
アメリカ・ラスベガスは、世界屈指のカジノやショーなど、世界有数のエンターテインメントが集まる人気の観光都市です。
煌びやかなホテル群が並ぶ街中では、豪華な演出のショーが連日行われ、眠らないエンターテイメントの街としても有名。そんなラスベガスは、訪れるだけで非日常的を楽しむことができます。
そしてラスベガスの大きな特徴は、夜に輝くネオンの街並みと、巨大なホテルと豪華なカジノの数々。
せっかくの海外旅行でラスベガスを訪れるなら、楽しみたいのがホテルに併設されているカジノですが、カジノと聞くと「初心者にはハードルが高いのでは?」と心配になる方も多いのではと思います。
この記事では、カジノ初心者の方に向けて、ラスベガスでカジノを楽しむ基礎知識から、おすすめのカジノホテルまでをわかりやすくご紹介。
ラスベガス旅行であわせて楽しみたい観光ツアー情報もお届けするので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
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ラスベガスのカジノへ行く前に知っておきたい7つの基本

初めてラスベガスでカジノにいく場合でも、安心して楽しめるよう事前に知っておきたい基本情報を7つのポイントにまとめました。
年齢制限や服装ルール、マナー、通貨、予算、チップ、営業時間について、事前にチェックしておきましょう。
年齢制限あり!21歳未満は入場不可
ラスベガスでは法律により、カジノで遊べるのは21歳以上と定められています。
21歳未満はカジノフロアへの立ち入り自体が禁止されているため、20歳でも入場はできません。
カジノエリアに入場する際には、身分証明書の提示が求められるので、必ずパスポートなどの写真付きIDを携帯しましょう。
とくにアジア人観光客は若く見られがちで、IDチェックの頻度が高めです。
服装はカジュアルでOK!
カジノではドレスコードはなく、Tシャツやジーンズなどのラフな服装でも問題ありません。
ただし、ビーチサンダルや水着など、あまりにラフすぎる服装は避けた方が無難です。
またカジノ館内は冷房が強めに効いていることが多いため、体温調節しやすいように軽い上着を持参すると快適に過ごせます。
写真NG・ディーラーへの配慮を忘れずに
ラスベガスのカジノは、まるで映画の世界に足を踏み入れたように華やかなことが特徴です。
そのためカジノではつい写真や動画を撮影したくなるのですが、カジノ内は写真や動画の撮影が原則禁止です。
写真禁止はイカサマ防止の観点からとなるので、無断でカメラやスマホを向けると、注意されることもあるため注意しましょう。とくに他のプレイヤーやディーラーが写り込むような撮影は厳禁です。
また、ディーラーの背後を通るのはNGとされています。テーブルゲームが初めての方は、ディーラーに「初めてです」と伝えると親切に対応してくれることが多いので、遠慮せずにお知らせしてみましょう。
もちろんゲームに熱中しすぎても大声を出したり、台を叩いたりする行為は避けましょう。携帯電話での通話はカジノフロアの外で行うのがマナーです
チップの使い方
カジノでは米ドルが基本通貨です。日本で両替しておくか、現地の両替所やATMを利用しましょう。ただし、カジノ内の両替所やATMはレートや手数料が割高な場合があるのでご注意を。
スロットは紙幣を直接投入してプレイできますが、精算はチケット式が主流です。
ポーカーなどのテーブルゲームでは現金を直接賭けられないため、ディーラーに現金を渡して「チップ(chip)」に交換してもらいます。
現金とチップを交換する際は、『キャッシュプレイ、プリーズ(Cash play, please.)』や『チェンジ、プリーズ(Change, please.)』と伝えるとスムーズです。
なお、日本語の「チップ」は心づけ(tip)も意味するので、文脈には注意しましょう。
事前に金額と時間を決めておく
つい夢中になってしまいがちなカジノですが、無理なく楽しむためには、あらかじめ「1日○ドルまで」「○時間で切り上げる」といった予算と時間のルールを決めておくことが大切です。
予算はあくまでカジノで遊ぶお金として考え、生活費や旅行の必要経費とは別にしておきましょう。
スロットや低額ベットのテーブルゲームから始めれば、100ドル程度でも数時間楽しむことができます。
チップ:感謝の気持ちを形に
米国ではサービスを受けた際にチップ(tip)を渡すのが文化です。
カジノでもディーラーにはゲームを終える際に、1~5ドルほど感謝の気持ちとしてチップを渡すのがマナーです。
もし大きな勝利があった場合は、ゲームを終える際に、勝ち分の一部を渡すと喜ばれます。直接手渡すより、テーブルに置いたり、『For you.(あなたに)』と一言添えて差し出すとスマート。
また多くのカジノでは、ウェイトレスがカジノで遊ぶプレイヤーにドリンク(ソフトドリンク、水、コーヒー、時にはアルコール類も)を提供しています。
ドリンクサービスを利用した際は、ウェイトレスには1杯あたり1ドル程度のチップを渡すことが目安です。
営業時間:24時間いつでもオープン
眠らない街と呼ばれるラスベガスでは、カジノのほとんどが24時間営業です。
時間を気にせず好きな時に楽しめますが、カジノにはプレイヤーがゲームに集中できるよう時計がありません。
ついつい長居しすぎないよう注意が必要なので、こまめにスマホで時間を確認しつつ、自分のペースで遊びましょう。
ただし、ディーラーの交代やテーブルのメンテナンス等で、一時的にクローズするゲームやエリアがある場合もあります。
ラスベガスのおすすめカジノホテル10選
ラスベガスの大きな特徴は、有名な人気ホテルはとカジノが一体になっていること。
そのためラスベガスを最高に楽しむには、どこのカジノホテルに宿泊するかが重要なポイントです。
ここでは立地抜群のラスベガスのストリップ中心部の定番ホテル、コスパ重視で気軽に泊まれるホテル、極上のラグジュアリーホテル、そしてダウンタウンのおすすめホテルと、エリアごとにわけて、ラスベガスの代表的なカジノ付きホテル10軒をご紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、目的や予算に合わせたホテル選びの参考にしてください。
ベラージオ(Bellagio)

ラスベガス・ストリップの中心に佇む「ベラージオ」は、イタリア北部のコモ湖畔の村をモチーフにした、世界中の旅行者に愛される五つ星ホテルです。
映画『オーシャンズ11』の舞台にもなったホテルとしても知られ、華麗で優雅な雰囲気は、まさにラスベガスの象徴と呼ぶにふさわしい存在です。
ホテルの正面で繰り広げられる「Fountains of Bellagio(噴水ショー)」は、高さ140メートルにも達する水柱と音楽が融合する圧巻の無料アトラクション。
日中から深夜まで定期的に開催されており、客室やレストランのテラスから眺める特等席の眺望も魅力です。

約4,500坪の広大なカジノフロアでは、スロットマシン2,300台以上、130台以上のテーブルゲームに加え、世界的に有名なポーカールームやハイリミット専用エリア「Club Privé」も完備。初心者からプロまでが楽しめる洗練された空間が広がっています。
さらに、四季折々のテーマで彩られる屋内庭園「ボタニカル・ガーデン」や、ラスベガスに行くなら絶対にみたい幻想的なシルクドゥソレイユの水上ショー「O(オー)」まで楽しめます。
ホテルにはミシュラン星付きレストランや、高級ブランドショップなどのラグジュアリーな施設も充実。宿泊者専用のプールエリアもあり、非日常のリゾート時間を大満喫できます。
初めて訪れる方には、MGMグループの「MGM Rewards」カード作成もおすすめ。カジノやレストラン利用で貯まるポイントは、宿泊や食事、ショーに活用可能です。
ラスベガスで特別な体験をしたいなら、ベラージオは間違いなく理想のホテルです。
カジノだけでなくホテルでの贅沢な時間も、忘れられないラスベガス旅行の思い出になること間違いなしです。
シーザーズ・パレス(Caesars Palace)

古代ローマの壮麗な世界観を現代に蘇らせた「シーザーズ・パレス」は、ラスベガス・ストリップの中心にそびえるエンターテインメントの王道たる風格のホテルです。
大理石の柱やローマ風の彫刻が並ぶホテル館内は、まるで神殿に迷い込んだかのような荘厳さ。
1966年に開業したシーザーズ・パレスの館内には、最新のカジノ、ショー、グルメ、さらにスパまでそろっており、まさに帝王の宮殿という名にふさわしいホテル体験が楽しめます。
約12,000㎡を超えるというカジノフロアには、スロット1,300台以上、テーブルゲーム180台以上を完備。定番のブラックジャックやポーカーはもちろん、ルーレットも楽しめます。
ホテル施設も充実しており、世界屈指の高級モール「フォーラムショップス」や7つのテーマプール、受賞歴あるスパ「Qua Baths & Spa」など、ホテルに1日いても飽きる暇がないほど館内施設も充実しています。
4,300席の劇場「コロシアム」では、アデルやスティングらトップアーティストの公演が連日開催。過去にはセリーヌ・ディオンやエルトン・ジョンをはじめ、ミュージシャンの公演が行われてきた場所としても有名です。
また、シーザーズ・パレスはスポーツ分野としては、ボクシングの世界タイトルマッチが開催されてきた地としても有名です。
さらに話題の大人向けのユーモアが詰まったショー「アブサン Absinthe」では、刺激的なパフォーマンスが楽しめます。
ホテル内のダイニングも一流揃いとなっており、ミシュラン星付きフレンチの「ギー・サヴォア」、セレブ御用達の「NOBU」、人気TV番組をテーマにした「ヘルズキッチン」など、食の分野でも贅沢なひと時が楽しめます。
シーザーズ・パレスは、歴史と革新があわさったラスベガスの象徴的なホテルです。ラグジュアリーと興奮を一度に味わいたい方は、ぜひチェックしてみてください。
MGMグランド(MGM Grand)

ラスベガス・ストリップでひときわ目を引くエメラルドグリーンの外観が特徴の「MGMグランド」は、世界有数の超大型リゾートとして名高いホテルです。
ハリウッド黄金期の映画スタジオMGMの名を冠し、エンターテイメントを極めたホテルとして知られ、客室数5,000超を誇るまさに眠らない街の象徴的な存在です。
カジノ、ショー、ナイトクラブ、グルメ、スパ、プールといった、全てのエンターテインメントの楽しみが詰まっていることがMGMグランドの大きな特徴。
カジノは東京ドームを超える広さで、2,500台以上のスロットマシンや150台以上のテーブルゲームが並び、初心者から上級者まで幅広く楽しめる構成になっています。
ブラックジャック、ルーレット、クラップス、バカラといったカジノの定番ゲームはもちろん、さまざまなテーブルゲームが楽しめます。
ポーカールームも充実していて、MGM会員カード「MGM Rewards」でプレイ実績に応じた特典も受けられます。
ホテル施設のエンタメの目玉は、イリュージョンの魔術師・デビッド・カッパーフィールドの劇場や、ラスベガス旅行必見のシルク・ドゥ・ソレイユの壮大なショー演目「カー KÀ」です。
なかでもシルク・ドゥ・ソレイユがMGMグランドで上演する「カー」は、壮大な叙事詩のような内容となっており、空中ブランコ、武術、そして360度回転する巨大なステージ装置を駆使した、息もつかせぬアクロバットとドラマが融合した圧巻のショーが楽しめます。
また、5階建ての巨大ナイトクラブ「ハッカサン」も有名で、最先端のサウンドシステムと圧倒的な光の演出と共に、世界トップクラスのDJが夜を熱く盛り上げています。
プールエリアはレイジーリバーやジャグジー、カバナ付きで南国リゾート気分が味わえ、さらにはゴルフ練習場とエンターテイメントが融合したスコアを競う「トップゴルフ」など、アクティブにすごせる施設も満載です。
まさに「ここにいれば、すべてが叶う」ような体験ができるMGMグランド。エンタメに満ちた滞在を求める方にとって、これ以上ない舞台がここに広がっています。
ベネチアン(The Venetian)

イタリア・ベニスのロマンチックな運河と建築美を忠実に再現した「ザ・ベネチアン・リゾート・ラスベガス」は、ラスベガス・ストリップの中心に位置する統合型リゾートです。
ラスベガスにいながらにして、ベネチアにいるような錯覚を覚える非日常的な空間が広がっており、宿泊、カジノ、食、ショッピング、リラクゼーションすべてにおいて、ラグジュアリーな体験ができるホテル施設となっています。
ホテル最大の特徴は、客室がすべてスイートルームであることです。
最もスタンダードな部屋でも約60㎡とゆとりがあり、リビングエリアとベッドルームが段差で緩やかに分かれた設計が、優雅で落ち着いたホテル空間を演出しています。
大理石のバスルームにはローマ風のバスタブと独立したシャワールーム、ダブルシンクの洗面台が備えられ、アメニティやリネン類のクオリティもハイクオリティ。
窓の外にはリゾート内の美しい風景や、時間ごとに表情を変えるラスベガスの街並みが広がり、ラスベガスらしい豪華なひと時が楽しめます。
ホテル施設内にあるショッピングモール「グランドカナルショップス」は、ラスベガスの観光スポットとしても人気で、モール内には運河が流れていることでも有名です。
グランドカナルショップスは、まるで本物のベニスの街中を歩いているかのような美しいショッピングモールで、青空が広がる天井、石畳の道、アーチ橋、運河が作り出す幻想的な空間のなかには、160以上のショップが軒を連ねています。
グランドカナルショップスの運河では、実際にゴンドラ乗りを楽しむことができ、ゴンドリエがカンツォーネを歌いながら、屋内外の運河を優雅に巡ってくれます。
ホテルのカジノも圧巻で、約11,000㎡の広大なカジノフロアは、ルネッサンス様式の天井画やシャンデリアが彩る豪華な空間となっています。
2,000台以上のスロットマシンや、ブラックジャック、ルーレット、バカラなどの定番テーブルゲーム、そして世界中の強豪が集うポーカールームが用意されています。初心者も安心して楽しめる低レート台も多いことも魅力です。
さらに、ベネチアンは姉妹ホテル「パラッツォ」と館内でつながっており、宿泊者は両施設のレストランやカジノ、プールを自由に利用可能。より落ち着いた雰囲気のパラッツォと、華やかなベネチアンをシーンに応じて使い分けられるのも大きな魅力です。
カップルの記念日旅行はもちろん、グループやファミリーにも適した設備と広さ、そしてすべての訪問者に対応するホスピタリティ。「ザ・ベネチアン・リゾート・ラスベガス」は、まさにすべての旅人にとっての“夢の宮殿”です。ラスベガスで贅沢な時間を過ごしたいなら、これ以上にふさわしい場所はないでしょう。
フラミンゴ・ラスベガス(Flamingo Las Vegas)

1946年の創業以来、ラスベガスの歴史と共に歩んできた「フラミンゴ・ラスベガス」は、ストリップの中心に位置するレジェンド的存在のホテルです。
鮮やかなピンクのネオン、どこか懐かしくも華やかな外観、そして手頃な価格帯が魅力で、豪華絢爛なメガリゾートが立ち並ぶなか、古き良きラスベガス感のあるホテルとして、根強い人気を誇っています。
フラミンゴ・ラスベガスは、伝説のギャング「ベンジャミン・シーゲル」が手がけたホテルとして有名で、ラスベガス大通りの歴史をつくったホテルとしても知られています。
レトロ感のある外観のホテルですが、客室はモダンにアップデートされており、クラシックな雰囲気の部屋から、ポップでスタイリッシュな客室まで、お部屋タイプは多彩です。
ホテルリゾート内の注目ポイントが、緑あふれる中庭「ワイルドライフ・ハビタット」で、優雅なフラミンゴたちが歩き回る姿を間近で観察できます。

プールエリアもフラミンゴの大きな魅力の1つ。
21歳以上限定の「GO Pool Dayclub」では、DJが登場する本格的なプールパーティーが開催されており、まさにラスベガスらしいゴージャスで非日常的な体験が楽しめます。
一方、家族連れにも対応した「Beach Club Pool」では、ラグーンスタイルの開放的なプールでのんびりと過ごすこともできます。用途に応じて選べるプールが揃っているのは、大型ホテルならではの嬉しいポイントです。
カジノフロアも広大で、近年の豪華カジノに比べるとややクラシックな雰囲気。活気がありながらも、初心者にも優しい雰囲気が魅力です。
最新のスロットから低レートのマシンまで幅広く揃い、1セントから楽しめる台も充実。ブラックジャックやルーレット、バカラなどの定番ゲームももちろん完備されており、ディーラーもフレンドリーです。
ホテルのダイニングは、ラスベガスの高級グルメトレンドとは異なり、親しみやすさと手頃な価格帯を重視していることがポイントです。
カジュアルに食事を楽しめる店や、気軽に立ち寄れる飲食店が豊富で、すべてが使いやすくてちょうどいいバランスなことも魅力です。
そして何より、フラミンゴの最大の魅力は立地です。ストリップのど真ん中に位置し、シーザーズパレスやベラージオ、パリスなどの有名ホテルへは徒歩圏内。
観覧車「ハイローラー」や屋外モール「リンク・プロムナード」にも直結しており、食事、買い物、観光においても別群に便利です。
「豪華さよりも、利便性とコスパを重視したい」「カジュアルにラスベガスを楽しみたい」そんな方におすすめのホテルです。
ニューヨーク – ニューヨーク ホテル & カジノ(New York-New York)

ストリップ南端にそびえ立つ摩天楼群「ニューヨーク・ニューヨーク・ホテル&カジノ」は、ラスベガスにいながらニューヨークの街並みを体感できるテーマ性あふれるホテルです。
自由の女神やブルックリン橋、エンパイア・ステート・ビルなど、マンハッタンを象徴する建築物が再現されており、ホテルの景観をみるだけでも訪れる価値ありです。

ホテルにあるジェットコースター「ビッグ・アップル・コースター」が名物で、ホテルの外観を全長約1,400メートルのコースターが駆けめぐっています。
ビッグ・アップル・コースターの最高時速は約108km、ハートラインツイストや垂直ループなどのスリル満点の仕掛けが次々と展開され、ビルの谷間を滑走する爽快感が魅力です。
ホテル内には、クラシックなアーケードゲームや最新機種が集う「ビッグ・アップル・アーケード」があり、家族連れやグループ旅行でも退屈知らずです。

カジノフロアは約7,800㎡ほどあり、ニューヨークの街をテーマにした内装には、タイムズスクエアやセントラルパークを彷彿とさせる演出もあり。
数千台のスロットマシンをはじめ、テーブルゲームをはじめ、エンタメ性と遊びやすさを両立したカジノなので、初心者からベテランまで気軽に遊べる雰囲気が魅力です。
ホテルの客室は約2,000室あり、ニューヨークのアパートをイメージしたモダンでスタイリッシュなデザインです。
街並みを描いたアートや、カラフルな色調の家具がユニークなラスベガス旅行を演出しています。
お部屋の窓からローラーコースターやラスベガスの街並みが見えることも特徴で、ニューヨーク – ニューヨーク ホテル & カジノならではの景観が楽しめます。
価格帯は比較的リーズナブルながら、必要な設備はしっかり完備されており、コストパフォーマンスの面でもおすすめです。
ルクソール(Luxor)

ラスベガス・ストリップの南端にそびえる巨大な黒いピラミッドが「ルクソール・ホテル&カジノ」です。
1993年の開業以来、古代エジプトの神秘とスケール感を現代に蘇らせた外観が話題を呼んでおり、ラスベガスを象徴するランドマークの1つとしても有名です。

ルクソール・ホテルのピラミッドの頂点から放たれる「スカイビーム」は、地球上で最も強力な光線とも言われており、夜空を貫く光は飛行機のなかからも確認できるほど。
ルクソールのカジノフロアは約11,000㎡と広大で、古代エジプトをモチーフにした柱やヒエログリフ、神殿風の装飾が見られることが特徴です。

カジノ内を歩くだけでもテーマパークのような楽しさがあり、非日常的な世界観のなかにカジノ初心者からベテランまで、誰もが楽しめるゲームが揃っていることがルクソールの魅力です。
スロットエリアには、1,000台以上のマシンが並び、最新のデジタルスロットから、昔ながらのリールタイプまで種類は豊富。
1セントからベットできる低レート台も多く、初めてでも気軽にチャレンジできることもポイントです。
テーブルゲームもバラエティ豊かで、ブラックジャック、バカラ、ルーレットといった定番はもちろん、スリーカードポーカーといったカジュアルなゲームも人気です。
とくにルクソールでは、比較的低いミニマムベット($5~)からプレイできるテーブルが充実しているため、初心者にも優しいカジノとなっています。

ホテルの内部には圧巻の世界観が広がっており、巨大な吹き抜けのアトリウム、頭上を見上げると三角形に切り取られた天井など、神秘的な雰囲気が楽しめます。
壁にはヒエログリフや神々の壁画、巨大なスフィンクス像やオベリスクが並び、まるで古代エジプトの神殿に迷い込んだかのようなユニークなホテルとなっています。
ピラミッド棟にあるお部屋は、窓や壁が斜めというユニークな設計も特徴の1つで、客室には「インクライネーター」と呼ばれる斜めに移動するエレベーターに乗ってアクセスします。
ルクソールはエンターテイメントも多彩で、定番は世界中で人気のパフォーマンス「ブルーマングループ」による音楽、光、笑いが融合した体験型ショーです。
言葉の壁を超えて楽しめるパフォーマンスは、世界各国から訪れる家族連れにも大人気です。
また、最新の話題としては、eスポーツの競技場「ハイパーX・アリーナ」もホテル内にある注目の施設です。
広大なスペースに、巨大スクリーンや実況ブースを備えた施設となっており、プロの大会から一般参加型イベントまで幅広く開催。eスポーツ好きなら、必見のスポットとなっています。
ウィン(Wynn Las Vegas)

ラスベガス・ストリップに燦然と輝く「ウィン・ラスベガス」は、洗練と贅沢を極めた大人のためのラグジュアリーリゾートです。
ホテルはアートと建築、自然が融合したような空間デザインが特徴で、創業者のスティーブ・ウィンはカジノ王としても知られています。
50階建ての豪華ホテルには2700を超える客室があり、お部屋は温かみのあるニュートラルカラーを基調に、上質なカスタムメイドの家具を取り入れたデザイン。エレガンスと居心地の良さを両立した空間となっています。

なかでもウィン・ドリーム・ベッドと名付けられた特製のベッドは、最高の寝心地を約束しており、1日中ベットで過ごしたくなるほどに快適。
バスルームも広々としており、大理石のカウンタートップ、独立したシャワーとバスタブ、高品質なアメニティが揃っています。
そしてウィンのカジノ体験は、空間設計から特別なものになっており、他のカジノとは一線を画していると評判です。

カジノは約10,000㎡と広大なフロアになっており、自然光を取り入れた大きな窓、柔らかな照明、気品ある大理石の床やカーペットが配され、まるで上質なサロンのような雰囲気です。
ギラギラとした派手さや雑然とした熱気とは無縁で、落ち着いた雰囲気の中で、上品にじっくりとゲームに集中できる環境が整っています。
スロットマシンは1セントからプレイできる低額台から、ハイリミット向けの最新機種まで幅広く揃っており、どんなレベルのプレイヤーにも対応。
テーブルゲームもウィンならではのクオリティで楽しめ、ブラックジャック、ルーレット、クラップス、バカラといった定番に加えて、さまざまなポーカーゲームも用意されています。
なかでもウィンでは、高額を賭けるプレイヤー向けゲームが充実していることが特徴です。高いレートでプレイできるハイリミットサロンでは、じっくりと勝負を楽しむことができます。
ゴールデン・ナゲット(Golden Nugget)

ラスベガスのダウンタウン、フリーモント・ストリートの中心に輝くホテルが「ゴールデン・ナゲット・ラスベガス」です。
「金塊」という意味のゴールデン・ナゲットは、1946年創業という長い歴史を持つホテル。ダウンタウン最大級のカジノホテルにして、ラスベガス最古級のホテルの1つとしても知られています。
活気に満ちたカジノフロアは、約3,500㎡の広さを誇る空間になっており、最新のスロットマシンから懐かしのリール式マシン、ビデオポーカーまで1,000台以上がずらりと並びます。
1セントからプレイできる低レート台も豊富で、少ない予算でも気軽に遊べるのがゴールデン・ナゲットの大きな魅力。
ラスベガスの中心地でもあるストリップの大型カジノと比べて敷居が低く、初めてのカジノ体験にもぴったりの場所です。

テーブルゲームも充実しており、ブラックジャック、バカラ、クラップス、ルーレットの定番ゲームに加え、パイガオポーカーやスリーカードポーカーなどのバリエーションも多数。
ゴールデン・ナゲットのカジノで注目のポイントは、最低賭け金(ミニマムベット)の低さです。ストリップでは$15〜$25スタートが一般的なブラックジャックも、ここでは$5からプレイできることもあります。
本格的なポーカールームも併設されており、デイリートーナメントやキャッシュゲームが開催され、地元の常連と観光客が混ざり合うアットホームな雰囲気が魅力。

そしてゴールデン・ナゲットといえば、名物プールのザ・タンク(The Tank)です。
ザ・タンク(The Tank)は、サメと泳ぐことで有名なプール。巨大な円柱水槽を囲むようにプールがながれており、水槽のなかには10種以上のサメが泳いでいます。
プールには透明なウォータースライダーも完備されており、サメたちの泳ぐ水槽をすべりぬける体験もできます。
ホテルのロケーションも魅力の1つで、ホテルを出ればすぐ目の前に観光スポットでもある「フリーモントストリート」が広がります。

フリーモントストリートは全長約460メートルのアーケードで、天井を使ったラスベガスらしい光と音の演出が楽しめる「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」を鑑賞できるスポットとして有名です。
ダウンタウン最大のナイトイベントに気軽にアクセスできるのは、ゴールデン・ナゲット宿泊者ならではの魅力です。
そしてストリップに比べて宿泊料金が抑えめであることも、ゴールデン・ナゲットの大きな強み。豪華な客室とサービスを備えながらも、コストパフォーマンスに優れており、旅行費用を抑えつつ、本格的なラスベガス体験を楽しみたい方におすすめです。
まとめ

ラスベガスは、カジノをはじめとした多彩なエンターテインメントと、個性あふれるホテルが揃う夢のような街です。
本記事では、初めてでも安心してカジノを楽しむための基本知識から、滞在そのものが特別な体験となるおすすめカジノホテルまでを幅広くご紹介しました。
豪華で華やかなストリップエリアから、歴史と活気が交差するダウンタウンまで、旅のスタイルに合わせて選べるのもラスベガスの魅力。ぜひ、自分にぴったりのホテルとカジノで、忘れられない旅をお楽しみください。