
ソウル旅行でカジノを体験したい方へ、最新のソウル カジノ事情と基本情報を詳しく解説します。韓国のカジノは外国人専用で、日本人旅行者も安心して楽しめる上質なエンターテインメント空間です。ソウル市内の主要カジノ施設や高級ホテル情報、利用ルールやマナー、注意点まで網羅したガイドをお届けします。旅行前の予習にぜひお役立てください。
ソウルのカジノ事情と基本情報
ソウルには現在、外国人観光客向けの公認カジノが複数あり、いずれも韓国 カジノ業界を代表する大型施設です。韓国の法律上、首都ソウルのカジノはすべて韓国人以外の外国人のみ入場が許可されており、日本人を含む海外からの旅行者が主要な利用客層となっています。ここでは、ソウルのカジノを利用するために知っておきたい基本事項について、「国籍と年齢制限」「営業時間と定休日」「入場料と支払い方法」の観点から説明します。
国籍と年齢制限について
韓国のカジノ(ソウル含む)は外国籍の人のみ入場可能です。韓国人(韓国籍保持者)は法律により入場が禁止されており、在日韓国人などでも韓国籍の場合は入れません。そのため、日本国籍の旅行者であればパスポートを提示することで入場が認められます。また年齢制限は満19歳以上となっており、19歳未満の未成年者は外国人であっても入場できません。これは韓国の観光振興法とカジノ営業規則で定められた条件です。入場時には必ずパスポート等の身分証で年齢と国籍の確認が行われるため、忘れずに持参しましょう。
韓国には唯一、自国民も入場できる「江原ランド(カンウォンランド)」という例外的なカジノ施設がありますが、これはソウルから離れた地方にあり、本記事の対象であるソウル市内のカジノはいずれも外国人専用です。したがってソウルでカジノを楽しむ際は、日本人を含む外国人観光客のみが利用する環境となるので、韓国語ができなくても問題なく過ごせます。年齢さえクリアしていれば、観光ビザなど短期滞在でも入場できます。
営業時間と定休日
ソウルの主要カジノは基本的に24時間年中無休で営業しています。昼夜を問わず開いており、365日いつでもプレイ可能です。例えば「セブンラックカジノ」各店(江南COEX店・ドラゴンシティ店)も年中無休(365日)、24時間営業となっており、深夜でも早朝でも思い立った時に訪れることができます。定休日はありませんので、祝祭日や週末も通常どおり開場しています。
2020~2022年にかけては新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一時休業や時短営業が行われた時期もありましたが、2024年以降は通常営業に復帰しています。したがって2025年現在、ソウルのカジノはコロナ前と同様に終日オープンしており、旅行日程に合わせて自由に訪問できます。なお、深夜帯でも治安は比較的良く安全ですが、初めてなら早めの時間帯に下見がてら訪れるのも良いでしょう。混雑具合としては夜間や週末に外国人観光客が増える傾向がありますが、広いフロアで席数も多いため、平日昼間はゆったり遊べることが多いようです。
入場料と支払い方法
ソウルのカジノは入場料無料です。日本のパチンコ店のように入場自体に料金はかからず、入口でパスポートチェックを受けるだけで誰でも自由に入れます。ただし、中でゲームを遊ぶ場合は当然ながらお金を賭ける必要があります(見学するだけなら賭けなくても構いません)。ゲーム利用は有料ですが、いくら遊ぶかは自分で予算を決めて購入するチップやクレジットを管理します。
支払い方法としては、基本的に韓国ウォン現金があれば問題ありません。テーブルゲームの場合、席についたらディーラーに現金を渡してチップ(ゲーム用のコイン)に交換します。スロットマシンの場合は機械に直接紙幣(ウォン)を投入するか、館内の券売機で発行されるチケット(TiToシステム)を使ってプレイします。日本円など外貨はそのままでは使用できないため、館内の両替所でウォンに両替しましょう。主要カジノには必ず24時間対応の両替所やATMが併設されており、日本円からウォンへの両替や、クレジットカードでのキャッシングによるウォン現金の引き出しが可能です。JCB・VISA・MasterCardなど国際カードにも対応しているので安心です。
チップの購入は少額から可能ですが、各ゲームには最低ベット額(ミニマムベット)が定められています。例えばスロットなら100ウォン(約10円)程度から回せる台もありますが、テーブルゲームは1回1万ウォン以上など少し高めです。手元のチップが余った場合や勝利金を換金したい場合は、退場前にカジノ内のキャッシャー(両替窓口)でウォン現金に交換します。なお、一部のカジノでは高額チップの換金時にパスポートの再提示を求められることもありますので、最終的な換金までパスポートを携帯してください。
ソウルの人気カジノ一覧
ソウルには有名なカジノが複数ありますが、特に人気なのが以下に挙げる4施設です。それぞれ特色や雰囲気が異なり、立地も分散していますので、旅行プランに合わせて訪れてみてください。
- セブンラックカジノ江南COEX店(Seven Luck Casino Gangnam COEX) – 江南エリアCOEXセンター内
- セブンラックカジノミレニアムソウルヒルトン店(Seven Luck Casino Millennium Seoul Hilton) – 南大門・ソウル駅近く(※現在閉業)
- パラダイスカジノウォーカーヒル(Paradise Casino Walkerhill) – 広津区・ウォーカーヒルホテル内
- セブンラックカジノドラゴンシティ店(Seven Luck Casino Dragon City) – 龍山(ヨンサン)・ドラゴンシティ複合施設内
以下、それぞれのカジノについて最新情報を紹介します。
セブンラックカジノ江南COEX店
ソウル江南(カンナム)地区を代表する外国人専用カジノです。「セブンラックカジノ江南COEX店」は、その名の通り国際会議場・展示場であるCOEX(コエックス)センター内に位置し、地下の大型ショッピングモール「COEX MALL」と直結しています。地下鉄9号線「奉恩寺(ポンウンサ)駅」から地下通路を通ってアクセスでき、雨の日でも濡れずに行ける便利さです。館内は「韓国的な伝統美」をコンセプトにした豪華なインテリアで、東洋的な雰囲気と最新設備が融合した独特の空間となっています。
フロア規模は3フロア合計6,094㎡にも及び、テーブルゲームは78台(バカラ・ブラックジャック・ポーカー・ルーレットなど)、最新型のマシンゲーム(スロット)は108台、電子テーブルゲームも45台設置されています。広々とした空間に多種多様なゲームが揃っており、初心者から経験者まで楽しめるでしょう。COEXモールや免税店、映画館、水族館などのエンタメ施設が周囲に充実しているため、観光やショッピングの合間に気軽に立ち寄れるのも魅力です。
COEX店はセブンラックカジノ系列の旗艦店であり、豪華さとアクセスの良さから日本人観光客にも人気があります。館内では日本語も通じ、スタッフが丁寧に対応してくれるので言葉の心配もありません(詳細は後述のQ&A参照)。また、新規会員登録時には60,000ウォン相当のベッティングクーポンがもらえるキャンペーンも実施されており、初めて訪れる方はぜひ活用してみてください。
セブンラックカジノミレニアムソウルヒルトン店(※閉業)
セブンラックカジノのもう一つの拠点が、かつてソウル中心部の「ミレニアムソウルヒルトンホテル」にあったGangbuk(江北)店、通称ヒルトン店です。このカジノは南大門やソウル駅に近い立地で、都会的で洗練された内装が特徴でした。しかしミレニアムヒルトンホテルの閉館(2022年末)に伴い、当カジノも2023年1月に閉鎖・移転しています。現在は同系列のドラゴンシティ店(後述)に事業が引き継がれた形で営業しており、「ヒルトン店」としての営業は終了しました。長年親しまれてきた老舗カジノだけに閉鎖を惜しむ声もありますが、施設自体は龍山エリアへ移転しリニューアルされたため、引き続きソウルでそのサービスを体験できます。なお、旧ヒルトン店跡地のホテル建物は今後再開発される見通しです。
※旅行者への注意:ガイドブック等に「セブンラックカジノ・ヒルトン店」と記載があっても、現在その場所ではプレイできません。代わりに龍山ドラゴンシティ内の新店舗を訪れてください。
パラダイスカジノウォーカーヒル
ソウル随一の歴史と規模を誇るのが、広津区にあるパラダイスカジノウォーカーヒルです。漢江(ハンガン)と峨嵯山(アチャサン)の自然に囲まれた高級ホテル「グランドウォーカーヒルソウル」内に位置し、1968年オープンの由緒ある外国人専用カジノとして長年の信頼と実績を積み重ねてきました。幾度ものリニューアルを経て常に最新の設備を導入し、世界各国から訪れるゲストをもてなしています。
フロア面積は約750坪(2,475㎡)と広大で、79台のテーブルゲームと約140台のスロットマシンを備えています。バカラ・ブラックジャック・ルーレット・タイサイ(大小)など豊富なゲーム台に加え、熟練のディーラーとスタッフによる安定した高品質のサービスが評判です。品格ある施設とサービスを基盤に、訪れたお客様に忘れられない思い出を提供することを理念としており、「世界トップレベルのプレミアムカジノ」を目指す韓国No.1の外国人専用カジノとも称されています。
ウォーカーヒルはソウル市街地からやや離れた東部にありますが、明洞エリアからタクシーで約30分と許容範囲です。宿泊者向けにはホテルのシャトルバスも運行しています。館内では無料でドリンクや軽食が提供され、一定時間ゲームをするとレストランで使える無料食事券をもらえるサービスもあります。初めて訪れる方には100,000ウォンのベッティングクーポンや記念品プレゼント、タクシー代補助など豪華な特典も用意されており、至れり尽くせりの待遇を受けられるでしょう。
パラダイスカジノウォーカーヒルは韓国を代表する老舗カジノとして国内外で知名度が高く、ハイクラスな雰囲気を味わいたい方におすすめです。落ち着いた環境の中、上質なサービスとともにゲームに集中できるため、ソウル旅行で特別な夜を過ごしたい場合には是非候補に入れてみてください。
セブンラックカジノドラゴンシティ店
セブンラックカジノドラゴンシティ店は、2023年に新規オープンしたソウルで最も新しい外国人カジノです。前述のヒルトン店が移転する形で、龍山(ヨンサン)駅北口の大型複合施設「ソウルドラゴンシティ」内5階にオープンしました。アクセス面では、空港鉄道・KTXも停まるターミナル駅である龍山駅と直結しており、雨天でも駅から濡れずに入館できます。カジノ専用エレベーターで5階フロアに上がると、ラスベガスを彷彿とさせる華やかさと気品ある大人の空間が広がります。
施設規模は延べ面積3,146.96㎡とセブンラック江南店よりやや小ぶりですが、天井が高く開放的でスタイリッシュな内装が施された都心型カジノです。バカラ、ブラックジャック、ルーレット、タイサイ、セブンラックポーカー、カジノウォーといったテーブルゲームから、電子テーブルゲーム(ETG)、最新型スロットマシンまで多彩なゲーム設備を完備しており、自分の好みのゲームを存分に楽しめます。テーブルゲームの台数はバカラだけで37台もあり、全体では55台のテーブルと146台のスロットマシンが設置されています。
ドラゴンシティ店の魅力は何と言ってもその利便性です。同じビル内に高級ホテル群(後述のノボテルやグランドマーキュアなど)があり、レストランやバーも充実しています。ショッピングモール「アイパークモール」や電子商店街が徒歩圏内にあり、観光の拠点として最適な立地です。カジュアルな服装でも入場可能で、日本語対応もOK、駅直結と、初めてのカジノ体験にも抜群の条件が揃っています。実際、ヒルトン時代からの常連だけでなく新規の若年層観光客も増えており、今後さらに人気が高まることが予想されます。
宿泊施設とカジノがセットになった高級ホテル
ソウルでカジノを満喫するなら、ホテル併設型のカジノを利用するのが便利です。以下では、カジノ施設を併設または直結している高級ホテルを3つご紹介します。いずれも宿泊しながら24時間カジノで遊べる贅沢な環境を提供しており、カジノ好きの旅行者にとって最適な滞在先となるでしょう。
グランドウォーカーヒルソウル

【グランドウォーカーヒルソウル】は、先述のパラダイスカジノウォーカーヒルを内包する5つ星ラグジュアリーホテルです。ソウル東部、緑豊かな峨嵯山の丘陵に建ち、漢江を見下ろす眺望も楽しめます。全般に落ち着いた雰囲気で、日本のリゾートホテルのようなゆったり感があります。客室はスタンダードからスイートまで揃い、上質なインテリアと充実のアメニティで快適に過ごせます。館内にはプールやスパ、フィットネスクラブ、ゴルフ練習場などレジャー施設が充実し、レストランやバーも複数営業しています。

何より地下1階~2階にかけてカジノフロアが広がっているため、エレベーターで降りればすぐカジノという利便性が魅力です。宿泊者は客室からラフな服装で気軽にカジノへ行けますし、遊び疲れたらすぐ部屋に戻って休息できます。外国人専用ホテルだけあってスタッフの語学対応も万全で、日本人コンシェルジュが常駐していることもあります。老舗の高級ホテルとしてサービス品質は折り紙付きで、「カジノとホテルの両方を存分に楽しみたい」という方に最適です。
インターコンチネンタルソウルCOEX(※現在改装工事中)
【インターコンチネンタルソウルCOEX】は、江南COEXセンターに直結する高級ホテルです。地上30階超のタワーからは江南の街並みを一望でき、出張ビジネスマンから観光客まで幅広い客層に人気があります。しかし、2024年末より全館リニューアル工事のため一時休業中となっており、工事の完了時期については2025年8月末になる見込みです。
このホテルは、江南エリアを代表する5つ星ホテルとして、国際的なビジネスマンや観光客に利用されており、ラグジュアリーな客室と、充実したレストラン・スパ施設が魅力でした。COEXモールや免税店、映画館、水族館などエンターテインメント施設との抜群のアクセスを誇り、セブンラックカジノ江南COEX店と地下で直結していたため、カジノ利用者にも非常に便利な宿泊先として高い人気を得ていました。
現在宿泊ができない状況ではありますが、カジノを目的にCOEXエリアを訪れる場合、近隣には代替となる高級ホテルも点在しています。たとえば、同じ三成(サムソン)駅周辺には「グランドインターコンチネンタルソウル パルナス」や「オークウッドプレミアCOEXセンター」など、快適に滞在できる5つ星クラスのホテルがあります。セブンラックカジノ江南COEX店は通常通り営業中ですので、ホテルを柔軟に選ぶことで、今まで通りのカジノ体験を楽しむことが可能です。
ノボテルアンバサダーソウル龍山


龍山駅前の複合施設「ソウルドラゴンシティ」内に位置する【ノボテルアンバサダーソウル龍山】は、近年オープンしたモダンな高級ホテルです。同じ建物内にグランドマーキュア、ノボテルスイート、イビススタイルズという計4ブランドのホテルが集合しており、その中核がノボテルアンバサダーです。客室は現代的で機能的、上層階のエグゼクティブルームからはソウルタワーや漢江の景色が楽しめます。館内にはレストランやバーはもちろん、サウナやフィットネス、ビジネスセンターなども完備され、長期滞在者にも好評です。
このホテルの最大の特徴は、5階にセブンラックカジノドラゴンシティ店が併設されていることです。エレベーターで5階に上がればすぐカジノの入口という至近距離で、雨の日でも寒い冬でも快適に移動できます。ホテルとカジノが一体化した構造ゆえ、宿泊客にはカジノ利用者向け特典が提供されることもあります(例えばチェックイン時にカジノの割引クーポンをもらえる場合あり)。逆にカジノ側から見てもホテル宿泊者は重要な顧客であり、ハイローラーにはスイートルーム無料提供などのVIPサービスも期待できます。
ロケーション面でも、龍山駅直結で空港からのアクセスが良い点や、周囲に大型商業施設がある点は大きな利点です。観光で忙しく動き回った後でも、エレベーターひとつでカジノへ繰り出してリフレッシュできます。新しいホテルならではの清潔感と、カジノ直結の利便性を兼ね備えた注目の宿泊先と言えるでしょう。
カジノを楽しむための持ち物とドレスコード
初めて海外のカジノに行く際、「何を持って行けばいいの?」「服装はどうすれば?」と不安になる方もいるでしょう。ソウルのカジノで快適に遊ぶために必要な持ち物や、ドレスコード・服装の注意点について解説します。
パスポートと身分証明
パスポートはソウルのカジノ入場に必須の持ち物です。外国人専用カジノでは入場時に毎回パスポートチェックがあり、国籍と年齢を確認されます。コピーや写真ではなく現物の提示が求められるため、必ず原本を携帯してください。ホテルの金庫に入れっぱなしにせず、カジノへ行く際は忘れず持参しましょう。パスポートを提示すると、その場で簡単な会員登録カードを作ることもできます(任意ですが作っておくと後述の特典が受けられます)。
また、高額チップの換金時や税関申告で必要になる場合もあるため、パスポート以外の身分証(日本の運転免許証など)は補助的に持っておくと安心です。基本的にはパスポートだけで十分ですが、滞在中は常に身分証明できるものを持ち歩くのが望ましいでしょう。なお、パスポートを提示することで日本語のできるスタッフを呼んでもらえるケースもあり、困ったときのコミュニケーション面でも役立ちます。
予算管理とチップ購入のポイント
カジノではつい熱中して使いすぎてしまう恐れがあるため、事前の予算管理が重要です。遊ぶ前に「今回使っても良い上限額(軍資金)」を決めておき、それを超えないよう自己管理しましょう。現金を複数日に分けて持ち歩く、クレジットカードは必要最低限しか使わない、といった工夫で衝動的な追加出費を防げます。
チップ購入時はレートに注意しましょう。韓国ウォンに不慣れな場合、1万ウォン札10枚で約1万円相当です。例えば5万ウォンのチップは約5千円、10万ウォンなら約1万円強です。テーブルではディーラーに希望額を伝えチップに交換してもらいますが、一度に出しすぎず小分けに購入するのも手です。スロットでも一気に高額紙幣を入れず、少額ずつ投入すると使いすぎ防止になります。
館内には両替所・ATMがあるので、現金が足りなくなった際に利用できますが、使いすぎには要注意です。クレジットカードでキャッシングすると手数料や利息がかかることも忘れずに。チップやクレジットの換金タイミングもポイントです。勝って増えたチップはその都度一部を現金化しておくと、手元に残る額が明確になり負け込みを防ぎやすくなります。最後にカジノを出る前には必ず余ったチップを換金しましょう(カジノ外ではチップは使えません)。計画的な資金管理で、健全にカジノを楽しんでください。
服装の注意点
ソウルのカジノに明確なドレスコード(服装規定)は基本的にありません。ラスベガスのような高級店でも、スーツ必須ということはなく、観光客は比較的カジュアルな服装で訪れています。実際、Tシャツにジーンズ程度のラフな格好でも入場可能です。ただし一部カジュアルすぎる装いは入場を断られる場合があります。セブンラックカジノでは「ショートパンツ、ジャージ、サンダルでの入場は不可の場合あり」と公式に案内されています。つまり、男性ならハーフパンツやランニングシャツ、ビーチサンダルは避け、長ズボンに襟付きシャツ程度が無難です。女性も過度に露出の高い服やラフすぎる部屋着スタイルは控え、スマートカジュアルな装いを心がけましょう。
また、帽子やサングラスも防犯上の理由からカジノ内では外すよう求められることがあります。顔が判別できない装飾は控えたほうが良いです。逆にドレスアップしすぎても浮いてしまうので、ホテルの高級レストランに行く程度の小ぎれいな服装がベストです。夜間にカジノへ行く際は周囲の目もありますから、節度ある服装で訪れることで安心感にも繋がります。基本的には「清潔感のある恰好」であれば問題なく、旅行中の普段着+α程度で楽しめるのがソウルのカジノの気楽さと言えるでしょう。
カジノにおける税金や勝利金の扱い
海外のカジノで勝ったお金について、「税金はどうなるの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。結論から言えば、韓国のカジノで得た勝利金に対して、韓国側で税金が徴収されることは基本的にありません。韓国と日本の間には租税条約が結ばれており、日本人が韓国でカジノ収益を得た場合、現地では非課税扱いとなるからです。例えばテーブルゲームで100万円相当勝って持ち帰っても、韓国で源泉徴収されることはありません。
ただし例外として、スロットマシンで大きなジャックポットを当てた場合は注意が必要です。韓国の法律では、一度のスロット払戻しが200万ウォン(約20万円超)を超えると22%の課税が発生しますが、日本人の場合は租税条約により非課税申請を行うことで全額受け取ることが可能です。その際、免税手続きの書類にサインする必要があり、この書類が日本の税務当局に送付されます。つまり、日本で課税するかどうかの判断材料として情報提供されるわけです。
では日本での税金はどうなるかというと、日本の税法上、海外カジノでの利益は「一時所得」に分類されます。一年間の一時所得が50万円を超える場合には確定申告が必要です。一時所得には50万円の特別控除枠があるため、年間のカジノ純利益が50万円以下であれば申告不要ですが、50万円を超える部分については他の所得と合算して課税対象となります。例えば年に一度カジノで遊び、60万円勝った場合、10万円が課税計算に組み込まれるイメージです。サラリーマンの場合、給与とは別に年間50万円超の一時所得があれば確定申告が必要になります。
実際問題として、カジノで勝った金額を全て正確に税務署が把握するのは難しい面があります。テーブルゲームの勝ち負けは証明が残りにくいため、自己申告に委ねられる部分も大きいです。しかし、スロットで高額当選し非課税扱いにしたケースなどは通知されていますので、高額勝利を得た場合は後日税務署から問い合わせが来る可能性があります。納税は国民の義務ですので、大勝ちした際は専門家に相談の上で適切に処理することをおすすめします。
なお、出入国時の現金申告も覚えておきましょう。日本から海外へ、また海外から日本へ現金やトラベラーズチェック等を合計100万円超持ち出し・持ち込みする場合、税関で申告が必要です。カジノで大金を現金でもらって帰国する際は、日本円換算で100万円を超えるなら税関申告書に記入してください。これは税金を払うためではなく、資金洗浄防止のためのルールです。申告しなかった場合没収等の罰則もあり得ますので注意が必要です。
まとめると、ソウルのカジノで勝ったお金は基本そのまま持ち帰れますが、日本では一時所得として年間50万円超は課税対象となり得ます。適切な申告とルール遵守のもと、健全にギャンブルを楽しみましょう。
カジノ利用時の注意点と禁止事項
カジノ内では日本のゲームセンターとは異なる独自のルールやマナーがあります。楽しく遊ぶためにも、以下の注意点や禁止事項を押さえておきましょう。
盗撮防止や撮影の制限
カジノ内での写真・ビデオ撮影は禁止と考えてください。これは世界中のカジノ共通のルールでもあります。プレイヤーのプライバシー保護やセキュリティ上の理由から、スマートフォンやカメラでテーブルやスロットを撮影する行為は固く禁じられています。うっかり記念写真を撮ろうとするとスタッフに注意され、場合によってはデータ削除を求められることもあります。特に隠し撮り(盗撮)は厳しく取り締まられており、見つかれば即時退場だけでなく出入り禁止措置を取られる可能性もあります。
したがって、カジノに入ったらスマホは基本ポケットにしまい、必要な通話以外でカメラを向けないようにしましょう。ゲーム中に電話やメールをすることもマナー違反とされる場合があるため、テーブルではスマホ操作を控えるのが無難です。美しい内装など撮影したい気持ちになるかもしれませんが、館内のフォトスポット(入口看板前など)以外では我慢してください。どうしても写真を撮りたい場合は、スタッフに許可を求めれば写せる場所を教えてくれることもあります。
また、セキュリティチェックとして入場時に手荷物検査が行われることがあります。大きな荷物の持ち込みは禁止され、カジノ入口で預けるよう求められるケースもあります。他のお客様に迷惑や不安を与えないためにも、最低限の荷物で行動し、場内では撮影行為を慎むことを徹底しましょう。
よくある質問(Q&A)
最後によく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。初めてソウルのカジノを訪れる方が疑問に思いがちな点を取り上げています。
Q. 初心者でも楽しめるゲームは?
A. はい、初心者でも楽しめるゲームはたくさんあります。
最も手軽なのはスロットマシンです。コイン(紙幣)を入れてボタンを押すだけという簡単なルールで、言語も関係なく遊べます。少額から賭けられるので、まずはスロットで雰囲気に慣れるのも良いでしょう。【初心者向け】としては他にルーレットもおすすめです。赤か黒かなどシンプルな賭けに絞ればルールは明快で、テーブルゲームの中では最低ベット額も小さいことが多いです。実際「ルーレットはテーブルゲームで一番ミニマムベットが低く、初心者にもわかりやすい」と紹介する解説もあります。
バカラも人気ゲームですが、内容は「プレイヤーかバンカー、どちらが勝つかを予想するだけ」で、勝率はほぼ50%とシンプルです。数字の合計9に近いほうが勝ちというルールで、細かい計算はディーラーが行ってくれるため初心者でも気軽に賭けられます。バカラはゲーム進行が早くスリリングなので最初は少額ベットで試すと良いでしょう。そのほかブラックジャックは21を目指すトランプゲームで、自分の判断が勝敗に影響するためゲーム性が高く、カジノならではの醍醐味があります。簡単な基本戦略を覚えると勝率が上がるので、遊びながら学んでみるのも一興です。
各カジノでは初心者向けにゲームのルールブック(日本語版)を用意していたり、ディーラーやスタッフが親切に教えてくれることもあります。まずは気負わず、興味のあるゲームから挑戦してみてください。少額ベットで色々なゲームを体験し、自分に合ったお気に入りを見つけるとカジノがより楽しくなるはずです。
Q. 韓国カジノのコンプシステムはある?
A. はい、韓国のカジノにもコンプ(コンプリメント)システムがあります。
主要カジノではメンバーシップカード(会員カード)を発行しており、プレイ金額に応じてポイントが貯まる仕組みです。例えばセブンラックカジノではパスポートを提示すれば誰でも無料でメンバーズカードを作成でき、テーブルゲーム開始前に提示すると賭け金やプレイ時間に応じ自動的にポイントが加算されます。貯まったポイントはゲーム用チップやギフトカードに交換可能で、一定以上遊ぶと実質的に食事代やプレイ代が還元される形になっています。
会員ランクも設定されており、累積スコアによってシルバー、ゴールド、プラチナなどに格付けされます。ランクが上がると、カジノ内や提携ホテルでの割引・無料サービスといった特典が受けられます。例えば上級会員になればホテル宿泊無料券やレストラン優待、専用ラウンジ利用などVIP待遇も期待できます。また高額プレイヤー(ハイローラー)向けには別途VIPプログラムが用意され、専用テーブルや個室、送迎サービスなど手厚いコンプが提供されます。
パラダイスカジノでも同様にメンバーズリワードがあります。ウォーカーヒルでは新規会員登録時に賭け金1万ウォン分のクーポンや記念品、タクシー代補助などの特典があるほか、プレイ実績に応じてポイントを貯め、ホテル宿泊や食事に交換できます。さらにVIP向けには別室での高級料理やスイート宿泊券など豪華なサービスも用意されています。
加えて、韓国のカジノでは無料ドリンクや軽食サービスも一般的なコンプです。プレイ中に注文すればコーヒーやソフトドリンクは無料、アルコールも一部無料提供されます。テーブルで長時間プレイすると食事券がもらえることもあります。このように、日本のパチンコにはない「遊べば遊ぶほど得をする」システムが整っていますので、ぜひ会員登録をしてコンプを活用しましょう。
Q. 日本語は通じるのか?
A. はい、ソウルの主要カジノでは日本語が通じます。
セブンラックカジノ(COEX店・ドラゴンシティ店)ではスタッフに日本語話者が配置されており、案内デスクでも日本語対応が可能です。外国語対応として英語・中国語とともに日本語が挙げられています。
具体的には、入場手続きや会員登録時に日本語パンフレットや申込用紙が用意されていますし、ゲームのルール説明書も日本語版があります。また、日本人観光客が多いためディーラーやウェイトレスの中にも簡単な日本語なら理解できる方がいます。例えば「ヒトツ」「モウイチマイ」など賭け方の指示程度なら日本語でも伝わるケースが多いです。難しい交渉が必要な場面では日本語対応マネージャーが呼ばれるので安心です。
場内案内表示や注意書きも韓国語・英語とともに日本語表記がなされており、初めてでも戸惑うことは少ないでしょう。特にセブンラックカジノは公式サイトも日本語完備で、日本人客の取り込みに積極的です。そのため語学面の不安はほとんど要りません。もちろん英語ができればよりスムーズですが、日本語しかしゃべれなくても問題なく遊べます。もし意思疎通に困ったときは、紙に書いたりジェスチャーで伝えればスタッフが汲み取ってくれるはずです。
このようにソウルのカジノは日本語環境が整っているため、言葉の壁を感じずエンターテインメントに没頭できます。ただ、最低限の挨拶やお礼(「カムサハムニダ」など)を韓国語で伝えると喜ばれるかもしれません。言語サービスを活用しつつ、心地よいコミュニケーションでカジノを楽しんでください。
まとめ:ソウルのカジノで上質なエンターテインメントを満喫

ソウルでカジノを楽しむことは、日本では味わえない特別な体験です。外国人専用という環境ゆえに安心・快適で、豪華ホテルのサービスに支えられた上質なエンターテインメントが提供されています。ソウル カジノの最新事情として、24時間営業の利便性や充実した施設面、日本語対応の手厚さなど、旅行者に嬉しいポイントが数多くあるとお分かりいただけたでしょう。
初めてでも遊びやすいスロットやルーレットから、高級感漂うバカラテーブルまで、自分のペースで楽しめるのが韓国カジノの魅力です。幸運にも勝利を手にしたらルールに沿って適切に手続きを行い、負けたときも引き際を見極めて潔く切り上げれば、きっと良い思い出として旅の一部になるはずです。ソウルのカジノは単なる賭博の場ではなく、ショッピング・観光・グルメと並ぶ大人の社交場です。上手に付き合えば、これほど刺激的で楽しい夜の過ごし方はありません。
ぜひ本記事のガイドを参考に、ソウル滞在中にカジノへ足を運んでみてください。眩いネオンと熱気に満ちたテーブルでのひとときは、韓国旅行のハイライトとなることでしょう。マナーとルールを守りつつ、適度な運試しを楽しんで、ソウルのカジノで忘れられない時間を満喫してください。행운을 빕니다!(幸運を祈ります!)