韓国仁川空港からソウルおすすめの行き方4選!送迎や鉄道にバス・タクシーでのアクセスご紹介!

仁川空港(ICN)は韓国を代表する国際空港で、日本からのフライトも多くてソウル観光に利用しやすい空港です。

仁川空港に到着して荷物のピックアップを終えたら、まずはソウル市内まで移動してホテルのチェックインという方が多いはず。

仁川空港から明洞をはじめとするソウル市内までの移動方法は、大きく分けて「空港鉄道A’REX、リムジンバス、タクシー、そしてチャーター車の空港送迎」の4つです。

本記事では、仁川空港からの4つの移動方法についてメリット、デメリットを含めてわかりやすくご紹介します。

大きいキャリーケースを持った移動や、家族旅行での移動、または初めての韓国一人旅、ビジネス利用などなど、ソウルを訪れる目的や費用、移動時間を短縮したいなどによっても、使いたい移動方法が変わってくると思います。

ぜひ、自分にピッタリな仁川空港からの移動方法を見つけてもらえたらなと思います。

では、さっそく韓国旅行で安心して移動できるように、空港からソウル市内までの行き方を見ていきましょう!

仁川空港からソウル市内までの4つのアクセス方法

仁川空港からソウル市内までの主な移動手段は、空港鉄道 A’REX(エーレックス)、リムジンバス、タクシー、空港送迎サービスです。

空港から市内までの移動といえば、まず最初に電車を思い浮かべる人も多いこともあり、人気の移動手段は仁川空港から電車 A’REX(エーレックス)の利用してソウル駅までの移動すること。

ただ、空港からホテルに直通したいとなると、高速バスやタクシー、チャーター送迎が便利になってきます。

なので、到着したい時間や移動時間、移動の価格、快適さなども含めて、自分にぴったりの移動方法を選ぶことがおすすめ。

仁川空港からソウル市内までの移動方法について、特徴やメリットやデメリットをまとめると以下の通りです。

空港鉄道A’REX(仁川空港から最速&最安)

価格4,450ウォン
行き先ソウル駅(明洞などソウル市内の各駅には、ソウル駅で乗り換え)
所用時間ソウル駅まで約43分
メリット時間に正確でやすい
デメリット満席になる場合あり

リムジンバス(空港からソウル市内の主な目的地に直行)

価格約16000ウォン~18000ウォン
行き先ソウル駅、東大門、江南など
路線により異なる
所要時間約60〜90分
メリット宿泊ホテル行きのリムジンバスを利用すれば移動が便利
デメリット知らない旅行者と相席
道路の混雑で到着が遅延
路線が多い

タクシー(空港から目的地まで直行)

価格約50,000ウォン
行き先自由に決められる
所用時間約60分〜
メリット予約なしで空港到着すぐ移動できる
デメリット韓国語のコミュニケーション必要
混雑による遅延

空港送迎・チャーター車(空港から目的地まで直行&日本語対応あり)

価格チャーター車によりことなる
参考価格:1組あたり13,000円
行き先自由に決められる
所用時間約60分〜
メリット日本語対応
帰りの早朝便や深夜便にも利用しやすい
デメリット予約が必要

仁川空港からの各アクセス手段の概要がわかったところで、続いてそれぞれの移動方法について詳しくみていきましょう。

空港鉄道A’REX

仁川空港からソウル市内に最安・最短で移動できるのが空港鉄道A’REX(エーレックス)です。

空港鉄道A’REXは、仁川空港とソウル駅を結ぶ高速鉄道。

車両の種類は「直通列車」「一般列車」の2種類があり、直通列車を利用すれば、仁川空港からソウル駅までなんと最短43分で到着します。

直通列車と一般列車は改札で色分けされており、オレンジ色が直通列車、青が一般列車と表示されています。

空港に到着してオレンジ色の案内にそって進めば直通列車の駅に、一般列車を利用するなら青色の案内にそって進んでください。

どちらを利用すればいいかは悩むポイントですが、空港鉄道A’REXはソウル駅まですぐに移動できる「直通列車」の利用がおすすめです。

空港鉄道は「仁川空港発→ソウル駅着」「ソウル駅発→仁川空港着」いずれも始発は05:00台からあり、終電は23:00台です。

空港鉄道A’REXの直通列車

A’REXの直通列車は約40分間隔で運行されており、第1ターミナルから乗車すると43分、第2ターミナルからなら51分でソウル駅に到達です。

ソウル駅に到着した後、ソウル市内にある人気のエリア明洞や東大門、江南といったエリアに移動するには、ソウル駅から地下鉄に乗り換えが必要になります。

仁川空港からソウル駅に向かい、ソウル駅から地下鉄でホテルのある駅に向かう。というルートが電車を使った韓国到着すぐの流れとなります。

空港鉄道A’REXの直通列車はすべての座席が指定席となっており、鉄道チケットは空港直結の駅前ターミナルにあるタッチパネル式の券売機から購入できます。

チケットは当日に買う方が多くはあるので、複数台ある券売機の前にはキャリーケースを持った観光客が並んでいます。

直通列車のチケットは13,000ウォンです。

直通列車の車内はWiFi完備で、座席も広々としており快適に移動できます。

座席が決まっているので、どこに乗ればいいか戸惑うこともなく、列車に乗って次に到着する駅がソウル駅なので、降りる場所を間違える心配がないことも嬉しいポイントです。

空港鉄道A’REXの一般列車

一般列車は金浦空港を経由してソウル駅に向かうルートになり、ソウル駅まで約1時間ほどかかります。

直通列車と同じく終点はソウル駅です。大きな違いは金浦空港をはじめソウル駅までに停車する駅があるということ。停車駅が多い分、到着までに時間がかかります。

直通列車のチケットは4,550ウォンです。

空港鉄道A’REXのメリットとデメリット

空港鉄道A’REXを利用するメリットは、時間に正確に移動できることです。韓国ソウルの電車は、日本と同じく時間に正確なので、遅延することもほとんどないことが特徴です。

デメリットとして、満席につき利用できない可能性があることです。

仁川からの空港鉄道を利用する観光客は多く、日本人だけでなく韓国人はもちろんのこと、他の海外観光客までさまざまな方が利用します。

なので、空港鉄道は数時間先まで満席になっていることも珍しくはありません。

仁川空港に到着してすぐに駅に向かっても、予約や当日客で満席になっており、次の列車は1時間後になることもあります。

空港鉄道A’REXはオンライン予約も可能なのですが、飛行機の遅延や荷物のピックアップ、空港でのSIMの購入を考えると、スケジュールが遅れると予約時間に乗車できないことも注意点。

うまく利用できれば最短・最速そして最安値でソウル市内に移動できる空港鉄道A’REXですが、予定通りに乗れない可能性があることにご注意ください。

リムジンバス(高速バス)

江南や東大門など、ソウル駅から乗り継ぎなしで楽にソウル市内まで移動したい方におすすめなのが、仁川国際空港からソウル市内へのリムジンバスでの移動です。

仁川空港にはリムジンバスの路線が24ほどあり、リムジンバスは東大門、江南、明洞、ソウル駅など、ソウルの主要な観光地へアクセス可能となっています。

仁川空港のリムジンバス乗り場は、第1ターミナルなら1階の入国ロビーに、第2ターミナルなら地下1階に位置しています。

バスのチケットも当日に乗り場近くにあるタッチパネル式の券売機、またはバスチケットカウンターから購入できます。

リムジンバスの料金は路線によって異なるのですが、一般的には16,000ウォンから18,000ウォンの間となっています。

また、バスの種類は大きく分けて「高級リムジンバス」と「一般リムジンバス」と2種類あります。「KAL LIMOUSINE」や「AIRPORT LIMOUSINE」のバスが有名どころです。

リムジンバスは一般的には7:00から22:00の間に運行されており、路線によっては早朝や深夜便の利用も可能です。

ホテルによっては、仁川空港とホテルとの間でリムジンバスを運行していることもあります。

例えば、ホテルスカイマーク東大門では、ホテル前のバスステーションと仁川空港を結ぶリムジンバスを運行しています。

仁川空港リムジンバスのメリットとデメリット

リムジンバスのメリットは、電車と違ってソウル駅で乗り換える必要もなく、東大門や江南といったエリアに直接向かうことができることです。

多くのバスは10〜20分間隔で運行されており、主要なホテルや観光地に行きやすいルートも多いです。

大きなキャリーケースを持っての韓国でも、バスに荷物を預けてしまえ、目的地に近い場所で降りることができます。

とくに江南方面はソウル駅からの移動も長くなるので、高速バスを使っての移動が楽ではあります。

もちろん宿泊先ホテルにリムジンバスが運行していれば、仁川空港からホテル前まで直通で移動できることも嬉しいポイントです。

デメリットとしては、仁川空港の広さと路線の多さから、どのバスに乗ればいいのか迷うことです。

高速バスの利用は電車やタクシーよりも複雑で、とくに初めて韓国を旅行するという方にとっては、いきなりバスに乗るのは勇気がいることです。

高速バスは降車ボタンがないので、乗車前に運転手やスタッフに目的地を伝えておくことが一般的。しかもバスの職員は韓国語しか話せないことが多く、翻訳アプリをみせてもうまく伝わらないことも多いです。

行きたい目的地にあわせて、路線が間違っていないか確認のうえバスに乗車するようご注意ください。

またホテルのリムジンバスは先着順になることもあり、予約ができないバスもあるので注意が必要です。

タクシー

仁川空港に到着して荷物ピックアップすぐに移動したい場合は、タクシーの利用がおすすめです。

仁川空港のタクシー乗り場は、第1ターミナルと第2ターミナルどちらにもあり、到着ロビーを出てすぐのところにタクシー乗り場が設けられています。

タクシー乗り場では、ソウル市内へ向かうタクシー、仁川空港周辺を移動するタクシーと、向かう目的地にあわせてタクシーが待機しています。

仁川空港から利用できるタクシーは、大きくわけて「一般タクシー」「模範タクシー」「大型タクシー」「国際タクシー」の4種類です。

複数言語に対応している国際タクシーは、事前に予約またはカウンターでの手続きが必要になるので、仁川空港に到着してすぐ移動するなら「一般タクシー」「模範タクシー」「大型タクシー」のいずれかのタクシーに乗ることが一般的です。

仁川空港からソウル市内までは、約60〜70分の移動時間がかかり、料金は55,000ウォンから65,000ウォンほど。深夜や早朝は20%の割増料金です。

一般タクシー

一般タクシーは韓国ソウルで最もよく見かけるタクシーです。

一般タクシーは車両カラーが「オレンジ色、白色、銀色」のいずれかです。空港では白色またはオレンジ色のタクシーを見かけることが多いです。

初乗り料金は4,800ウォンからスタートします。

タクシー運転手は基本的には韓国語のみでの対応となり、英語が通じないドライバーがほとんどです。

模範タクシー

韓国でみかける黒色のタクシーが模範タクシーです。

模範タクシーの運転手は、優良ドライバーが務めていることが大きな特徴。

黒色の模範タクシーのドライバーを務めるためには、法人タクシーで5年以上の職歴、個人タクシーなら10年以上の無事故という実績が求められます。

そのため模範タクシーはサービスの質が高いことで評判です。

初乗り料金は7,000ウォンからとなっており、一般タクシーに比べると少し割高に設定されていますが、より快適な乗り心地で目的地に迎えます。

運転手は韓国語のみのことが多いですが、なかには英語が通じる方もいます。

大型タクシー

グループでタクシーを利用するなら、バンタイプの大型タクシーの利用です。

料金は一般タクシーと比べると少し高く、模範タクシーと同じく初乗り料金が7,000ウォンからです。

模範タクシーと同じ料金ですが、より大人数で利用できて、さらに大きめの荷物を運べるので、グループで利用すれば、1人あたり割安でタクシーに乗車できます。

仁川空港のタクシー利用メリットとデメリット

空港に到着したタイミングですぐに移動でき、目的地まで直行できることがタクシー利用の最大のメリットです。

空港鉄道のようにソウル駅での乗り換えも必要なく、仁川空港から宿泊先のホテルまで直通で移動できます。

さらにタクシーなら事前の予約も必要なく、飛行機の遅延も関係なく、空港でスマホのSIMカードの購入を済ませた後など、利用したいタイミングで空港からソウル市内に移動することも可能。

バスや電車と違い、他の乗客を気にする必要もなく、グループだけで移動できることも嬉しいポイントです。

タクシー利用のデメリットは、乗客が多いと順番待ちになること、そして韓国語でのコミュニケーションが必要になることです。

到着ターミナルを出てすぐの場所にタクシー乗り場があるのですが、タイミングによっては待機しているタクシーが少なく、すぐにタクシーを捕まえられないこともあります。

また、時間帯によっては仁川空港からソウル行きの道路は混雑するので、ソウル市内に到着するまでに1時間以上かかることもあります。

ドライバーは韓国語しか分からない人が多く、GoogleMapで目的地のホテル名を見せても理解してもらえない、翻訳アプリをみせても正しく韓国語に訳されていなければ伝わない、といったことも珍しくはありません。

あわせて、ぼったくりタクシーが存在することも注意点です。タクシー配車アプリとGPSの普及でぼったくりタクシーは減っていますが、ぼったくりタクシーが完全になくなったわけではありません。

空港からタクシーを利用する場合は、正規のタクシー乗り場を必ず利用して、ぼったくりタクシーに捕まらないようご注意ください。

空港送迎(チャーター車)

仁川空港からソウル市内への移動で、もっともプライベートで快適に移動するなら、空港送迎サービスがおすすめです。

空港送迎サービスは予約制のプライベート送迎車を利用して、ソウル市内の目的地に向かいます。

旅行にあわせたカスタマイズをできることがチャーター車の特徴で、チャイルドシートの追加リクエストや、空港でのSIMカード購入サポート、両替サポートなど、送迎とあわせて他のリクエストをお願いできます。

送迎車の乗り場、ピックアップポイントはサービスによって異なりますが、 一般的には到着ゲートでお名前入りのカードを持ったドライバーが待機しており、合流後に送迎車に乗ってソウル市内の目的地に向かいます。

仁川空港からソウル市内までの移動は、約60〜70分の移動時間になります。

BUYMA TRAVELの空港送迎サービス

BUYMA TRAVEL

チャーター車による空港送迎の料金は、利用するサービスによって異なるのですが、BUYMA TRAVELの送迎プランなら、仁川空港からソウル市内まで1組13,000円で利用できます。

また、BUYMA TRAVELのチャーター送迎は、韓国ソウル在住の日本語ドライバーが担当していることが特徴です。

送迎スケジュールは渡航前からチャットを利用して調整もでき、仁川空港で無料WiFiに接続すれば当日の連絡も可能です。

チャーター送迎は事前に予約して時間通りに利用できるので、深夜便や早朝のフライトでも利用できることも大きなポイントとなります。

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仁川空港から送迎チャーター利用のメリット・デメリット

送迎サービスの大きなメリットは、目的地まで日本語対応で直通で行けることです。

韓国旅行はもちろん、ビジネスでの訪問先への移動、韓国留学でのホームステイ先への移動など、タクシー運転手ではわかりづらい場所でも、事前に相談することで移動できます。

デメリットは事前にチャーター車の予約が必要になり、1名で利用すると鉄道列車に比べると料金が割高になることです。

また、タクシーと同じく道路の混雑状況によっては、仁川空港からソウル市内まで渋滞に巻き込まれることもあり、到着時間が予定より遅れる場合があります。

まとめ

空港鉄道から送迎サービスまで、仁川空港からソウル市内への移動方法は、旅行スタイルやスケジュールにあわせて色々と選べることが特徴です。

空港鉄道A’REXなら最安でスケジュール通りにソウル駅まで移動でき、リムジンバスならソウル市内の遠方まで直接アクセス、タクシーと空港送迎サービスは目的地まで一直線で移動できます。

友達同士での観光や家族旅行での韓国、またビジネス渡航や留学など、韓国を訪れる目的にあわせてぜひピッタリの移動方法をチェックしてみてください。

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