ソウル観光のおすすめ情報!人気スポットと韓国グルメ

ソウル観光おすすめ情報

韓国の首都であるソウルは、韓国の中心都市として歴史と現代が入り混じったユニークな都市です。近年はK-POP、韓流ドラマや映画が世界的に有名になったこともあり、さらなる盛り上がりを見せています。また、日本から平均2時間半程度で到着できるほど近いこともあり、女性を中心に日本から観光客も多く訪れています。
観光、グルメ、カルチャーと魅力がたくさん詰まったソウルについてご紹介します。

ソウル観光おすすめスポット

韓国は常に最新のスポットがどんどん増えていますが、歴史のある観光スポットもいろいろあります。特に初めての韓国旅行の方には必ず訪れてほしい場所を紹介します。

韓国の歴史を感じるスポット

ソウルには朝鮮王朝時代の宮殿や宗教施設、村落など、かつての歴史を感じるスポットが数多く点在しています。実際に歩きながら眺める古い町並みや、歴史的な建造物からは、昔の人々の生活や文化が伝わってきます。たくさんの史跡のなかから、ソウルで訪れることができる名スポットを4つご紹介します。

昌徳宮 (チャンドックン)
昌徳宮 (チャンドックン)

景福宮(キョンボックン)

ソウル中心部にある宮殿で、朝鮮王朝の正宮として重要な役割を果たし、その壮麗な建築と広大な敷地は韓国の歴史と文化の象徴です。主要な建物には、重要な国家行事が執り行われた勤政殿(クンジョンジョン)、王と王妃が居住した康寧殿(カンニョンジョン)、そして、李氏朝鮮時代に外国からの使者の接待や宴会を行った慶会楼(キョンフェル)などがあります。

1日2回衛兵交代式が行われており、訪れる人々に韓国の歴史と文化を体感させてくれます。また、敷地内には国立古宮博物館もあり、朝鮮王朝時代の王室の美術品など約45,000点を展示しています。ソウルを訪れる際には正に必見の場所と言えます。

住所 161 Sajik-ro, Jongno District, Seoul, 韓国
入場料大人外国人(19歳~64歳) /3,000 ウォン
18歳以下、65歳以上/無料

昌徳宮 (チャンドックン)

李氏朝鮮王朝時代に建てられた五大宮の一つ。1405年に景福宮の離宮として景福宮に続き2番目に建設され、朝鮮王朝の主要な王宮として使用されました。16世紀に景福宮が焼失した後は、270年もの間正宮としての役割を担いました。その美しい庭園と自然との調和の取れた建築様式で有名で、1997年には五大宮の中で唯一ユネスコの世界遺産に登録されました。

主要な建物には、王の即位式や外国使者との接見など、重要な政務が行われた仁政殿(インジョンジョン)、王と王妃の居住空間だった大造殿(テジョンジョン)などがあります。

住所99 Yulgok-ro, Jongno District, Seoul, 韓国
入場料大人外国人(19歳~64歳) /3,000 ウォン
18歳以下、65歳以上/無料

宗廟(チョンミョ)

朝鮮王朝の歴代の王と王妃の霊を祀るための王室の霊廟。1395年、李成桂によって朝鮮王朝が成立した直後に建設されました。宗廟は先祖崇拝と国家の安寧を祈るための最も重要な場所とされていました。1995年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。
また毎年5月には、ユネスコの無形文化遺産に登録されている、歴代の王と王妃の神位を祀る宗廟大祭(チョンミョデジェ)が行われます。

宗廟には正殿(チョンジョン)と永寧殿(ヨンニョンジョン)の2つの主要な殿堂があります。宗廟の中心となる主殿には、19人の王と30人の王妃の位牌が安置されています。もう一つの永寧殿には、正殿に祀られなかった王族の位牌が納められています。

住所157 Jong-ro, Jongno District, Seoul, 韓国
入場料大人外国人(19歳~64歳) /1,000 ウォン
18歳以下、65歳以上/無料 (年齡の確認できるものを提示)

崇礼門(スンニェムン)/南大門(ナムデムン)

正式な名称は崇礼門ですが、ソウルの南側に位置することから通称で南大門と呼ばれています。ソウル市内に現存する最古の木造建築であり、かつては首都防衛の門としての役割を担っていました。韓国の国宝第1号に指定されています。
2008年に放火による大火災で大きな被害を受けましたが、その後の修復作業を経て、2013年に再公開されました。

住所40 Sejong-daero, Jung District, Seoul, 韓国
入場料無料

ソウルで琉球王朝の歴史を巡るのにおすすめのツアー!

BUYMA TRAVEL|【世界遺産】昌徳宮(チャンドックン) 朝鮮王朝の宮殿の観覧 同行/ 他の観光スポットの組み合わせもOK!
世界遺産・昌徳宮   王の即位の礼や外国の使節との接見など国の公式的な行事を行う建物である。  また王と王妃の生活空間があり、王室生活の最後の様子がよく残っている。裏庭は宮廷生活での王妃の心を和ませるため、美しく造成されている。  近年では...

ソウルのおすすめ夜景スポット

ソウルにはNソウルタワーをはじめとした、すてきな夜景スポットがたくさんあります。特におすすめのスポット3選をご紹介します。

Nソウルタワー(南山タワー)

南山公園にある、ソウルの象徴的なランドマークの一つです。ソウル市内の至る所からその姿を望むことができる236メートルの高さを誇り、南山の標高243メートルに加えると、地上からの高さは479メートルにも達します。タワー内には、展望台のほかにレストランやカフェ、ギフトショップなどがあるので、食事やショッピングも楽しめます。

展望デッキからは360度のパノラマビューが広がり、晴れた日にはソウル市内や周辺の山々まで見渡すことができます。夜はソウル随一の夜景スポットとして、ライトアップされたタワーとともに、ロマンチックな雰囲気を味わえます。

アクセス方法

南山公園では一般車両の通行が制限されているため、Nソウルタワーへのアクセスは、公共交通機関または観光ツアーに参加する形です。

バス最寄駅である忠武路駅(チュンムロ駅)または東大入口駅(トンデイック駅)よりシャトルバスを利用(7〜10分間隔)。
料金 1,400ウォン(支払いは交通系カードのみ)
ケーブルカーケーブルカー乗り場には、明洞駅3番出口を出て、パシフィックホテルの右側の道を10~15分ほど歩くと到着します。
【ケーブルカーチケット代金】
大人(13歳〜64歳)往復 : 15,000ウォン
大人(13歳〜64歳)片道 : 12,000ウォン
子供(3~12歳)および 65歳以上 往復 : 11,500ウォン
子供(3~12歳)および 65歳以上 片道 : 9,000ウォン
ソウルシティツアーバス
(Seoul City Tour Bus)の観光ツアーバス
観光ツアーバスを利用することで、Nソウルタワーのみならず、他の人気観光スポットも巡ることができます。
住所: 105 Namsangongwon-gil, Yongsan District, Seoul, 韓国
入場料(展望台):
大人(13歳~64歳) /21,000 ウォン
18歳以下、65歳以上/16,000ウォン

Nソウルタワー情報

住所105 Namsangongwon-gil, Yongsan District, Seoul, 韓国
入場料(展望台)大人(13歳~64歳) /21,000 ウォン
18歳以下、65歳以上/16,000ウォン

漢江(ハンガン)

漢江(ハンガン)はソウルを南北に流れる河川で、その川沿いには数多くの公園や散歩道、施設が整備されています。サイクリングやプール、花火など四季折々のスポーツやイベントを楽しむことができる、ソウル市民の憩いの場となっています。
次に、漢江沿いで夜景を楽しむ方法をいくつかご紹介します。

盤浦大橋(パンポデギョ)の虹の噴水ショー

世界で最も長い橋梁噴水として、ギネス世界記録に登録されている噴水ショーが有名。昼は迫力ある噴水ショー、夜はさらに虹色に照らされた橋と噴水のロマンティックなショーを見ることができます。

汝矣島漢江公園(ヨイドハンガン公園)

夜景の名所として人気の公園の一つ。人気アイドルグループの聖地としても知られていますが、最近は韓流ドラマのシーンの影響で、漢江沿いで食べる袋麺が漢江ラーメンと呼ばれるようになり、ドラマのように漢江ラーメンを食べることもブームになっています。
また毎年9月末または10月最初の土曜日には「ソウル世界花火祭り」が開催されています。韓国以外にも、日本をはじめ世界各国の花火が披露される韓国最大級の花火大会です。

漢江クルーズ

漢江を巡る夜のクルーズ船からは、ライトアップされたソウルの街や漢江を渡る数々の橋を眺めることができ、きっとロマンチックな体験ができるでしょう。クルーズ船内では食事やライブ演奏も楽しめるプランがあり、夜の漢江を満喫できます。

ロッテワールドタワー

高さ555メートル、123階建てのこのタワーは、韓国国内で最も高いのはもちろん、世界でも5位に位置する超高層ビルです。117階から123階には「ソウルスカイ」という展望台があり、ソウル市内を360度の大パノラマビューで楽しめます。夜は吸い込まれそうに美しいソウルの夜景が広がり、きっとすてきな思い出になるでしょう。
また、118階にある「マジックスカイデッキ」は透明ガラスの床となっており、ソウル市内を足元から見下ろすことができます。ちょっとドキドキしちゃうかも。

住所300 Olympic-ro, Songpa District, Seoul, 韓国
ソウルスカイ(展望台)入場料一般チケット(事前予約制)
成人(13歳以上)/ 31,000ウォン
子供(3歳〜12歳)/ 27,000ウォン
ファストパス(当日のみ現地チケット売り場で購入可能)
全年齢/62,000ウォン

ソウルでこんな夜景ツアーに参加してみてはいかがですか?

BUYMA TRAVEL|★カップルにおすすめ★ソウル夜景ツアー車付き★1名様~3名様
ソウルの綺麗な夜景スポットへ行ってみませんか? 新しく出来たロッテタワーの123階展望台から見られるソウルは凄く綺麗で明るいお昼のソウルとは全然違うんです。 韓江クルーズはコースによりますがロマンティックな雰囲気のレストランで食事をしながら...

ソウルのロッテワールドへ!韓国No.1テーマパーク

韓国を代表するテーマパークで、屋内テーマパークの「Adventure(アドベンチャー)」と屋外の「Magic Island(マジックアイランド)」の2つのエリアに別れる複合施設。天候がイマイチな場合でも安心して訪れることができ、年間を通じて楽しめます。

屋内エリアの「アドベンチャー」には、メリーゴーラウンド、ジェットコースター、アイススケートリンクなど、多様なアトラクションがそろいます。もう一つの屋外エリア「マジックアイランド」では、スリル満点の絶叫マシンがたくさん!ストレス発散にもってこいの場所です。
また、ロッテワールドはインスタ映えスポットとしても有名で、入場前に韓国の制服をレンタルし、施設内で写真を撮るのも人気になっています。

住所240 Olympic-ro, Songpa District, Seoul, 韓国
入場料(総合利用券: ロッテワールド+民俗博物館)【1Day】
大人(19歳〜64歳)/ 62,000ウォン
中人(13歳〜18歳)/ 54,000ウォン
少人(3歳〜12歳)/ 47,000ウォン
ベビー(1歳〜2歳)及びシニア(65歳以上)/ 15,000ウォン
【After4】
大人(19歳〜64歳)/ 50,000ウォン
中人(13歳〜18歳)/ 43,000ウォン
少人(3歳〜12歳)/ 36,000ウォン
ベビー(1歳〜2歳)及びシニア(65歳以上)/ 15,000ウォン
入場料(パーク利用券: ロッテワールド)【1Day】
大人(19歳〜64歳)/ 59,000ウォン
中人(13歳〜18歳)/ 52,000ウォン
少人(3歳〜12歳)/ 46,000ウォン
【After4】
大人(19歳〜64歳)/ 47,000ウォン
中人(13歳〜18歳)/ 41,000ウォン
少人(3歳〜12歳)/ 36,000ウォン

ソウルの伝統市場でグルメとショッピング体験!

広蔵市場 (クァンジャンシジャン)
広蔵市場 (クァンジャンシジャン)

ソウル市内には数多くの市場が点在していて、それぞれ独自の雰囲気と商品を提供しています。伝統市場でのショッピング体験は、韓国の文化と生活を肌で感じられる貴重な時間。特に有名な3つの伝統市場を紹介します。

南大門市場 (ナンデムンシジャン)

ソウルで最も古く600年の歴史があり、韓国最大規模を誇る総合市場です。日用雑貨、衣類、アクセサリー、雑貨、食品などさまざまな商品が販売されており、日用品でそろわないものはほぼないと言えるほど。観光客にとっては、韓国の伝統的なお土産を購入したり、安くて美味しい屋台料理が楽しめるので滞在中必ず訪れたい場所です。
また市場の東側には、韓国初のデパートとして有名な新世界百貨店(シンセゲ百貨店)もあります。

東大門市場 (トンデムンシジャン)

ファッションとショッピングの中心地として知られ、多くの衣料卸問屋やファッションビルが集まっており、昼夜を問わずにぎわう「眠らない街」と呼ばれる場所です。ここでは最新のファッションアイテムをお得に手に入れることができます。

広蔵市場 (クァンジャンシジャン)

韓国の食文化を楽しむには最適な伝統市場。特に手軽に食べられるストリートフードが観光客にも人気となっており、ビビンバ、キムチ、トッポッキ、マンドゥ(餃子)など、さまざまな韓国料理を味わうことができます。訪れる度に新しい料理に出会えるので、何度でも訪れたい場所です。

ソウルのグルメガイド

ソウルのグルメ

日々新しいメニューが登場しているソウルのグルメは、ソウル旅行にいく人にとって大きな楽しみの一つです。ビビンバやサムギョプサルなど日本でもおなじみとなった伝統的な韓国料理から、甘辛いトッポッキやホットク、韓国風海苔巻きキムパなどストリートフードも見逃せません。

南大門市場や広蔵市場などのソウル市内の伝統市場では、さまざまな料理を楽しむことができるので、多くの観光客がショッピングのみでなく、グルメ目的でも訪れる代表的なスポットになっています。またソウル最大の繁華街である明洞エリアでも、ショッピングとともに多彩なグルメを楽しめます。

伝統的な韓国料理10選

まずは日本でもなじみ深い、伝統的な韓国料理10種をご紹介します。
いくつ食べたことがありますか…?

キムチ

韓国料理の代表的な発酵食品。主に白菜や大根を使って作られます。唐辛子粉、ニンニク、ショウガ、魚醤などを混ぜて漬け込み、数日から数週間発酵させて作ります。辛みのある独特の風味が特徴で、ビタミンCや食物繊維が豊富。韓国の食卓には欠かせない一品で、料理の付け合わせや、鍋料理、炒め物などさまざまな料理の具材の一つとしても使われます。

ビビンバ

ビビンバは、韓国語で「混ぜご飯」を意味する料理。石焼きビビンバとしても有名で、熱々の石の器に盛り付けられるスタイルが人気。白いご飯の上に、色とりどりの野菜(ほうれん草、ゼンマイ、モヤシ、ニンジンなど)、ナムル、炒めた牛肉、卵、そしてコチュジャン(辛味噌)が盛り付けられます。

食べる際には、ご飯と具材をしっかりと混ぜ合わせていただきます。コチュジャンのピリ辛と、野菜や肉のうまみが絶妙に絡み合い、一口ごとに違ったおいしさが楽しめます。ヘルシーで栄養バランスが良く、見た目も華やかで、おもてなし料理としても人気。

サムギョプサル

韓国の焼肉スタイルの一つで、豚バラ肉を使った焼肉を指します。「サムギョプサル」とは韓国語で「三層肉」を意味し、脂身と赤身が層になった部分を指します。

食べ方は、豚肉を焼き、焼き上がったらハサミで一口大に切り、新鮮なサンチュやエゴマの葉に、焼いた肉とニンニク、青唐辛子、サムジャン(味噌とコチュジャンを混ぜたタレ)を包んで食べるのが一般的です。そのジューシーな肉と爽やかな野菜の組み合わせが絶妙で、一度食べたらやみつきになること間違いなし。

プルコギ

プルコギは、薄切り牛肉を甘辛いタレで漬け込んで焼いた料理です。「プルコギ」とは、「プル」=「火」「コギ」=「肉」という意味で、つまり「火で焼いた肉」を指します。しょうゆ、砂糖、ニンニク、ゴマ油、ショウガなどで作ったタレに牛肉を漬けてしっかりと味を染み込ませ、玉ねぎやキノコ、ニンジンなどの野菜と一緒に炒めて作ります。ご飯にのせたり、サンチュに包んで食べるのが一般的。

ソルロンタン

牛骨を長時間煮込んで作る白濁したスープが特徴のスープ料理。牛骨、牛肉、内臓を長時間煮込むことで、コラーゲンやカルシウムがたっぷり溶け出し、まろやかで深い味わいの牛骨スープになります。スープはクリーミーで深いコクがあり、薄切りの牛肉やご飯を加えて食べます。塩やネギ、こしょうで自分好みに味を調整できるのもいいですね。
胃に優しく、体を温める効果もあるため、特に寒い季節にぴったりの一品です。

カルグクス

手打ちの平たい麺を使った韓国麺料理のひとつ。料理名の「カル」とは「包丁」、「グクス」とは「麺」を意味します。鶏ガラや牛骨の出汁に、ジャガイモやズッキーニ、キノコなどを加えて煮込みます。

手打ち麺ならではのもちもちとした食感が特徴で、スープと絶妙に絡み合い、一口ごとに優しい味わいが広がります。バリエーションも豊富で、シンプルながらも風味豊かな一品。韓国の定番家庭料理です。

サムゲタン

若鶏を丸ごと一羽使った薬膳スープで、特に暑い夏に体力をつけるために食べる「伏日食(ボッサム)」として食べられます。鶏の中にはもち米、ナツメ、高麗人参、栗、ニンニクなどを詰め、長時間じっくりと煮込みます。これにより、スープは栄養たっぷりでかつ、深い味わいが生まれます。

食べるときは、鶏肉をほぐしてスープと一緒にいただきます。その豊かな風味と、滋養強壮効果があるとされる薬膳の組み合わせが絶妙!特別な日や、元気をつけたい時にぴったりの一品です。

チャプチェ

チャプチェはいわゆる韓国風春雨炒め。韓国では祝い事や特別な日に必ずと言ってもメニューに出る一品です。使用されている春雨は、サツマイモでん粉で作られたもので、もちもちとした食感が特徴です。野菜(ホウレン草、ニンジン、シイタケ、タマネギなど)や牛肉と一緒に炒め、しょうゆや砂糖、ごま油で味付けします。甘辛い味付けが絶妙で、彩り良く見た目も華やか。
冷めても美味しく、弁当のおかずやパーティー料理としても重宝されます。家庭でも気軽に作ることができる人気料理です。

ナクチポックン

辛口のタコ炒め料理で、ピリ辛好きにはたまらない一品です。「ナクチ」とは「タコ」、「ポックン」は「炒める」という意味です。ただ、釜山では炒めるのでなく、スープで煮込んだ形でのナクチポックンが一般的です。

新鮮なタコを一口大に切り、タマネギ、ネギ、ニンジンなどの野菜を加えて、唐辛子粉、ニンニク、しょうゆ、ごま油などで作る特製の辛いタレで炒めます。辛さに慣れている韓国民でも辛いと言われるその辛さと、タコの弾力ある食感が絶妙で、ご飯との相性も抜群。ビールのお供にもオススメです。

パジョン

ネギをたっぷり使った韓国風のチヂミで、「パ」はネギを、「ジョン」は煎(焼く)を意味します。調理方法は、ネギを主役にタマゴ、小麦粉、水を混ぜて作った生地を薄く伸ばし、フライパンで焼き上げます。外はカリッと、中はふんわりとした食感がたまりません。
シーフードを加えた「ヘムルパジョン」、キムチを加えた「キムチジョン」など、いろいろなアレンジも楽しめます。

ソウルで食べ歩き!ストリートフードの楽しみ方

気軽に食べ歩きたいストリートフード。毎年、新しいグルメがどんどん誕生しており、韓国の食文化の充実さを見ることができます。早速、ソウルの人気のストリートフードをご紹介します。

トッポッキ

韓国を代表するストリートフードの一つで、もちもちの餅(トック)を辛いコチュジャンソースで炒めた料理。甘辛いタレが絡んだトックは、ピリ辛でやみつきになる味わい。キャベツやニンジン、魚のすり身(オデン)を加えることもあり、具材のバリエーションも豊富です。特に寒い季節に屋台で食べると、体がぽかぽかと温まります。

最近ではチーズやラーメンを加えたアレンジ版も登場し、家庭でも簡単に作れるので、手軽に韓国の味を楽しむことができます。

クァベギ

「クァベギ」は韓国語で「ひねる」という意味で、その名の通り「ねじれた」形状が特徴の揚げドーナツです。発酵させた小麦粉の生地を細長く伸ばし、それをねじってから油でカリッと揚げます。揚げた後は、砂糖やシナモンシュガーをたっぷりまぶして甘さをプラス。外はサクサク、中はふんわりとした食感が楽しめます。
韓国の屋台やベーカリーで手軽に購入でき、おやつや朝食として日常的に食べられています。

オデン(オムク)

オデン(または「オムク」)は、魚のすり身を使った練り物を串に刺して煮込んだ、日本の「おでん」のような韓国の屋台料理です。スープには大根やネギが入っており、魚の風味が溶け込んでいます。
食べるときは、辛味噌やマスタードをつけて楽しむのが一般的。特に冬の寒い日に、屋台で熱々のオデンを食べると、その温かさとうまみが心に染みわたります。最近では、家庭でも手軽に作れるオデンセットも人気です。

キムパ

韓国版の海苔巻き。最近は日本のスーパーなどでも普通に見かけるようになりました。見た目は日本の巻き寿司に似ていますが、味付けや具材が異なります。
ご飯にはゴマ油と塩が混ぜられ、具材にはホウレン草、ニンジン、たくあん、カニカマ、卵焼き、牛肉などが一般的です。これらを韓国海苔で巻いて、そのままいただくか、一口サイズにカットして提供されます。食べ歩きながら食べるのにピッタリですね。

マンドゥ

日本の餃子のようなもので、豚肉や牛肉、豆腐、細かく切った野菜にニンニクや生姜で風味を加えて混ぜた餡を餃子の皮で包み、蒸したり、揚げたり、スープに入れたりして調理します。特に冬の時期には「マンドゥグク」(マンドゥスープ)として温かいスープにマンドゥを入れて食べるのが人気。また、カリッと揚げた「ヤキマンドゥ」もビールのおつまみとして最高です。

ホットク

ホットクは韓国の冬の定番おやつで、特に寒い季節に屋台でよく見かける甘いパンケーキです。生地は小麦粉、米粉、イースト、水を混ぜて発酵させて作ります。中に詰める具材の定番は、ブラウンシュガー、シナモン、クルミやピーナッツなどのナッツ類です。この甘い具材を包んだ生地を鉄板でカリッと焼き上げます。焼いている間に具材が溶け出し、外はサクサク、中はとろりとした食感に仕上がります。冬に冷えた体を温めるのにぴったりのおやつです。

チーズボール

若者に人気のチーズボールは、外側は揚げられたサクサクの衣でつつまれ、中にはとろけるチーズがたっぷり詰まったボール状のスナックです。基本的な作り方は、小麦粉やパン粉でコーティングしたチーズを油でカリッと揚げるだけ。
食べたときにチーズが伸びる様子がインスタ映えするため、SNSでも話題になりました。韓国の屋台やカフェで手軽に購入することができるので、韓国旅行の際には、ぜひ一度試してみて!

クロッフル

クロッフルは、クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いた新感覚のデザート。クロワッサンのバターの香りとワッフルのサクサク感が絶妙にマッチし、カフェの人気メニューとして定着しています。プレーンなクロッフルも美味しいですが、チョコレート、アイスクリーム、フルーツ、シロップなどをトッピングして、自分好みの味にカスタマイズするのも楽しみの一つ。朝食やブランチにぴったりで、コーヒーとの相性が抜群。

インジョルミトースト

インジョルミトーストは、韓国のきな粉餅「インジョルミ」とパンを組み合わせたユニークなトーストです。インジョルミはもち米で作られた柔らかい餅で、これをトーストの間に挟んで焼き上げます。仕上げにきな粉や蜂蜜をかけて甘さをプラス。外はカリッと、中はもちもちの食感が楽しめます。また、インスタ映えするビジュアルも魅力の一つ。旅行中のちょっとしたスイーツタイムにおすすめです。

ピンス

韓国のかき氷。「ピンス」とは韓国語で「かき氷」を意味します。
ベースとなるかき氷は、非常に細かく削られふわふわの食感。これに、甘いシロップやコンデンスミルクをかけ、その上にさまざまなトッピングをします。トッピングは定番のあずきやフルーツ、練乳、アイスクリームから、最近ではチーズケーキやティラミスなどのスイーツを乗せた豪華なバージョンも。特に「パッピンス」と呼ばれる、あずきを使ったピンスは、豆の自然な甘さが氷とよく合います。1つのピンスを2人以上でつついて食べるのが韓国風の食べ方です。

ソウルの交通と移動方法

ソウルではさまざまな公共交通機関が発達しているため、観光客にとっても非常に移動しやすい都市です。地下鉄やバスを利用すれば主要な観光スポットやショッピングエリアへも簡単にアクセスできます。特に地下鉄は路線が広範囲にわたっており、案内表示も多言語対応しているため、初めて訪れる方でも安心して利用できます。
他に、タクシーやレンタカーも選択肢として考えられ、状況に応じて使い分けることで、ソウル観光がさらに快適になります。ここではソウルでの移動方法をご説明します。

ソウルでおすすめ移動方法

地下鉄とバスの2つが圧倒的に移動に便利!
交通系カードを手に入れておくと、スムーズに移動ができるので、ソウルに入ったら確実に手にしておきたいアイテムです。

地下鉄

ソウルの地下鉄は非常に便利で、地下鉄1号線~9号線の計9路線が運行されています。駅構内には日本語や英語などの案内表示があり分かりやすいです。
料金は距離に応じて異なりますが、日本のSUICAに相当する韓国の交通系カード「T-money」を利用することで割引になるので、ぜひ利用しましょう。

バス

ソウルには多くのバス路線があり、地域ごとに色分けされています。バスは主要観光地やショッピングエリアへのアクセスが便利で、料金も手頃。最近は現金を受け付けないバスも増えているため、交通系カード「T-money」を使うようにするのがオススメです。

タクシー

ソウルの街中では簡単に拾えるほか、韓国トップシェアのカカオタクシーや、日本でもおなじみUberなど配車アプリを利用しても呼ぶことができます。
タクシーの色により種類が分かれ、白、シルバー、オレンジ色は一般タクシーで初乗り料金が4,800ウォン、黒タクシーは模範タクシーで初乗り料金が7,000ウォンからです。黒タクシーは金額のとおり、外国語対応されていたりとサービスグレードが高いタクシーです。夜間や深夜には割増料金が適用されるので、注意が必要です。

レンタカー

主要なレンタカー会社は空港や市内に点在しており、日本と同じく車種やレンタル期間に応じて料金が異なります。レンタカーの予約はレンタカー会社のWEBサイトなどで事前に予約しておくのが良いです。また、韓国で運転する場合は国際運転免許証が必要なので注意が必要です。

また韓国では右側走行のため運転には注意。ソウル市内の観光地では公共交通機関を利用する方が確実で便利ですが、ソウル郊外まで足を伸ばす場合や、自由なスケジュールを楽しみたい場合にはレンタカーもおすすめです。

まとめ: BUYMA TRAVELで充実のソウル観光体験を!

BUYMA TRAVELには、ソウル在住の日本人プライベートガイドに多くご登録いただいています。
短時間で効率良く周りたい、最新のソウルのお店に連れて行ってほしい!など、遠慮なくプライベートガイドにご相談ください。

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