アンテロープキャニオン観光を完全ガイド!光の渓谷アリゾナの奇跡を体験しよう!

アメリカ・アリゾナ州に広がる絶景アンテロープキャニオンは、奇妙な砂岩に囲まれた世界で最も美しい峡谷の一つ。

自然が創作したアートとも呼ばれる渓谷には、美しい曲線を描いた岩壁や、渦まく地層が広がる神秘的な空間が広がっています。

深い渓谷にわずかに差し込む太陽光は「天使のはしご」とも呼ばれ、神秘的な光が降り注ぐ場所としても有名です。

西アメリカ観光に絶対欠かせないスポット「アンテロープキャニオン」を本記事では徹底解説!その見所はもちろん、オススメの旅行プランや近郊からの行き方までを完全ガイドします。

アンテロープキャニオンは神聖な場所なので、ガイドなしでは立ち入りが許されないスポットです。世界中から観光客が訪れ、早めのツアー予約がオススメな理由もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 【基本情報】アメリカ・アンテロープキャニオンとは?
    1. 独特なアンテロープキャニオンの地形、どうやって自然が創りだした?
    2. アンテロープキャニオンの歴史とナバホ族
    3. アンテロープキャニオンは、グランドキャニオンの一部?
  2. アメリカ・アンテロープキャニオン3つの見所
    1. アッパー・アンテロープ・キャニオン
      1. 光のビーム「天使のはしご」とは?見るなら5〜9月頃の正午!
      2. サンドフォール、ハート・ポイントも見どころ
    2. ロウワー・アンテロープ・キャニオン
    3. 第3のキャニオンX
  3. アンテロープキャニオンまでの行き方
    1. 【アクセス方法】ラスベガスからアンテロープキャニオン
    2. レンタカーを運転してラスベガスからアンテロープキャニオンへ
  4. 近郊の街ページに滞在して、アンテロープを観光しよう!
    1. ページ滞在におすすめのホテル
  5. アンテロープキャニオンのベストシーズン
    1. 注意:雨期はツアーが中止になる場合あり
    2. どの季節が観光しやすい?
    3. 春(3月~4月)
    4. 夏(5月~9月)
    5. 秋(10月~11月)
    6. 冬(12月~2月)
  6. アンテロープキャニオンの予約方法
    1. 【重要】ピークシーズンは早めの予約がオススメ!
  7. 現地プライベートガイドの利用もおすすめ!
  8. アンテロープキャニオンの所要時間
    1. アッパー所要時間
    2. ロウアー所要時間
    3. キャニオンX所要時間
  9. アンテロープキャニオン入場料
  10. アンテロープキャニオンの服装と必要なもの
    1. 半袖&短パンでもOK
    2. 靴はトレッキングシューズなど歩きやすいもの
    3. 鼻と口を覆えるグッズがあれば便利
    4. 熱中症対策に帽子とサングラス
  11. アンテロープキャニオンの禁止事項と注意点
  12. アンテロープキャニオン近郊の観光スポット
    1. ホースシューベンド
    2. グランドキャニオン
  13. 【ラスベガス発】アンテロープキャニオン&グランドキャニオン1泊2日のモデルプラン
    1. 1日目
      1. 早朝04:00 ラスベガスを出発
      2. 8:15 レイクパウエル展望台に寄り道
      3. 09:00 ホースシューベンド観光
      4. 10:30 アンテロープキャニオン観光
      5. 14:15 モニュメントバレーに到着
      6. 16:45 ザ・ビューホテルに到着
    2. 2日目
      1. 08:30 グランドキャニオンに向けて出発
      2. 11:30 グランドキャニオン国立公園に到着
      3. 15:45 ルート66のセリグマンを観光
      4. 18:45 ラスベガスのホテルに到着
  14. アンテロープキャニオン観光よくある質問
    1. アンテロープキャニオンの3エリアどれがおすすめですか?
    2. 動画を撮影はできますか?
    3. 渓谷の見学はグループですか?個人ですか?
    4. 当日予約でも入場できることはありますか?
  15. アンテロープキャニオンについて質問したい!
  16. まとめ

【基本情報】アメリカ・アンテロープキャニオンとは?

アンテロープキャニオンはアリゾナ州ページ近郊にあり、大自然の力により長い年月をかけて造られた幅の狭い渓谷群のことです。

複数ある渓谷のなかでも、特に有名なものは長さ約200メートルの「アッパーアンテロープキャニオン」と、長さ約400メートル「ロウワーアンテロープキャニオン」の2つのエリア、そして近年オーバーツーリズムの影響を受けて新しく解放された「キャニオンX」です。

渓谷は30メートルを超える岩壁に囲まれ、切り立った岩壁を縫うようにして散策することできます。

独特なアンテロープキャニオンの地形、どうやって自然が創りだした?

赤い砂岩にうねるような模様が特徴的なアンテロープキャニオン。その独特な渓谷の形状は、すべて自然の力によるものです。急激な水の流れがナバホ砂岩に刻まれることで誕生しました。

渓谷の歴史のなかでも、特に重要なのはモンスーンによる影響で、短い時間に降った大雨がアンテロープ・ウォッシュと呼ばれる鉄砲水を発生させ、流れ込んできた水流がナバホ砂岩をいっきに侵食。気が遠くなるような年月をかけて水の浸食を受けた岩肌は、滑らかに丸みを帯び、やがて美しく流れるような形に変化していきました。

水が流れたように特徴的な岩肌は、クロスラミナと呼ばれる砂やれきが斜めに積み重なった地層で、水流の中で砂が高く積み重なったことのあらわれ。酸化鉄を多く含んだ赤い砂岩が折り重なったことで、神秘的な景観が生み出されました。

鉄砲水によって削られた赤砂岩の地層は渦巻くようにうねり、ときおり差し込む太陽の光が岩肌の縞模様を神秘的に浮かびあがらせています。

今でも大雨が降るとキャニオンの細い谷底にすごい勢いで水が流れ込むことがあり、渓谷は水や風による浸食にさらされ現在も変化を続けているそう。

その証拠に渓谷を谷底から見上げると、流されてきた流木が岩に引っかかっている姿を発見することもあります。

アンテロープキャニオンの歴史とナバホ族

世界中から多くの観光客がやって来るアンテロープキャニオン渓谷は、実はアメリカ先住民・ナバホ族の居住区域内にあります。

ナバホ族はネイティブアメリカンのなかでも二番目に大きい部族として知られ、ターコイズを使った美しいジュエリーをつくり続けている部族です。

渓谷は現在も約30万人ナバホ・インディアンの居住地内にあるので自由に観光はできません。

渓谷の歴史を遡ること1931年。ナバホ族の少女が大地の割れ目に美しい洞窟を発見したことがアンテロープキャニオンの始まりと言われています。

アンテロープはウシ科の動物「レイヨウ」を意味する言葉で、アンテロープ(レイヨウ)の後を追いかけて見つかった渓谷というのも由来の一つ。

アンテロープキャニオンのなかでも、特に人気の高い「アッパー・アンテロープ・キャニオン」は、ナバホの言葉で「水が岩を流れる場所」Tse bighanilini(ツェー・ビガニリニ)と呼ばれ、

「ロウワー・アンテロープ・キャニオン」はナバホの言葉で「螺旋の岩石アーチ」Hasdeztwazi(ハスデトワジ)と呼ばれるなど、ナバホ族にとってアンテロープキャニオンは聖域そのもの。

渓谷に足を踏み入れるには礼儀と敬意を持って接することが大切で、ナバホ族のガイドなしでは自由に観光できない場所としても知られています。

アンテロープキャニオンは、グランドキャニオンの一部?

美しい渓谷の写真だけ見ると、よく混同されがちなアンテロープキャニオンとグランドキャニオンですが、この二つはまったくの別物です。

どちらもアリゾナ州・コロラド高原内にあり、2つのキャニオンを合わせて観光する人も多いせいか、アンテロープキャニオンはグランドキャニオンの一部では?

そう勘違いされることもあるのですが、グランドキャニオンの東側にあるのが、アンテロープキャニオンです。

グランドキャニオンは全長445キロ、その深さは1500メートルにも及ぶ渓谷で、世界の果てまで続いていそうなザ・アメリカを思わせる圧巻の景色が特徴。そして世界遺産にも登録されています。

対するアンテロープキャニオンは、世界遺産には登録されていないものの、世界中を探してもここでしか見られない赤い渓谷を見上げる美しい景観が特徴です。

どちらも雄大な自然が生み出した渓谷で、それぞれ違った美しさと魅力を持っています。

アメリカ・アンテロープキャニオン3つの見所

美しい渓谷を旅するアンテロープキャニオン。1997年に一般公開が始まり、観光のできる渓谷として有名なのが、「アッパー・アンテロープ・キャニオン」と「ロウワー・アンテロープ・キャニオン」の2つエリアです。

そして近年、「第3のアンテロープキャニオン」として人気を集めているのが「キャニオンX」

どのエリアも自然が作った絶景が大地の割れ目の下に広がっているのですが、注意したいのは見られる風景が各キャニオンごとに違っていること。

一度にすべてのエリアを回れると良いのですが、広大な渓谷を1日で回るのは難しいのが正直なところです。できれば事前に観光ルートを決めるなど、絶対に訪れたいエリアは決めておくのがオススメ。

渓谷に光の線が降りて来る場所をはじめ、各エリアの特色をご紹介するので、観光したいアンテロープキャニオンを要チェックしてみてください。

アッパー・アンテロープ・キャニオン

アンテロープキャニオンのなかでも最も人気が高く、そして絶対に訪れたい撮影スポットがあるのがアッパー・アンテロープ・キャニオンです。

その最大の特徴は「光のビーム」と呼ばれる神秘的な光景が見られること!

「この神秘の光を写真を撮りたい!」という方も多いのではないでしょうか?

岩の割れ目から狭く曲がりくねった道を進んだ先に、渓谷の隙間から陽光が差し込む「光のビーム」が待ち受けているのが、ここアッパー・アンテロープ・キャニオンです。

渓谷はネイティブアメリカを彷彿とさせる赤茶色の岩壁に囲まれていて、うねるような岩肌に渓谷の光が差すと、幻想的な縞模様がやさしく照らされる神秘の空間が広がっています。

まさに自然が作り出した芸術の渓谷がそこに!ここでしか見られない感動的な絶景が広がっています。

神秘の光を求めて多くの写真家たち訪れているのもアッパーで、なかでも写真家ピーター・リック氏のモノクロ写真が有名。ファントムと名付けられた作品は写真としては史上最高額の650万ドル(約7億7千万円)で売却されました。

光のビーム「天使のはしご」とは?見るなら5〜9月頃の正午!

赤い岩壁に一本の線を引いたみたいに、まるで空から自然のスポットライトに導かれて天使が舞い降りてきそうな神々しい光景がそこに!

狭い渓谷の岩間から太陽光が一筋の光になって差し込むこの現象は、「ザ・ビーム」や「ハイビーム現象」あるいは「天使のはしご」と呼ばれています。

光の届きづらい谷底に太陽が描く光の柱がくっきり映える美しい風景。この光景は1日たった2時間ほどしか見ることのできない自然現象です。

訪れる季節や時期、時間帯がズレてしまうと綺麗な光の線を見ることはできません。

「アンテロープ・キャニオンの光がどうしても見たい!」という方は、アッパーを観光する時間帯を十分にチェックしておく必要があります。

「天使のはしご」こと自然光のライトアップが出現するピークシーズンは5〜9月頃。太陽がちょうど真上にくる正午前後に訪れると、美しい光のカーテンを見ることができます。もちろん光の中心に立てば光のシャワーを浴びることもできますよ。

サンドフォール、ハート・ポイントも見どころ

アッパーといえば渓谷をカーテンのように照らす光があまりにも有名ですが、他にも見どころスポットがあります。

岩壁の間から砂が滝のようにながれてくるサンドフォール(砂の滝)や、入り組んだ岩肌がハートの形に見えるハート・ポイントも見逃せません。

ハート・ポイントは砂漠の縁結びとも呼ばれています。

ロウワー・アンテロープ・キャニオン

渓谷は自然が生み出した岩肌がまるでアートのように曲線を描いており、さながら自然の地下神殿のような幻想空間になっているのが「ロウワー・アンテロープ・キャニオン」です。

特徴はアッパーに比べて深層が深く、芸術的な渓谷になっていること。

ガイドさんに続いて岩間の切れ目から渓谷に入ると、まずは谷底へと続く急な階段へ。勇気が試される階段を降りると、迷路のように入り組んだ地下空間が。細い隙間から差す光がサンドストーンを照らし、光の陰影による美しいラインが岩壁に描かれています。

浸食によって滑らかになった地層はアートのようにうねり、まるで異世界にでも足を踏み入れたような感覚になるはずです。

ロウワーの全長は約1600メートルほどと少し長めで、入り組んだ地形のため体力を使うコースとなっています。ロウワーは高低差のあるコースを進んでいき、やがて渓谷の割れ目から外に出ます。

アドベンチャー映画の世界を冒険するような体験がしてみたい!という方にもオススメです。

第3のキャニオンX

アッパー、ロウワーは人気が高く混雑することも多いのですが、人が少なくゆっくりと観光できるのがキャニオンXです。

アッパーからさらに11kmほど上流に位置しており、2016年にオープンした比較的新しいエリアなこともあり、第3のアンテロープキャニオンとも呼ばれています。

キャニオンXはトライアングル型の北キャニオンと、V型の南キャニオンの2つに分かれており、ツアーでは両方のキャニオンを訪れることができます。

一般的なツアーよりもプライベート感が強いエリアで、より静かで落ち着いた環境で峡谷を楽しめ、ゆっくり写真撮影ができるのも嬉しいポイント。

渓谷はアッパーとロウワーの良い部分を合わせたようになっており、美しい曲線を描く岩肌はゴツゴツとしてよりダイナミック!深い渓谷にわずかに届く光が周囲に光の陰影を描き、どこか秘境を冒険している気分にさせてくれます。

キャニオンXの名前の由来は、渓谷から空を見上げると岩間の形がXになっていることから。渓谷を訪れた際は、見逃すことなく探したいのが渓谷のシンボルXです。

人の少ない渓谷をゆっくり探検したい方や、絶景が広がる渓谷の風景をばっちり写真に捉えたい方にはぜひおすすめの穴場キャニオンです。

アンテロープキャニオンまでの行き方

アンテロープキャニオンは、アリゾナ州のページ(Page)という街の近くに位置しています。

ページまではラスベガスから車で片道4時間40分ほど、距離にして約460kmです。ラスベガスからのフライトで1時間半です。

アンテロープキャニオンまでの移動には車が必要になるので、オススメはラスベガスを拠点にすること。

ラスベガスを拠点にした往復ツアーを利用しての移動、レンタカーを使った車での移動が一般的な観光ルートとなっています。

【アクセス方法】ラスベガスからアンテロープキャニオン

日本からのフライトのアクセスもよく、ラスベガス観光と合わせた滞在もできるのでオススメとなるのがラスベガスからのアンテロープキャニオンまで移動することです。

主な行き方は、ラスベガス発着ツアーに参加する、またはレンタカーを利用した自力でのアンテロープキャニオンまでの移動。

どちらを利用しても車移動のため、片道4時間の移動時間は必要です。

なお日本からラスベガスまで直行便はなく、東京からロサンゼルスを経由するなどフライトの乗り換えは必要。フライト時間は約12時間ほどです。

レンタカーを運転してラスベガスからアンテロープキャニオンへ

国際運転免許証があればラスベガスでレンタカーを借りて、自分の運転でアンテロープキャニオンを目指すことも一つです。

運転時間は4時間超と長くはなりますが、西部アメリカらしい荒野な道路を気ままにドライブできるのは嬉しいところ。もちろん、アメリカンドリームの象徴でもある「ルート66」を自らの手で運転できることもレンタカーならでは。どこまでも真っすぐに伸びたアメリカをドライブするという、憧れを実現させることができます。

注意しておきたいのは現地のレンタカーは基本的に左ハンドル、道路は右側走行になること。

ハンドル、道路ともに日本とは反対になり、レンタカーは場合によってはマニュアル車しかないこともあります。慣れない運転になるため十分ご注意ください。また往復の運転時間は8時間を超え、走行距離は900kmになるため道中での給油が必要です。そしてガソリン代はもっぱら高いです。

ガス欠に注意しつつ、タイヤがパンクするなどの思わぬアクシデントへの対策も忘れないことも大事なポイントです。

なお国際免許証は運転免許センターから申請すると即日で発行されます。

近郊の街ページに滞在して、アンテロープを観光しよう!

アンテロープキャニオンの全エリアを観光した方や、アンテロープキャニオンと合わせて、「グランドキャニオン」「The Wave」「ホースシューベント」など、グランドサークル内の観光スポットを巡るなら、ページを拠点にした滞在がオススメです。

ページ滞在におすすめのホテル

  1. ハイアット プレイス ページ レイク パウエル
    Hyatt Place Page Lake Powell

    ページ市の中心に位置し、広めのお部屋で快適・便利に滞在できるホテル。アンテロープキャニオンやホースシューベンドなどの観光地へのアクセスも簡単です。
  2. ベストウェスタン ビュー オブ レイク パウエル ホテル
    Best Western View of Lake Powell Hotel

    テラスに出ればいつまでも眺めていたい最高の景色が楽しめるホテル。カジュアルな雰囲気のホテルなのでアンテロープ観光の滞在にも気軽に利用できます。

ページを拠点にして、グランドサークル内にあるアメリカの大自然をお楽しみください。

アンテロープキャニオンのベストシーズン

アッパーで渓谷に光の柱が降りる「ザ・ビーム」を綺麗に見るなら、ベストシーズンは5月〜9月頃です。そして時間帯は正午に訪れる必要ありです。

この時期は非常に人気のあるハイシーズン。当日の受付ではアッパーに入れないことも珍しくはなく、基本的には連日多くの観光客であふれかえります。

渓谷に神秘の光が差し込む光景を絶対見たい方は、早い時期から事前に予約することをお忘れなく。

注意:雨期はツアーが中止になる場合あり

夏はモンスーンシーズンの雨季です。そのため雨の影響を受けてツアーが中止されることがあります。

アンテロープキャニオンは大雨と突然の鉄砲水で今もなお変化を続ける大地です。キャニオンに雨が降ると渓谷はすぐに水浸しになります。さらに危険なのは、予告なしに鉄砲水が突然やってくる可能性があること。過去には悲しいことに鉄砲水による事故もありました。

そのため安全性を考慮して、現地判断によってツアーが中止になる場合があります。

どの季節が観光しやすい?

アンテロープキャニオンの観光は全シーズンを通して受け付けています。

ハイシーズンは人の出入りも多く非常に混雑するため、少し時期をずらした9月〜10月頃に滞在することも選択肢の一つです。

早朝や夕方には柔らかい光と影のコントラストを渓谷で楽しむことができ、また人が少ない渓谷は静寂が立ち込め、日常と切り離されたような世界を楽しむことができます。もちろん人が少ないのでベストショットを撮りやすいことも魅力です。

季節をまとめると以下になります。合わせて参考にしてみてください。

春(3月~4月)

日中の最高気温は約20℃前後と、ピークシーズンに比べると穏やかで過ごしやすいです。

雨はほとんど降らないです。日や時間帯によっては肌寒さを感じることもあるので、羽織があると重宝します。

夏(5月~9月)

ピークシーズは夏です。最高気温が35℃から40℃を超える日も多々。

基本的には猛暑と思っておいてください。日差しも非常に強いので、紫外線や日焼け止め対策は必須。夏はモンスーンの雨季にもあたるので、大雨の影響でツアーが急遽キャンセルになる可能性があることが注意点。

秋(10月~11月)

ピークシーズンを終えて、観光客が少なくなっていくのが秋です。

日中は穏やかな約20℃前後の気候ですが、朝と夕方は冬の到来を感じる冷え込みです。暖かい服装の準備もお忘れなく。なお雨はほとんど降らないです。

冬(12月~2月)

非常に寒いです。夏の暑さが信じられないくらいで、最低気温がマイナスに達することもあり。

防寒対策が必須なことは言うまでもなく、空気も乾燥しているので保湿グッズがあると重宝します。

アンテロープキャニオンの予約方法

アンテロープキャニオンはナバホ族の居住区にあります。認定されたナバホ族のツアーガイドのみ、訪問者を案内することができる神聖なエリアです。

注意したいのは、アンテロープキャニオン観光はツアーのお申し込みが必須ということ。

もちろんレンタカーなどを利用して自力でアンテロープキャニオンに到着しても、ツアーにお申し込みをしなければ観光はできません。

そしてアンテロープキャニオンは非常に人気の観光スポットです。予約なしの当日受付だと渓谷に入れないこともしばしば。キャンセル待ちにも早朝から人が並ぶので、事前にWEB予約を済ませておくのがオススメです。

とくにハイシーズンのアッパーは大人気なので、予約困難なツアーとしても有名。

アッパー、ロウワー、キャニオンXの予約は、アンテロープキャニオン公式サイトや、ページにあるオプショナルツアー会社から行うことができます。

【重要】ピークシーズンは早めの予約がオススメ!

アンテロープキャニオンを訪れるなら、絶対に見たいのが渓谷に差し込む光りのライトアップ。

ピークシーズンの4〜9月は、特に世界中から神秘の光を求めた観光客がやってくる時期です。もちろん光線がくっきりと出現する正午のツアーは大人気です。

早い時期から予約が取れなくなるので、アンテロープキャニオンに行くと決まった頃には、ツアーを予約しておくのがオススメです。

とくに夏の7〜8月の正午前後は、ハイビームのように光が差すので予約は必須。3ヶ月前から予約が埋まってしまうことも珍しくはありません。

現地予約や当日のキャンセル待ちも可能ですが、参加希望者は早朝から列をなして並んでいることも珍しくはなく。

アンテロープキャニオンは現地ガイドなしでは観光できないため、現地に到着してから観光するにも、ツアーの予約が必要なことも注意点です。

いずれにしても予約が必要になるため、渓谷に差し込む光を見たい方は、ぜひ早い時期からのWEB予約を検討ください。

現地プライベートガイドの利用もおすすめ!

英語サイトを通しての予約には不安がつきもの。間違えずに予約が取れるのか、不慣れな英語サイトを使いこなせるのか、そして英語できっちり予約を入れることにも不安があります。

当日アンテロープキャニオンに到着したけれど、きっちり予約が取れていなかった・・・。ということだけは避けたいです。

BUYMA TRAVELでは、そんな不安に現地在住のプライベートガイドがお応えします。

アンテロープキャニオンに精通したガイドが多数揃っているので、ラスベガスを拠点にした弾丸ツアーや、1泊2日のアンテロープキャニオンツアー、グランドキャニオンと合わせた観光などにも対応が可能です。

\予約に不安がある方はお気軽にどうぞ/

BUYMA TRAVEL
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アンテロープキャニオンの所要時間

アンテロープキャニオンのガイドツアーは、季節やシーズンによって多少の違いはありますが、1時間〜2時間がひとつの目安です。

ガイドツアーは事前に予約をしていても、受付をはじめ各種手続きが必要です。また渓谷への移動も必要なので、所要時間はツアーの時間にプラス1時間ほどを目安にしてください。

アッパー所要時間

比較的平坦な渓谷で散策のしやすいのがアッパーです。通常のツアーは約1時間から1時間半程度です。

光が美しく差し込む時間帯に合わせた「フォトツアー」もあり、こちらはもう少し長く約2時間ほど必要です。

ロウアー所要時間

アッパーよりもやや狭く、少し冒険的なトレイルが特徴のロウアーです。訪問の目安は約1時間から1時間半です。

キャニオンX所要時間

他の二つに比べて訪問者が少ないため、より静かな観光が楽しめるキャニオンXです。ツアーの所要時間はおよそ1時間から1時間半です。

アンテロープキャニオン入場料

ナバホ地区入場料として、8ドルの入場料が必要です。入場料はキャニオンでの共通利用できます。

アッパーとロウワーの両方を訪問するなど、複数エリアに行く場合は入場料のお支払いは1回のみ。入場料の支払いを証明するレシートの保管はお忘れなく。

また入場料とは別に、アンテロープキャニオンはツアー代金が必要になります。

ツアー代金はアッパー、ロウワー、キャニオンXで異なり、一般的なツアー料金は大人1人あたり約$70〜$100ほど。フォトツアーをはじめツアーはいくつかあるため、シーズンや参加するツアーによって代金は異なります。

一番人気のアッパーが高額ツアーとなり、続いてロウワー、そして一番安いツアーがキャニオンXです。

アンテロープキャニオンの服装と必要なもの

渓谷をハイキングできる服装であれば、特に問題はありません。

半袖&短パンでもOK

ピークの夏をはじめ日中の暑い時間帯は、ほとんどの観光客が半袖、短パンというラフな姿で渓谷を訪れています。安全対策を意識して、長袖&長ズボンを用意しなくても大丈夫です。

「夏場でも渓谷に入ると寒いのでは?」そう気になる方もいそうですが、内部はそこまで寒くはありません。

靴はトレッキングシューズなど歩きやすいもの

靴は歩きやすいウォーキングシューズやトレッキングシューズがオススメです。渓谷の中は砂だらけで入り組んだ地形を進むので、ガイドツアーには砂地でも歩きやすい靴は必須。暑いからといってもサンダルでの来場は控えてください。基本的にサンダルはNGとなっています。

鼻と口を覆えるグッズがあれば便利

渓谷の内部は砂埃の舞う場所もあるので、できれば鼻や口を覆うことのできるハンカチやマスク、あるいはバンダナやストールなどがあれば快適に散策が楽しめます。

熱中症対策に帽子とサングラス

忘れてはいけないのが熱中症対策の帽子です。暑さから身を守ることもそうですが、渓谷は不意に砂が落ちてくることもあるので、頭部を守るためにも帽子は重要。そして紫外線が強いのでサングラスを準備しておくと重宝します。もちろん水の準備もお忘れなく。

アンテロープキャニオンの禁止事項と注意点

聖なる大地アンテロープキャニオンは、観光保護の観点からバッグの持ち込みが禁止されています。

他にも岩肌に傷がつく可能性があるという理由から、リュック、ショルダーバッグなどの手荷物は全面的に禁止されています。

禁止事項と注意点をまとめると以下の通り

  • スマホ、カメラの持ち込みOK
  • 水、ペットボトルの持ち込みOK
  • バッグ、リュック類の持ち込み禁止
  • ヒール、サンダル禁止
  • 自撮り棒、三脚、一脚、GoProの持ち込み禁止
  • 三脚を使用したい方はフォトツアーの参加が必要
  • ビデオ、動画の撮影は禁止
  • 杖の使用禁止
  • ドローンの使用禁止
  • トレイはありません要注意
  • ゴミのポイ捨て厳禁
  • 渓谷を傷つける行為も厳禁
  • 観光中はガイドの指示に従うこと
  • ガイドさんにチップのお支払いを(アメリカ文化)

アンテロープキャニオン近郊の観光スポット

西部アメリカの大自然を満喫するには、アンテロープキャニオンだけでは物足りない。せっかくアメリカが誇る大自然グランドサークルを訪れるのだから、アンテロープ以外も楽しみたいという方は多いかなと思います。

ホースシューベンド

horseshoebend

アンテロープキャニオンと同じく、ページ近郊にあるのが絶景ホースシューベンドです。

馬の蹄のような形をしていることが特徴で、約300メートルにも及ぶ深い渓谷の断崖絶壁が広がります。コロラド川を見下ろすことが出来る人気絶景スポットです。

アンテロープキャニオンとホースシューベンドは近い距離にあるので、2箇所を組み合わせて観光するツアーも大人気。

グランドキャニオン

grandcanyon

アメリカの屈指の世界遺産でもあり、圧巻の大渓谷が広がるグランドキャニオン。

長さ約446キロメートル、深さ約1.6キロメートルという、地球の長い歴史を物語るような圧倒的なスケールの絶景は、世界で最も有名な国立公園として知られています。

アンテロープキャニオンからは車で2時間30分から3時間と少し距離はありますが、グランドサークルを訪れるのだから、絶対にグランドキャニオンは外せないという方も多いはず。

【ラスベガス発】アンテロープキャニオン&グランドキャニオン1泊2日のモデルプラン

アンテロープキャニオンと合わせて、世界遺産グランドキャニオンを観光したい方におすすめしたいモデルプランをご紹介します。

1日目

早朝04:00 ラスベガスを出発

アンテロープキャニオンまでは車で約4時間弱です。そのためラスベガス朝は非常に早いです。道中で休憩を挟みながら、荒野の道を車でひた走ります。

8:15 レイクパウエル展望台に寄り道

西部のアメリカの荒野にオアシスのように現れるパウエル湖は、アメリカで2番目に大きい人口湖です。電力供給の要として活躍するパウエル湖を眺め、次はホースシューベンドを目指します。

09:00 ホースシューベンド観光

断崖絶壁に立ち、巨大な馬の足跡のような深さ300メートルの絶景を満喫!
いよいよ次に向かうのがアンテロープキャニオンです。

10:30 アンテロープキャニオン観光

早朝にラスベガスを出発するので、正午前には目的地アンテロープキャニオンに到着。
自然が創りだした神秘の渓谷をじっくりと散策。

14:15 モニュメントバレーに到着

西部劇の風景を感じるモニュメントバレーは、アメリカの原風景とも呼ばれるスポット。
宿泊ホテルはモニュメントバレーにあります。ネイティブアメリカを感じる世界を観光しながらホテルを目指します。

16:45 ザ・ビューホテルに到着

モニュメントバレーにあるザ・ビューホテル(The View Hotel)は、グランドサークル観光と合わせて泊まりたいオススメの絶景ホテルです。
大地が真っ赤に染まる夕日はもちろん、夜には絵に書いたように満天の星空が鑑賞できる絶好のロケーションを大満喫!

2日目

08:30 グランドキャニオンに向けて出発

少しだけのんびりと始まる2日目。もちろん早起きしてモニュメントバレーの朝日を楽しむこともオススメです。

11:30 グランドキャニオン国立公園に到着

grandcanyon

広大なグランドキャニオンの東口ゲートに到着。圧巻スケールで描かれる大自然の脅威とも呼べる絶景世界をこころゆくまで楽しみます。

15:45 ルート66のセリグマンを観光

ディズニー映画・カーズの舞台にもなったルート66の小さな町を観光。レトロな世界観が広がる街には、映画を見た人なら思わずニヤリなレトロカーがちらほら。

18:45 ラスベガスのホテルに到着

ご紹介したプランは、西部アメリカが誇る大自然「アンテロープキャニオン」「ホースシューベンド」そして「グランドキャニオン」の魅力を集め、さらにモニュメントバレーの「ザ・ビューホテル(The View Hotel)」に宿泊する贅沢な1日2日です。

もちろんすべての個人予約で手配することが可能ですが、ラスベガスでレンタカーを借りての移動や、アンテロープキャニオンの予約、ビューホテルの予約はシーズンによっては難しくもあります。

快適な旅を楽しむためにも、プロの個人ガイドを頼ってみることもオススメです。不安なところは信頼のおける現地在住の日本人ガイドに任せて、ずっと思い出に残る旅を計画してみてはいかがでしょうか?

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アンテロープキャニオン観光よくある質問

antelopecanyon

アンテロープキャニオンの3エリアどれがおすすめですか?

渓谷に差し込む光のスポットライト「天使のはしご」を絶対に見たいならアッパーで決まり。

洞窟のような渓谷の底をアドベンチャーな雰囲気で楽しむなら、幻想的な世界が待ち受けるロウワーがオススメです。ただし、ロウワーは高低差が激しい場所をいくので、足腰が弱い方や小さいお子さん連れの方には大変かもしれません。

観光客が少なく大自然の息吹を感じる渓谷をたっぷり楽しむならキャニオンXが最適です。気兼ねなく観光するならキャニオンXですね。

アッパーに差し込む光柱は魅力的ですが、人気が高く予約を取れないことも多いので、まずはロウワーの訪問をベースにプランを考えてみるのが良いかなと思います。

動画を撮影はできますか?

アンテロープキャニオンでは動画の撮影は禁止されています。

写真と自分の目で幻想的な世界をたっぷりとお楽しみください。

渓谷の見学はグループですか?個人ですか?

グループでの見学になります。

当日予約でも入場できることはありますか?

時期により可能性はゼロではありません。しかし必ず入場できる保証はありません。事前のご予約が断然おすすめです。

アンテロープキャニオンについて質問したい!

完全ガイドと称してアンテロープキャニオンをご紹介しましたが、とはいえ実際にアンテロープキャニオンを訪問するなら、アメリカ旅行のスケジュールをはじめ、細かく気になることも出てくるかなと思います。

とくにモンスーン時期は雨によりツアーが中止になることもあり、スケジュール感が読みづらいです。さらに重要なのは、アンテロープキャニオンは現地ガイドのお申し込みが必須ということ。

アンテロープ観光に不安がある場合は、BUYMA TRAVELの現地在住プライベートガイドが日本語によるご相談を受け付けています。

アンテロープキャニオンをはじめグランドサークルを熟知したガイドもそろっているので、アメリカ旅行の際にはぜひお気軽にご利用ください。

BUYMA TRAVEL
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まとめ

何百万年もかけて作られた自然の芸術アンテロープキャニオン。ご紹介した3つのスポットはどれも神秘的で、どこを訪れたとしても世界に類を見ない景色と出会うことができます。

アンテロープキャニオンはナバホ族の聖地にあたり、観光には必ずガイドツアーへの参加が必要です。とくに夏のハイシーズンは予約が殺到するので、アッパーを訪れて光の柱を見たい場合は早めのご予約がオススメです。

季節や時間帯によって変化する美しい渓谷の神秘をぜひお楽しみください。

スポットアンテロープキャニオン(Antelope Canyon)
住所Antelope Canyon, Arizona 86040, USA
アクセスラスベガスから車を利用して約4時間30分
入場料1名8ドル(ツアー料金は参加ツアーにより異なる)
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