
はじめに
青い海と南国の太陽に恵まれたハワイ・オアフ島は、日本人に大人気の海外旅行先です。限られた滞在日数でも、できる限り多くの観光スポットを楽しみたいですよね。そこで本記事では、オアフ島を効率よく巡る観光モデルコースをご紹介します。ワイキキやダイヤモンドヘッドといった定番スポットから、地元で評判の穴場スポットまでバランスよく組み込み、家族やカップル、グループ旅行でも充実した1日を過ごせるおすすめプランです。旅行計画中の方はぜひ参考にしてみてください。
オアフ島観光を最大限に楽しむコツは事前のプランニングと移動手段の確保です。混催のオプショナルツアーではなく、現地在住の日本語ガイドによる貸切ツアーを利用すれば、言葉の心配もなく自分たちのペースで観光できます。プライベートチャーターならオーダーメイドの旅程が可能で、効率よく人気スポットを巡れるのも魅力。さらに3名以上のグループ旅行なら一人あたりの料金が割安になる価格メリットもあり、賢く活用すれば快適かつお得にオアフ島を満喫できます。
オアフ島の定番観光スポット
オアフ島には初めての旅行で外せない定番観光スポットが数多くあります。有名なビーチや絶景ポイント、歴史を感じる名所まで、その魅力は多彩です。ここでは、オアフ島観光でぜひ訪れたい主要スポットをいくつかピックアップしてみましょう。
ダイヤモンドヘッド(Diamond Head)

ホノルルの象徴ともいえる「ダイヤモンドヘッド」は、ワイキキ東側にそびえる標高232mほどの火山丘です。山頂までハイキングで登れば、ワイキキの街並みと太平洋を見渡す大パノラマが待っています。日の出に合わせて登るコースは特に人気で、朝日で黄金色に輝く景色は感動的です。比較的短い1.1kmの登山コースですが30分~45分の道のりは汗をかくので、朝の涼しいうちに挑戦するのがおすすめ。頂上から360度の絶景を楽しめるダイヤモンドヘッドは、まさにオアフ島観光のハイライトといえるでしょう。
ワイキキビーチ

オアフ島観光の拠点となるワイキキは、高層ホテルが建ち並ぶホノルル随一のリゾートエリアです。目の前に広がるワイキキビーチは全長約3kmにもおよび、白い砂浜とヤシの木、エメラルドグリーンの海が織り成す南国らしい風景を楽しめます。ビーチはエリアごとに雰囲気が異なり、沖にはダイヤモンドヘッドが雄大にそびえる景色が格別です。マリンスポーツや海水浴はもちろん、夕方にはビーチに沈むサンセットもロマンチックで、訪れる誰もがハワイらしさを満喫できる定番スポットです。
ハナウマ湾(Hanauma Bay)

オアフ島随一のシュノーケリングスポットとして有名なハナウマ湾は、火山の噴火でできた湾が海水で満たされた、天然の海洋公園です。エメラルドブルーの遠浅の海にはサンゴ礁が広がり、色とりどりの熱帯魚が泳ぐ姿を間近に観察できます。観光客の増加により環境保護のため入場者数が制限されていますが、その分透き通った海の美しさが保たれています。初心者でも安心して楽しめる穏やかな湾なので、家族連れにも人気です。シュノーケル用具のレンタルもあり、美しい海中散策はオアフ島旅行の思い出になること間違いなしです。
ノースショア(North Shore)

オアフ島北部の海岸エリア「ノースショア」は、ワイキキとは異なるのどかな雰囲気が魅力のエリアです。冬になると世界中のサーファーが集まる巨大な波が立つことで有名で、サーフィンの聖地とも呼ばれています。サンセットビーチやバンザイパイプラインなど、有名サーフポイントではダイナミックな波を見ることができます。一方、夏場の海は穏やかでウミガメが浜辺で日光浴する姿に出会えることも。ノースショアの玄関口ハレイワタウンは古き良きハワイの雰囲気が残る町で、ガーリックシュリンプの屋台やマツモトシェイブアイスなど名物グルメも楽しめます。ドライブがてら立ち寄りたいノースショアは、オアフ島観光のおすすめスポットの一つです。
オアフ島観光の穴場スポット
有名スポット以外にも、オアフ島には知る人ぞ知る穴場的な場所が点在しています。定番観光地を一通り巡ったリピーターの方や、人混みを避けてゆったり過ごしたい方には、以下のようなスポットもおすすめです。
- タンタラスの丘(Tantalus):ホノルル市街を見渡す高台にある夜景スポットです。ダイヤモンドヘッドやワイキキの灯りを一望でき、地元の人々にも人気のロマンチックな場所。観光客で賑わう展望台より少し離れた静かなビューポイントもあり、レンタカーや送迎サービスを利用して行く価値があります。夕食後にドライブがてら出かけて、宝石を散りばめたような夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- カカアコのウォールアート:ホノルルの新興エリア、カカアコ地区にはカラフルなストリートアートが街の至る所に描かれています。倉庫街だった地域がアートの力で生まれ変わり、インスタ映えする壁画を探しながら散策できます。大型ショッピングセンター「ソルト(SALT)」やおしゃれなカフェもあり、観光の合間に立ち寄るとユニークな写真と思い出が作れるでしょう。穴場スポット巡りでは、こうしたローカルな街歩きもオアフ島の新たな魅力発見につながります。
- ライカニビーチ:遠浅で透明度抜群の海と白砂のビーチが広がり、「天国の海」と称される穴場スポットです。ワイキキの喧騒を離れてカイルア地区にあるラニカイビーチは、世界のベストビーチにも選ばれる隠れた名所。公共の駐車場やシャワー施設がないため観光客は少なめですが、その分プライベート感のある絶景ビーチを楽しめます。沖合いに浮かぶ双子の小島(モクルアアイランド)の風景をバックに泳いだり写真を撮ったりすれば、まさに絵葉書のような一枚が残せるでしょう。
オアフ島1日観光モデルコース:効率よく定番&穴場を巡る旅程
ここからは、限られた時間でオアフ島の魅力を満喫するおすすめ1日モデルコースをご紹介します。朝から夕方まで貸切チャーターを利用することを想定したプランで、先ほど紹介した定番スポットと一部の穴場スポットを組み合わせています。移動はすべてプライベート車両なので効率良く回れ、グループでの観光にも最適なコースです。ぜひ旅の計画の参考にしてみてください。
朝~午前:ダイヤモンドヘッド登山と東海岸ドライブ

早朝(6:00頃)、涼しいうちにダイヤモンドヘッド登山からスタートします。宿泊先のワイキキから車で約15分、入り口の登山口へ移動します。頂上まで1.1kmの道のりは往復で約1〜1.5時間程度。山頂に到着する頃、朝日が昇りきってホノルル市街を金色に染める絶景に出会えます。ハワイの爽やかな風を感じながら360度の景色を楽しんだら、下山後はふもとの売店でひと休みしましょう。新鮮なパイナップルジュースやアイスで喉を潤せば、朝からの運動の疲れも吹き飛びます。
ダイヤモンドヘッドを後にしたら、車で東方向へ海岸線沿いにドライブを続けます。カハラ高級住宅街を抜け、ハナウマ湾の展望台へ立ち寄りましょう。エメラルドグリーンの海が火山岩に囲まれたハナウマ湾を一望でき、思わず写真を撮りたくなる景色です。時間に余裕があれば、事前予約制のシュノーケリングを楽しむことも可能です(ただし今回は効率優先のため展望台見学のみに留めます)。次に向かうのは東海岸随一の絶景ポイント「マカプウ岬」。断崖絶壁の上からコバルトブルーの海原を望む景色は息をのむ美しさです。冬季にはここからザトウクジラが跳ねる姿が見られることもあります。その後、海岸線をさらに北上し、美しい白砂のビーチが続くワイマナロやカイルアの街並みを車窓から眺めながら進みましょう。
お昼~午後:ノースショアとカメハメハ街道沿いの名所巡り

東海岸を堪能したら、島の北側へと向かいます。クアロア地域の海岸から望む小島モコリイ(通称チャイナマンズハット)。映画のロケ地にもなった雄大な景色はドライブ途中の人気フォトスポットです。車はカネオヘ湾沿いを走り、クアロア・ランチ付近でひと休み。背後にそびえるコオラウ山脈の断崖と、海に浮かぶモコリイ島のコントラストはまさに絶景です。ここは映画『ジュラシック・パーク』シリーズのロケ地としても有名で、時間が許せばATVツアーなどのアクティビティに参加することもできます(※オプション)。
そのままさらに北上し、オアフ島北東部のカフク地区へ到着する頃にはお昼時。ノースショア名物のガーリックシュリンプを味わいましょう。海老の養殖が盛んなカフクには有名なシュリンプトラックが点在し、中でもジョバンニズ(Giovanni’s)などのキッチンカーは行列ができる人気店です。ガーリックたっぷりのプリプリのエビを頬張りつつ、ローカル気分でランチタイムを楽しめます。
ランチ後はノースショアの中心地ハレイワタウンへ向かいます。ノスタルジックな街並みを散策しながら、デザートに老舗のマツモトシェイブアイスでかき氷を味わいましょう。カラフルなシロップがかかったふわふわのシェイブアイスは、暑い午後にぴったりのスイーツです。ハレイワの町を満喫したら、車で少し西へ進みサンセットビーチやラニアケアビーチ(通称タートルビーチ)へ。運が良ければ砂浜で甲羅干しをする大きなウミガメに出会えるかもしれません。ノースショアのゆったりした時間が流れる風景に癒やされたら、島の中央を南下してホノルル方面へ戻ります。
途中、プランテーション時代の面影を残すドール・プランテーションに立ち寄ってみましょう。広大なパイナップル畑に囲まれた休憩スポットで、名物のパイナップルソフトクリーム「ドール・ホイップ」をぜひ味わってみてください。甘酸っぱい冷たいスイーツでドライブの疲れをリフレッシュした後は、H2高速道路で一路ホノルルへ。夕方頃にはワイキキ周辺に戻って解散となります。盛りだくさんの行程ですが、貸切チャーターならではの柔軟な旅程でオアフ島を一周し、充実の1日観光が楽しめるでしょう。
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夕方~夜:ワイキキでリラックス&夜景鑑賞(おまけ)
モデルコースの観光を終えた後は、ワイキキに戻ってほっと一息つきましょう。ホテルでシャワーを浴びて着替えたら、ディナーに出かけるのも良いですね。アラモアナセンターやロイヤルハワイアンセンターでショッピングを楽しんだり、有名レストランで食事をしたりと、夜のワイキキは楽しみ方もいろいろです。時間と体力に余裕があれば、車で再度タンタラスの丘へ向かい夜景を楽しむのもおすすめです(ガイドや運転手付きツアーなら夜の運転も安心です)。一日の締めくくりに、美しいホノルルの夜景やトーチが灯る幻想的なビーチを眺めながら過ごせば、最高の思い出になることでしょう。
現地ガイド付き貸切ツアーでオアフ島観光を快適&有意義に
オアフ島を効率よく観光するには、移動手段とスケジュール管理が重要です。レンタカーで自由に巡る方法もありますが、初めての土地での運転や駐車の心配、道に迷うリスクを考えると不安な方も多いでしょう。そんな時こそ現地ガイド付きの貸切ツアーを活用するのがおすすめです。
BUYMA TRAVELでは、ハワイ在住の日本語対応ガイドによるプライベートチャーター観光ツアーが豊富に揃っています。専属ガイドと専用車があれば、自分たちだけのペースで行きたい場所へ効率よく回ることができます。旅程もリクエストに合わせてオーダーメイド可能なので、「午前中に定番スポットを巡り、午後は穴場ビーチでのんびり」など柔軟なプランニングが叶います。移動中もガイドが現地の歴史や文化、グルメ情報を教えてくれるため、単に景色を見るだけの観光以上に深い知識やエピソードが得られるのも大きなメリットです。もちろん日本語で気軽に質問や会話ができるので、海外旅行に不慣れな方や英語が苦手な方でも安心感が違います。
また、貸切ツアーはグループ旅行(3名以上)の場合に特に経済的なメリットがあります。人数が増えても車両代は基本的に定額のため、1人あたりの費用を抑えることができるのです。例えば4人家族で利用すれば、同じ内容のバスツアーに個別で参加するよりお得になるケースも多々あります。さらに他の旅行者に気を遣う必要がないプライベート空間なので、小さなお子様連れや高齢のご家族が一緒でも周囲を気にせずマイペースに過ごせる利点も見逃せません。
現地ガイド付きの貸切オプショナルツアーを上手に利用して、オアフ島観光を快適かつ有意義なものにしましょう。プロの案内と安心の送迎があれば、今回ご紹介したモデルコースのような盛りだくさんの1日旅程も無理なく実現できます。限られた時間で最大限にハワイを楽しむための賢い選択肢として、ぜひ検討してみてください。
まとめ

オアフ島は定番スポットから穴場スポットまで見どころが満載で、工夫次第で1日でも充実した観光モデルコースを楽しむことができます。ダイヤモンドヘッドやワイキキビーチでハワイらしい絶景を堪能し、ノースショアでゆったりローカル気分を味わい、さらに時間があればオプショナルツアーで特別な体験に挑戦する――そんな盛りだくさんのプランも、事前にしっかり計画を立てれば実現可能です。
初めて訪れる方はもちろん、リピーターの方も、自分だけのモデルコースでオアフ島の新たな魅力を発見してみてください。もし効率的な移動や旅程づくりに不安がある場合は、現地日本語ガイドの力を借りてみるのも一案です。プロのガイドと巡るオアフ島観光は安心感と充実度が違い、思い出深い旅になることでしょう。ぜひBUYMA TRAVELのプライベートツアーも活用しながら、オアフ島で最高の時間をお過ごしください。ハワイの楽園での素敵な思い出づくりを応援しています。