台北から台中の行き方5選!最速の新幹線とツアー参加がおすすめな理由もご紹介!

台湾中部に位置する台中は、夕日の絶景が広がる「高美湿地」にSNS映えで一躍有名になったレインボーブリッジこと彩虹眷村、スイーツ好きにはたまらない宮原眼科など、台北とはまた違った魅力がたっぷりの都市です。

台中はレトロで落ち着いた雰囲気が楽しめる街で、台北から日帰り旅行でも大満喫できる観光スポットとしても注目を集めています。

本記事では、台北から台中まで行ける5種類の移動方法についてをご紹介。

台中までの移動方法は、新幹線や電車、バス、タクシー、そしてツアーと、さまざまなアクセス方法があり、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説しています。

台湾旅行が初めての方や、効率よく観光を楽しみたい方に役立つ情報をぎゅっとまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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台北から台中への行き方は5種類

宮原眼科
台中 宮原眼科

台北から台中までの移動方法は、大きく分けると新幹線、在来線(電車)、高速バス、タクシー、そしてツアーの5つです。

なかでも最も定番なのが、新幹線を使うルートで、台北から約1時間で台中に到着するスピード感が魅力です。

ただし、新幹線の駅は台中の郊外にあるため、市内中心部へはさらに移動が必要なことが注意点。

費用を抑えたいなら、高速バスや在来線がコストを抑えることができます。

もし、初めての台湾旅行で「移動に不安がある」「観光も効率よく楽しみたい」という方には、移動と観光がセットになった台北発着の現地ツアーがおすすめです。

宮原眼科や彩虹眷村、高美湿地といった人気スポットをまとめて巡れるプランも多く、1日を有効に使えます。

移動手段所要時間(目安)料金(片道目安)おすすめな人
新幹線(高鐵)約1時間約700元(約3,360円)スピード重視
在来線(台鉄)約1.5~3.5時間約241〜375元(約1,160~1,800円)市内中心部に直接アクセスしたい人
高速バス約2.5~3時間約320元(約1,540円)コスト重視
タクシー約2時間約4,000元~(約19,200円~)楽に移動したい
現地ツアー約10時間~(観光込み)ツアーにより初めての旅行・移動も観光もまとめて楽しみたい人

各アクセス方法の所要時間や費用は、まとめると上記の通りです。

では続いて、各アクセス方法の詳細をチェックしていきましょう。

台北から台中まで新幹線で行く

台北から台中まで、短時間で快適に移動したいなら、台湾新幹線(台湾高速鉄道・高鐵)の利用が最もおすすめです。

台北駅から乗車し、台中の「高鐵台中駅」まで一直線。所要時間は最短で約45分、通常でも1時間程度で台中に到着できます。

台湾新幹線は日本が手がけていることもあり、車両の乗り心地は日本の新幹線のように抜群。長距離移動の疲れもほとんど感じさせません。

台北から台中までの新幹線の料金は、座席タイプによって価格が異なります。

座席タイプは3つあり、自由席は675台湾ドル(約3,240円)、指定席(普通車)は700台湾ドル(約3,360円)、ビジネス車両なら1,250台湾ドル(約6,000円)程度。

自由席はその名の通り座席が決まっておらず、空いている席に先着順で座るスタイルです。

指定席は座席を確保できる安心感があり、混雑時にも座れることがメリット。

そしてビジネス車両はより広い座席と静かな環境など、快適性を重視した特別車両となっており、日本の新幹線のグリーン車にあたります。

台中行きの新幹線は、台北駅からの乗り方も簡単で地下1階に乗り場があります。

台北駅では「高鐵(HSR)」の表示を目印に進めば迷うことはなく、改札口の手前にはセブンイレブンやパン屋などの売店が充実しているので、飲み物や軽食を買っておくのもおすすめ。

新幹線の設備も充実していて、トイレは各車両に完備されており、授乳室も設置。リクライニング可能な座席や大きな荷物スペース、無料Wi-Fi、USB充電用コンセント完備など、移動中の設備も整っています。

台北から台中での移動で新幹線を使う場合、とくに注意しておきたいのは台中に到着してからの移動です。

新幹線が到着する「高鐵台中駅」は、宮原眼科など人気スポットのあつまる台中駅とは別の駅となります。

「高鐵台中駅」は、台中市街地からやや離れた地区にあるため、台中を観光するには目的地にあわせて乗り換えが必要です。

例えば台中市内観光を楽しむなら、駅に直結している台鉄から在来線に乗り換えて、在来線の「台中駅」まで移動が必要です。

バスを利用する場合は、高鐵台中駅前のバスターミナルから出ている市内バスが便利で、タクシーを使えば、台中駅周辺まで約30分、料金は300元前後ほどです。

新幹線を使う最大のメリットは、なんといっても速さです。1時間で台中まで行くことができ、1時間に1〜2本と運行本数も多いため、スケジュールに合わせた旅行もしやすいです。

一方で、デメリットとしては、料金がバスや在来線に比べて高めであること、また利用する時間帯によってはチケットが売り切れになることもあり、到着する駅が郊外にあるため、市街地まで乗り換えでの移動が必要になることです。

台北から台中まで在来線(電車)で行く

スピードよりものんびりとしたローカル体験を重視したい方におすすめなのが、台湾の在来線「台湾鉄路(台鉄)」を利用して台中へ向かう方法です。

台北駅から出発し、台中駅(台鉄台中駅)まで1本でアクセスできるため、乗り換えなしで市内中心部まで、最短1時間半ほどで到着できることが大きな魅力です。

台北から台中までの在来線は、利用する列車のタイプによって所用時間と費用が変わってきます。

最速の特急「自強号」や「普悠瑪号(プユマ)」「太魯閣号」なら約1時間40分〜2時間ほどで台中に到着。

急行にあたる「莒光号」では約2時間半、各駅停車の「区間車」を利用すると3時間以上かかることもあります。

時間を優先したい場合は、時刻表を事前に確認して特急を選ぶのがコツです。

料金もお手頃で、区間車なら241元(約1,160円)、自強号は375元(約1,800円)ほどと、新幹線の半額以下。

自強号は指定席料金も含まれているため、追加料金なしで座って移動できるのもうれしいポイント。

特急車両でも当日に空きがあれば自由席として乗車可能ですが、週末や繁忙期は座席が埋まりやすいので、事前予約がおすすめです。

チケットの購入方法は複数あります。駅の窓口や自動券売機での購入はもちろん、台湾鉄路の公式サイトからオンライン予約し、セブン-イレブンやファミリーマートなどのコンビニで発券・支払いすることも可能です。

台北駅の券売機は英語表示に対応しているため、海外からの旅行者にもわかりやすく、気軽に利用できます。

車内の設備は列車によってまちまちですが、特急車両にはリクライニングシートとトイレが完備されており、日本の特急列車に近い雰囲気です。

全席指定なので座ってゆっくり過ごせる安心感もあります。ただし、車両によっては年季の入ったタイプも混在しており、最新の新幹線と比べるとやや快適さに差があります。

区間車(各駅停車)はロングシートやボックス席が中心で、冷房は完備されていますが、トイレが設置されていない車両もあるため、長距離移動の場合はあらかじめトイレは済ませておくと安心です。

台鉄で行くメリットは、運賃が安く旅行コストを抑えられるです。市街地ど真ん中の台鉄台中駅に到着するため、到着後すぐに観光スタートも可能です。

デメリットは新幹線と比べると所要時間が長く、ダイヤの乱れによる遅延が発生することもあります。また駅や車内の案内が中国語メインなので、初めての方にはややハードルが高い移動方法です。

台北から台中まで高速バスで行く

「台北から台中までとにかく安く移動したい」という方におすすめなのが、高速バスでの移動です。

台北市内から出発して、台中市内まで乗り換えなしで直行できる高速バスは、台湾旅行でローカルな雰囲気を味わいたい方、そしてバックパッカーのように1人旅したい方におすすめ。

台北から台中までは、「国光客運」や「統聯客運(Ubus)」といった台湾の主要バス会社が路線を運行しています。

高速バスは事前に予約しなくても、当日バスターミナルでチケットを購入すればすぐに乗れる便がほとんどです。

バスの乗り場は、台北駅前にある「台北転運站(台北バスターミナル)」が定番。

地下鉄MRT台北駅と地下道でつながっており、天候を気にせずアクセスできるのも魅力です。主要なバス会社の窓口が並び、行き先を伝えるだけで希望の便のチケットを購入できます。

高速バスを利用しての台北から台中までの所要時間は、約2時間半〜3時間が目安です。

高速道路を使うため道中は快適ですが、ただし夕方のラッシュ時や週末は渋滞により30分ほど延びる可能性があり。

料金はとてもリーズナブルで、片道260〜320元(約1,200〜1,500円)程度です。新幹線の半額以下で移動できるので、旅費をしっかり節約できます。

USB充電ポート付きの車両や、無料Wi-Fiが使えるバスもありますが、バスによってはトイレが付いていない場合があることが注意点。

またエアコンが効きすぎていることもあるので、寒がりの方は羽織り物を1枚用意しておくと安心です。

高速バスを選ぶメリットは、なんといってもコストパフォーマンスの高さです。

その一方でデメリットとしては、移動時間が長い点と、渋滞などによる大幅な遅延リスクがあります。

またチケット手配に慣れない海外での高速バス乗車は行き先間違いの心配もあるので、上級者向けの移動方法ではあります。

台北から台中までタクシーで行く

少し贅沢だけれど、とにかく台北から楽に移動したい。そんなときに検討したいのが、タクシー利用での台北から台中への移動です。

タクシーを利用すれば、ホテルからホテルまでドアツードアで移動でき、重たい荷物や乗り換えの心配も不要です。

タクシーは高速道路を利用すれば、所要時間はおよそ2時間ほどです。

途中で乗り換える必要もなく、出発した場所から目的地まで一直線に移動できるのが最大のメリットです。

ただし、時間帯によっては渋滞に巻き込まれる可能性もあり、とくに平日夕方や週末は所要時間が延びることが注意点です。

気になるタクシーの料金は、通常のメータータクシーで5,000台湾ドル(約2万円)前後が相場です。

距離に加え、高速道路通行料や待ち時間料金も含まれるため、どうしても高額になります。

ホテルから目的地まで直通で行けるメリットがある一方で、やはりデメリットは料金の高さです。

節約を重視した旅行とは相性が悪く、1〜2名で利用するとしてもコストパフォーマンスはあまりよくありません。

また長距離タクシーを利用する際は、信頼できる業者を選ばないと、料金トラブルや運転マナーの問題に巻き込まれるリスクもあり。

安全面を考えると、事前予約できる信頼性の高いサービスを選ぶことの方がおすすめにはなります。

台北から台中までツアーで行く

「移動手段も観光も、すべてまとめて手配してしまいたい」という方にぴったりなのが、台北発の現地ガイドツアーで台中を訪れる方法です。

新幹線やバスを自分で予約する必要もなく、観光地の順路やアクセスを調べる手間もなく、専用車と日本語ガイドの案内で、人気スポットを効率よくめぐることができます。

台中の人気スポットでもある「彩虹眷村」「高美湿地」は台中駅から距離があり移動が必要になることが注意点ですが、ツアーを利用すれば台北からいっきに観光して回わることができます。

例えばBUYMA TRAVELで人気のガイドプランなら、台中観光で絶対に外せない人気スポット「宮原眼科」「彩虹眷村」「高美湿地」を1日で効率よく巡ることができます。

しかも日本語対応ドライバーによる専用車での移動なので、ご家族や友人同士などグループでの旅行との相性もピッタリです。

大型バスやバンによる現地ツアーとは異なり、他のお客さんの目を気にせずに、自分たちのグループだけで台中スポットをめぐれることも魅力です。

所要時間はおおよそ10〜12時間ほどになり、朝9時30分に台北を出発して、夜20時30頃に帰着するイメージです。

ツアーの料金は内容によって異なり、個人で移動・観光を手配するよりは少し割高になることもありますが、移動の快適さと時間の効率、ガイドの案内が付いている安心感を考えると、コスト以上の満足感があります。

なによりのメリットは、鏡張りの絶景が見られることで有名なスポット「高美湿地」のようなアクセスが難しい場所でも、ツアーなら効率よく訪れることが可能なことです。

一方のデメリットとしては、自由度が制限されることなので、自分のペースでその場で予定を変更しながら観光したい方には不向きかもしれません。

台北から台中を日帰り観光できる

台北から台中まで日帰り観光なら、ツアー参加がおすすめな理由

限られた時間で台中の魅力をしっかり楽しむには、移動手段とスケジュールの工夫が重要です。

なかでも台中屈指の絶景スポット高美湿地は、アクセスが不便なことが最大のネック。

台湾のウユニ塩湖とも呼ばれる絶景「高美湿地」は、訪れる時間帯が重要なカギになっています。

観光したタイミングで確実に鏡張りの世界を楽しみたいなら、どうしても現地ツアーの利用がおすすめになってきます。

郊外にある人気台中スポットに簡単に移動できる

台中の人気スポットは、駅周辺だけでなく郊外にも点在しています。

たとえば、「宮原眼科」は台中駅から徒歩圏内にあるのですが、「彩虹眷村」は郊外の住宅街に、「高美湿地」は海沿いのエリアに位置し、公共交通機関を使って個人で巡るにはかなりの時間と労力がかかります。

とくに高美湿地はバスで1時間以上かかるうえ、運行本数も限られているため、行くだけでもひと苦労。

その点、ツアーなら専用車で観光地を直行移動できるため、無駄な乗り換えや待ち時間もなく、1日の観光効率が段違いです。

移動にかかる時間を観光に充てられるので、台北からの日帰り旅行では非常に大きなアドバンテージになります。

人気スポットをたった1日で網羅できる

台中の三大名所「宮原眼科」「彩虹眷村」「高美湿地」を1日で巡れるのは、ツアーならではの強み。

とくに夕暮れ時の絶景で知られる高美湿地は、帰りの新幹線やバスの時間を気にせず見学できるのが魅力です。

時間を気にせず、思う存分に台中の景色や空気を楽しめます。

ホテル送迎付きだから、移動がとにかくラク

台北発着ツアーは、ホテルからの送迎サービス付き。朝は滞在先まで迎えに来てくれて、夜は観光後そのままホテルまで送り届けてくれるため、移動の手間がありません。

慣れない土地でタクシーを捕まえたり、複雑な乗換えルートを調べる必要もなく、特に初めての台湾旅行でも安心です。

海外で安心の日本語対応

日本語ガイドや日本語対応スタッフが同行するので、困ったときに日本語サポートが受けられることが大きなメリットです。

もちろん観光中はスポットにまつわる歴史やエピソードを教えてもらえて、台湾に住んでいるガイドだから知っている情報や、美味しいお店を紹介してもらえることもポイントです。

実はコストパフォーマンスも良い

BUYMA TRAVEL

一見するとガイドツアーは割高に感じるかもしれませんが、新幹線の往復料金、観光地間のタクシー代、日本語ガイド代などをすべて自分で手配すると、意外とツアー料金のほうが割安ということもあります。

ツアーは利用するタイミングによっては、早期予約のキャンペーン割引が使えることも多く、またグループで参加すればさらにお得になることもポイントです。

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まとめ

台北から台中へ向かう移動手段は、新幹線・在来線電車・高速バス・タクシー・ツアーとさまざま。

スピードを重視するならやはり新幹線が最適で、コストを抑えたい方には高速バス、ローカルな雰囲気を味わいたいなら台鉄の在来線も魅力的です。

移動の手間を極力減らしたいならタクシーも候補になり、観光も移動もまとめて楽しみたい方には台北発着のガイドツアーが最もおすすめです。

初めての台湾旅行で台中に向かう方も、リピーターの方も、本記事を参考にして、ぜひ自分にぴったりの方法で台中への旅を楽しんでもらえたらと思います。

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