
アメリカ・ニューヨークは、ファッションや芸術、最新エンターテインメントから経済まで、世界中から注目を集める世界屈指の大都市です。
ニューヨークは、マンハッタン島にブルックリン、クイーンズにブロンクスにスタッテン島と、5つの行政区からできており、市内の見どころスポットは盛りだくさん!
本記事では、ニューヨークを訪れる方向けに、定番の人気スポットから美術館、本場のブロードウェイミュージカル、最旬エリアまで盛り込んだ3つの観光モデルコースをご紹介します。
ニューヨークで絶対に行きたいタイムズスクエアはもちろん、ブロードウェイミュージカルの鑑賞、定番の自由の女神から最旬のブルックリン、そしてメトロポリタン美術館まで、人気の観光スポットを中心にしたモデルコースになっています。
初めてのニューヨーク旅行はもちろん、女子友達同士の女子旅をはじめ、1日ごとのモデルコースとしても活用できる内容なので、旅行日程に余裕がない場合でも参考にしやすい内容です。
さらに各モデルコースを実際に体験できるBUYMA TRAVELのツアー情報についてもご紹介しているので、モデルプランが気になった方はあわせてツアー情報もチェックしてみてください。
それではさっそく、アメリカが誇る大都市ニューヨークの魅力をたっぷり楽しむモデルプランを見ていきましょう!
ニューヨークのシンボル自由の女神とブルックリンを楽しむ1日モデルコース

ニューヨークのなかでも、絶対に観光したいスポットといえば、街のシンボルでもある自由の女神です。
定番スポットをめぐる1日は、自由の女神の観光を楽しみながら、おしゃれエリアのブルックリンとあわせて、ロウアーマンハッタンと呼ばれる南側のエリアを楽しみましょう!
自由の女神像(リバティ島)

ニューヨークの象徴でもある自由の女神像を近くからみるために、朝から観光に向かうのはアッパー湾に浮かぶリバティ島です。
自由の女神像は1886年にフランスから、アメリカ独立100周年を祝い贈られた高さ約93mの巨大な像で、ニューヨーク南部にあるリバティ島に立っています。
1984年には世界遺産に登録され、現在も世界中から観光客が訪れるニューヨークの人気スポットです。
そんな自由の女神があるリバティ島までは、マンハッタン南端のバッテリーパークからフェリーで約15分ほど移動できます。
自由の女神の正式名称は「世界を照らす自由」(Liberty Enlightening the World)で、右手に掲げたトーチは自由の光を、左手に抱えた銘板はアメリカ独立の日付を示しています。
女神像の台座部分内部は博物館になっており、像の製造過程の資料やかつて掲げられていたトーチの原物が展示されています。
予約制ですが自由の女神は王冠展望台まで登ることもでき、王冠の窓からニューヨーク湾を見下ろす体験はまさに特別です。
時間や予約がない場合でも、リバティ島に上陸して自由の女神を真下から見上げるだけで迫力は十分です。
自由の女神はハリウッド映画をはじめ、ニューヨークを舞台にしたドラマや映画には必ずといっていいほど登場する定番のランドマークです。
ニューヨークを象徴するスポットで、ぜひアメリカの大都会を実感してみてください。
グラウンド ゼロ(9.11メモリアル記念館)

グラウンド ゼロ(9.11メモリアル記念館)は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービル跡地に、犠牲者の追悼と平和への祈りを込めて造られた慰霊施設です。
南北2つのビルが建っていた場所に、サウス・プール、ノース・プールという巨大な追悼プールが設置されており、テロの悲劇を伝えるミュージアムが併設されています。
追悼プールの縁にはテロで犠牲となった2,983名の名前が刻まれており、滝のように流れ落ちる水音が静寂な空間を作り出しています。
正方形のプールは中心が約9m地面に沈み込んでおり、中心部の穴へ水が流れ落ちて消えるデザインは、喪失と追悼の象徴とされています。
追悼プールの近くには、テロの悲劇を生き延びたことからサバイバー・ツリーと名付けられ樹が植えられています。
サバイバー・ツリーは、ツインタワー倒壊後の現場から奇跡的に焼け残り、回復したマメナシの木のことで、現在は復興と希望のシンボルとなっています。
地下部分には「9/11ミュージアム」があり、倒壊したタワーの残骸鉄骨や遺品、最後まで残っていた鉄柱、写真や映像などを展示してテロの悲劇を後世に伝えています。
グラウンドゼロは9.11の惨事をいまに伝える重要な場所なので、ぜひ立ち寄って頂ければと思います。
ワールドトレードセンター
ワールドトレードセンターは、グラウンド ゼロ 9.11メモリアル記念館のすぐ近くに位置しています。
現在のワールドトレードセンターは、テロによって崩壊した跡地に新たに建設された複数の高層ビルで構成されています。
中心となる「ワン・ワールドトレードセンター」は2014年10月に完成。逆ピラミッド形の斬新なデザインが特徴で、高さは約541mとアメリカで最も高いビルとしても知られています。
2015年5月にオープンしたワン・ワールドトレードセンターの展望台は、ビルの100階と101階に位置し、マンハッタンや周辺地域を大パノラマビューで楽しむことができます。
晴れた日には数十キロメートル先まで見渡せることもあり、ニューヨーク市のスカイラインを一望できることはもちろん、ニュージャージーやブルックリンまで見える絶好のフォトスポットとしても有名です。
ワン・ワールドトレードセンターの近くには、80階建329mの「3ワールドトレードセンター」や日本人建築家の槇文彦高さんが設計した「4ワールドトレードセンター」など、高層ビルが立ち並んでおり、商業施設やオフィススペースとして利用されています。
ブルックリンブリッジ

午後からは、マンハッタンのおしゃれエリアとしても知られるブルックリンの観光です。
ブルックリン区に向かうなら、ぜひ通っておきたいのがブルックリンブリッジです。
1883年に完成したブルックリンブリッジは、マンハッタンとブルックリンを結ぶ全長約1.8kmの吊り橋です。
石造ゴシック様式の主塔と美しいケーブルの曲線がブルックリンブリッジの特徴で、19世紀土木技術の傑作として長年ニューヨークのランドマークとなっています。
完成当時は世界最長の吊り橋で、世界初となる鋼鉄ワイヤーケーブルが使用された画期的な橋としても知られています。1964年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に登録されました。

そんなマンハッタン島とブルックリン地区を結ぶ吊り橋は、ブルックリンのシンボルとも言える存在で、歩行者用の通路が整備されていることもあり、観光客にも大人気のスポットとなっています。
マンハッタン側からブルックリン方向まで、1.8kmある吊り橋は徒歩で約30分ほどで渡り切ることができます。
ニューヨークの摩天楼を眺めつつ、ブルックリンブリッジを渡る体験はまさに格別!橋の上から見えるマンハッタンの高層ビル群は、まさにニューヨークという絶景です。
高さ84mあり橋の主塔を間近に見上げることもでき、橋のゴシック風アーチ越しに見る景色は絶好の撮影スポットの1つ!晴れた日には自由の女神やエンパイア・ステート・ビルまで望むことができます。
夜間のライトアップされたブルックリンブリッジもロマンチックで、橋の真下にある公園「ブルックリン・ブリッジ・パーク」から眺める夜景も大人気です。
ダンボ
ブルックリンブリッジを渡れば、続いてブルックリンのおしゃれスポットDUMBO(ダンボ)地区を観光しましょう!
ダンボ(DUMBO)は、Down Under the Manhattan Bridge Overpassの略で、マンハッタン橋のふもと周辺の地区の愛称です。
もともとは倉庫や工場が立ち並ぶ工業エリアだったのですが、1970年代以降アーティストたちが利用し始め、2000年代に再開発が進んだことで、流行のカフェや高級レストランが並ぶトレンドエリアとなりました。
石畳の残る街路やレンガ造りの建物が多く、古き良きニューヨークの雰囲気を残っていることが特徴で、絵になるフォトジェニックな風景が多いことも大きな魅力です。

とくにマンハッタンブリッジをバックにして、記念写真が撮れる「ブルックリンブリッジパーク」はインスタ映えスポットとしても有名です。
イースト川越しにロウアーマンハッタンの摩天楼を一望でき、ニューヨーク随一との呼び声も高いパノラマビューを楽しめます。

さらに、マンハッタン橋とエンパイア・ステート・ビルが一直線に見える「ワシントンストリート」も必見!
ワシントンストリートは、ダンボで最も有名な撮影スポットで、マンハッタンブリッジのアーチと、その奥にエンパイア・ステート・ビルが綺麗に収まる構図がSNS映え抜群です!
\ニューヨーク市内を自由に観光できる/
ニューヨークで芸術とアートをめぐる満喫の1日モデルコース
ニューヨークといえば世界屈指のエンターテインメント、そしてアートが集まる芸術の都市としても有名です。
せっかくのニューヨークを旅行するなら、スケジュールの1日は芸術とエンターテインメントに浸ることがおすすめです。
ニューヨークで芸術鑑賞を楽しむ1日は、絶対に訪れたいニューヨーク近代美術館を中心に、セントラルパーク周辺の観光を楽しんでいきましょう!
メトロポリタンミュージアム

午前中に訪れるのは、ニューヨーク随一の巨大美術館メトロポリタンミュージアム(The MET)です。
朝イチで美術館に向かい、ニューヨークの芸術に浸る1日を楽しみます。
1870年に開館したメトロポリタンミュージアムは、世界三大美術館の1つにも数えられているアメリカ最大級の美術館です。
メトロポリタンミュージアムは、約200万から300万点の美術品を所蔵しており、世界中の様々な地域や5000年にわたる歴史の展示品を保有しています。
世界の歴史や美術史を網羅するコレクションはまさに圧巻で、丸一日あっても足りないほど見ごたえは十分です。
館内はエジプト・ギリシャ・ローマの古代美術、ヨーロッパ中世・ルネサンス美術、アジアやイスラム美術、近代アートなどの部門に分かれており、広大な展示空間が広がっています。

とくに館内に神殿を展示しているエジプトのデンドゥール神殿や、フェルメールやモネの名作といったヨーロッパ絵画は必見です。
トロポリタンミュージアムは、館内が広すぎて全部を見て回るのは難しいので、たとえばエジプトのデンドゥール神殿を中心に、モネ「睡蓮」やゴッホの絵画を優先するなど、有名どころを押さえて効率よく回ることがおすすめです。
館内は訪れるタイミングによって混雑することもありますが、開館時間に合わせて到着すれば、比較的空いていてスムーズに入館できます。
また館内にはカフェやベンチもあるので、途中で休憩しつつ自分のペースで鑑賞が楽しめることも嬉しいポイントです。
ニューヨーク五番街
メトロポリタンミュージアムを満喫したら、午後から芸術観光の前にちょっとひと休みです。
ニューヨークの五番街を南下しつつ、ショッピングや街歩きを楽しみながら、セントラルパークに向かいます。
メトロポリタンミュージアムすぐ近くにあるニューヨーク五番街は、マンハッタンを南北に貫く大通りで、世界的な高級ブランドが並ぶショッピング街として有名です。
高級ブランド店や百貨店が軒を連ねる一方、ニューヨーク五番街は歴史的建築が点在していることも特徴です。
ウィンドウショッピングだけでも楽しめ、途中でおしゃれなカフェに立ち寄って休憩することもおすすめ。
五番街は観光客でいつも賑わい、とくにクリスマスシーズンには華麗なショーウィンドウ装飾やイルミネーションでさらに活気づきます。
五番街で特に有名なのが、5番街57丁目にあるティファニー本店です。オードリー・ヘプバーンの映画「ティファニーで朝食を」は、このティファニー本店が舞台なので、ショッピングとあわせてぜひ立ち寄ってみてください。
セントラルパーク

午後の芸術鑑賞の前に、大都会ニューヨークがほこる緑のオアシス「セントラルパーク」に立ち寄って、ニューヨーカー気分でリフレッシュ!
マンハッタンの中心に位置するセントラルパークは、843エーカーという東京ドームおよそ約72個分の広さをほこるニューヨーク最大の都市公園です。
アメリカ初の計画造園された公園としても知られ、数々の映画やドラマにも登場するニューヨークを代表する公園として有名です。

中央に位置する公園のシンボル「ベセスダ噴水」は、人気スポットでもある美しい噴水で、噴水周辺のテラスは映画やドラマにも登場し、ストリート演奏が行われることもあります。
ニューヨークを象徴する風景としても有名で、季節ごとの色づく様子も見逃せません。

そしてセントラルパークといえば、芝生からニューヨークの摩天楼を望む圧巻の大都会の光景です。
人気の芝生エリアでもある「シープ メドウ」では、晴れた日は広大な芝生のうえでピクニックや日光浴を楽しむ人々で賑わっています。
セントラルパーク内はとても広いので、スケジュールに合わせて人気のベセスダの泉や、ジョン・レノンの記念碑があるストロベリー・フィールズなど一部を散策するのがおすすめです。
公園の近くにはレンタル自転車を借りることもできるので、公園のサイクリングロードをレンタサイクルで駆け抜けたり、ニューヨークならではの体験がしたいなら、馬車に乗ってパーク周辺を観光することもできます。
ニューヨーク近代美術館
午後はからは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)で近代アートの世界を満喫します。
ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art)は、1929年に開館した近現代美術に特化した世界有数の美術館です。
英語の頭文字をとって、MoMA(モマ)という愛称でも親しまれています。
MoMAは世界屈指のモダンアートの美術館で、6階建ての広大なスペースには、19世紀から現代まで様々な芸術作品が展示されています。
とくに19~21世紀美術作品が幅広く鑑賞することができ、有名なゴッホの『星月夜』やピカソの『アヴィニョンの娘たち』から、アンディ・ウォーホルの「キャンベル・スープ缶」といったポップアートに至るまで、展示作品のジャンルが多彩なことも特徴です。
なかでもゴッホの晩年に描かれた「星月夜」 と、ピカソのキュビズムの傑作「アヴィニョンの娘たち」はMoMAで必見2点です。
ピカソやゴッホ、モネなどの有名作品は、5階に展示されているので、観光にあまり時間が取れない場合は、5階からの鑑賞もおすすめです。
本館ビルはガラス張りのモダンな外観とゆとりのある展示空間になっていて、絵画や彫刻にあまり詳しくなくても楽しめるので、美術館初心者でもきっとお気に入りの作品に出会えるはずです。
また、館内にはミュージアムショップやカフェも併設されており、途中の休憩をかねて立ち寄れることも嬉しいポイントです。
ニューヨーク近代美術館は観光客にとくに人気のスポットなので、祝日をはじめ館内は混み合うことが多いことが注意点です。
そのためスムーズに入館したい場合は、観光に際して事前にチケットを手に入れておくことがおすすめとなります。
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ニューヨーク大人気スポットをめぐる1日モデルコース

せっかくニューヨークを訪れるなら、最旬スポットはもちろん、定番のスポットは観光しておきたところです。
ニューヨーク市内観光で絶対に訪れたいスポットとして人気なのが、サミット・ワン・ヴァンダービルトと、タイムズスクエア、そしてブロードウェイです。
ニューヨーク観光には欠かせない、マンハッタンのミッドタウンを中心とした1日モデルコースを見ていきましょう!
グランドセントラル駅
ニューヨークで最も有名な駅といえば、ミッドタウンにあるグランド・セントラル駅です。
グランド・セントラル駅(Grand Central Terminal)は、42丁目とパーク・アッヴェニューに位置しており、プラットホーム数44・67本の路線がある世界最大級の駅です。
1966年代に一度は取り壊しの危機もありましたが、ジャクリーン・ケネディ・オナシスらの反対で保存され、1998年に大規模修復を経て現在に至ります。
駅舎はボザール様式の壮麗な建築で、正面外観にはギリシャ神話の神々の彫像や巨大な時計があります。
駅の内部は天井に星座が描かれた高さ38mのドーム天井と、博物館のように美しいメインコンコースがとくに有名です。駅構内の広大な空間に圧倒されること間違いなし。
エンパイア・ステート・ビル

グランドセントラル駅を観光したら、マンハッタンのランドマークでもあるエンパイア・ステート・ビルに向かい、ニューヨークの摩天楼を展望しましょう。
エンパイア・ステート・ビルは、ニューヨークのシンボルでもある高さ381mの超高層ビルです。
1931年に完成し、地上102階建てのエンパイア・ステート・ビルは、1971年まで世界一の高さを誇っていました。
ニューヨーク州の愛称「エンパイア・ステート」にちなみ命名され、アールデコ様式の外観はニューヨークの象徴となっています。1933年公開の映画『キングコング』の舞台になるなど、映画にも度々登場するスポットとしても有名です。
エンパイア・ステート・ビルの 86階と102階には展望台があり、ニューヨーク市街を360度見渡すことができます。
晴天時にはマンハッタンの南部に位置する自由の女神を望むことができ、東西南北とそれぞれの方角ごとに異なるニューヨークの景色が見られることも特徴です。
展望スペースはニューヨークで人気の夜景スポットとしても知られており、夕暮れから夜景へと移り変わるニューヨークの姿はため息が出るほど美しいです。
ビル内にはお土産グッズが並ぶショッピングスペースもあり、エンパイア・ステート・ビルの限定アイテムが手に入るほか、ビル内にあるスターバックスでは、限定マグカップを手に入れることもできます。
エンパイア・ステート・ビルは、ニューヨークに5つある高層ビル展望スポットのなかでも、とくに人気があるので、観光するなら事前にチケットを予約しておくとスムーズに入場できます。
サミット・ワン・ヴァンダービルト

ニューヨークで最新の没入体験を楽しめるのが、サミット・ワン・ヴァンダービルトです。
2020年に完成したサミット・ワン・ヴァンダービルトは、マンハッタンのミッドタウンに位置し、グランドセントラル駅から直結している超高層ビルです。
ビルは高さは約427メートルで、91階から93階にかけて特別演出を楽しめる展望台があることが大きな特徴です。
とくに注目なのは、床から天井までが鏡ばりになっている展望スペースです。
真正面にニューヨークの摩天楼を眺めながら、足元と頭上には無限に続く鏡の世界が広がっていく幻想的な空間になっています。

鏡張りに囲まれた空間はまさに圧巻のひとことで、地上から遠く離れた空間で、万華鏡のなかに入り込んだような空中体験を楽しむことができます。
鏡張りの展望台は、ニューヨーク屈指のSNS映えスポットとしても話題を集めており、光の反射を用いたユニークで独特な写真が撮影できることも大きなポイントです。
日中の観光も人気ですが、サンセットタイムは鏡に反射した夕日が美しく幻想的な空間を作りだし、また日没後はニューヨークの夜景が天井や床の鏡に反射することで、果てしなく輝く夜景世界を楽しむこともできます。
タイムズスクエア

午後からはニューヨークで外せない定番スポット、ドラマや映画にも登場するミッドタウンの中心にあるタイムズスクエアの観光です。
タイムズスクエアはマンハッタンの中心にあり、ブロードウェイと7番街が交差する42丁目付近の広場です。
もともとは「ロングエーカー広場」と呼ばれていましたが、1904年に「ニューヨーク・タイムズ」紙の本社が建設されたことから、「タイムズスクエア」と改名されました。
タイムズスクエアはニューヨーク市のエンタメ街・劇場街の中心地として発展し、無数のネオン広告に照らされた広場は「世界の交差点」と呼ばれるほど、多くの人と文化が行き交う場所となっています。
周辺にはブロードウェイミュージカルの劇場や人気のレストラン、ショッピングスポットが集まっており、歩くだけでもニューヨークの中心を感じることができます。
タイムズスクエアでは、ナスダックタワーに流れる象徴的なデジタルディスプレイ広告を体感したり、高層ビルに囲まれた独特な雰囲気、ブロードウェイの街並みを楽しむことができます。
またタイムズスクエアには、さまざまなショップが集まっているのでショッピングを楽しむこともおすすめです。
アメリカで人気コスメのショップ「セフォラ」といった美容スポットはもちろん、ディズニーストアやレゴストア、スターバックスはタイムズスクエアでしか手に入らない限定アイテムが手に入ることもポイントです。
タイムズスクエアの見どころは、なんと言っても巨大なネオン広告看板に囲まれた圧倒的な光景です。
高層ビルの壁面を覆うLEDビジョンや看板群は一晩中明るくて、ニューヨークを最も象徴する景色の1つとしても有名です。
日が暮れてからのタイムズスクエアでは、ニューヨークならではの煌びやかな雰囲気を体感して、看板が輝く夜の光景をぜひ散策してみてください。
ブロードウェイでミュージカル鑑賞

夜になったら、ニューヨーク旅行のハイライトでもあるブロードウェイミュージカルの鑑賞です!
ニューヨークを旅行するなら、本場ブロードウェイのミュージカルは絶対に外せないです。タイムズスクエアや劇場街周辺で早めのディナーを済ませたら、劇場へ向かいましょう。
ブロードウェイは42丁目付近のタイムズスクエアを中心に、西40丁目~西53丁目と6番街~8番街に囲まれたエリアで、約40の大劇場が集まる世界最大の演劇街です。
年間を通じて30本以上のミュージカルや演劇が上演されており、世界最高峰のパフォーマンスを間近で体験できます。
ブロードウェイに劇場が建ち始めたのは19世紀後半からのことで、20世紀初頭にはミュージカルをはじめとする演劇の中心地となり、それ以来数々の名作が上演されてきました。
ニューヨーク随一のエンターテインメントが集まる場所でもあり、約40ものブロードウェイ劇場では毎晩公演が行われ、人気の演目はどれもチケットが完売になるほどです。
また、ブロードウェイは劇場自体が見どころになっていることもポイントです。劇場外に並ぶ演目の看板やポスターを眺め歩くだけでも、華やかな気分を味わうことができます。
とくにマジェスティック劇場やシューバート劇場は、外観・内装ともに由緒ある雰囲気で、劇場ファサードのネオンサインは、夜のタイムズスクエアらしい趣があります。
ブロードウェイの演目は、ディズニー映画原作の『ライオンキング』や『アラジン』、長年愛される『シカゴ』、2016年にトニー賞で話題になった『ハミルトン』といった作品が人気です。
ミュージカル鑑賞で気になるのが英語ですが、言葉が分からなくても、ダンスや歌で十分楽しめることが、ブロードウェイミュージカルの大きな魅力の1つです。
開演するとブロードウェイならではの圧巻の舞台装置と生演奏、俳優の歌唱・ダンスに引き込まれます。
言語が英語でも事前にあらすじを把握しておけば十分楽しめ、観劇後は心に残る感動があるはずです。観客のスタンディングオベーションも日常的な光景です。
それでも英語ミュージカルに不安がある場合は、『ライオンキング』や『アラジン』など、なじみのある作品が観劇しやすくておすすめです。
観劇にあたってのドレスコードはとくありませんが、劇場内は冷房が効いていることが多いので羽織るものがあると安心です。
\事前予約でブロードウェイを鑑賞/
まとめ

ニューヨーク観光の定番&人気スポットを巡る3日間モデルコース、いかがでしたか?
初めてのニューヨークでも、エリアごとに効率よく回れば、見どころスポットをバランスよく観光できます。
ご紹介したモデルコースは、初心者でも安心して楽しめる内容なので、ニューヨーク観光の人気スポットを押さえつつ、美術館やローカルエリアも含めて充実したものになるかと思います。
ぜひ本記事を参考にニューヨーク旅行を満喫してください。