには移動のハードルが高いスポットなので、基本的にはバンコクから日帰り観光するなら、日本語ガイドによる現地ツアーの利用がおすすめです。
BUYMA TRAVELでは、ワット プッタ プロムマヤーンとチャチューンサオの人気スポット「ピンクガネーシャ」をあわせて巡る半日ツアーが人気です。
午前中にバンコク市内を出発して、ワット・プッタ・プロムマヤーンとピンクガネーシャをたっぷり観光して、お昼過ぎにはバンコクに戻ってくることができます。
バンコク市内のホテルまたはBTSサイアム駅からの出発で、日本語ガイドが参拝方法やマナーも案内してくれるため、初めてのタイ旅行でも安心して参加できます。
- ツアー内容:ワット プッタ プロムマヤーン+ピンクガネーシャ(ワット・サマーン・ラッタナーラーム)を巡る半日ツアー
- 所要時間:約6時間
- 含まれるもの:日本語ガイド・ドライバー・車両・高速道路代・入場料・ボート代
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ワット プッタ プロムマヤーン(Wat Phuttha Prommayan/別名:ピッチャラーム) |
| 所在地 | タイ・チャチューンサオ県クロンクアン郡バーンタラート地区(ラット島) |
| 公開時間 | 毎日08:00~17:00 |
| フェリー料金 | 往復20バーツ(1人) |
| 入場料 | 無料 |
| 所要時間(境内) | 1〜1.5時間 |
| 駐車場 | 船着き場脇に無料あり |
※公開時間・料金は変更される場合があります。訪問前に最新情報をご確認いただくか、バイマトラベルのツアーガイドまでご確認ください。
- 服装:肩・膝を隠すこと
- 持ち物:水分補給用の飲み物、日焼け止め、帽子、雨具(スコール対策)、靴下(上階見学用)
- ベストタイム:平日午前9〜11時ごろ
- 境内には一部整備中のエリアあり。主要参拝エリアは開放中
周辺のおすすめスポット
チャチューンサオまで足を延ばすなら、ワット プッタ プロムマヤーンだけでなく、周辺の人気スポットもあわせて訪れるのがおすすめです。
移動時間の目安とあわせて、おすすめの周辺スポットをご紹介します。
ピンクのガネーシャ(ワット・サマーン・ラッタナーラーム)

ワット プッタ プロムマヤーンから車で約20分の場所にある、チャチューンサオを代表するパワースポットです。祈願が「通常の3倍の速さ」で叶うとされる寝そべった姿のピンクのガネーシャ像が本堂に安置されており、日本人観光客からの人気も高いスポットです。
境内にはガネーシャにまつわる縁起物やお供え物の売店も並び、参拝作法を体験しながら写真映えする一枚も撮影できます。ワット プッタ プロムマヤーンと合わせて回るモデルコースとして最も定番の組み合わせです。
ピンクガネーシャまでの行き方については、以下の記事でも詳細をご紹介しています。
クロンクアン・ガネーシャ公園

ワット プッタ プロムマヤーンから車で約15〜20分の距離にある、バーンパコン川沿いの公園です。ピンクのガネーシャとは対照的に、こちらは直立した姿の巨大なブロンズ製ガネーシャ像(台座を含め高さ約39m)が公園の中央にそびえ立っていて、周りに遮るものがないので圧倒的な迫力があります。
像は854個のブロンズパーツで組み立てられ、4本の手にはバナナやマンゴーなど農作物が握られているのも特徴です。寺院ではなく県立公園のため、ガネーシャ像そのものの大きさとフォトジェニックさをじっくり楽しみたい方に向いています。入場は無料です。
ピンクのガネーシャとは異なるスケール感を楽しめる、まだ知る人ぞ知る穴場スポットでもあります。
バンクラー水上マーケット
ランチや散策を楽しみたいなら、レトロな雰囲気が漂う市場エリアもおすすめです。バンクラー水上マーケットは地元の人向けの素朴な水上マーケットで、ボートに乗りながら買い物や食事を楽しめるのが魅力です。
いわゆる観光客向けの水上マーケットというよりは、ローカルの雰囲気がたっぷりで、ガラス寺院やガネーシャ巡りとは違い、昔ながらのタイの生活文化を感じられる散策スポットです。
さいごに

ワット プッタ プロムマヤーンは、フェリーで川を渡るという体験も含めて旅の思い出になる、タイならではのスポットです。ガラスと鏡で飾られた礼拝堂は、タイの他の寺院とは一線を画す独特の空間で、写真映えと参拝の両方が楽しめます。
一方で、個人旅行でのアクセスは乗り継ぎや帰りの交通手段の確保など準備すべきことが多いのも事実です。移動の手間を省いて効率よくチャチューンサオを楽しみたい方は、ピンクガネーシャとあわせて巡れる日本語ガイド付きの半日ツアーも検討してみてください。
バイマトラベルでは、バンコク旅行に利用したい現地ツアーを多数掲載しています。移動や観光がセットになった人気のツアー情報は、公式サイトをチェックしてみてください。



