2024年ボジョレーヌーボー解禁は11月21日!フランスでは日帰り観光ワインツアーも受付中!

秋の訪れと共に、ワイン愛好家や食通たちが待ち望む季節が近づいています。そう、ボジョレーヌーボー2024年の解禁日がもうすぐです!

2024年のボジョレーヌーボーは、11月21日(木)に解禁となります。

2024年も例外なく11月の第三木曜日に解禁され、世界中で新酒の魅力を楽しむことができます。

とくにフランスの美しい風景のなかでの新鮮なワインテイスティングは、フランスを観光するなら一度は経験したい体験の1つ。

ボジョレー地域はパリから日帰りでも行けるので、ボジョレーヌーボー解禁のこの時期は、とくに今だけの味わいが楽しめるワインツアーの参加も人気です。

本記事ではそんなボジョレーヌーボーの魅力から、パリ出発の日帰りワインツアーの詳細までをお届けします。

ボジョレーヌーボーとは?

ボジョレーヌーボーは、フランスのブルゴーニュ地方にあるボジョレー地方で生産される赤ワインのこと。

その年に収穫されたガメイ種というブドウを使用して作られる新酒で、ボジョレーヌーボーは収穫後わずか数週間で醸造されるため、とてもフレッシュでフルーティな味わいが特徴です。

鮮やかな色と若々しい花のような香りは、秋の訪れを告げる象徴ともされており、解禁日は世界中で注目されます。

ボジョレーヌーボーの歴史は古く、19世紀にはすでに地元の人々に親しまれていました。

1980年代から国際的なキャンペーンも始まり、とくにフランスのボジョレーヌーボは一躍世界的な知名度を獲得。

毎年11月の第三木曜日に解禁されることから、「ボジョレーヌーボーの日」として、フランス国内外でさまざまなイベントが開催されます。

なぜこれほどまでに期待されるのかというと、その秘密は味わいにあります。

ボジョレーヌーボーは、その年の収穫の「ファーストインプレッション」を与えるワインとされ、新鮮な果実味と柔らかな口当たりが魅力です。

熟成された赤ワインの深みのある味わいとは異なり、どこかさっぱりした味わいも特徴の1つ。食事との相性も良く、特にチーズや軽い肉料理と組み合わせると、その味わいを一層楽しむことができます。

ボジョレー・ヌーボーの解禁日について

ボジョレーヌーボーの解禁日は、品質の低下を防ぐために設けられたことがはじまりです。

9月収穫のブドウを使ったフレッシュな飲み心地が人気を集め、その結果ワイン業者の間でいかに出荷を早くするかの出荷競争が激化しました。

出荷の早出し競争が激しくなるとワインの品質が下がるため、品質低下を防ぐことを目的に法律によって定められたのが、ボジョレーヌーボー当初の解禁日11月15日です。

しかし11月15日は、年度によっては土日にあたることもあり、土日ではワイン運搬業者がお休みになってしまうことから、11月第3週の木曜日が解禁日に定められました。

2024年のボジョレーヌーボーは期待の持てる味わい

2024年のボジョレーヌーボーの味わいは、とくに期待が持てる年となっています。

フランスのワイン生産者たちによると、今年の気候条件がワインの品質にとても良い影響を与えたとのこと。

春から夏にかけての適度な降雨と日照りが、ぶどうの成熟を助け、理想的な糖分と酸度のバランスを生み出しました。

そのため、この年のボジョレーヌーボーは、特にフルーツの味わいが前面に出ることが予想されています。

2024年のボジョレーヌーボーは、チェリーやラズベリーのような赤い果実のフレッシュなアロマが感じられ、非常にバランスの取れたワインの仕上がり、そして軽やかながらも深みのある味わいが期待されています。

ワインの品質は毎年異なるので、その年の気候や土地に影響を受けた今年ならではの味わいが楽しめることがボジョレーヌーボーの魅力です。

ワイン好きはもちろん、ボジョレーヌーボの解禁を楽しみにしている人々を魅了すること間違いなしなので、ぜひ解禁日にボジョレーヌーボーを手に入れてもらえたらと思います。

フランスではボジョレーヌーボは飲まない?

日本では毎年ボジョレーヌーボーの解禁が大きな話題となりますが、本場フランスではどのように受け止められているのでしょうか?

実はワインの本場であるフランスでは、ボジョレーヌーボーの解禁はそれほど重要なイベントではありません。

フランスでも11月の第3木曜日になるとボジョレーヌーボーが解禁され、スーパーのワインコーナーにボトルが並びますが、日本のように特別な期待を持って購入することは少ないです。

ボジョレーヌーボーは、その年のブドウの出来を確認するための新酒という位置づけが強く、また熟成ワインと比べると味わいが劣ると感じる人も多いようです。

もちろん、ボジョレーヌーボーを楽しみにしているワイン愛好家もいますが、日本のような解禁を祝う盛り上がりはフランスではあまり見られません。

フランス観光ではワインツアーも人気

ボジョレーヌーボが生産されているフランスのブルゴーニュ地方は約440km離れており、パリから列車TGVを使って2時間ほど、車では約4時間の距離にあります。

ボジョレー地方は美しい丘陵と広がるぶどう畑の風景が特徴で、ボジョレーヌーボー解禁の時期はとくに活気にあふれています。

パリから距離はありますが、日帰りでのワインツアーを楽しむことができるので、パリ観光と合わせてのワイン畑とワイナリー観光も人気です。

とくにワインツアーの魅力は、ワインの試飲だけではなく、各ワイナリーでは、ワイン作りのプロセスや地域の歴史について学べること。

地元フランスの食材と、本場の収穫されたてワインとのペアリングを楽しむことができます。

\フランス観光ワイナリーツアー/

BUYMA TRAVEL|行き先自由にアレンジ♪ボーヌ―ディジョンなど1日アレンジ観光
交通の便も不便なコートドール。ディジョン―ボーヌはかなり交通の便も不便です。 バスは観光という感じではなく、現地の方の足になっていて、なかなか見たいところにはたどり着けません。ロマネコンティーの畑、工場見学、ワイナリー見学、ご自にアレンジし...

パリ日帰りワインツアーのスケジュール

パリからボジョレー地方への日帰りワインツアーは、ワイン好きなら一度は体験したい最高の1日です。

パリを出発してディジョンへ

朝早くパリを出発し、フランスの高速鉄道TGVでボジョレー地方へ!

パリからディジョンに向かう道中では、窓から見えるフランスの田園風景が旅の始まりを彩ります。

ブルゴーニュ巡り

専門のガイドと共にワイナリー施設を見学。

ワイン製造プロセスの説明を受けながら、初めてのテイスティングを楽しもう!

シャンベルタン村のワイナリーでランチ

地元のレストランでボジョレーヌーボーを含む数種類のワインと共に、地元産の食材を活かした美味しいランチを満喫!

ボーヌの街を観光

ブルゴーニュ地方の中心街ボーヌは、石畳の通りやフランスらしい古い街並みが残る素敵な街です。

とくに街の中心にあるノートルダム大聖堂は必見のスポットして有名です。

中世ヨーロッパらしい後期ロマネスク様式の大聖堂の内部には、美しいステンドグラスが輝いています。

フランスのワインツアーは現地ガイドがおすすめ

BUYMA TRAVEL

フランスワインの2大産地の1つブルゴーニュ地方は、黄金の丘という意味をもつワインの産地コートドールで有名な地域です。

コートドールにはディジョンやボーヌといった有名なワインの産地があるのですが、観光にあたってネックになるが交通の便利が悪いことです。

バスをはじめ公共交通機関は、ワイナリー巡りに適した路線も組まれていないので、車での移動手段の確保が必要です。

BUYMA TRAVELでは、ブルゴーニュ在住の日本語ガイドが、特別なワイナリーツアーをご提供しています。

ソムリエの資格を持ったガイドがワインの深い知識を活かしたプランをご提案中です。

ディジョンの駅で待ち合わせた後、陽光が輝く黄金色のコート・ドールのブドウ畑を巡り、ブルゴーニュでランチを楽しみ、ボーヌの街の観光案内までご対応しています。

地元に住むガイドだからこそ、フランス語の通訳はもちろん、車がないと不便なスポットにもお連れすることができる特別な体験を提供中です。

\行き先自由!フランスワイナリー見学/

BUYMA TRAVEL|行き先自由にアレンジ♪ボーヌ―ディジョンなど1日アレンジ観光
交通の便も不便なコートドール。ディジョン―ボーヌはかなり交通の便も不便です。 バスは観光という感じではなく、現地の方の足になっていて、なかなか見たいところにはたどり着けません。ロマネコンティーの畑、工場見学、ワイナリー見学、ご自にアレンジし...

フランス旅行でワインツアーを検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

ボジョレーヌーボーの解禁日は、ワイン好きにとっては待ち望んだ年間イベントの1つ。

今年のボジョレーの味わいを楽しむことはもちろん、今後フランス旅行を検討される方はぜひパリ観光とあわせてワイナリー巡りも楽しんでもらえたらと思います。

タイトルとURLをコピーしました