
世界遺産のベルサイユ宮殿は、フランス旅行で外せない大人気スポット。
ベルサイユ宮殿を観光する際に注意したいことは、現在は基本的に事前の予約が必須となっていることです。
ベルサイユ宮殿のチケット予約は、約3ヶ月前から受け付けが開始され、公式サイト(英語・仏語)や、代行予約サービスやツアー、またはパリミュージアムパスを使った予約など、いくつかのルートから予約が可能です。
この記事では、ベルサイユ宮殿を確実に観光するためのチケット予約方法をわかりやすく解説。
「公式で取れなかったらどうすればいい?」「英語の予約が不安…」「そもそも当日券ってあるの?」といった疑問にもお答えしながら、ベルサイユ宮殿のチケット予約に関する最新情報をわかりやすくまとめました。
チケットを確実に予約を取る方法、各予約方法の違い、当日チケットの可能性までしっかり把握できるので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
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ベルサイユ宮殿は事前予約が必須

ベルサイユ宮殿は、フランスを代表する世界遺産のひとつで、フランス旅行には欠かせない人気の大人気スポットです。
現在、ベルサイユ宮殿の公式サイトからは、宮殿の内部に入場して観光するには、オンラインでの事前予約が必須と案内されています。
正確には現地のチケットオフィスに空きがあれば、チケットを当日に予約することも可能ですが、観光シーズンをはじめ基本的には当日の予約枠はないことが多いです。
とくに春から秋にかけてのハイシーズン(4月〜10月)や、週末・祝日・夏休みなどの繁忙期には、予約なしではほぼ入場できないと考えておくことがおすすめ。
実際、ピークシーズンはチケットを購入できたとしても、ベルサイユ宮殿の入場までに2時間以上待たされるということも珍しくありません。
当日券は売り切れの可能性が高く、運よくチケットが残っていても長蛇の列に並ぶので、確実にベルサイユ宮殿を観光したい場合は、事前にチケット予約を済ませておくことがおすすめとなります。
あらかじめベルサイユ宮殿のチケットを予約しておけば、当日に現地のチケット売り場に並ぶ必要はなく、予約した時間帯にスムーズに優先入場することができます。
ベルサイユ宮殿側も「予約のある方のみが、予約時間から30分以内の入場を保証する」としており、混雑回避のためにも事前予約は基本的には必須となっています。
ベルサイユ宮殿のチケットは、週末やバカンスシーズンは、人気の時間帯から順に予約枠が埋まっていくため、なるべく早めの確保がポイントです。
なお、チケットの予約受付は、ベルサイユ宮殿を観光する日の約3ヶ月前から受付可能となります。
ベルサイユ宮殿チケットの予約方法4選
ベルサイユ宮殿のチケットの予約・購入方法は大きく分けると4つあります。
それぞれに特徴とメリットがあるので、ここでは公式サイトからの直接予約、日本語対応の予約代行サービス、パリミュージアムパスの活用法、そして現地での当日券購入と4つあるチケット予約方法について詳しくご紹介します。
公式サイト(英語・フランス語)での直接予約

チケットを一番安く手に入れる方法が、ベルサイユ宮殿の公式オンライン予約サイト(英語またはフランス語での操作)からチケットを購入する方法です。
公式サイトにアクセスしたら、まずはベルサイユ宮殿観光で利用したいチケット種類を選択です。
ベルサイユ宮殿の内部を見学するので、全てのエリアを観光できる「パスポート」チケット、または宮殿のみの観光できる「パレスチケット」チケットから、希望するチケットを選択します。
入場時間は30分単位で設定されており、予約した枠の時間内に入場する必要があります。
次に、チケット枚数を入力します。パリミュージアムパスを利用する場合は無料チケットの取得が必要です。またオプションとして、音声ガイド(有料)を追加するかどうかを選択できます。
公式サイトからのチケット予約のメリットは、 手数料がかからず最も安くチケットを入手できることです。
デメリットは、サイトの表示が英語またはフランス語のみで、日本語の対応していないことです。
チケット選択項目も多いため、手続きの途中でどれを選べば良いかわからなくなる方も多いです。
また、住所や氏名の入力などをすべてローマ字で行う必要があり、慣れていない方にはハードルが高くはあります。
購入後のキャンセルや変更は原則不可となっており、予約内容を間違えると修正ができないことも注意点です。
BUYMA TRAVELの日本語代行予約・ガイド付きツアーから予約

英語サイトからの予約では、チケットが確実に取れているか不安。
海外サイトにクレジットカード登録することで、カードの不正利用に繋がらないか心配。
ベルサイユ宮殿のチケット予約に心配がある方は、日本語でスムーズにチケットを取れる「BUYMA TRAVEL(バイマトラベル)」の利用がおすすめです。
BUYMA TRAVELでは、現地フランス・パリ在住の日本人ガイドが、人気の美術館や観光スポットのチケット予約、パリ市内の観光ガイドを行っています。
ベルサイユ宮殿についても、「チケット予約代行サービス」と「日本語ガイド同行プライベートツアー」の2種類のプランをご用意。
チケット予約代行を利用

チケット予約代行は、ベルサイユ宮殿の入場チケットを、現地の日本語ガイドが代わりに予約・購入してくれるプランです。
現地フランスの日本人ガイドが、希望日時のチケットを手配してくれます。
混雑日でもキャンセル枠を狙って柔軟に対応することも可能で、当日にスムーズに観光が行えるようチケットをご案内。当日はガイドが用意したチケットを持って、予約時間にベルサイユ宮殿の入口に向かうだけです。
代行予約プラン利用のメリットは、公式サイトからの予約に不安がある方でも、日本語で安心してチケットが取得できる点が最大の魅力です。
希望日時の予約やチケットの種類の選定もガイドが代行してくれるため、庭園の有料日などの複雑な条件にも柔軟に対応してくれます。
また、家族分の無料チケットの取得や、同行者の人数変更への対応など、臨機応変なサポートを受けられることもポイント。
また、チケット手配の決済はBUYMA TRAVEL上で行うので、海外サイトにクレジットカードを登録する必要がないことも嬉しいポイントとなっています。
代行予約を利用すれば手続きミスの心配もなく、簡単なやり取りで予約完了まで進められるので、「できるだけ確実にチケットを入手したい」という方におすすめです。
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日本語ガイドツアーの利用

チケット予約だけではなく、当日の観光ガイドもお願いしたい場合はツアープランがおすすめです。
ベルサイユ宮殿のチケット予約に加えて、ガイドが宿泊先まで迎えに来てくれたり、パリ市内からの移動をサポートしてくれる内容になっています。
ベルサイユ宮殿はパリ市内から距離があるので、観光するための移動がネックになるポイントの1つ。またパリの電車はスリをはじめ治安も注意点です。
ガイドツアーでは、フランス在住の日本人がベルサイユ宮殿までご案内するので、はじめてのフランス旅行でも安心して観光することができます。
完全プライベートでの観光が可能なので、他の観光客と一緒にツアーに参加する必要もなく、自分たちのペースで見学できる点も大きな魅力の1つ。
とくにシニアの方や、子連れ旅行の方は、安心してパリから日帰りで観光できるのでおすすめです。
パリミュージアムパスを利用した無料予約の方法
ルーブル美術館やオルセー美術館など、パリの人気観光スポットをお得に観光してまわりたい場合は、「パリミュージアムパス(Paris Museum Pass)」の利用もおすすめ。
パリミュージアムパスは、パリ市内とパリ近郊にある50以上の主要な美術館や博物館、歴史的建造物に入場できる観光用の共通フリーパスです。
パスは2日券(48時間)、4日券(96時間)、6日券(144時間)と3種類あり、ルーヴル美術館、オルセー美術館といった美術館から、凱旋門などの観光スポットまで利用できます。
パリミュージアムパスを利用すれば、ベルサイユ宮殿にも追加料金なしで入場が可能です。
ただし、パリミュージアムパスを持っているだけではベルサイユ宮殿に入場できず、事前にオンラインでの無料予約が必須となっていることが注意点。
パリミュージアムパスを利用したチケットは、ベルサイユ宮殿の公式サイトから手に入れることができ、通常のチケット予約とページから希望の訪問日と時間帯を選び、チケットの種類を選択してチケットを予約します。
パリミュージアムパスを利用したチケットは、料金区分が無料になるので、間違えて有料の通常チケット選択しないようご注意ください。
また支払いは発生しませんが、無料予約でも決済画面を最後まで進める必要があります。手続きが完了すると、QRコード付きのEチケットが登録メールアドレス宛に届きます。
当日はパスと無料予約チケットを持参して、ベルサイユ宮殿の入口へ。チケットとパリミュージアムパスをセットで提示すると宮殿内を観光できます。どちらか一方だけでは入場できませんので、忘れずに持参しましょう。
パリミュージアムパスの利用は、実質無料でベルサイユ宮殿を観光できることがメリットです。
デメリットはパリミュージアムパスを手に入れて、さらにベルサイユ宮殿の予約手続きも行うという複雑さです。
「パスを持っていれば並ばずに入れる」と誤解されがちですが、実際は事前の日時指定予約がなければ入場できません。旅行当日にパスだけを持参しても入場を断られてしまうため、予約を忘れないように注意が必要です。
現地チケットオフィスでの当日券購入

ベルサイユ宮殿では、事前にオンライン予約をしていなくても、現地のチケットオフィスで当日券を購入することが可能です。
ただし、チケットを手に入れることができない可能性が高いので、おすすめはしていません。
最悪の場合、ベルサイユ宮殿に入れなくても構わないという方や、どうしても予約ができなかった場合の最終手段が現地でのチケット購入です。
当日券を買う場合は、ベルサイユ宮殿の正門をくぐって左側のチケットオフィスから購入します。
オープンは宮殿の開館時間にあわせて朝9時ごろから。早朝に並べば比較的スムーズに購入できることがあります。
対応言語はフランス語または簡単な英語が中心となり、支払いはクレジットカードまたは現金です。
チケットには入場可能な時間帯が記載されており、時間になったら入口に並んで入場します。人気の時間帯が満員の場合は、遅い時間を指定されることもあるため、午前中の早い時間帯に到着しておくことがおすすめです。
当日チケットはその日の気分で観光できることで、「予定していた観光スケジュールに空きができたから、急遽行ってみよう」といった柔軟に対応ができることです。
デメリットは、入場できる保証がないこと。
ベルサイユ宮殿はフランス屈指の人気スポットの1つなので、予約チケットで埋まってしまい、当日券の枠がほとんど残っていない場合があります。
また、現地で購入できたとしても、チケットオフィスに並ぶのに1時間以上、入場列にさらに30分以上待つことも珍しくはありません。
ベルサイユ宮殿チケット予約後、当日の観光の流れと注意点

ベルサイユ宮殿のチケットの予約が完了したら、あとは当日のスムーズな入場と観光のために準備を整えておきましょう。
Eチケットの扱い方から現地での宮殿入場の流れ、見学時の注意点まで、ベルサイユ宮殿を快適に観光するためのポイントをご紹介します。
Eチケットと持ち物の準備
予約完了後に送られてくる電子チケット(PDF)は、スマートフォンに保存するか紙に印刷して持参してください。
QRコードをスムーズに提示できるよう、画面を拡大できる状態にしておくと安心です。
18歳未満や学生割引、障がい者割引など無料または割引チケットを利用する方は、年齢確認書類や学生証・障がい者手帳などの提示が求められます。該当者は必ずパスポートなどの証明書を携帯してください。
パリ市内からのアクセス方法
パリ中心部からベルサイユ宮殿へは、RER C線の利用が便利です。
オルセー美術館などを通る路線に乗車し、「Versailles-Château Rive Gauche」駅で下車します。所要時間は約45分、運賃は片道3.65ユーロほどです。
駅から宮殿正門までは、徒歩10分ほど直進するだけで到着します。
入場の流れと入口の場所
正門(黄金の門)をくぐると官庁中庭があり、まず全員がセキュリティチェック(手荷物検査)を受けます。
その後、予約者用の「Entrance A(入口A)」に向かいます。これは中庭の左手にある杜弗ール館(Dufour Pavilion)の1階にあり、黄色い「A」の看板が目印です。
団体ツアーの方は別の入口(B)を案内されますが、個人で予約した場合は必ず入口Aに並んでください。
入口前には行列用レーンが設けられており、予約時間ごとに案内されます。予約時間の30分前までに現地に到着し、列に並んでおくことがおすすめです。
チケットに記載された入場時間から30分以内に入らなければチケットは無効になります。たとえば、10:00予約であれば、10:30までに入口を通過していなければ入場できません。
チケット提示とセキュリティチェック
順番が来たら、QRコード付きのチケットを提示します。スマホ画面でも紙でもどちらでも構いません。パリミュージアムパス利用者は、パス本体もあわせて提示してください。
チケット確認後は、空港のような荷物検査があります。バッグはX線検査機を通し、金属探知ゲートもくぐる必要があります。
スーツケースなど大きな荷物は持ち込めませんので、事前に駅のロッカーなどに預けるか、入口手前のクロークに預けましょう。
クロークは空きがなく、利用できない場合もあるのでご注意ください。
ベルサイユ宮殿の入場と見学
セキュリティを通過して中庭に出ると、ベルサイユ宮殿の正面入口が見えてきます。
宮殿内は自由見学スタイルで、予約時間に合わせてツアーで誘導されるわけではありません。
王の寝室や鏡の間など、見どころを自由に巡ることができます。所要時間は人によりますが、本館だけでおおよそ1.5〜2時間ほどです。
見学の最後はミュージアムショップを通って南翼の出口から退出します。一度外に出ると再入場はできませんので、見残しがないか注意しましょう。
ベルサイユ宮殿のトイレ
トイレは入口付近と、出口付近にもトイレがあります。
宮殿内の見学ルート上には基本的にトイレがありません。
再入場について
パスポートチケット所持者は庭園や離宮エリアには何度でも再入場可能ですが、ベルサイユ宮殿の本館は予約した時間帯に一度きりの入場となります。
途中退場すると再び中には入れませんのでご注意ください。
まとめ

ご紹介したベルサイユ宮殿のチケット予約方法は、それぞれにメリットが異なり、手続きのしやすさ、確実性、言語対応など、なにを重視するかによって、選ぶべき方法は変わってきます。
できるだけ費用を抑えたい方には、公式サイトでの直接予約が最適でで、英語に不安がある方や手続きに手間をかけたくない方は、代行サービスやツアーの利用がおすすめ。
パリでとことん美術館めぐるなら、パリミュージアムパスと事前予約を組み合わせるとお得になり、どうしても事前予約ができなかった場合は、可能性は低いですが現地チケット購入という方法も残されています。
しっかりチケットの準備を整えて、ベルサイユ宮殿での優雅なひとときをお楽しみください。