ホイアン旧市街おすすめ観光スポット9選!観光チケットの仕組みも紹介

ベトナムのホイアン旧市街は、1999年に世界文化遺産に登録された歴史ある古都。黄色い壁の建物が連なるカラフルな路地に、色とりどりのランタンが揺れる夜景が有名で、川沿いやボート上から灯籠流し(ランタン流し)が楽しめることでも有名な観光スポットです。

本記事では、そんなホイアン旧市街の見どころ、観光に必要なホイアン旧市街のチケットの仕組み、最寄り都市ダナンからのアクセスなどを詳しくご紹介します。

「個人で行けるの」「ランタン流しは毎日できる?」「チケットがないと観光できないのは本当?」といった疑問についてもまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

移動と観光がセットになったダナンの現地ツアー情報は、バイマトラベルから比較して選ぶこともおすすめです。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

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ホイアン旧市街とは?世界遺産に登録されたベトナム屈指の観光古都

ホイアンは16世紀から19世紀にかけて「海のシルクロード」の中継地として、日本、中国、ポルトガル、オランダ、インドの商人をはじめ、世界中の商人が利用していた港町です。当時は「ファイフォ(Faifo)」とも呼ばれ、17世紀前半には多くの日本人商人も移り住み、日本人街も作られていました。

そのためホイアン旧市街を歩くと、街のいたるところに当時の交流の跡を見つけることができます。なかでも有名なのは、ホイアンを代表する観光スポット「日本橋(来遠橋)」で、他にも日本風の屋根組みと中国風のタイル装飾が混在する木造家屋、ヨーロッパ様式の鎧窓が備わった建物など、通りごとに雰囲気が変わるのもホイアンならではの魅力です。

なお、ホイアンならではの鮮やかな黄色に塗られた壁面は、もともとベトナム中部の伝統色であり、映えスポットとして注目されるずっと前から続くこの町の風景です。

1999年にユネスコ世界文化遺産として登録され、旧市街の歴史的建造物は保護対象となり、建物の外観は現在も当時の姿を保つよう規制されています。

旧市街の観光にチケットが必須?仕組み知っておこう

ホイアン観光について調べると、よく目にするのがチケットの存在です。ホイアン旧市街に入るには、チケットが必要なのでしょうか?

結論としては、ホイアンの旧市街に行くのにチケットは不要です。ただし、観光施設に入るためには、観光チケットが必要になります。

より詳しく説明すると、ホイアンの旧市街への入場・散歩・食事・写真撮影・ショッピングなどを目的とする旅行者は、旧市街に入るためのチケット購入は不要です。街並みを眺めながら歩いたり、カフェでコーヒーを飲んだり、グルメを楽しんだりするだけであれば、無料で旧市街を楽しむことができます。

では、旧市街の観光チケットとは一体どういうものなのか?

ホイアンでは、旧市街内にある会館・博物館・古民家など、歴史的建造物を観光するには、観光チケットの購入が必要となっています。

2026年現在、外国人観光客向けのチケット料金は1人あたり約12万ドン(約725円)となり、対象施設22か所のうち5か所を自由に選んで入場できます。

チケットは旧市街内に10か所ある販売所で購入できます。一番わかりやすい場所は、来遠橋の近くにあるチケットブースです。英語または簡単な日本語が通じるスタッフが対応してくれます。

チケット販売所の営業時間は8:00〜17:00が目安ですが、施設ごとに異なる場合があります。ツアーで観光する場合は、ガイドがチケットを手配してくれる場合もありますが、ツアー参加前に含まれているかどうかを確認しておくと安心です。

なおチケットの購入は現金のみとなります。チケットの有効期限は、原則24時間以内です。

旧市街の範囲とエリアの特徴

ホイアン旧市街は、大きく分けて「チャンフー通り周辺」「グエンティミンカイ通り周辺」「トゥボン川沿いのバクダン通りとアンホイ島周辺」の3つのエリアで構成されています。

ホイアンの有名観光スポットの「来遠橋」を目印にすると、ホイアンの観光エリアは位置関係が分かりやすくなるのでおすすめです。基本的には、来遠橋の東・西・南に観光スポットが点在しています。

チャンフー通りは、来遠橋から東側に向かって伸びる通りで、旧市街のメインストリートにあたります。通り沿いには福建会館に、陶磁博物館にクアンタンの家といった観光スポットや、歴史的な古民家が集まっています。ホイアン観光といえば、チャンフー通り周辺からトゥボン川沿いにかけてが、メインの見どころとなっています。

チャンフー通りは、華やかなホイアンというイメージそのものの通りで、黄色い壁の家が並んでいて、見上げた空にはベトナム提灯がぶら下がっていて、軒先にはピンクの花が彩られている絵になる光景が広がっています。

グエンティミンカイ通りは、来遠橋から西側に向かって伸びる通りで、手作り雑貨のショップやカフェが並ぶエリアです。メインの観光通りであるチャンフー通りに比べると、観光客の数はすくなくなり、露天商やお土産ものショップが多く並んでいます。そしてホイアンの地元の暮らしを感じるローカル色がたっぷりなので、地元ならではの雰囲気が楽しめることも魅力です。

来遠橋を渡った先に広がるグエンティミンカイ通りは、観光地としての華やかなホイアンというよりも、どこか殺風景さのある地元ホイアンという雰囲気です。橋を挟んでガラリと雰囲気が変わるところも、ホイアン情緒の1つ。

来遠橋の南側、トゥボン川沿いのバクダン通りと、アンホイ橋を渡った先にあるアンホイ島周辺は、ホイアンらしい川とボートの景色が広がるエリアです。トゥボン川の川岸にはランタンを灯したボートが並び、日が暮れてくる夕方頃になると、灯篭流しを楽しむ人たちで賑わいをみせます。

さらにアンホイ橋を渡った先ではナイトマーケットが毎晩開かれており、夜にホイアンを観光するなら欠かせないエリアです。夜のホイアンの川沿いは観光客に大人気なので、とにかく人混みがすごいです。

昼と夜で違うホイアン旧市街の楽しみ方

ホイアン旧市街は昼と夜とで、まったく観光の魅力が異なることも大きな特徴の1つです。まず、昼のホイアンは歴史建造物をゆっくり見学することが醍醐味です。

日中は観光客の数が少ないので、ホイアン旧市街の歴史的建造物をゆったりと観光してまわれます。チケット対象施設(日本橋・福建会館・タンキーの家など)は、基本的に7:00〜17:00〜18:00頃まで開いているため、施設見学を重視する場合は日中の観光がおすすめ。夜はランタンの雰囲気が素晴らしい一方、チケット対象施設のほとんどは閉まっていることが注意点です。

夜のホイアンはなんといっても、ランタンの光に包まれる幻想的な世界が最大の魅力です。

17時をすぎると日が傾きはじめ、路地のランタンに少しずつ灯りがともり始めます。18時ごろには街全体がオレンジと赤の柔らかい光に包まれ、黄色い壁と色とりどりのランタンが描くシルエットは、何枚写真を撮っても飽きないくらい綺麗です。

ホイアンは17時以降から人が増えはじめ、19時〜21時ごろが最も混雑する時間帯です。チャンフー通りやアンホイ橋周辺は、シーズンによっては押し合うほどの人出になることもあるほど。特に、毎月旧暦14日(満月の夜)に開催されるランタン祭りの日は、旧市街内の電灯が消灯されてランタンとろうそくの灯りだけになる特別な夜です。

ただしランタン祭りの日は、普段の夜よりも混雑することがほとんど。観光する際はスリや置き引きへの注意も必要です。貴重品は前ポケットや身体に密着したポーチに入れ、スマートフォンを取り出すときも周囲に気を配ることをお忘れなく。

ホイアン旧市街観光のおすすめスポット9選

来遠橋(日本橋)

旧市街の西端に位置する来遠橋(日本橋)は、ホイアンを観光するなら絶対に立ち寄りたいホイアンを代表するスポットの1つです。

来遠橋は日本人居住者によって、1593年ごろ建設されたとされる屋根付きの木橋で、400年以上にわたって使われ続けています。実は、ベトナムの2万ドン紙幣の裏面に描かれているのが来遠橋で、ベトナム国民にとっても格別な存在です。

橋の上には小さな寺院が建てられていて、入り口には犬と猿の石像が対になって置かれています。この犬と猿は干支に由来するもので、橋の建設開始と完成の年に対応しています。猿の申年に建設を開始し、犬の戌年に完成したとされています。なお、来遠橋は洪水や地震を引き起こす伝説の大ナマズを鎮めるために、来遠橋(日本橋)を川にかけて寺院を橋の上に築いたといわれています。

橋の上の寺院には、幸運を呼ぶ干支のコインが販売されていたり、ホイアンと日本語で書かれた提灯が飾っている一方で、中国風のデザインも取り入れられているなど、さまざまな文化が混在していることも見どころの1つ。

来遠橋は夕方頃からライトアップもされるので、昼間の涼しい時間帯に観光することもおすすめですが、もし時間があれば夕方以降のライトアップをみておくこともおすすめです。夜は橋全体が幻想的な光に包まれ、写真映えする一枚が撮れます。

来遠橋の観光で注意しておきたいのが、観光チケットの存在です。本来は、来遠橋を渡るだけならタダで、観光チケットが必要になるのは、橋の上にある寺院に入る場合です。

ただ、近年は来遠橋を通る際にもチケットを求められることもあり、橋を観光するならチケットを事前に買っておくことがおすすめです。観光チケットは、来遠橋のすぐ近くにあるチケットセンターでも購入が可能です。

福建会館

チャンフー通りに面する福建会館(Hội quán Phúc Kiến)は、1697年に福建省出身の中国人によって創建されたとされる旧市街最大の会館です。

赤と金を基調にした豪華な彫刻が施された門をくぐると広がる、螺旋状の渦巻き線香が天井からいくつも吊るされた幻想的な空間が大きな見どころです。奥の祭壇には航海の守護神・天后聖母(媽祖)が祀られています。

旧市街にある会館のなかで最も見応えがあるといわれ、観光チケット対象施設のひとつでもあります。所要時間は20〜30分が目安で、開館時間は7:00〜18:00頃です。

広肇会館

広肇会館(Hội quán Quảng Đông)は、広東省・肇慶出身の華僑によって建てられた会館です。福建会館に比べてやや落ち着いた雰囲気ですが、柱や梁のひとつひとつに施された細緻な彫刻は見ごたえがあります。

中庭に設けられた庭園では、涼みながらゆっくりと建物を眺めることができ、ほかの施設と比べて混雑が少ない点も魅力です。チケット対象施設で、所要時間は15〜20分程度です。

潮州会館

旧市街の東寄り、やや路地に入った場所にある潮州会館(Hội quán Triều Châu)は、1845年に潮州出身の華僑によって建設されました。

ほかの会館のような華やかさとは異なり、全体的に落ち着いた佇まいが特徴です。見どころは、壁面や装飾に使われた中国・華僑建築特有の絵付け装飾タイル(花磚)で、植物や鳥などの文様がていねいに描かれています。

観光客が比較的少なく、じっくりと鑑賞できる穴場的な会館です。チケット対象施設で、所要時間は15分程度が目安です。

タンキーの家

タンキーの家(Nhà cổ Tấn Ký)は、ベトナム人商人の住居として200年以上前に建てられた古民家で、日本・中国・ベトナムの建築様式が一棟の中に混在していることから、国家歴史文化記念物に指定され、世界遺産としても認められています。

建物の外観は落ち着いた木造ですが、内部には日本の能舞台で使われる組手に似た木工細工や、中国風の磁器装飾が施されているなど見応えも十分。

建物の2階部分には洪水時に荷物を引き上げるための格子窓があり、ホイアンが幾度もの水害と共存してきた歴史が建物の構造に見られることもポイントです。

チケット対象施設で、所要時間は20〜30分が目安です。

フーンフンの家

フーンフンの家(Nhà cổ Phùng Hưng)は、グエンティミンカイ通りに位置する2階建ての古民家です。2階のバルコニーから旧市街の路地を見下ろす眺めが心地よく、柱や梁のランタン装飾とともに、古民家ならではの落ち着いた空間が広がっています。

タンキーの家と同様に日中越の建築様式が融合した構造が特徴で、当時の商人の生活様式を観光できることがポイントです。チケット対象施設で、所要時間は15〜20分が目安です。

ホイアン市場

ホイアン市場(Chợ Hội An)は、旧市街の東端、トゥボン川沿いに面したローカルマーケットです。

観光客向けの土産物エリアと、地元住民が日用品や生鮮食品を買い求めるエリアが混在しており、観光地化された旧市街ではあるものの、ベトナムの日常を肌で感じられる場所でもあります。カオラウやコムガーなどのホイアン名物を食べ歩けるフードエリアもあり、昼のグルメ散策としてもおすすめです。

なお市場での買い物は値段交渉が当たり前の場所なので、最初の提示価格をそのまま受け入れず、にこやかに交渉するのが現地流です。観光チケット不要で入場でき、早朝から昼過ぎにかけてが最もにぎわいます。

ランタン通り

ランタン通りは、グエンティミンカイ通りからチャンフー通り周辺の路地一帯を指す通称で、頭上に連なるランタンが一斉に灯る夜の景観がホイアンを象徴する景色として有名です。

昼間でも色とりどりのシルクランタンが風に揺れる様子は、絶景と呼ぶにふさわしい美しさで、写真を撮るなら太陽が傾きはじめる夕方17時ごろが、やわらかい光に包まれるベストタイムです。

夜は頭上の灯りとカラフルな黄色い壁がひときわ幻想的で、つい足を止めて見上げてしまうくらい感動的な光景が楽しめます。

もちろん観光チケットは不要で自由に散策できます。

アンホイ島のナイトマーケット

バイマトラベルツアー参加レビューより夜のホイアンの様子

アンホイ橋を渡った南側のアンホイ島に毎晩開かれるナイトマーケットは、ランタン・雑貨・衣料品・食べ物の屋台が100メートル以上にわたって連なる夜のホイアンの名所です。

ナイトマーケットの営業は、19時ごろから22時ごろにかけてがメインで、週末は特に大賑わい。食べ歩きの屋台も充実しており、ホイアン名物の揚げワンタンやチェー、串焼きなどを歩きながら楽しめます。

ホイアンの夕方から夜にかけては、まずはランタン流しを楽しむ方が多いと思います。チケット不要で入れるエリアなので、ランタン流しの前か後に、時間があれば気軽にのぞいてみてください。

トゥボン川のボート&ランタン流し(灯篭流し)体験

ホイアン観光で絶対に体験したいアクティビティといえば、トゥボン川でのボート乗船と灯篭流し体験です。

ボートに乗船して灯篭流しを楽しむには、チケットの購入が必要になります。アンホイ橋のたもと(南北両岸)に正規のチケット売り場があり、ここでチケットを購入して乗船するのが王道ルートです。

チケット売り場には「Quầy Bán Vé(クアイバンベー)」という看板があり、基本的には夕方以降になると乗船待ちの旅行客で列ができているので場所はすぐにわかります。

2026年時点の料金目安は、ボート乗船(約20分)と灯篭1つのセットで1人あたり約10万〜20万ドン(約600〜1,200円)程度です。船は4人乗り程度の木造の手漕ぎボートで、ゆらゆらと揺れながらランタンが映り込む川面を静かに進みます。ボートの上から灯篭をそっと流す瞬間と、川上から眺める旧市街の夜景はまさに格別です。

ホイアンでのランタン流しについては、以下の記事にも詳しくまとめています。注意したいぼったくりについてや、ランタン流しの参加方法について詳しくまとめているので、ぜひ合わせて確認ください。

ランタン祭りは毎月1回!灯篭流しは毎晩楽しめる

「ランタン祭り(旧暦14日)の夜でないとランタンを楽しめないのでは?」と心配する方がいますが、ランタン流しは毎日楽しめるので心配はありません。

ホイアン旧市街では通常の夜でも街路にランタンが灯り、アンホイ橋周辺のトゥボン川沿いでは毎晩ボートと灯篭流しを楽しむことができます。

ランタン祭りの日程は毎年異なり、おおむね毎月の旧暦14日にあたり、時期によっては2〜4月ごろが特ににぎわいます。

ホイアンのランタン祭りの日時と詳細については、以下の記事にもまとめているので、せっかくならランタン祭りにあわせて観光したいという方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。

ホイアン旧市街をシクロで観光

旧市街の周辺や川沿いでは、ベトナムの伝統的な人力三輪車「シクロ(Xích lô)」に乗る体験もできます。シクロは旧市街の入り口付近や、川沿いで待機しており、ベトナムならではの手押し車は見ればすぐにそれと分かります。

シクロはドライバーに声をかけると乗車できますが、料金は乗る前に必ず交渉することがおすすめです。相場は旧市街1周で5万〜10万ドン程度ですが、観光客と見ると高額を提示されることもあります。

観光価格になったり、足元を見られた価格にされることもあるので、複数のドライバーに声をかけてから、乗るシクロを決めることがおすすめです。

ホイアン旧市街で食べたい三大名物

ホイアン旧市街のグルメといえば、「カオラウ」「ホワイトローズ」「揚げワンタン」の三大名物が欠かせないです。この3品はホイアン旧市街でしか食べられないとも言われており、B級グルメが好きなら絶対に必食です。

カオラウ(Cao Lầu)

カオラウは、一言でいうとホイアン名物の混ぜ麺です。太くてコシのある独特の小麦麺に、甘辛く煮た豚チャーシュー、もやし、フレッシュハーブ、カリカリに揚げたライスペーパーのせんべいをのせ、少量の旨味だれで和えた汁なし麺です。一説によると日本のうどんにルーツがあるそう。

麺の製造には旧市街内の古井戸の水を使う伝統があり、他の地域では同じ味が再現できないとも言われています。味は甘辛くこっくりとしており、ベトナム料理初心者でも食べやすい。

人によっては、フォーよりも美味しいという方もいるほどですが、パクチーやハーブといった野菜をたっぷり使ったメニューではあるので、パクチー系の味が苦手ならちょっと辛いかもしれません。1杯4万〜6万ドン(約240〜360円)程度で楽しめます。

ホワイトローズ(Bánh Bao Bánh Vạc)

ホワイトローズは、米粉の薄い皮にエビのすり身を包んだ蒸し餃子です。ヌクマム(魚醤)ベースのタレにつけて食べると、もちもちとしたやわらかな皮とエビの旨味がよく合います。

1皿に7〜10個ほど並んでおり、ひと口ずつ食べられるため、他の料理との組み合わせにも向いています。口あたりがやさしく、辛いものが苦手な方でも安心して食べられます。

揚げワンタン(Hoành Thánh Chiên)

揚げワンタンは、ホワイトローズと同じ米粉の皮を油でカリッと揚げ、トマトソースで炒めた豚肉やエビの具材をのせた料理です。

サクサクとした食感はおやつ感覚でつまめる気軽さがあり、タコスに似た見た目から食べ方が想像しやすいので初心者にも好評です。辛さはほとんどなく、子供から大人まで楽しみやすい一品です。

ホイアン屋台グルメの衛生面について

ベトナムのローカル食堂や屋台は楽しみたいけれど、どうしても気になるのが現地の衛生環境だと思います。

ホイアンの旧市街地については、観光客向けレストランは衛生管理が行き届いているところが多いですが、市場の屋台や路地裏の小さな食堂では、食器の扱いや食材の保管状態に差があるとこもあります。

実際、過去にはホイアンの有名バインミー店で、観光客も含めた集団食中毒が発生しています。屋台の衛生管理は強化されているものの、暑い時期のホイアンは湿気や気温などから、食中毒のリスクとしては高くなりがちです。

目安としては、調理している様子が見えること、地元の人がたくさん食べていること、テーブルがある程度清潔であることを目安に選ぶことがおすすめです。そして十分に加熱されている食品を選ぶことも重要です。

食中毒が問題になったバインミーは、加熱された具材とあわせて、加熱されていない生野菜も使われているので、食費の衛生管理が甘いと、場合によっては生食のものからバインミー全体の状態が悪くなっているといった可能性もゼロではありません。

なお、注文はメニューに写真があれば指差しでほぼ通じます。英語表記のあるメニューも多く、旧市街では観光客に慣れたスタッフが多いです。また、旧市街内の有名店は夜になると予約なしでは席が埋まることもあるため、人気レストランで夜のディナーを予定している場合は、事前予約か早めの時間に訪れることがおすすめです。

ダナンからホイアン旧市街への行き方

バイマトラベルツアー参加者よりホイアン

ホイアンにはホイアン空港がないため、日本からの直行便はなく、まずダナン国際空港へ飛び、そこからホイアンへ移動するのが一般的なルートです。また、ホイアンはダナン近郊にある都市なので、ダナンからの日帰り観光が王道の観光コースです。

ダナンからホイアンまでの行き方は、Grab(配車アプリ)、タクシー、バス、ツアーの4つの方法があります。ただ、ダナンから日帰りで観光する場合は、基本的には現地ツアーの利用がおすすめです。

その理由は、ホイアンは夜の観光を楽しむスポットなので、タクシー、Grab、バスで移動した場合は、帰りの交通手段がなくなる可能性があるからです。

送迎付きツアーは、ダナンのホテルからホイアン旧市街まで専用車で移動して、夜のランタン流しまでホイアンを楽しんでから、ダナンまで戻ってくる観光が気軽に楽しめます。

とくに夜のホイアンは、自力でダナンから日帰り観光している多くの方が困るのが「帰りのGrab問題」です。

旧市街内にはGrabが入れないため、まず旧市街の外縁部(ホイアン市場を過ぎたあたりのCao Hong Lanh通りやLe Loi通り沿いなど、車が入りやすい場所)まで歩いてから、Grabを呼ぶ必要があります。

さらに、21時以降の夜間は旅行者の帰宅ラッシュです。Grabのドライバーが少なくなるため、配車待ちが30分以上になることもあります。とくにランタン祭りの夜は、旧市街周辺が人で溢れかえり、さらにGrabが見つかりにくくなります。

なので、夜までホイアンをたっぷり観光して、確実にダナンへ戻りたい場合は、帰りの時間を少し早めにするか、送迎付きツアーを利用して、帰りの移動を確保することがおすすめです。

送迎付き日帰り観光

ダナンからホイアンまでの移動方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

Grabやタクシー、バスを使って自力で移動したい方や、ダナンからの詳しい移動方法を確認しておきたい場合は、あわせて確認してみてください。

観光の所要時間と日帰り・宿泊の選び方

旧市街の主要スポットをひと通り見て回るのに必要な時間は、チケット対象施設5か所を見学する場合で最低でも3〜4時間、食事やカフェ休憩、ナイトマーケット散策を加えると5〜7時間が目安です。

ホイアン観光は、ダナンから日帰りにするか、ホイアンに宿泊するかが悩みどころですが、時間だけで判断するなら、ダナンからの日帰り旅行でも、午後から夕方・夜にかけてまで十分に楽しむことができます。

旧市街をじっくり時間を気にせず楽しみたい場合は、ホイアンに1泊もおすすめです。宿泊なら夜の帰りを気にすることなく楽しめて、早朝の人気のない旧市街を観光することもできます。

ただ、ホイアン1泊で動くと翌日のスケジュールがホイアンからになるので、限られた旅行スケジュールを考えるなら、ダナンから日帰りでホイアン観光するほうが、より多くの観光スポットを巡れるところはあります。

ベストシーズン・雨季・乾季の違い

ホイアンのベストシーズンは、気温と降水量のバランスが最も観光しやすい2月〜4月頃です。この時期は平均気温25〜28℃程度で湿度も比較的落ち着いており、旧市街の石畳歩きがしやすいです。

5月〜8月の夏は気温が35℃前後まで上昇し、日差しも強くなります。日中の観光は体力を消耗しやすいため、日焼け止め・帽子・水分補給は必須です。朝と夕方を中心に動き、昼は涼しいカフェや会館の内部で過ごすと無理なく楽しめます。そして、この時期は屋台の食品には注意が必要です。

9月〜11月は雨季にあたり、特に10月〜11月はホイアン近郊での降水量が多くなります。雨季でも観光はできますが、この時期は旧市街内の低い通りが冠水することがあり、雨後は石畳が濡れて滑りやすくなります。傘は必ず持参してください。

12月〜1月は気温が20℃前後まで下がり、涼しく過ごしやすいものの、やや曇りがちな日が続くこともあります。

ランタンの夜景は年間を通じて楽しめるため、どの季節でもホイアンならではの魅力を感じることができます。ただ、悪天候など場合によっては安全面から、ボートでのランタン流しが中止になることはあります。

治安・ぼったくり

ホイアン旧市街は、ベトナムの中では治安がよい場所です。ただ、観光地であるため一部に旅行者を狙った商売や、ぼったくりスリ、置き引きは存在しています。

以下に、実際に観光中に遭遇しやすいパターンをまとめました。

自転車・バイクの駐輪場料金は、旧市街の各スポット近くで”駐輪料金”を請求してくる人が現れることがあります。正規の駐輪場以外では支払い義務がないケースも多いので、事前に料金表示を確認するか、正規駐輪場を利用してください。

旧市街の入場料を請求されるというケースもあります。旧市街の入場は無料です。チケットが必要になるのは、施設内見学のみです。なので路上で「旧市街への入場料」として現金を要求してくる人は、正規のスタッフではなく詐欺です。

市場やナイトマーケットでの値段交渉は、ホイアンでは日常的なものです。提示される価格は観光客価格であることが多く、半額程度に値下げできることも珍しくありません。強引な交渉は必要ありませんが、笑顔でにこやかに「もう少し安くなりますか?」と伝えることがローカルな買い物の作法です。

スリや置き引きについては、混雑する夜の旧市街やランタン祭り当日は注意が必要です。財布・スマートフォン・カメラは常に身体の前側で管理し、バッグは必ずファスナーを閉めて抱える習慣をつけてください。スマホを出しっぱなしにする、テーブルの上に置きっぱなしにするなど、日本の観光地の感覚でいるt、ターゲットにされるので注意してください。

旧市街での服装・マナー・衛生面の注意点

会館や寺院を見学する際は、過度に露出の多い服装を避けることがマナーです。ノースリーブや短パンのままでは入場できない施設もあるため、薄手のカーディガンやストールを持参しておくと便利です。

ホイアンの石畳の路地は平坦ではなく、雨後は特に滑りやすくなります。女性のヒールや革靴での長時間歩行は避け、グリップのあるサンダルやスニーカーが適しています。暑い季節は日傘やアームカバーがあると消耗を大幅に軽減できます。

お金・支払い・Wi-Fiの実用情報

旧市街内のほとんどのローカル食堂や小さな土産物店は現金払いのみです。一方、ある程度規模のあるレストランや観光客向けのショップではクレジットカードが使えるところも増えています。とはいえ、念のため1日分の現金(20万〜30万ドン程度)を手元に用意しておくと安心です。

なお、チップについてはベトナムでは義務ではありません。レストランでのサービス料は、請求書に含まれていることもあるため、会計時に確認してみてください。

さいごに

BUYMA TRAVEL

ホイアン旧市街は、昼と夜でまったく異なる表情を見せてくれる世界遺産の町です。日中は400年以上の歴史を宿した建造物や会館群を静かに見学し、夕方からは色とりどりのランタンが灯る路地を歩いて、夜はトゥボン川で灯篭流しを大満喫できます。

ダナンからのアクセスも良く、個人でも十分に楽しめるホイアンですが、夜の帰り道の不安やボート料金の交渉、観光チケットの取得などに不安がある場合は、送迎付きの日本語ガイドツアーがおすすめです。

BUYMA TRAVELのホイアン旧市街ツアーには、移動から観光までがセットになった日本語対応のプランが豊富にそろっています。移動や観光がセットになった人気のツアー情報は、公式サイトをチェックしてみてください。

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