ハノイ旧市街おすすめ観光スポット!通りの歩き方・シクロ体験・グルメを徹底解説

ハノイ旧市街は1,000年以上の歴史が今も生きているエリアで、ホアンキエム湖・水上人形劇・36通り・屋台グルメなど、ハノイ観光の見どころが詰まったスポットです。ただ、路地が複雑で迷子になりやすく、シクロのぼったくりトラブルや、どの通りを歩けばいいのかわからないといった声も少なくありません。

この記事では、旧市街の基本情報・通りごとの歩き方・定番スポット・食べ歩きグルメ・シクロ体験のぼったくり対策までご紹介!現地ガイドとのネットワークを持つバイマトラベル編集部が、「ハノイ旧市街ってどんな場所?」「どの通りを歩けばいいの?」「屋台グルメはどこで食べればいい?」など、はじめてハノイを訪れる際に気になる情報をご紹介します。

ハノイ旧市街をより深く楽しむなら、移動と観光がセットになった日本語ガイド付きツアーを利用する方法もおすすめです。BUYMA TRAVELではハノイの現地ツアーをまとめて確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

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  1. ハノイ旧市街とはどんな場所?基本情報と特徴
  2. チューブハウスが作り出す独特な街並みが見どころ
  3. ハノイの気候と旧市街観光のベストシーズン
  4. 旧市街の通りごとの歩き方ガイド|どこを歩けばいいの?
    1. 旧市街南エリア(ホアンキエム湖周辺)|観光の起点
    2. 旧市街中心エリア|昼は写真映え、夜は別世界
    3. 旧市街北エリア|ドンスアン市場と素朴な町並み
  5. 定番おすすめ観光スポット8選
    1. ① ホアンキエム湖と玉山祠(ゴックソン祠)
    2. ② ハノイ大教会(セント・ジョセフ大聖堂)
    3. ③ マーマイの家(旧家保存館)
    4. ④ 東河門(ドンハー門)
    5. ⑤ バックマー祠(白馬最霊祠)
    6. ⑥ タンロン水上人形劇場
    7. ⑦ ドンスアン市場
    8. ⑧ ハンマー通り(祭事品通り)
  6. 旧市街グルメ完全ガイド|食べ歩き・屋台・名物料理
    1. フォー(Phở)|ハノイが「本場」の牛肉麺
    2. ブン・チャー(Bún Chả)|オバマ元大統領も食べたハノイ名物
    3. エッグコーヒー|ハノイ発祥の名物コーヒー
    4. 旧市街の食べ歩き屋台グルメ
    5. ビアホイ(Bia Hơi)|ハノイ最安の生ビール体験
  7. 時間帯別・旧市街の最適な歩き方モデルプラン
    1. 午前(6:00〜11:00)|涼しい時間帯に観光スポットを回る
    2. 昼間(11:00〜16:00)|屋内で過ごしながら観光
    3. 夕方〜夜(16:00〜23:00)|旧市街がもっとも輝く時間帯
  8. ハノイ旧市街の行き方・アクセス方法
    1. 旧市街内の移動
  9. シクロ体験を楽しもう|料金・楽しみ方・ぼったくり対策
    1. 個人でシクロに乗る場合の注意点
  10. 旧市街観光の注意点|バイク・スリ・値段交渉・服装マナー
    1. バイクの道路とリアルな横断術
    2. スリ・ひったくりへの注意
    3. 値段交渉のコツ
    4. 服装マナー
  11. 旧市街の観光に不安があるなら日本語ガイドツアーもおすすめ
    1. バイマトラベルのツアー参加者の口コミ
  12. まとめ

ハノイ旧市街とはどんな場所?基本情報と特徴

ハノイ旧市街(ベトナム語:Phố cổ Hà Nội/フォーコー・ハーノイ)は、ベトナムの首都ハノイの中心部、ホアンキエム湖の北側に広がる歴史地区です。面積はおよそ1平方キロメートルと徒歩でも十分に回れるコンパクトなエリアで、1,000年以上の歴史を感じるベトナムらしい魅力がつまっていることが特徴です。

ハノイの旧市街は、もともと職人の街から生まれた町でもあり、11世紀、リー・タイ・トー王がタンロンへ都を移したことをきっかけに、旧市街は城下町の商業地区として発展しました。

13世紀ごろには各地から集まった職人・商人が同業者組合(ギルド)を形成し、15世紀には少なくとも36の組合が根付いて、それぞれの通りに扱う商品の名前がつけられるようになりました。そのため、ハノイの旧市街地は、ハノイ36通りとも呼ばれています。

通り名の多くは「Hàng(ハン=商品・店)」ではじまります。代表的な通りをまとめると以下のとおりです。

通り名かつての商品・業種現在の様子
ハンガイ通り(Hàng Gai)絹・麻織物シルク雑貨店が集中。お土産探しに人気
ハンバック通り(Hàng Bạc)銀細工・両替今も貴金属店が残る
ハンマー通り(Hàng Mã)祭り用の紙細工・供物カラフルな提灯・紙細工がSNS映えスポットとして人気
ハンダオ通り(Hàng Đào)絹・染物ナイトマーケットの主要エリア
ハンドゥオン通り(Hàng Đường)砂糖・菓子今も乾物・菓子店が並ぶ

今でも伝統工芸の店が残る通りがある一方、おしゃれなカフェや雑貨店に変わった通りも多く、古き良きハノイの名残がありつつも、街角に新しいハノイを見かける景色が広がっています。

チューブハウスが作り出す独特な街並みが見どころ

旧市街の通りに立ち並ぶのは「チューブハウス(ống nhà/オンニャ)」と呼ばれるベトナム伝統の縦長建築です。間口が狭く(3〜4m程度)奥行きが深い(30〜40m超)のが特徴で、かつて「道路に面した間口の広さに比例した税金」が課せられたことで生まれた建築様式です。建物によっては奥に中庭をはさんで二棟目・三棟目が連なり、まるで迷路のような構造になっています。

また、旧市街はベトナム政府が管轄する歴史保護地区に指定されており、建て替えが制限されているため、当時の雰囲気がそのまま残っていることが特徴です。路地に洗濯物が干されていたり、軒先でおばあさんが野菜を売っていたりと、「ホテルから一歩外に出るともう混沌のベトナム」といってもいいほどに、リアルなハノイが凝縮された場所でもあります。

ハノイの気候と旧市街観光のベストシーズン

ハノイはベトナム北部に位置するため、南部のホーチミンとは気候が大きく異なります。四季があり、12〜2月は気温が10℃前後まで下がることもあります。5〜9月は30〜40℃を超える高温多湿となります。

旧市街の路地は日陰が少なく、また旧市街エリアには冷房の利いたカフェや雑貨店がほとんどありません。夏場の観光は熱中症に注意が必要で、早朝か夕方以降に動くのがおすすめです。

なお、ハノイはバイクが多く、大気汚染が気になるエリアでもあります。敏感な方はマスクを持参すると安心です。

旧市街の通りごとの歩き方ガイド|どこを歩けばいいの?

旧市街は、町全体が観光地というよりも、エリアによって景色の雰囲気が異なっていることが特徴です。なので広いエリアをやみくもに歩き回るより、通りの特徴を知ったうえで観光することがおすすめです。

ここでは、旅行で実際に楽しめるエリアを南から北へ、通り別に解説します。

旧市街南エリア(ホアンキエム湖周辺)|観光の起点

旧市街散策のスタートに最適なのが、ホアンキエム湖の北岸から北へ延びるカウゴー通り(Cầu Gỗ)です。靴屋・ツアーデスク・路上屋台・食堂・バックパッカー向けミニホテルが立ち並び、「旧市街の玄関」とも呼ばれています。はじめての旧市街は、まずここから見ていくとわかりやすいです。

カウゴー通りから北へ数分歩くとマーマイ通り(Mã Mây)に入ります。旧市街の中心を南北に貫くメインルートで、観光客向けのカフェ・スパ・レストランが充実しています。観光スポットとしても知られる旧家保存館「マーマイの家」もこの通り沿いにあります。

ハンベー通り(Hàng Bè)はタンロン水上人形劇場から徒歩3分ほどの通りで、手作りのバッグやポーチ、ベトナム雑貨を扱うショップが充実しています。特別感のあるお土産を探したい方におすすめのエリアです。

旧市街中心エリア|昼は写真映え、夜は別世界

旧市街の中心に位置するターヒエン通り(Tạ Hiện)は、全長わずか200メートルほどの小さな通りながら、ハノイ随一のナイトスポットとして有名な場所です。昼間はクリーム色の壁と緑色の木窓が続く趣ある写真映えスポットですが、夕方17時を過ぎると別世界に変わります。

プラスチック製の低いテーブルと椅子が路上に並べられ、生ビール(ビアホイ)片手に世界中のバックパッカーと地元のベトナム人が肩を並べる、ハノイ最大のビアホイ通りに変貌!

昼はただの通りなのですが、暗くなると狭い道に机と椅子が並べられ一大ビアガーデンに変貌するのは、ハノイならではの光景でもあり、「ベトナムで一番賑やかな通り、いや東南アジアで一番かもしれない」という声も出ているほど活気もたっぷりです。

なお、旧市街を歩く際に注意したいのが、旧市街の範囲です。旧市街はホアンキエム湖より北側、線路までが正式な範囲で、ハノイ大教会は正確には旧市街の外(南西側)に位置します。ただ、観光的には旧市街と合わせてハノイ大教会も回るのが一般的なので、大教会もセットで計画しておくのがおすすめです。

旧市街北エリア|ドンスアン市場と素朴な町並み

ホアンキエム湖から徒歩15〜20分北上するとドンスアン市場(Chợ Đồng Xuân)があります。ドンスアン市場は北部ベトナム最大の屋内市場で、1,000年以上前から物資の集積地として機能してきた歴史あるスポット。

3階建ての建物内に食料品・衣類・雑貨・アクセサリーが所狭しと並び、観光客向けのお土産雑貨やバッチャン焼き(ハノイ近郊バッチャン村の伝統陶器)も充実しています。

市場より南側のバットダン通り(Bát Đàn)周辺には地元のビアホイ(ローカル居酒屋)が集中しており、「地元のおじちゃんたちに混じって格安ビールを飲む」といったローカルな体験もできます。

定番おすすめ観光スポット8選

旧市街エリアには大小さまざまな観光スポットが点在しています。はじめてのハノイ旅行では、外せない定番の8カ所をめぐることがおすすめです。

① ホアンキエム湖と玉山祠(ゴックソン祠)

旧市街の南側に位置する、ハノイ観光の起点となるシンボル的な湖です。「還剣湖(ホアンキエム)」とも呼ばれ、15世紀にレー・ロイ王が神から授かった宝剣で明の支配に対抗し、勝利後に湖の大亀を通じて剣を神に返したという伝説が名前の由来になっています。

湖の小島に建つ玉山祠(ゴックソン祠)は、朱塗りの橋「テッフック橋(赤い橋)」を渡って参拝できる人気スポットです。境内には武将・文人・医師を祀る祠堂が並び、伝説の大亀の剥製も展示されています。

湖の周囲約2kmの遊歩道は整備されており、30〜40分で一周できる大きさです。週末(金曜19時〜日曜24時)はホアンキエム湖周辺が歩行者天国になり、屋台や大道芸が集まるスポットになるので、もし週末滞在の場合は、夜の散策もぜひセットで楽しんでください。

② ハノイ大教会(セント・ジョセフ大聖堂)

ハノイ大教会は、1886年フランス植民地時代に建設されたゴシック様式の教会です。パリのノートルダム大聖堂を参考に設計されたとされ、双塔のファサードと複雑なステンドグラスが特徴です。

訪れた観光客からは、「旧市街の喧騒の中で、一気に心静まる場所」とも言われており、夕方遅い時間帯はステンドグラスに夕日が差し込んで特に美しくて、撮影スポットとして人気です。

入場は無料ですが、ミサの時間帯(土曜5:30・18:00など)は見学が制限されることがあるので注意してください。

  • 住所: 40 P. Nhà Chung, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội
  • 営業時間: 8:00〜11:00、14:00〜17:00
  • 入場料: 無料

③ マーマイの家(旧家保存館)

マーマイ通り沿いにある、19世紀後半に建てられた古民家を復元・保存した歴史的建造物がマーマイの家です。当時の居間・台所・寝室がそのまま展示されており、かつてのハノイ市民の暮らしを直接見学できます。1階には伝統工芸雑貨のショップもあるので、土産探しにも立ち寄れます。旧市街散策のルートに自然に組み込めるスポットです。

マーマイの家は修復工事中のため長らく休館となっており、2026年4月下旬をめどに工事の完了が予定されています。

  • 住所: 87 Mã Mây, Hàng Buồm, Hoàn Kiếm, Hà Nội
  • 営業時間: 9:00〜17:00
  • 入場料: 10,000ドン(約60円)

④ 東河門(ドンハー門)

旧市街の北東に位置する、タンロン城の16あった城門のうち現存する唯一の門です。1873年にフランス軍が侵攻した歴史的経緯を持ち、「旧市街を歩くなら一度は見ておきたい」スポット。

門の前から左側に回り込んで撮影すると、背景にハノイらしい街並みが入り込む構図になり、写真映えします。

⑤ バックマー祠(白馬最霊祠)

バックマー祠は旧市街内の中国寺院のひとつで、ハノイの守り神とされる白馬神を祀っています。1,000年以上の歴史があるとされるハノイ最古の廟のひとつで、緑色の門と古い石畳が独特の雰囲気があります。

ユネスコ無形文化遺産にも登録されているベトナム北部の伝統音楽「カーチュー(Ca Trù)」の演奏会が不定期で開かれることもあり、運よく出会えれば貴重な体験になります。

⑥ タンロン水上人形劇場

ホアンキエム湖のほとりに建つタンロン水上人形劇場は、ベトナム伝統芸能「水上人形劇」の専門劇場です。水上人形劇は12世紀ごろに北ベトナムの農村で生まれたとされ、水中の人形師が棒や紐を操って人形を動かします。演目は農村の日常・神話・伝説などで、ベトナム語が分からなくても十分楽しめます。

実際に鑑賞した方からは「楽隊の演奏が素晴らしく感動した」「60分ほどの演目で大満足。人形の水中での操作もすごいと思った」という声も寄せられるほど、いってみると大満足なのがタンロン水上人形劇場です。

劇場内は冷房が効いているため、旧市街散策の合間の暑さしのぎにもなり、また人気公演は売り切れることがあるため、到着後すぐにチケットを購入するか、事前予約がおすすめです。

  • 公演時間(目安): 15:00 / 16:10 / 17:20 / 18:30 / 20:00 / 21:15
  • チケット料金: 後列10万ドン、中央15万ドン、前列20万ドン(約600〜1,200円)

⑦ ドンスアン市場

ドンスアン市場は、旧市街北端の北部ベトナム最大規模の屋内市場で、1,000年以上の歴史を持つハノイの文化と生活感がつまったスポットです。

3階建ての建物内に食料品・衣類・雑貨・アクセサリーが所狭しと並び、山積みになった商品にはプチプラ商品から、バラマキ土産など、あらゆる商品がここに集まっています。

ドンスアン市場は値段交渉が基本なので、お店でお買い物する際は、ぜひ積極的に値切りに挑戦してみてください。建物内はエアコンがないので、1階のジューススタンドで水分補給しながら回りましょう。

⑧ ハンマー通り(祭事品通り)

旧市街の中でも特にSNS映えスポットとして人気が上がっている通りです。ベトナムの伝統行事・お供え物用のカラフルな提灯・紙のお面・オーナメントが通り沿いにあふれています。

ベトナムならではのカラフルで非日常的な光景が広がっているので、ベトナムの若者や旅行者が盛んに写真を撮っています。視覚的インパクトは旧市街のなかでも随一なので、ぜひ立ち寄ってみてください。

旧市街グルメ完全ガイド|食べ歩き・屋台・名物料理

旧市街には観光地向けのレストランもありますが、路地に入れば地元の人々が日常的に通うローカル食堂が至る所にあることが特徴です。

通りに出ているテーブルで、プラスチックの椅子に座って食事するのがローカルスタイル。旧市街のグルメを楽しむなら、ローカル色たっぷりのお店に臆せず、地元ご飯に挑戦してみることも旧市街グルメ体験のコツです。

フォー(Phở)|ハノイが「本場」の牛肉麺

ベトナム料理といえばフォーですが、ハノイは牛骨ダシを使った「フォー・ボー(牛肉のフォー)」の発祥地です。ハノイのフォーはホーチミンのものよりすっきりしたスープが特徴で、付け合わせの香草の種類もシンプルです。

ランチ時には、バイクで訪れる地元の人々で行列ができる人気店も旧市街各所に点在しており、行列の長さがおいしさのバロメーターになっています。

ブン・チャー(Bún Chả)|オバマ元大統領も食べたハノイ名物

米粉麺(ブン)を炭火焼きの豚肉と甘酸っぱいヌックマムダレにつけながら食べるハノイ北部の郷土料理です。2016年にオバマ元大統領がハノイ訪問時にこの料理を食べたことで世界的に有名になりました。

旧市街ではブン・チャーを専門に扱うお店もあり、ハノイ名物のなかでもブンチャーは絶対に食べたい一品、とおすすめする方も多いです。

エッグコーヒー|ハノイ発祥の名物コーヒー

卵黄と練乳を泡立てたクリームをのせた甘くリッチなエッグコーヒーは、ハノイ生まれの名物飲み物です。

もし旧市街の人気カフェでエッグコーヒーを楽しみたいなら、ホアンキエム湖沿いにある「カフェ・フォー・コー(Café Phố Cổ)」が人気でおすすめです。衣料品店の細い路地をくぐった先に広がる隠れ家的なカフェで、建物と建物の隙間を奥に進むと、観光客が訪れるSNS映えスポットとしても有名なカフェがあります。

旧市街の食べ歩き屋台グルメ

バインミー(Bánh Mì)はフランス植民地時代の影響で生まれたベトナム式バゲットサンドです。レバーペースト・チャーシュー・なます・香草を挟んだ一本が30,000〜50,000ドン(約180〜300円)程度で、路地の屋台でその場でつくってもらえます。旅行者ブログにも「ホテル隣のブロックのバインミー屋さんで昼食を。1階で注文して2階の席で待つスタイル」という体験が記録されています。

ネムチュアラン(Nem Chua Rán)は発酵ポークソーセージを揚げたもので、ナイトマーケットの屋台で定番の一品です。

チェー(Chè)はベトナム版ぜんざいとも呼ばれる甘いスイーツドリンクで、1杯10,000〜20,000ドン(約60〜120円)程度と手頃。散策の合間の甘み・水分補給にぴったりです。

シントー(Sinh Tố)はフルーツスムージーで、路地のジューススタンドでマンゴー・パパイヤ・アボカドなどを組み合わせて作ってもらえます。店先に並んだプラスチックの椅子でひと休みするのが現地スタイルです。

ビアホイ(Bia Hơi)|ハノイ最安の生ビール体験

「ビアホイ」とはベトナム語で「生ビール」を意味し、同時に安くビールを飲めるローカル居酒屋スタイルも指します。旧市街ではターヒエン通りとバットダン通り周辺に飲めるお店があり、アルコール度数4%程度で1杯5,000〜10,000ドン(約30〜60円)というローカル価格が魅力です。

プラスチック製の低い椅子に座って、ローカルスタイルで飲む一杯が旅行者に人気です。子供連れの家族で来ているようなアットホームなお店を選べば、女性や初心者でも安心して楽しめます。ただし人混みでのスリには、注意が必要です。

時間帯別・旧市街の最適な歩き方モデルプラン

旧市街は観光スポット・グルメ・市場・ナイトマーケットをすべて楽しもうとすると、丸一日あっても足りないほど魅力たっぷりです。ここでは、はじめてのハノイ観光でも、最も効率よく楽しめる時間帯別モデルプランを紹介します。

午前(6:00〜11:00)|涼しい時間帯に観光スポットを回る

旧市街の観光は午前中の早い時間が最もおすすめです。気温が低く人出も少ないため、静かな旧市街の雰囲気をゆっくり楽しめます。

  • 6:00〜7:30: ホアンキエム湖を一周散歩。地元の人々が太極拳や散歩をしており、ハノイ市民の日常を間近に感じられます。
  • 7:30〜8:30: ローカルなフォー専門店で朝食。地元のフォー店は朝7〜8時が最もにぎわいます。行列のある店を選ぶのがコツです。
  • 8:30〜11:00: マーマイの家(9時開館)・バックマー祠・東河門・ハンマー通りなど旧市街の歴史的スポットを徒歩で巡ります。

昼間(11:00〜16:00)|屋内で過ごしながら観光

ハノイ旧市街には冷房の利いたカフェや雑貨店がほとんどないので、真夏の昼間は屋外観光が非常につらい時間帯です。

  • 11:00〜12:00: ドンスアン市場で買い物。屋内のため直射日光は避けられますが、エアコンはないため早めに切り上げを。
  • 12:00〜13:00: レストランでブン・チャーやフォーのランチ。
  • 13:00〜15:00: 旧市街のスパ・マッサージで休憩(2〜2.5時間のコースが約2,000〜5,000円台から)。14時頃にスパに入って16時前後にお店を出ると、気温も下がり観光にピッタリです。マーマイ通り(58番)のセレネスパが日本人観光客に人気。
  • 15:00〜16:00: タンロン水上人形劇場の15:00か16:10の回を鑑賞。劇場内は冷房が効いており、暑さしのぎにもなります。

夕方〜夜(16:00〜23:00)|旧市街がもっとも輝く時間帯

気温が下がり始める16時以降が旧市街観光のゴールデンタイムです。照明で彩られた建物と活気ある人混みが生み出す夜の旧市街は、昼間とはまったく異なる街の表情が楽しめます。

  • 16:00〜17:30: 気温が落ち着いたタイミングで旧市街を再散策。土産物店は20〜22時まで営業していることが多く、ショッピングもこの時間帯が快適です。
  • 17:30〜19:00: タンロン水上人形劇(17:20または18:30の回がおすすめ)。
  • 19:00〜20:30: ブン・チャーやベトナム料理でディナー。
  • 20:30〜23:00(週末): ナイトマーケットへ。ハンダオ通りからドンスアン市場までの約3kmのルートに数百もの屋台が並びます。夜18時30分頃から徐々にお店が立ち上がり、21時頃にピークを迎えるので、19時以降に訪れるのがおすすめです。ターヒエン通りのビアホイで締めるのが旧市街の夜の黄金コースです。

旧市街はドンスアン市場だけでも、ゆっくり回ると1時間以上は時間がかかります。主要スポット・グルメ・買い物まで楽しむなら最低でも半日、ナイトマーケットまで含めると丸一日必要です。

観光では効率を重視するなら「午前の涼しい時間+夕方以降の夜まで」という組み合わせが、最もコストパフォーマンスの高い過ごし方でおすすめです。

ハノイ旧市街の行き方・アクセス方法

ハノイ旧市街はノイバイ国際空港から北へ約30kmの場所に位置しています。移動時間は通常40〜60分ですが、朝夕のラッシュ時はさらに時間がかかることがあります。

① Grab(配車アプリ)|最もおすすめ

東南アジア最大の配車アプリで、目的地を入力するだけで料金が事前に確定するため、ぼったくりのリスクがほぼゼロです。旧市街エリアまでの相場は約25〜35万ドン(約1,500〜2,100円)で、日本出発前にアプリをダウンロードしておくのがおすすめです。

なお一人旅の場合は、Grabの夜間の一人利用は治安の面などからも、できれば避けたほうがよく、ホテル公式の送迎にお任せするなど、状況に応じて使い分けるのも手です。

② 正規タクシー|Grabの代替手段として

空港のタクシースタンドから乗車し、必ずメーター制であることを確認しましょう。比較的信頼されているのは「マイリンタクシー(MAILINH TAXI)」(緑色の車体)と「タクシーグループ(TAXI GROUP)」(白い車体)です。相場は35〜45万ドン(約2,000〜2,700円)程度。到着ロビーで声をかけてくる白タク業者(ぼったくりタクシー)には乗らないのが鉄則です。

③ 86番公共バス|コストを抑えたい方向け

料金は片道9万ドン(約540円)と最安ですが、所要70分以上でベトナム語のみ対応のため初心者にはハードルが高い選択肢です。国際線到着ロビーを出て左方向に「86」と書いたオレンジ色の看板があります。

旧市街内の移動

旧市街内は基本は徒歩での散策です。細い路地が多く車が入れない通りも多いため、徒歩でないと見逃す景色が多くなります。旧市街内でGrabを呼ぶ際は、ホアンキエム湖周辺の広い通りなど車が止まれる場所を待ち合わせ場所に指定しましょう。

シクロ体験を楽しもう|料金・楽しみ方・ぼったくり対策

シクロ(Xích Lô)とは、人力で漕ぐ三輪自転車タクシーのことです。乗客は前席に乗り、後ろで漕ぎ手が押す独特のスタイルで、旧市街の細い路地をゆっくり走りながら観光できます。

BUYMA TRAVELのツアー参加者からも「シクロ体験や有名フォー店など、初心者ではなかなかできない体験が特に楽しかった」「雨が降ったけど楽しかった」という声が届いており、旧市街の雰囲気を一番肌で感じられる移動手段のひとつです。

たくさんのシクロが旧市街を走る光景は、ハノイのローカルと混沌らしい風景でもあるので、ぜひシクロにのってハノイの風景に飛び込んでみることもおすすめです。

シクロの料金目安は1時間20〜40万ドン(約1,200〜2,400円)/1台です。

個人でシクロに乗る場合の注意点

ハノイ観光で体験したいシクロですが、ハノイ旧市街ではよく知られたぼったくりポイントとしても有名です。シクロを利用する場合は、ぼったくりなどには十分注意してください。

よくある手口は以下のとおりです。

  • 「日本円で1時間100円」と安く見せかけて、終了後に「これはドルだ」とめちゃくちゃなことを言い出す
  • 途中で当初の合意額を無視した金額を要求する
  • ルートを勝手に変更して、余分な距離を走り追加料金を要求する

個人で乗る場合は、以下の5つに注意するだけでも大半のトラブルを防げます。

  1. 乗車前に必ずベトナムドン(VND)で金額を確定する。 スマートフォンの電卓や紙に書いて、互いに数字を目で確認してから乗ること。
  2. 合意した金額を紙に書かせるか、スマートフォンで数字を見せてもらう。 口頭だけの合意は後で「言った・言わない」になりやすいです。
  3. 支払いはベトナムドンで行い、ドルや円での支払い要求は断る。
  4. 乗車中に勝手なルート変更を始めたら、合意したルート外だと伝える
  5. 可能であれば、ホテルや信頼できるツアー会社経由で手配する。 BUYMA TRAVELのツアーを通じてシクロ体験をする場合は、安心して体験もできます。

シクロは注意点を知ったうえで乗れば、ハノイ旧市街でしかできない忘れられない体験になるので、ぜひ挑戦してみてください。

旧市街観光の注意点|バイク・スリ・値段交渉・服装マナー

バイクの道路とリアルな横断術

旧市街に限らずハノイでは、路地をはじめバイクが絶えず行き交っています。横断歩道で信号を守って渡ろうとしても、左右から出てきたバイクが歩行者を押しのけていく、といった危ないこともしばしば。

道路横断のコツは、一定のペースでゆっくり歩き、バイクの流れに身をまかせること。立ち止まったり急に走ったりすると逆に危険です。できれば、現地の人と一緒に渡るのが最も安全な方法です。危ないと思う場面でも、地元の人たちは何食わぬ顔で渡っていきます。

スリ・ひったくりへの注意

旧市街は、特にターヒエン通りのような混雑する夜の繁華街ではスリやひったくりの事例があります。とくに、お酒を飲みすぎていることが明らかにわかるなど、隙をみせたらスリや置引きのターゲットになるので注意してください。

  • バッグは体の前で抱えるか、斜め掛けで固定する
  • リュックを背負う場合は前に抱えるか、鍵付きを使用する
  • スマートフォンを路上で長時間出し続けない

値段交渉のコツ

旧市街の土産物店や市場では値段交渉が基本です。提示額の50〜70%から始める交渉が一般的で、複数点まとめて購入すると割引交渉がしやすくなります。

服装マナー

寺院や廟を訪れる際は、肩や膝が出る服装では入場できない場合があります。薄手の羽織りかスカーフを1枚持参しておくと安心です。

旧市街の観光に不安があるなら日本語ガイドツアーもおすすめ

初めてのハノイを観光する方にとっては、旧市街の路地はまるで迷路のように複雑です。また、ベトナム語のメニューや値段交渉、バイクが行き交う道路を渡ることに最初は戸惑う方も多いです。

もちろんハノイ旧市街は個人でも散策できますが、「旧市街の歴史を聞きながら回りたい」「おいしい名店に連れていってほしい」「ぼったくりの不安をなくしたい」という方には、日本語ガイド付きツアーもおすすめです。

個人での観光と、ツアーの違いはまとめると以下です。

比較項目個人散策日本語ガイドツアー
自由度◎ 自分のペースで動ける△ スケジュールあり
情報量△ 事前に調べた情報のみ◎ 現地の歴史・文化がわかる
グルメの質△ 当たり外れのリスクあり◎ ガイドが厳選した名店へ案内
トラブル対応× 自己対応が必要◎ ガイドがサポート
移動効率△ 道に迷いやすい◎ 最短ルートで効率よく回れる
シクロ体験△ 交渉・ぼったくりリスクあり◎ 適正価格で安心して乗れる
価格◎ 費用を抑えられる△ ガイド代がかかる

バイマトラベルのツアー参加者の口コミ

ハノイ市内観光ツアーに参加した方からは、参考までに以下のような声が届いています。

「初めてのベトナム・ハノイ旅行でツアーを申し込みました。日本語で説明を受けながら回ることができ大変良かったです。フォー(ミシュラン一つ星)、ベトナムコーヒー、マッサージ、シクロで移動(雨が降ったけど楽しかった)、ドンスアン市場、チェー、水上人形劇、ブンチャーと内容盛りだくさんで充実した1日でした

「シクロ体験やフォーの有名店など、初心者ではなかなかできない体験が特に楽しかったです。途中のフットマッサージも最高のタイミングでした」

「ガイドさんのおかげでハノイ市内観光を満喫することができました。個人では絶対に周れなかったと思います」

日本語ガイド付きツアーの最大のポイントは「現地情報・安心感・効率」の3つが揃っていることです。

フォーの名店に連れていってもらえたり、シクロの適正料金でスムーズに乗れたり、スケジュールを柔軟に調整してもらえたりと、個人では難しい体験に安心がついてきます。

BUYMA TRAVELのハノイ現地ツアーは、現地パートナー(日本語対応ガイド)がホテルへのお迎えから旅程全体をサポートします。旧市街・水上人形劇・市場・グルメと、初めてのハノイ旅行で外せないポイントをすべてカバーしており、ハロン湾クルーズやニンビン観光などの人気オプションと組み合わせることも可能です。

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まとめ

BUYMA TRAVEL

ハノイ旧市街を観光するうえでのポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 旧市街は1平方kmのコンパクトなエリアだが、通りによって景色・雰囲気が大きく異なる。マーマイ通りを起点に歩くのが最も効率的。
  • 観光の時間帯は「午前早朝」と「夕方16時以降」がベスト。 昼間の高温多湿は屋内施設(スパ・市場・劇場)でかわすのがコツ。
  • シクロは旧市街ならではの体験だが、個人で乗る場合はぼったくり対策の5か条を守ること。不安な方はツアー経由での手配が安心。
  • グルメは屋台・ローカル食堂が旧市街の真骨頂。 フォー・ブンチャー・バインミー・ビアホイをぜひ現地で体験したい。
  • 初めてのハノイ旅行なら、日本語ガイド付きツアーが最もトラブルが少なく充実した体験につながる。

ハノイ旧市街の魅力は、どれだけ下調べをしても、実際に路地を歩き、ローカル食堂に入り、シクロに揺られてみなければ伝わってこないものです。はじめての旅は不安もありますが、現地を知り尽くした日本語ガイドと一緒に回れば、その不安が楽しさに変わります。

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筆者
バイマトラベル編集部

バイマトラベル編集部は、世界140都市以上で展開するオプショナルツアー情報をもとに、海外旅行に役立つ最新観光情報を発信中!バイマトラベル認定の海外在住プライベートガイドからのリアルな現地情報や体験談を参考に、人気観光スポット、モデルコース、アクセス方法、ツアー選びのポイントまで分かりやすくご紹介。日本語対応ツアーや貸切チャーターなど、安心して参加できる現地体験の魅力をお届けしています。

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