
台北でワンランク上の滞在を楽しみたいなら、5つ星ホテルは外せません。世界的ラグジュアリーブランドから、日系の安心感ある高級ホテルまで、選択肢は多彩です。本記事では、観光にもビジネスにも便利なエリアごとの特徴や、人気の5つ星ホテルを徹底解説。朝食やスパ、ラウンジ、空港送迎の有無など、宿泊前に知っておきたいポイントも網羅しています。贅沢な時間を過ごすための最適な一軒を、あなたも見つけてみませんか?
台北5つ星ホテルの魅力とは?
台北には世界的に評価の高い5つ星ホテルが数多くあり、その魅力は細部にまで行き届いたサービスと豪華な設備にあります。洗練されたデザインの広々とした客室からは台北101を望む絶景を楽しめ、専属バトラーによるきめ細やかな対応で特別な滞在が叶います。館内にはスパ・フィットネス・屋外プールなどリゾート気分を味わえる施設が充実し、旅の疲れを癒しつつ贅沢な時間を過ごせます。
さらに、台北の高級ホテルは美食の宝庫でもあります。ミシュラン星付きレストランを擁するホテルもあり、例えば「マンダリン オリエンタル 台北」の広東料理レストラン「雅閣 (Ya Ge)」では本格的な点心や北京ダックを味わえます。また「リージェント台北」の鉄板焼「Robin’s Teppanyaki」は極上和牛のステーキが評判で、台北随一のステーキハウスとして知られています。ホテル内で世界レベルのグルメを堪能できるのも大きな魅力です。
台北101を中心とした信義地区の夜景。右手には台北101に隣接するグランド ハイアット 台北の外観が見える。台北の5つ星ホテルは都会の中心に位置し、抜群のロケーションと夜景を楽しめる贅沢な客室を提供している。
立地の良さも台北高級ホテルの魅力です。信義や中山区など主要エリアの便利な場所に位置しており、観光・ビジネスの拠点に最適です。例えば信義のホテルは台北101や大型ショッピングモールが徒歩圏内で都会の魅力を満喫でき、中山区のホテルは台北駅やMRTへのアクセスが良好で移動に便利です。日本語対応スタッフがいるホテルも多く、海外旅行に不慣れな方でも安心して宿泊できるのもポイントです。こうしたホスピタリティと利便性の高さが、台北5つ星ホテルならではの魅力と言えるでしょう。
エリア別:台北市内の主要観光エリアとホテル選びのポイント
台北でホテルを選ぶ際は「どのエリアに泊まるか」が重要です。エリアによってアクセスの良さや観光スポットへの近さ、ホテルの価格帯も大きく異なります。自分の旅の目的(ショッピング、グルメ、ビジネス、ナイトライフなど)に合わせてエリアを選ぶことで、より快適な滞在が実現します。ここでは、台北市内の主要観光エリアごとの特徴とホテル選びのポイントを紹介します。
信義区エリア:ショッピングとグルメを楽しむ
信義区(シンイー)は台北随一の繁華街で、近代的な高層ビルが立ち並ぶ都市型エリアです。台北101をはじめ、新光三越やBELLAVITAなど高級ショッピングモールやデパートが集中しており、ショッピングには最適な環境です。おしゃれなレストランやバーも多く、最新グルメやナイトライフも満喫できます。
このエリアのホテルに滞在すれば、「歩いて台北101や大型モールに行ける」という利便性が大きな魅力です。例えばWタイペイやグランド ハイアット 台北は台北101に隣接しており、ショッピングや食事に出かけるにも大変便利です。信義は都会的でモダンな雰囲気を楽しめるため、最先端の台北を体感したい方やグルメ・買い物目的の旅行者に特におすすめのエリアです。
中山・大同エリア:歴史と多国籍文化を体感
中山区(チュウザン)・大同区(ダートン)エリアは、台北駅の北側一帯に広がるエリアで、昔ながらの街並みと国際色豊かな雰囲気が共存しています。大同区の迪化街(ディーホアジエ)周辺は日本統治時代の建物が残る歴史地区で、漢方薬やお茶、乾物などの老舗が軒を連ねる情緒ある街歩きが楽しめます。近くには寧夏夜市などローカル色豊かなナイトマーケットもあり、台湾の伝統文化を肌で感じられるでしょう。
一方、中山区は日本人駐在員も多く暮らすエリアで、日本食レストランやカフェが多く安心感があります。MRT雙連駅・中山駅付近にはおしゃれなショップや若者向けのスポットも点在し、多文化が混ざり合った独特の雰囲気です。交通面でも台北駅や主要スポットへのアクセスが良好で、市内観光の拠点に便利です。このエリアにはリージェント台北やオークラプレステージ台北など格式あるホテルが集まり、落ち着いた滞在を求める方に適しています。
松山・内湖エリア:ビジネス街とローカルの雰囲気
松山区(ソンシャン)と内湖区(ネイフー)は、台北市の東部に位置するエリアです。松山区には市内第二の空港である台北松山空港があり、日本や国内各地へのアクセスに便利です。周辺はオフィスビルが建ち並ぶビジネス街で、南京東路沿いには企業のオフィスや銀行が集中しています。そのため出張などビジネス目的の滞在に向いたホテルが多くあります。例えばマンダリン オリエンタル 台北は松山区の敦化北路沿いにあり、ビジネス街の中心に位置しています。
一方、内湖区は近年IT企業が集積する内湖サイエンスパークがあり、ハイテク産業の拠点です。観光スポットは少なめですが、その分ローカルな台北の生活を垣間見ることができます。大型ショッピングセンターやCostcoなどもあり、長期滞在者や駐在員には生活しやすい環境です。内湖近辺に滞在するなら、基隆河を挟んで隣接する大直エリア(中山区)にある台北マリオットホテルやグランド メイフル ホテルなどが便利でしょう。これらのホテルは内湖のビジネス街にも程近く、また観覧車で有名な美麗華(ミラマー)など娯楽施設も徒歩圏内にあり、仕事の合間にローカルな娯楽も楽しめます。
大安・師大エリア:若者文化と緑豊かな街並み
大安区(ダァン)・師大エリアは、市中心の南東~南部に位置し、文教地区としても知られるエリアです。師大(師範大学)周辺には師大夜市があり、大学生や若者で賑わうリーズナブルなグルメスポットが充実しています。おしゃれなカフェや雑貨店も多く、台北の若者文化を感じたい方にぴったりです。
また、大安区には市内最大の公園大安森林公園があり、緑豊かな環境でリラックスできます。都会の喧騒を離れて朝の散歩やジョギングを楽しむにも最適で、「台北のオアシス」として地元市民にも親しまれています。
このエリアには高級ホテルも点在しています。例えばシャングリ・ラ ファーイースタン プラザ台北は大安区敦化南路沿いにあり、付近にはローカルグルメの屋台やオシャレなカフェが多く、観光とショッピングを存分に楽しめるロケーションです。繁華街の信義エリアへも車で10分程度と近く、落ち着いた環境に滞在しながら主要スポットへのアクセスも良好です。師大エリアは比較的小規模なホテルやゲストハウスが多いですが、大安区の東側にはホテル・プロバーブス(賦樂旅居)などデザイン性の高い高級ブティックホテルもあり、洗練された滞在を求める旅行者に支持されています。若者文化と落ち着きが同居する大安・師大エリアは、カジュアルさと上質さを程よく楽しみたい方におすすめです。
おすすめホテル一挙紹介:ラグジュアリーブランドから隠れ家的ホテルまで
ここからは、台北で特におすすめの5つ星ホテルを厳選して紹介します。誰もが知るラグジュアリーブランドの旗艦ホテルから、個性的な隠れ家ホテルまで幅広くピックアップしました。それぞれのホテルの特徴や魅力をまとめていますので、旅の目的やお好みに合わせて宿泊先選びの参考にしてください。
マンダリン オリエンタル 台北(松山区)


台北最高峰とも称されるラグジュアリーホテルがマンダリン オリエンタル 台北です。松山区の敦化北路沿いというビジネス中心地に位置し、松山空港から車でわずか5分という好立地にあります。客室はクラシックとモダンを融合させたエレガントな内装で、全室に大理石仕様の贅沢なバスルームやウォークインクローゼットを備え、ゆったりと寛げる空間が魅力です。
特筆すべきはそのホスピタリティの高さで、記念日やハネムーンなど特別な滞在を求めるゲストにも評判です。ホテル内の広東料理レストラン「雅閣 (Ya Ge)」はミシュラン1つ星を獲得しており、本格的な飲茶や北京ダックなど極上の中華料理を楽しめます。また、併設のスパは台湾トップクラスとの呼び声が高く、プライベートスパスイートで受けるアロマセラピーは至福の癒しです。
価格帯は台北随一ですが、それに見合う最高水準のサービスと設備を備えています。非日常の贅沢を味わいたい方に最適なホテルと言えるでしょう。世界のセレブリティや富裕層からも支持されており、台湾を代表するラグジュアリーホテルです。
Wタイペイ(W Taipei, 信義区)


若い世代やトレンドに敏感な旅行者に人気なのがWタイペイです。世界的ラグジュアリーホテルブランド「Wホテル」の台北拠点であり、台北市政府駅直結という信義区の中心に位置しています。台北101や市府転運站(バスターミナル)も徒歩圏内で、ショッピング・観光の拠点としても便利です。
Wタイペイ最大の特徴は、スタイリッシュで都会的なデザインと活気ある雰囲気です。ロビーに一歩足を踏み入れると、ネオンアートや音楽が流れる洗練された空間が広がり、従来のホテルとは一味違うモダンな世界観が楽しめます。客室もポップで遊び心のある内装ながら機能性も高く、高層階からは台北101の夜景を望むことができます。
館内には台北屈指のおしゃれスポットとして有名なバー「WooBar」や、屋上プールサイドの「WET Bar」もあり、夜には音楽イベントが開催されることも。プールで泳ぎながら夜景とDJミュージックを楽しむという非日常体験も可能です。サービス面でもWブランドならではのスマートでフレンドリーなおもてなしが評判で、流行に敏感なゲストにぴったりのホテルです。
オークラプレステージ台北(台北大倉久和大飯店, 中山区)


日本人に特に根強い人気を誇るのがオークラプレステージ台北です。日本のホテルオークラグループが運営する日系ラグジュアリーホテルで、中山区のMRT中山駅から徒歩3分という便利な場所にあります。周辺はデパートやレストラン、公園があり日本人旅行者に馴染みやすい落ち着いたエリアです。
エントランスでは重厚な扉をドアマンが開けてくれる。オークラプレステージ台北では日本語の通じるスタッフによる丁寧なお出迎えとおもてなしが受けられ、海外にいながら“日本品質”の安心感を味わえる。
館内は気品漂うインテリアで統一され、ロビーには豪華なシャンデリアが輝きます。客室はゆとりある広さと上品な家具調度でまとめられ、ウォシュレット完備の日本式バスルームなど、日本人に嬉しい設備が充実しています。最上階には眺望抜群の屋上温水プールがあり、都会にいながらリゾート気分を楽しめます。
スタッフは多くが日本語対応可能で、きめ細やかなホスピタリティには定評があります。ホテル内の和食「山里」や広東料理「桃花林」も評判が高く、朝食ビュッフェでは名物の鹹豆漿(シェンドウジャン)まで提供されるなど、食の面でも満足度が高いです。初めての台湾旅行やシニア層の旅行でも安心して過ごせる信頼のオークラブランドとして、一段上の優雅な滞在を約束してくれるでしょう。
グランド ハイアット 台北(信義区)


台北を代表する大型高級ホテルの一つがグランド ハイアット 台北です。台北101に隣接する絶好のロケーションを誇り、信義エリアのランドマーク的存在となっています。世界有数のホテルチェーン「ハイアット」が手掛ける格式高いホテルで、開業以来ビジネス・観光問わず多くの宿泊客に利用されています。
958室を擁する館内は天井が高くエレガントなデザインでまとめられ、ロビーから漂う高級感はさすがハイアットといったところです。客室はリニューアルを経てモダンで洗練されたインテリアとなっており、広々とした空間に上質な家具が配されています。高層階の部屋からは台北101を間近に望むことができ、夜景は圧巻です。
ビジネス用途にも強いホテルで、大規模な宴会場や会議室を多数備えています。国際会議やイベント会場としてもしばしば利用され、各国の要人や著名人の宿泊実績も豊富です。館内のレストランも充実しており、本格広東料理の「雲錦(Yun Jin)」や和食処の「彩日本料理」、人気のビュッフェ「Cafe」など多彩なダイニングを楽しめます。屋外プールやスパ、フィットネス施設も完備しており、都会の中心でリゾートのような寛ぎも提供します。
信義エリアの中心にあり観光やショッピングにも便利な立地、そして最高級の設備とサービスを兼ね備えたグランドハイアット台北は、ビジネスにもレジャーにも安心して選べる万能の高級ホテルです。
ザ グランド ホテル(圓山大飯店, 中山区)


台北で「グランドホテル」といえば、真っ先に名が挙がるのが圓山大飯店ことザ グランド ホテルです。1952年に宋美齢(蒋介石夫人)によって創業された、台湾初の五つ星ホテルとして知られる歴史的名門ホテルです。圓山の丘の中腹に建つ14階建ての楼閣は、中国宮殿さながらの赤い柱と金色の瓦屋根が印象的で、台北のランドマークの一つとなっています。
館内に一歩入れば、まるで時空を超えて昔の宮廷に迷い込んだかのようなクラシカルな雰囲気。豪華な絨毯が敷かれたロビーや、大理石の柱、伝統文様で彩られた天井など、至る所に中国伝統建築の意匠が凝らされています。過去には各国の元首や要人も宿泊しており、その歴史と格式の高さを物語ります。
客室は近代的に改装されており、クラシックな雰囲気を保ちつつ清潔で快適です。高台に位置するため、バルコニー付きの客室からは台北市内や基隆川の雄大な景色を望めます。館内には四川料理や広東料理の老舗レストランが複数あり、「圓山牛肉麺」などここでしか味わえない名物料理も人気です。また、ホテル内の秘密の通路が公開されるツアーが行われるなど、歴史好きにはたまらないエピソードも豊富です。
アクセスはMRT圓山駅からシャトルバスで5分ほど。都会の中心から少し離れている分、静かで落ち着いた環境です。伝統建築の趣と豪華さを味わえるザ グランド ホテルは、台北で唯一無二の滞在体験を提供してくれるでしょう。
ハンブルハウス 台北(信義区)


信義エリアで近年注目を集めるデザインホテルがハンブルハウス 台北です。2013年開業の比較的新しいホテルで、台北市政府駅から直結するショッピングモール「誠品生活松菸(Eslite Spectrum)」に隣接しています。周囲には臨江街夜市(通化街夜市)や国父紀念館も徒歩圏にあり、買い物・観光・グルメ全てに便利なロケーションです。
「Art in Life」をコンセプトに掲げており、館内各所に現代アート作品が展示されているのが特徴です。客室はシンプルながら機能的で、柔らかな色調のインテリアが落ち着きを与えてくれます。一番ラグジュアリーなスイートを選べばバトラーサービスが付くなど、5つ星ホテルとしての行き届いたサービスも備えています。
屋上には開放的なガーデンプールがあり、市街地の景色を眺めながらリラックスできます。またイタリア料理レストランやバーも併設されており、市内を見渡すテラス席は夜になるとバーラウンジとして雰囲気満点です。規模としては大型ホテルほどではありませんが、その分プライベート感を重視した落ち着いた滞在が叶う隠れ家的ホテルです。
なお、2023年よりヒルトンのキュリオ・コレクションに加盟し、「ハンブルハウス台北・キュリオコレクション by Hilton」として運営されています。世界的ブランドのネットワークに加わったことでサービス品質もさらに磨きがかかっており、今後ますます目が離せない存在です。
リージェント・タイペイ(Regent Taipei, 中山区)


リージェント台北(台北晶華酒店)は、中山区に位置する台北屈指の名門ホテルです。五つ星ホテルランキングでも常に上位に名が挙がり、その洗練されたサービスと設備から国内外のVIPにも愛用されています。MRT中山駅から徒歩約5分という便利な立地で、周辺はデパートやレストランが建ち並ぶエリアです。
客室は上品なカラーでまとめられたインテリアに最新の設備を備え、快適性とエレガンスを兼ね備えています。特にクラブフロアである「Tai Panフロア」のスイートに宿泊すると、専用ラウンジでのチェックインやアフタヌーンティー、バトラーサービスなどワンランク上の贅沢な滞在を体験できます。
グルメ面も大きな魅力です。館内のステーキハウス「Robin’s」や鉄板焼「Robin’s Teppanyaki」は地元でも評判が高く、特に後者は厳選和牛を使った極上の鉄板焼きを提供し“台北随一のステーキハウス”として知られています。広東料理レストラン「晶華軒」も人気で、ホテルにいながら多彩な食を堪能できるでしょう。
また、リージェント台北は地下に高級ブティックが並ぶ「リージェント・ギャレリア」を併設している点でもユニークです。ルイ・ヴィトンやグッチなど世界的ブランドショップが入居し、宿泊客は雨に濡れることなく高級ショッピングを楽しめます。スパ「Wellspring Spa」では漢方を取り入れた施術もあり、旅の疲れを癒すのにも最適です。まさに「泊まること自体が特別な体験」となる、台北有数のラグジュアリーホテルです。
シェラトングランド台北ホテル(中正区)


台北駅周辺で便利さを求めるならシェラトングランド台北ホテル(台北喜來登大飯店)も見逃せません。MRT善導寺駅から徒歩2分、台北駅からも徒歩10分程度という交通至便な立地にあり、観光・ビジネスどちらの移動にも大変便利です。周辺は中正紀念堂や総統府も近い政治経済の中心地で、市内主要スポットへのアクセス拠点として最適です。
館内は17階まで吹き抜けになったロビーが開放的で、ガラス張りのシースルーエレベーターが印象的です。内装はモダンな中にも中国古典の優雅さを感じさせるデザインが随所に施されており、格式高い雰囲気を醸し出しています。全客室にはウォシュレット付きトイレを完備しているなど、設備面でも日本人旅行者に嬉しい配慮があります。
このホテルが特にファミリー層に支持される理由の一つが、充実したキッズ向けサービスです。台湾最多とも言われる4種類のテーマ別キッズルーム(恐竜ルームやジャングルルーム等)が用意されており、子ども連れでも飽きずに過ごせます。さらに宿泊者専用のキッズパーク「Hand in Hand Paradise」も併設されており、室内遊具やゲームなどで子どもが安全に遊べる空間が提供されています。こうした取り組みから「子連れ旅行に最強のホテル」との声もあり、家族旅行で高級ホテルを検討している方には大きな魅力です。
もちろん大人向けの設備も申し分なく、屋外プールやフィットネス、スパも完備。館内レストランも和洋中取り揃え、特に朝食ブッフェは和食から中華粥、洋食まで種類豊富と好評です。マリオット・ボンヴォイのカテゴリー上位「シェラトングランド」の名にふさわしいサービス水準で、ビジネスから観光、ファミリーまで幅広いニーズに応える万能高級ホテルです。
ホテルメトロポリタンプレミア 台北(JR東日本大飯店台北, 中山区)


日本の鉄道会社・JR東日本グループが海外で初めて手掛けたホテルとして話題になったのが、ホテルメトロポリタンプレミア 台北です。2021年に開業したばかりの新しいホテルで、場所は中山区・南京復興駅のすぐ隣という市内中心部に位置します。松山空港から車で10分ほどとアクセスも良好で、地元の人で賑わう遼寧街夜市へも徒歩4分と、ビジネス・観光双方に便利なロケーションです。
「日本と台湾の文化やテイストの融合」をテーマにデザインされた館内は、和の要素を感じる落ち着いた空間ながら機能性も兼ね備えています。全客室に日本製TOTOの温水洗浄便座トイレを標準装備し、深めのバスタブも用意されているなど、日本人に馴染みのある快適さが追求されています。客室数は288室と程よい規模で、最新の設備機器や無料高速Wi-Fiも完備。ビジネス利用でもストレスなく過ごせるでしょう。
特徴的なのは日本語堪能なスタッフが多く在籍している点で、フロントやコンシェルジュでのコミュニケーションも安心です。館内にはオールデイダイニング、日本食レストラン、バーラウンジもあり、朝食ビュッフェでは和洋中バラエティ豊かなメニューが提供されます。屋外プールやフィットネスセンター、スパも備え、設備面の充実度も申し分ありません。
開業から間もないため内装・設備が新しく清潔であることも大きな魅力です。JR東日本ホテルメンバーズのポイントも貯まるため、日本からのリピーターにも嬉しいサービスがあります。日系ホテルならではの安心感と最新の設備を求める方に、ぜひおすすめしたい一軒です。
その他注目の5つ星ホテルリスト
上記で紹介しきれなかった台北の注目高級ホテルを、リスト形式で紹介します。
- シャングリ・ラ ファーイースタン プラザ ホテル台北(香格里拉遠東國際大飯店) – 大安区敦化南路に位置する名門ホテル。最上階にある屋上プールからの台北101ビューは圧巻。館内中華レストラン「香宮(Xiang Gong)」はミシュランガイドにも掲載された名店で、本格広東料理が楽しめます。東南アジア系のシャングリ・ラブランドらしく、リゾート感あふれるスパも人気です。
- 台北マリオットホテル(台北万豪酒店) – 中山区大直エリア(内湖寄り)にある大型ホテル。2015年開業の高層ホテルで、客室数は500室以上。隣接の宴会場と合わせてコンベンションセンターの機能も持ち、国際会議やウェディングにも利用されています。美麗華モールや観覧車が近く、家族での滞在にも適しています。エグゼクティブラウンジからの基隆河の眺めも好評。
- ホテルロイヤル ニッコー台北(老爺大酒店) – 中山区にある老舗高級ホテル。かつて「ザ・リッツ」として開業し、その後「ロイヤル台北」の名で長年親しまれてきた日系ホテルです。日本人リピーターも多く、日本語対応や行き届いたサービスに定評があります。2023年に一部リニューアルし、現在はJALグループとの提携により日航ブランドを冠しています。中山エリアの落ち着いた滞在に適した一軒。
- パレ・デ・シン(君品酒店) – 大同区、台北駅隣接のQスクエア上に位置するデザインホテル。フランス語で「宮殿」を意味する名の通り、ヨーロピアン調の豪華な内装が特徴です。客室はクラシックなヨーロッパ貴族の邸宅を思わせる雰囲気でまとめられ、女子旅にも人気。MRTや台鉄・高鉄の各駅に直結しているため、交通の便が抜群です。館内レストラン「雲舞楼」は湖南料理で有名。
- エスリテホテル(誠品行旅) – 信義区松山文創園区内に立地するアート&ブックホテル。書店チェーン誠品(Eslite)がプロデュースしたホテルで、館内に小さな誠品書店が併設され読書を楽しめます。静かな松山文創園区の緑に囲まれた環境で、台北アリーナや饒河街夜市へも近接。隠れ家的な雰囲気を好む文化系の旅行者に支持されています。
宿泊費の目安とお得に泊まるコツ
台北の5つ星ホテルの宿泊料金はホテルや時期によって幅がありますが、平均的な価格帯を把握しておくと予算の目安になります。台北の5つ星ホテルの平均価格は日本円にすると平日で約5万円前後、週末で5万5千~6万円程度が一つの目安です。ただしこれは平均値のため、例えば旧正月や大型連休など繁忙期はこれ以上に高騰しますし、逆にオフシーズンや早期予約割引を活用すれば1泊2~3万円台で泊まれる高級ホテルもあります。
宿泊費を抑えつつお得に5つ星ホテルに泊まるコツもいくつかあります。まず、旅程が自由に組めるなら週末を避けて平日に宿泊するのが基本です。上記の通り週末は平均価格が上がる傾向があるため、可能であれば日~木曜の滞在にすると割安になります。次にオフシーズンを狙うこと。台湾は祝祭日の連休や夏休みシーズン、日本のゴールデンウィークや年末年始などは観光客が増え料金も高くなります。逆に旧正月明け直後や梅雨時(5~6月)、真夏の酷暑期(7~8月)は旅行者がやや少なめで、プロモーション料金が出ることもあります。
また、早割やキャンペーンを活用するのも効果的です。各ホテルの公式サイトでは早期予約割引(例:60日前までの予約で20%OFF)や連泊割引、季節キャンペーンなどを随時実施しています。日本の旅行会社経由のパッケージツアー(航空券+ホテル)も、個別に手配するより安く高級ホテルに泊まれる場合があるので要チェックです。さらに、ホテルの会員プログラムに登録してポイントを貯めるのもおすすめです。マリオット・ボンヴォイやヒルトンオナーズ、IHGワンリワーズなどのメンバーシップに入会すれば、会員限定レートや特典が受けられ、貯まったポイントで無料宿泊も可能になります。
そのほか、クレジットカードの特典や航空会社のマイル経由でホテル予約割引を受けられるケースもあります。例えば特定のカード会員向けに高級ホテルの朝食無料プランや、3泊目無料といったオファーが提供されることがあります。新規開業ホテルのオープニングレートも狙い目です。開業直後のホテルは認知度向上のため割安な料金設定や特典付きプランを出すことが多く、設備が新しいホテルに手頃な価格で泊まれるチャンスです。
このように工夫次第で、憧れの5つ星ホテルにも比較的お得に泊まることができます。最新のプロモーション情報を収集し、自分の旅程と照らし合わせながら上手に活用してみてください。
よくある質問(FAQ)
台北の5つ星ホテルの平均宿泊料金はどのくらい?
台北の5つ星ホテルの料金はピンキリですが、平日の平均は約NT$11,000前後、週末はNT$12,000強とされています。日本円にするとだいたい平日4~5万円、週末5~6万円程度が目安です。ただしホテルの格や部屋タイプによって幅があります。例えば古くからあるクラシックホテルやビジネス向けホテルでは1泊2~3万円台のプランも多い一方、最高級のラグジュアリーホテル(マンダリンオリエンタルなど)では1泊7~10万円以上する部屋もあります。また、予約時期によって料金変動が大きい点にも注意が必要です。早めに予約する、オフシーズンを狙うなどで同じホテルでもより安い料金を引き出せる可能性があります。
子連れ旅行におすすめの5つ星ホテルは?
子連れで台北の高級ホテルに泊まるなら、キッズ向け設備やサービスが充実したホテルを選ぶと安心です。中でもシェラトングランド台北ホテルは注目です。恐竜やジャングルなどテーマごとに趣向を凝らしたキッズルームが4種類もあり、宿泊者専用のキッズパークも完備。おもちゃや絵本に囲まれた客室は子どもが大喜びすること間違いなしで、台湾でもトップクラスのファミリー向けホテルと言えます。
加えて、台北マリオットホテルも家族連れに評判です。大きな屋外プールに子供用プールも併設されており、ホテル内で思い切り遊べます。キッズアメニティ(子供用のパジャマやスリッパ等)が充実している点も好評です。大直エリアにあり観覧車や映画館のある美麗華モールが目の前なので、滞在中に家族で楽しめるスポットにも事欠きません。
このほか、伝統建築のグランドホテル(圓山大飯店)も意外に子連れに人気です。お城のような外観に子どもがワクワクするうえ、屋外プールや庭園など探検気分で遊べる要素が多いからです。ホテルスタッフに頼めばベビーベッドや子供用浴衣を用意してくれる所も多いので、予約時にリクエストしておくと良いでしょう。総じて台北の5つ星ホテルは子供歓迎の姿勢が強く、安心して家族旅行を楽しめます。
朝食やラウンジアクセスは通常無料?
朝食やラウンジアクセスは基本的には無料ではありません。 通常の客室を予約した場合、朝食は別料金となるケースが多いです。朝食込みプランでない限り、有料の朝食ビュッフェを追加する必要があります。ただしホテルの会員プログラム上級会員の場合は朝食無料特典があったり、公式サイト経由の予約特典で朝食サービスが付くこともあります。
クラブラウンジの利用も、エグゼクティブルームやクラブフロア宿泊者専用の特典です。ラウンジアクセス付きの部屋を予約すれば朝食・ティータイム・カクテルタイムが追加料金なしで利用できますが、通常フロアの宿泊では含まれません。例えばリージェント台北では最上級のTai Panフロア宿泊者だけが専用ラウンジを利用でき、朝食やカクテルサービス、バトラー対応などが提供されます。これは多くのホテルで共通しており、クラブラウンジを使いたい場合はワンランク上の部屋カテゴリーを選ぶ必要があります。
もっとも、一部ホテルではアップグレードやプロモーションでラウンジアクセスが付与されることもあります。マリオットやヒルトンの上級会員だと無料でアップグレードされラウンジに入れたり、長期滞在時にサービスしてもらえることもあります。いずれにせよ、「通常は有料、特定の条件下で無料になることもある」という認識でいて、予約時にプラン内容をよく確認することが大切です。
空港送迎やコンシェルジュサービスは利用できる?
はい、多くの5つ星ホテルで空港送迎サービスやコンシェルジュサービスを利用できます。 空港送迎は基本的に有料オプションですが、事前予約すれば桃園国際空港・松山空港どちらへもリムジンやバンでのピックアップを手配してもらえます。料金はホテルによりますが、桃園空港から市内ホテルまで片道の設定が一般的です。深夜便対応や日本語ドライバー希望など細かな要望も、ホテルに相談すればできる限り叶えてもらえるでしょう。
コンシェルジュサービスは5つ星ホテルでは標準的に提供されています。専任のコンシェルジュデスクで、レストラン予約やチケット手配、荷物送付や緊急時の各種対応まで幅広くサポートしてくれます。たとえば人気レストランの予約代行や、市内観光のモデルコース提案、タクシー手配、24時間対応の医療機関紹介など、その土地に不慣れな旅行者には心強い存在です。日本語が通じるスタッフがいるホテルであれば、日本語で相談できるコンシェルジュがいる場合もあります。
なお、一部ハイクラスの部屋やVIP向けには無料送迎サービスが付くケースもあります(マンダリンオリエンタル台北のスイート宿泊者向けリムジンサービス等)。いずれにせよ、送迎にしろコンシェルジュにしろ遠慮なく希望を伝えることが大切です。5つ星ホテルのコンシェルジュは「できないと言わない」のが信条とも言われます。困ったことやリクエストがあれば遠慮なく相談してみましょう。
ビジネス出張で使いやすい5つ星ホテルはどれ?
台北出張で高級ホテルを利用するなら、立地とビジネス設備に注目して選ぶと良いでしょう。代表的なのはグランド ハイアット 台北です。台北国際会議センターや世界貿易センターに隣接し、信義のビジネス街ど真ん中というロケーションは商談やイベント参加に非常に便利です。館内には大小合わせて10以上の会議室・宴会場があり、大規模な国際会議にも対応できる体制です。ビジネスセンターでは高速コピーや通訳手配などもお願いでき、まさに「仕事がしやすい」環境が整っています。
台北駅周辺であればシェラトングランデ台北やパレ・デ・シンが交通至便で出張族に人気です。シェラトンは台湾高速鉄道や在来線へのアクセスが良く、各地方への移動拠点として優秀です。館内に日本人スタッフが常駐し、日本語での対応や日本食レストランもあるので長期滞在の疲れを感じさせません。またWi-Fi環境やデスク、照明など客室の執務環境も整っています。
日本企業との取引が多い場合や、日本語でのサポート重視ならオークラプレステージ台北やホテルメトロポリタンプレミア 台北もおすすめです。オークラは細やかなもてなしで商談の接待利用にも向き、何より日本語が確実に通じる安心感があります。JR東日本ホテルは最新設備でネット接続も高速、ランドリーサービスも24時間対応と実用面で頼りになります。
このように目的に応じて選べますが、いずれのホテルも共通してビジネスセンターや高速Wi-Fi、会議設備、24時間対応のサービスを備えているので、総合的に見ると「どの5つ星ホテルでもビジネス利用は快適」と言えます。強いて言えば上記のように立地条件で絞り込むのが良いでしょう。加えて各ホテルのロビー階には落ち着いたラウンジがあり、打ち合わせや商談の場としても活用できます。仕事も滞りなくこなしつつ、ホテルライフも満喫できるのが台北高級ホテルの魅力です。
まとめ:台北の5つ星ホテルで贅沢ステイを楽しもう

台北には数多くの魅力的な5つ星ホテルがあり、それぞれに独自の特色と魅力があります。近代的な高層ビル街である信義エリアには都会的な雰囲気を満喫できるホテルが集まり、中山区には伝統とモダンが調和した落ち着いた高級ホテルが揃っています。どのホテルを選んでも、広々とした客室や極上のスパ、洗練されたダイニングなど、5つ星ならではのラグジュアリーなサービスを存分に味わえるでしょう。
大切なのは、自分の旅の目的やスタイルに合ったホテルを選ぶことです。ショッピング三昧に過ごしたいなら繁華街に近い信義のホテル、ゆっくり癒やされたいならスパ設備の整ったホテル、日本語での安心感を求めるなら日系ホテル、といったように、選択肢は多彩です。幸い台北の高級ホテルはエリアもコンセプトもバラエティ豊かですから、きっとピッタリの一軒が見つかるはずです。
最後に、贅沢なホテル滞在そのものも旅の目的にしてしまいましょう。眺望の良い部屋で夜景を楽しんだり、クラブラウンジで優雅に朝食をとったり、プールサイドでのんびり過ごしたり…。台北の5つ星ホテルだからこそ体験できる特別な時間は、旅の思い出をさらに彩ってくれるに違いありません。ぜひ本記事を参考に、台北の5つ星ホテルで極上のステイを満喫してください。