アリゾナ州が誇るセドナとグランドキャニオンは、アメリカの大自然グランドサークルのなかでも、多くの観光客が組み合わせて訪れる人気スポットです。
セドナは「世界一のパワースポット」とも称されるスピリチュアルスポットで、赤い岩山が織りなす唯一無二の景観と癒しの空気が最大の魅力です。
一方のグランドキャニオン国立公園は、言わずと知れたアメリカが誇る大自然の世界遺産で、壮大なスケールと雄大な景色は圧巻のひとこと！
大自然スポットが集まるグランドサークルのなかでも、セドナは見上げる景色が魅力で、グランドキャニオンは見下ろす景色が魅力といわれています。そのため２つのスポットをあわせて観光すれば、異なる魅力をもった絶景を一度に楽しめることがポイントです。
本記事では、一生に一度は行きたい絶景スポットとして知られるグランドキャニオンと、世界屈指のパワースポットでもあるセドナを効率よく観光する方法をご紹介します。
個人でレンタカーを使った自由な旅プランから、手軽で安心なツアー利用、必見スポットやベストシーズンなどの情報を大特集！
セドナとグランドキャニオンをセットで観光するメリットや魅力を踏まえつつ、現地を最大限に楽しむためのポイントを解説していきますので、これから計画を立てる方はぜひ参考にしてみてください。
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セドナとグランドキャニオンの位置関係、移動時間と距離
まず、セドナとグランドキャニオンの位置関係と移動時間を押さえておきましょう。
セドナはアリゾナ州北部に位置する小さな都市で、標高約1,300m前後の高地にあります。グランドキャニオンはセドナのさらに北側にあり、標高約2,100mの地点に大峡谷が広がっています。
セドナからグランドキャニオンまでの距離としては、およそ180〜185kmとなっており、セドナの町からグランドキャニオンの人気の観光ポイント「サウスリム」までは、車移動で約2〜2.5時間ほどとなります。
セドナからグランドキャニオンまでの移動ルートは、サウスリムへ向かう最短ルートが整備されており、、セドナから州道179号を通ってI-17号線北上、フラッグスタッフ付近でI-40号線を西へ、ウィリアムズという町からAZ-64号線を北上すると、グランドキャニオン南口に到達します。
もう一つの経路として、セドナからオーククリーク・キャニオン経由でフラッグスタッフへ抜ける絶景ルートもあり。カーブが多く時間はややかかりますが、美しい渓谷沿いの景色を楽しめるルートとなっています。
どちらのルートを選んでも、セドナとグランドキャニオン間は日帰りでも往復可能な距離なので、レンタカー移動、現地ツアーの利用どちらでも1日で観光が可能です。
セドナとグランドキャニオンはスポット同士の距離こそ近いですが、標高差に違いがあるため環境や気候には違いがでます。
セドナは高原の町ですが砂漠気候の影響で日中は乾燥し暑くなることもあります。一方でグランドキャニオンはセドナよりさらに標高が高いため、朝晩は気温がかなり低く冷え込むこともあります。
セドナとグランドキャニオンの両地を訪れる場合は、標高差による気温変化があることをぜひ覚えておいて、服装の調整ができるよう準備しておくことがおすすめです。
セドナの見どころ！パワースポットの４大ボルテックス
セドナ（Sedona）とは、アメリカ・アリゾナ州にある小さなリゾートタウンで、赤い岩山が連なる絶景とスピリチュアルな雰囲気で世界的に知られる観光スポットです。
セドナには「ボルテックス（Vortex）」と呼ばれる大地から渦巻くエネルギーが放出されている場所が点在しており、その中でも特に有名な4ヶ所が「４大ボルテックス」として知られています。
ボルテックスとはラテン語で「渦」という意味で、スピリチュアルなエネルギーが強く感じられる地点を指す言葉にあたります。
セドナに４ヶ所あるボルテックスは、いずれも特徴的なエネルギーと景観を持っているので、もし可能であれば全て巡ってみることがおすすめです。
ここでは、そんなセドナ観光で絶対にチェックしておきたい４大ボルテックスについてご紹介します。
エアポートメサ (Airport Mesa)
エアポートメサは、セドナの町を見下ろす丘陵地帯にあり、駐車場から約10分のハイキングで頂上まで行けるアクセスの良いスポットです。
男性的エネルギーと女性的エネルギーのバランスが取れていると言われる一方、力強い男性的なエネルギーを感じる人もいます。心身の調和やセンタリングを促すと言われています。
町に近く短時間で行けるので、時間のない旅行者も立ち寄りやすいポイントです。360度の大パノラマが広がり、朝焼けや夕焼けの名所としても人気です。
ベルロック (Bell Rock)
ベルロックは、セドナ南側、村の入口付近にそびえる釣鐘型の巨岩で、隣接するコートハウスビュートと対になったボルテックススポットです。
ベルロックはセドナのシンボル的存在でもあり、登山道も整備されているので岩の麓まで簡単に歩いて行くことができます。
数あるボルテックスのなかでも、ベルロックは男性的（陽）のエネルギーが強い場所とされ、勇気や行動力を高めてくれるパワーがあるとも言われます。真っ赤なベルロックの全景を写真に収めるだけでも迫力満点です。
カセドラルロック (Cathedral Rock)
カセドラルロックは、セドナを代表する絶景スポットでもあり、聖堂の尖塔のような岩柱が並んだ景観が特徴です。夕暮れ時にはカセドラルロックがオレンジ色に染まり、水辺（レッドロック・クロッシング）に映る姿は息を呑む美しさです。
4大ボルテックスの中でも女性的なエネルギーが強く、大きな愛で包み込むようなパワーを持つと言われています。一部では男女両方のエネルギーが融合した場所ともされ、心と体のバランスを整え、癒しを与えてくれるとされています。
岩に触れて瞑想をする人も多く、スピリチュアルな体験を求める人に人気です。
ボイントンキャニオン (Boynton Canyon)
ボイントンキャニオンは、セドナ西部にある渓谷で、豊かな自然の中にエネルギーが満ちているスポットです。観光客が比較的少なく、セドナの大地と静寂をじっくり感じられる穴場的スポットとしても知られています。
ボイントンキャニオンは男性性・女性性両方のエネルギーをあわせ持つ場所と言われ、調和と癒しのパワーを得られるとされています。渓谷沿いには「カチーナウーマン」と呼ばれる奇岩など見どころもあり、ハイキングコースの整備もあり。
グランドキャニオンの見どころビューポイント
グランドキャニオンは、アメリカ・アリゾナ州北部に広がる世界最大級の峡谷で、壮大なスケールと圧倒的な自然美から、ユネスコの世界遺産にも登録されているアメリカを代表する国立公園です。
グランドキャニオン観光の定番スポットは、主にサウスリムと呼ばれる南側のエリアにあたります。ここには展望台やビジターセンター、宿泊施設が整備されており、初心者でも安心して観光できます。
グラウンドキャニオンのサウスリムには、大渓谷の絶景を望める展望台が多数あるので、限られた時間でもここは見ておきたい代表的なビューポイントをご紹介します。
マーサー・ポイント (Mather Point)
マーサー・ポイントは、グランドキャニオンのビジターセンター近くにある人気No.1の展望スポットです。初代国立公園局長ステファン・マザーにちなんで名付けられました。
マーサー・ポイントからは、標高約2,170mの崖縁からはコロラド川や谷底の遊歩道まで見下ろすことができ、グランドキャニオンのスケールを実感できるおすすめのスポットです。
とくに日の出時の景観は必見で、太陽が昇るにつれて峡谷が黄金色に染まる様子は息を呑む美しさ！もちろん夕焼けも素晴らしく、多くの観光客が集まる定番スポットとなっています。
ホピ・ポイント (Hopi Point)
ホピ・ポイントは、サウスリム西側のハーミット・ロード（Hermit Road）にある展望台で、グランドキャニオン随一のサンセット名所です。
視界が開けた岬状の地形が特徴で、谷の奥行きを270度のパノラマで見渡せます。夕暮れ時には刻々と変わる光のグラデーションの中、眼下の岩山が赤く染まっていくドラマチックな光景が楽しめます。
デザートビュー (Desert View)
デザートビューは、サウスリム東端に位置する展望スポットで、車でマーサーポイントから約35〜40分の場所にあります。
1932年に作られたデザートビュー・ウォッチタワーと呼ばれる7階建ての石造りの展望塔が建っており、塔はグランドキャニオンのランドマーク的存在としても有名です。
塔に登ると周囲の砂漠地帯（ペインテッド・デザート）まで見渡せ、眼下にはコロラド川が大きく蛇行する様子もはっきり望めます。他の展望台とは一味違う景観が楽しめる穴場スポットとしても知られています。
夕日スポットとしても有名で、陽が沈むにつれて浮かび上がる渓谷と砂漠のコントラストは息を呑む美しさです
ヤバパイ・ポイント (Yavapai Point)
ヤバパイ・ポイントは、ビジターセンターから徒歩15分ほどの位置にあり、地質学博物館（ヤバパイ地質博物館）が併設された展望台です。室内から大パノラマを鑑賞できるほか、展示を通してグランドキャニオンの成り立ちを学ぶことができることがポイントです。
マーサーに比べ観光客も若干少なめで、静かに景色を楽しみたい人におすすめ。夕焼け時には谷に映る陰影が美しく、朝日は穏やかに差し込む様子を眺めることができます。
セドナからグランドキャニオンへの行き方
グランドキャニオンとセドナは、バスや電車といった公共交通機関での移動ルートが整っていないので、観光は車を利用することになります。
観光ルートとしてはラスベガスから出発するルートが一般的ですが、近年はロサンゼルス旅行とあわせてグランドキャニオンを楽しむ、ロサンゼルス発のルートプランも人気です。
セドナからグランドキャニオンへ移動する方法は、大きく分けるとレンタカーを利用して自分で運転する方法と、現地の観光ツアーに参加する方法の2通り。
個人で移動する場合、ツアーに参加する場合どちらにもメリット・デメリットがあるので、旅のスタイルや好みに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは個人旅行とツアー参加の特徴を比較して、どちらが自分に合っているか分かるよう大事なポイントをご紹介します。
個人旅行：レンタカーで行く場合
自分たちのペースで自由に移動できるのが、レンタカーを利用する最大の魅力です。好きな時間に出発・帰着でき、途中の絶景ポイントにも好きなだけ立ち寄れる自由度はレンタカー旅ならでは。
セドナからグランドキャニオン間には、オーククリークキャニオンやルート66の古き良き街など、途中で訪れたいスポットも点在しています。レンタカーなら寄り道時間も自由で、自分好みのスケジュールを組むことが可能です。
セドナ・グランドキャニオン間の道路標識はしっかり整備されており、フリーウェイも広いので運転経験があれば基本的には不安も少なく運転できます。
ただし、日本とは異なり右側通行になっている点や、大型車両とのすれ違いなど運転時には注意も必要。また道中には高低差のある山道も含まれるため、運転に慣れていない方や、長距離運転に不安がある方は無理のないドライブ計画が必要です。
海外での運転に抵抗がなくて、５時間程度を超える長距離ドライブも平気という方なら大丈夫ですが、知らない海外の土地での運転に不安がある場合は、無理せずツアーの利用を検討することがおすすめです。
大自然ばかりのルートを長時間運転することになるので、給油するためにガソリンスタンドに立ち寄ることも必要なり、また道に迷う、スマホが圏外で繋がらない、パンクといった予期せぬトラブル対応にも、レンタカーでは自身で対応が必要なことも注意事項となります。
ツアーで行く場合
セドナとグランドキャニオンにツアーを利用してい観光するメリットは、運転の心配がいらず、安心して効率よく２スポットを観光できることです。
セドナ発のグランドキャニオン日帰りツアーや、ラスベガス・ロサンゼルス発着で行くセドナも組み込まれた周遊ツアーなど、日本語ガイド付きのプランも数多く催行されています。
ツアー参加なら、移動中は車窓の景色を眺めるだけでよいので運転の疲れもありません。道中の休憩や食事場所なども組み込まれているため、海外に慣れていない方やご年配の方、家族連れでも安心して参加できるようになっています。
ツアーには経験豊富なガイドが同行してくれて、安全運転で道中を案内してくれるので、英語や道に不安がある方も安心してセドナとグランドキャニオンまで行けます。
実際、BUYMA TRAVELの現地ツアーに参加された方からは、「日本語ガイドさんの説明が分かりやすく、運転も上手なので終始安心して観光できた」という声も多数あり。
グランドキャニオンの現地ツアーは、セドナはもちろんのこと、合わせて観光したいスポットが豊富なので、日帰り観光、1泊2日や2泊3日といった宿泊プランまで幅広くあり、アンテロープキャニオンやホースシューベントといった人気スポットをいくつもめぐるプランもあります。
最近では、ドジャース観戦やカリフォルニアディズニーと合わせて、ロサンゼルスを出発してセドナ＆グランドキャニオンを巡るツアーも増えてきていることもポイント。
アクセス面で不便なセドナ、グランドキャニオンにもロサンゼルスから手軽に訪れられことが人気となっています。
個人旅行とツアー、どちらがおすすめ？
セドナ、グランドキャニオンともに大自然のスポットなので、一般的には行き方に不安がある場合は、無理をせずにツアーに参加することがおすすめです。
例えば「現地の運転にまったく不安がない」「自分のペースで好きな景色を満喫したい」「旅程に柔軟性を持たせたい」という方にはレンタカーがおすすめです。自由に動ける分、思い残しが少なく自分達の好きなように時間を使えます。
セドナやグランドキャニオン周辺にはグランドサークルと呼ばれる他の国立公園（モニュメントバレーやアンテロープキャニオン等）も点在しており、「どうせなら他の場所もまとめて見て回りたい」という欲張り旅にはレンタカーがぴったりです。
その一方で「海外ドライブは不安」「限られた日程で効率よく主要スポットを押さえたい」「なにかあった時のために、日本語が通じる人がいてほしい」という方にはツアーがおすすめです。
またツアーなら、観光に事前予約が必要なアンテロープキャニオンなどもスムーズに組み込めるといったメリットもあります。
なかには、レンタカーと現地発ツアーを組み合わせる方もいて、例えば「ラスベガスまでは個人で行き、そこからセドナ&グランドキャニオンのツアーに参加する」「基本はレンタカーで回りつつ、要所でオプショナルツアーを利用する」といった観光方法もあります。
個人旅行とツアー、どちらを選んでもそれぞれの良さがあるので、無理のない方法でセドナとグランドキャニオンの旅を満喫してください。
セドナとグランドキャニオンをめぐるおすすめ観光ツアー
セドナとグランドキャニオンを一度に楽しむにあたって、おすすめの観光ツアーが知りたい方も多いかなと思います。
限られた滞在時間でも、赤い岩山が美しいセドナと世界遺産グランドキャニオンの壮大な絶景をしっかり堪能できるのが、現地のツアーを利用する大きな魅力です。
ここでは、日帰り・1泊2日・2泊3日の旅程に合わせて選べるおすすめツアーをご紹介します。
貸切チャーターで快適に巡るプランや、朝日・夕日鑑賞、アンテロープキャニオン観光も組み合わせた欲張りプランなど、日数にあわせて特徴が異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
日帰り！セドナ・グランドキャニオンを1日で巡る！贅沢チャーター観光プラン
「セドナもグランドキャニオンも行きたいけど、日程が限られていて難しそう…」という方におすすめなのが、ラスベガス発の貸切チャーターで巡るセドナ＆グランドキャニオン日帰り観光プランの利用です。
専用車で出発から帰着まで自由に旅程を組めるプランなら、限られた時間でもアリゾナ州の絶景を存分に楽しむことができます。
最大の魅力は、運転手2名体制で安心・快適な長距離移動をサポートしてくれる点で、セドナの赤い大地を感じるボルテックススポットや、グランドキャニオン南端の大展望台、さらに時間が許せばアンテロープキャニオンやホースシューベンドまで、一日に凝縮して巡ることができます。
車両は完全プライベートの貸切チャーターなので、周囲を気にせず自分たちだけのペースで旅を進められるのも嬉しいポイント。
観光スポットの順番や滞在時間なども柔軟に対応可能なので、「朝はセドナの大地でパワーチャージ、午後はグランドキャニオンで夕日を眺めて1日を締めくくる」なんて観光もできます。
1泊2日で絶景をすべて巡る！セドナ・グランドキャニオン＆アンテロープキャニオン充実プラン
「せっかくアメリカの大自然を巡るなら、1日だけでは物足りない！」という方にぴったりなのが、ラスベガス発着の1泊2日グランドサークル観光チャータープランです。
セドナ、グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、ホースシューベンド、ルート66と、アメリカ南西部の絶景スポットを、なんと一度に全制覇できる旅が実現できます。
宿泊プランの最大の魅力は、グランドキャニオンでの「夕日」と「朝日」鑑賞をどちらも体験できること。時間に余裕のある1泊2日だからこそ、昼間では見られない幻想的な光景をゆったり満喫できます。
とくに世界遺産の大峡谷が朝焼けや夕焼けに染まる瞬間は、一生に一度は見ておきたい絶景です。
セドナ、グランドキャニオンと合わせて訪れるアンテロープキャニオンの入場料は込みで、独特の地形と光のショーが織りなす神秘的なスロットキャニオンも体験可能。ホースシューベンドの壮大なパノラマビューや、セドナの赤い岩山、歴史あるルート66など、見どころ尽くしのルートとなっています。
「時間に追われず、アメリカ西部の絶景をとことん楽しみたい」「初めてでも安心できる、柔軟で丁寧なサポートが欲しい」そんな方にぴったりのプライベートツアーです。
2泊3日で絶景と街の魅力を満喫！ロサンゼルス発・セドナ＆グランドキャニオン充実プラン
「ロサンゼルスからセドナとグランドキャニオンを楽しみたい！」「せっかくなら王道から名所まで、アメリカ南西部の絶景をじっくり味わいたい」そんな方におすすめなのは、ロサンゼルス発着の2泊3日貸切チャーターツアーです。
セドナ、グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、ホースシューベンドに加え、さらにラスベガスまで含めるなど、観光を贅沢に楽しめるゆったり周遊型ツアープランです。
▼ツアーのポイント
- ロサンゼルス発着・2泊3日の完全貸切チャーター
- 安心の日本語対応ガイド＆運転手2名体制
- グランドキャニオンでは夕日と朝日の両方を鑑賞
- アンテロープキャニオンのツアー料金込み
- セドナ、ホースシューベンド、ラスベガスも効率よく巡る
モデルプラン例
- 1日目：早朝ロサンゼルス出発 → セドナ観光（ベルロック・ホーリークロスチャペルなど） → グランドキャニオンで夕日 → 宿泊
- 2日目：グランドキャニオンで朝日 → ホースシューベンド → アンテロープキャニオンツアー → ラスベガス宿泊
- 3日目：ラスベガス自由行動（午前） → 夕方ロサンゼルス帰着
1日目はセドナでスピリチュアルなエネルギーを感じ、赤土の大地に癒されながら観光。その後、グランドキャニオンで夕日を鑑賞し、大自然に沈む太陽を心に刻みます。
翌朝は早起きしてマーサーポイントで神秘的な朝日を拝み、そこからアンテロープキャニオンとホースシューベンドへ。
2日目の夜はラスベガスで宿泊し、3日目はショッピングやカジノも楽しめる自由時間付き。大自然と都市の魅力がバランスよく詰まった贅沢プランになっています。
セドナとグランドキャニオンのベストシーズン
セドナもグランドキャニオンも季節によって表情が変わりますが、一般的に春（3〜5月）と秋（9〜10月）が最も気候が安定して過ごしやすいベストシーズンとされています。
アメリカのアリゾナは、夏が非常に暑いイメージがありますが、セドナは標高が高いため真夏でも最高気温は30℃前後、冬は氷点下まで冷え込み雪が降ることもあります。
春と秋は晴天が続き、さわやかな観光のベストシーズンです。とくにセドナはハイシーズンにあたり多くの観光客で賑わっています。グランドキャニオンも夏ほど混雑せず、日中は穏やかな陽気で、朝夕は涼しくとても快適に観光できます。
夏（6〜8月）は現地アメリカでも観光トップシーズンですが、セドナは日差しが強く日中はかなり暑くなります。
また7〜8月はモンスーン（雷雨）の時期でもあり、午後に急な夕立や雷雨が発生することもあり。また観光客が非常に多く、グランドキャニオンでは公園入口で渋滞や入場待ちが発生することもあるので、夏休みなどに訪れる場合は時間に余裕を持ったスケジュールが重要です。
冬（11〜2月頃）はオフシーズンにあたります。セドナは昼間は穏やかな日もありますが朝晩は氷点下近くまで冷え込み、グランドキャニオン南縁では雪景色になることもしばしばです。
12〜1月は積雪で一部道路が閉鎖されたり、グランドキャニオンのノースリムと呼ばれる北側のエリアは閉園期間となります。定番の観光スポットでもあるサウスリムは冬でも観光が可能です。
冬は防寒具をしっかり用意すれば、澄んだ空気の中で観光客の少ない静かな景色を楽しめる穴場シーズン。冬季限定の雪化粧のグランドキャニオンもまた格別です。
まとめ
アメリカの大人気観光スポットでもあるグランドキャニオンとセドナについて、本記事では個人手配でレンタカーを使って観光する方法から、手軽な現地ツアーの利用まで、旅のスタイルに対応した観光方法をご紹介しました。
セドナとグランドキャニオンを巡る旅行では、心と体に深い感動が残る特別な体験と思い出になるはずです。
セドナでは目の前にそびえる赤い岩山と澄んだ空気の中、地球のエネルギーに満ちた不思議な空気を感じることができて、グランドキャニオンでは大地が何億年もかけて創り出した圧巻の渓谷美を目前にして、地球の壮大さを感じることができます。
せひご紹介したい内容を参考にしながら、素敵なグランドキャニオン＆セドナ観光を満喫してもらえたらなと思います。
