
初めてのホーチミン旅行、どのホテルに泊まればいいか迷っていませんか?歴史と活気が共存するホーチミンには、高級ホテルから格安ゲストハウスまで多彩な選択肢があります。本記事では最新の情報をもとにエリア別・目的別・価格別にわかりやすくホテルをご紹介。あなたの旅にぴったりの一軒がきっと見つかります!
まず知っておこう:ホーチミンの街の概要と魅力
ホーチミン市(旧称サイゴン)はベトナム南部の経済の中心地で、人口約900万人を抱える東南アジア有数の大都市です。「東洋のパリ」と呼ばれたフランス統治時代の面影を残す建物群と、経済成長による近代的な高層ビル群が混在し、無数のバイクが行き交う活気あふれる街並みが特徴です。歴史的建造物(聖母マリア教会・中央郵便局・統一会堂など)から最新ショッピングモールまで観光スポットがコンパクトに集まり、徒歩やタクシーで効率よく巡ることができます。ベトナム戦争の傷跡を伝える博物館やフランス風カフェ、美味しいベトナム料理(フォーやバインミー、ベトナムコーヒー)も楽しめ、伝統とモダンが融合した魅力的な都市です。
初めて訪れる日本人旅行者にとってもホーチミンは比較的治安が安定した旅行先ですが、スリや置き引きなどの軽犯罪対策は忘れずにしましょう(バッグは体の前で持つ、大通りでは客引きに注意する等)。夜景スポットも豊富で、街の中心部グエンフエ通りやドンコイ通り周辺には夜遅くまで営業するルーフトップバーやナイトマーケットがあり、昼とは違った表情を見せます。また物価は日本に比べて安く、高級ホテルでも日本では考えられない手頃な価格で宿泊できるのも魅力です。このようにホーチミンは歴史・文化・グルメ・ショッピングの全てを満喫できるエネルギッシュな都市であり、自分に合ったホテル選びが旅の充実度を左右します。本記事では、最新情報に基づいたホテル選びのポイントをエリア・目的・価格帯別に詳しく解説します。
ホテル選びの前に押さえたいホーチミンのエリア特徴
ホーチミン市内でどのエリアに泊まるかは重要なポイントです。エリアごとの特徴を把握し、自分の旅行スタイルに合った場所を選びましょう。主要なエリアの特色は以下の通りです。
1区(ドンコイ通り・グエンフエ通り):観光・ショッピングに最適
ホーチミン市1区のドンコイ通り周辺およびグエンフエ通り周辺は、初めての旅行者に一番おすすめの滞在エリアです。市内随一の繁華街で、高級ブランド店やおしゃれなカフェ、人気レストランが立ち並び、サイゴン川沿いには遊歩道も整備されています。主要観光スポットのオペラハウス、市民劇場(人民委員会庁舎)、聖母マリア大聖堂、中央郵便局、ホーチミン博物館などが徒歩圏内に揃い、ショッピングもスパもグルメも思いのままです。高級5つ星ホテルの多くがこのエリアに集中しており、「シェラトン」「キャラベル」「パークハイアット」など名前を聞いたことのあるホテルが軒を連ねます。ただし地価が非常に高いため宿泊料金も他より割高ですが、中級ホテルでも1万円前後から探せるところもあります。初ホーチミンなら迷わずこのエリアを選べば間違いありません。
ベンタイン市場周辺:屋台やローカルフードを満喫
ベンタイン市場はホーチミン観光の定番スポットであり、その周辺エリアも日本人観光客に人気です。市場では日中から活気ある商売が繰り広げられ、衣類や雑貨、お土産物からローカルフードまで何でも揃います。夕方以降は市場周辺にナイトマーケットや屋台村が出現し、フォーやバインセオなどベトナム庶民グルメを味わうのに最適です。ホテルも4つ星クラスがいくつかあり、「ニューワールド サイゴン ホテル」といった大型5つ星もあります。市場の喧騒や交通量は多いエリアですが、ホーチミンらしいローカルな雰囲気を肌で感じたい方に向いています。周辺には安価なゲストハウスから中級ホテルまで選択肢が豊富で、地下鉄メトロ1号線(※2024年12月開業)の駅も近く交通の便も今後さらに向上するでしょう。
ベンタイン市場西門(Cửa Tây)周辺の様子。市場内外には多くの露店や屋台が並び、地元民と観光客で賑わう。市場周辺のホテルに滞在すれば、毎晩ナイトマーケットの屋台飯を楽しめるメリットがある。
バックパッカーエリア(ブイビエン周辺):ナイトライフを楽しむならここ
ブイビエン通り(Bùi Viện)は外国人バックパッカーに有名なエリアで、夜遊び好きには魅力的なナイトスポットが集まります。夕方以降は歩行者天国となり、バーやクラブ、路上飲食店が軒を連ねる通りはネオンと大音響で眠らない街と化します。安価なホステルやゲストハウスが多く、1泊数百円~数千円という格安宿も豊富です。予算重視や短期旅行の若者、一人旅バックパッカーに人気のエリアですが、深夜まで喧騒と音楽が響くため静かな環境を求める人や小さなお子様連れには不向きです。東南アジアの雑多なナイトライフを体験してみたい旅行者にはうってつけですが、初めてで不安な方は日中の観光だけに留め、宿泊は避ける選択肢もあります。
空港近辺:アクセス重視派におすすめのタンソンニャット周辺
夜遅い便や早朝便を利用する方、乗継や出張で滞在時間が短い方には、タンソンニャット国際空港(ホーチミン空港)周辺の宿も選択肢に入ります。空港は市中心部から車で30~40分の距離にあり、周辺のタンビン区・フーニュアン区には近年ビジネスホテルも増えてきました。「イビス サイゴン エアポート」や「ホリデイ・イン & スイーツ(空港)」などは空港から徒歩圏内で無料シャトルを備え、トランジット利用に便利です。また日本のビジネスホテルチェーン「相鉄グランドフレッサ サイゴン」も空港から車で10分程度のフーニュアン区に2023年新規開業しており、日系ならではの清潔で快適なサービスが好評です。ただし空港北側のゴーバップ区などローカル住宅街はホテルの清潔さが今ひとつのこともあるため、日本人が満足できる宿を探すなら空港近辺の大通り沿いに絞るのがおすすめです。アクセス重視でとにかく移動時間を短縮したい方には空港周辺ホテルも検討しましょう。
チョロン(5・6区):ディープな中華街を体験
チョロン(Chợ Lớn)はホーチミン5区・6区一帯に広がる東南アジア最大級の中華街です。漢字の看板が並ぶディープな街並みでは、安くて美味しい中華料理店や漢方薬の薬局、雑貨市場など独特の雰囲気を味わえます。観光地としてはビンタイ市場(Cho Bình Tây)やティエンハウ廟(天后宮)などが有名です。ホテルは中心部に比べ選択肢が少ないものの、「ウィンザープラザホテル」や「ホテル・エクアトリアル」といった大型ホテルがチョロン入口付近にあり、日本人旅行者にも利用されています。これらは5つ星級の設備でプールやジムも完備し、中心部より割安な料金設定が魅力です。チョロン地区は昼夜を問わず活気がありますが、一方でスリなどの軽犯罪も発生しやすいエリアでもあります(観光時は派手な装飾を避け、最小限の荷物で出かけるなど注意)。「泊まるより半日観光で訪れるくらいがちょうど良い」との声もあり、ディープな中華街体験を求める玄人向けと言えるでしょう。
チョロンの中心「ビンタイ市場」の時計台。1920年代建造の中国風建築で、中華街のランドマークとなっている。市場周辺には安価なローカル食堂が立ち並び、中国語や広東語が飛び交う独特の活気を感じられる。
人気の定番ホテル:立地・設備・価格をチェック
ホーチミン旅行で人気の定番ホテルを5軒ピックアップしてご紹介します。それぞれ立地・設備・価格帯に優れ、初めての旅行者からリピーターまで安心して利用できるホテルです。日本人からの評価が高いポイントや2025年現在の宿泊相場も併せてチェックしましょう。
シェラトン・サイゴン・ホテル&タワーズ:街歩きに便利な好立地

ホーチミン1区の中心、ドンコイ通り沿いに立つ高級5つ星ホテルです。客室は37㎡以上の広さがありエレガントでゆったりとしており、スパや屋上プール、充実したフィットネス施設を備えています。立地は抜群で、徒歩圏内にオペラハウス、サイゴン大教会、中央郵便局、人民委員会庁舎、グエンフエ通りなど主要観光スポットがずらりと揃います。サービス面でも「安定のシェラトンクオリティ」と旅行者から評判で、日本語対応スタッフはいませんが英語は問題なく通じます。宿泊料金は高めで、1泊あたり2~3万円前後(時期によります)とホーチミンではトップクラスですが、それでも同等クラスの日本国内ホテルと比べると割安感があります。ラグジュアリーな滞在と最高の立地を兼ね備えた定番人気ホテルです。
ホテル マジェスティック サイゴン:コロニアル建築を楽しむ老舗ホテル


サイゴン川沿いに建つ1925年創業の5つ星クラシックホテルです。フレンチコロニアル様式の優雅な建築はホーチミンの歴史そのもので、各国VIPや著名人にも長年愛されてきました。客室はアンティーク調のインテリアで落ち着きがあり、バスタブ付きの大理石バスルームなど古き良きヨーロッパの雰囲気が漂います。館内には屋外プールやスパ「Arecaヘルスクラブ」、カジノも併設されており設備も充実。中でも屋上バー「M Bar」はサイゴン川を見下ろす絶景のルーフトップバーとして人気で、毎晩生演奏のバンドをバックに夜景を楽しめます。立地はドンコイ通りの端に位置し、オペラハウスや人民委員会庁舎へも徒歩5~10分と観光拠点にも便利です。老舗ゆえに建物の古さ(階段が多いなど)もありますが、それを補って余りある風格とサービスで「いつか泊まりたい憧れのホテル」と評するファンもいるほどです。宿泊料金は1泊1.5万~2万円程度からと5つ星の中では比較的手頃で、コロニアルホテルの雰囲気を味わいたい方におすすめです。
ロッテホテルサイゴン:サイゴン川沿いの絶景と高級感

韓国系ラグジュアリーホテルのロッテ ホテル サイゴン(Lotte Hotel Saigon)は、1区中心部のサイゴン川沿いに位置する5つ星ホテルです。客室は広々として洗練されたインテリアでまとめられ、フカフカの羽毛布団や最新設備を備え快適そのもの。特に屋外プールが広く、南国のリゾート気分を味わえると好評です。館内には複数のレストランやバーがあり、多彩な料理を楽しめます。ビジネスセンターや宴会場も充実しており、出張利用からレジャーまで幅広く対応。日本語を話せるスタッフが常駐している点も日本人には安心材料です。周辺は日本人街(レタントン通り)に近く、日本食レストランやコンビニも徒歩圏内に多数あり便利です。サイゴン川の美しい景色を望むクラブラウンジからの眺めは格別で、朝食ブッフェの評判も上々。宿泊費は1泊約2万~3万円と高級ホテルとして妥当な範囲ですが、サービス・設備の充実度から「コスパが良い」との声もあります。川沿いの落ち着いた環境でワンランク上の滞在を求める方に適したホテルです。
ホテル・ニッコー・サイゴン:日本人にも安心の日系ブランド

日系ホテルチェーン「ニッコー」が運営する5つ星ホテルで、サービスの質と日本人への細やかな配慮で定評があります。1区内に位置しますが喧騒から少し離れた静かなロケーションにあり、落ち着いた滞在を楽しめます。客室は暖色系の照明と大きな窓が特徴で、市街を一望できる開放的な空間です。全室ウォシュレット付きトイレや深めのバスタブを備え、無料Wi-Fiや日本語テレビ放送など日本人が快適に過ごせる設備が整っています。館内には本格和食レストランもあり、朝食ブッフェでは和洋中ベトナム料理と多彩なメニューが並び、とりわけ日本食(お粥や半熟卵かけご飯など)が美味しいと好評です。スパ・屋外プール・フィットネスも完備し、ビジネスにもレジャーにも対応できる充実ぶり。ベンタイン市場やチョロンまでも車で10分程度と観光の拠点にも便利です。日系ならではの丁寧なおもてなしで「まるで日本にいるような安心感」と評判で、初めてのホーチミンでも言葉や食事の心配なく過ごせるでしょう。宿泊料金は1泊2万円前後からと同クラス他ホテルより若干安めで、コストパフォーマンスの高さも魅力です。
ザ レベリー サイゴン:豪華絢爛なラグジュアリー体験


2015年開業と比較的新しいザ・レヴェリー・サイゴン(The Reverie Saigon)は、「豪華絢爛」という言葉がぴったりの超高級ホテルです。イタリア製の高級家具や大理石をふんだんにあしらった内装はまるで宮殿のようで、その非日常空間と卓越したサービスで世界のセレブをも魅了しています。全室が高層階に位置し、大きな窓からはサイゴン川や街のパノラマビューを一望できます。クラブラウンジからの眺めも格別で、無料のミニバーなど細部まで贅沢なおもてなしが行き届いています。屋外プールや最新機器を揃えたジム、スパでは極上のトリートメントを受けられ、まさに忘れられない滞在体験を提供してくれます。立地はグエンフエ通り沿いの高層ビル「タイムズスクエア」の上層階で、周囲に観光名所や名店が徒歩圏内という便利さも兼ね備えています。お値段も最高級で1泊3万~5万円以上と飛び抜けていますが、「人生で一度は泊まってみたい」と多くの旅行者の憧れとなっているホテルです。記念日やハネムーンなど究極のラグジュアリー体験を求める方にぜひおすすめします。
ニーズ別おすすめホテル選び:ビジネス・家族旅行・長期滞在
旅行の目的によって、理想的なホテルの条件は変わります。ここでは出張ビジネス、家族・カップル旅行、長期滞在というニーズ別に、それぞれおすすめのホテル選びのポイントと具体的な宿をご紹介します。
ビジネス利用に便利なホテル:快適な設備と立地
出張などビジネス目的でホーチミンに滞在するなら、通信環境の良さ(高速Wi-Fi完備)、客室の機能性(広めのデスク、十分な電源コンセント)、そしてオフィス街へのアクセスが重要です。1区中心部でビジネスに便利なホテルとしては、格式ある「インターコンチネンタル サイゴン」(大使館やオフィスが集まるエリアに立地)や、会議施設が充実した「キャラベル ホテル」、交通至便な「リバーサイド ホテル」などが挙げられます。また日本人出張者には、上述の日系「ホテルニッコーサイゴン」が特に人気です。いずれのホテルも1区のオフィス街や日本人街に近く、移動時間を節約できる立地なので打合せや取引先訪問もスムーズでしょう。ビジネスセンターや会議室完備のホテルを選べば、急な書類印刷やWeb会議にも対応でき心強いですね。
家族やカップルに人気:プールやスパが充実したホテル
家族旅行やカップルでの滞在なら、ホテル内でのリラックス設備やお子様向けサービスも重視しましょう。ホーチミン市内にはリゾート並みに大きなプールを備えたホテルも多く、例えば「ラ・ヴェラ・サイゴン・ホテル」はホーチミンNo.1とも称される広大なインフィニティプールを有し、最高のコスパホテルと評判です。子供用プールも併設されているため、ファミリーで水遊びを満喫できます。また「ニュー・ワールド・サイゴン」は中心部にありながらガーデン風の大プールがあり、キッズフレンドリーなサービスで知られています。カップルにはブティック系の「ザ・ミスト・ドンコイ」も人気です。クラシックとモダンが融合したデザインの客室には大きな窓から自然光が差し込み、ルーフトップのプールやお洒落なスパで心に残る滞在が演出できます。プール・スパ充実型のホテルに滞在すれば、観光で歩き回った後もホテルでリフレッシュでき、旅の満足度が一段とアップするはずです。
長期滞在向け:サービスアパートメントやキッチン付き宿
ホーチミンに1週間以上滞在する、あるいは小さなお子さん連れで食事に気を遣いたい場合などは、キッチン付きのサービスアパートメントタイプの宿がおすすめです。市内には外国人駐在員向けの高級サービスアパートが多数あり、家具家電完備で洗濯機・簡易キッチンを備え、自宅のように過ごせます。特に日本人に人気なのは1区・3区エリアの「サマセット(Somerset)シリーズ」や「ノーフォーク マンション」、「サイゴンスカイガーデン」などです。例えば「サマセット チャンセラーコート」は動物園近くの便利な立地でプールとジムもあり、広々リビングとキッチン付きのお部屋で家族滞在にも評判です。「シャーウッドレジデンス」(3区)も日本人駐在員御用達で、日本語スタッフ常駐・シャトルサービスありと至れり尽くせりです。長期滞在では自炊できると食費を抑えられますし、お子様の食事も安心。すぐ近所の市場で野菜や果物を買って料理を楽しむのも旅の醍醐味になります。
価格帯別で探すホーチミンのホテル:高級・中級・格安
旅行予算に応じて、ホテルの価格帯で絞り込んで選ぶ方法も有効です。ホーチミンでは日本より全体的に宿泊費が安い傾向にありますが、ここでは目安として高級(5つ星)、中級(3~4つ星)、格安(ゲストハウス等)に分け、それぞれの特徴とおすすめポイントを見てみましょう。
5つ星ホテル:最高級のホスピタリティを堪能
5つ星クラスのホテルでは、豪華な設備と行き届いたサービスによる極上の滞在が約束されます。先述の「レベリーサイゴン」を筆頭に、「シェラトン」「インターコンチネンタル」「ルネッサンス リバーサイド」「ソフィテル サイゴン プラザ」など多数あります。これら高級ホテルは立地も一等地で、プール・スパ・フィットネスセンター完備は当たり前、スタッフのホスピタリティも洗練されています。価格は1泊2~5万円と幅がありますが、日本の同等クラスに比べれば割安で「この値段でこの豪華ホテルに泊まれるなんて」と驚く旅行者も多いです。例えば「キャラベル サイゴン」はホーチミンを代表する老舗5つ星ながら、2人2泊で日本のビジネスホテル並みの料金に感じるお得感だという声もあります。高級ホテル選びのコツは早めの予約です。最高級ホテルで非日常を味わいたい方は、ぜひ複数比較してお気に入りの一軒を見つけてください。
4つ星ホテル:コスパと快適さを両立
4つ星クラスのホテルは最も数が多く、快適さと価格のバランスに優れた選択肢です。客室設備やサービス水準は十分高く、プールやジムを備えるところも珍しくありません。代表例として「アンドン(A&EM)ホテル」や「ノーザン チャーム ホテル」などが挙げられます。例えば「A&Em アート ホテル」はモダンでスタイリッシュな客室にエアコン・薄型TV・冷蔵庫・セーフティBOX・無料Wi-Fi等必要なものが全て揃い、バルコニー付きの部屋からは街並みも一望できる快適さです。立地もベンタイン市場近くの賑やかな場所にあり観光・ビジネスともに便利と評判です。料金は1泊5千円~1.5万円程度で、設備充実・サービス良好な割にリーズナブルなのでコストパフォーマンス抜群の掘り出し物が見つかるでしょう。口コミを確認すると実際の清潔さやスタッフ対応も分かるので、「日本人の口コミ評価が高い4つ星」を基準に探すのもおすすめです。4つ星ホテルなら旅慣れた方も納得のクオリティで、快適かつお財布に優しい滞在が叶います。
格安ホテル&ゲストハウス:旅費を抑えて観光を満喫
とにかく宿代を節約したいバックパッカーや学生旅行には、ゲストハウスやホステルといった格安宿が豊富にあります。1泊数百円~数千円というドミトリー(相部屋)もあり、ブイビエン通り周辺には世界中の若者が集まる安宿街が形成されています。有名な「サクラホステル サイゴン」はドミベッドが数百円からと激安ながら清潔で日本人利用者も多く、探せば驚くような安さの宿が見つかります。最近ではCapsuleホテル(簡易カプセル型ベッド)や女性専用ドミトリーなども登場し、安全面やプライバシーに配慮したところも増えています。格安宿に泊まる際はシャワー・トイレが共同の場合が多い点や、エレベーター無しで階段移動になるケースも把握しておきましょう。ゲストハウスでは無料の手作り朝食付きだったりと価格以上の満足感を提供してくれる所もあり、「安いけど汚い」の常識を覆す!とうたう宿もあります。価格帯はおおむね現地通貨20万~80万ドン(約1,200~7,200円)で、ドミトリーなら1,000円以下も多数存在します。節約した分をアクティビティやグルメに回して、ホーチミン滞在をめいっぱい楽しみたい方には格安宿利用も一つの賢い選択です。
宿泊予約時に気をつけるポイント:口コミ・立地・サービス
最後に、ホーチミンでホテルを予約する際に注意したいポイントをまとめます。
- 口コミ評価の確認:事前に宿泊者の口コミを読み、清潔さやサービスの評判をチェックしましょう。特に古いホテルの場合「設備はやや老朽化しているが清潔」「夜は生演奏の音が部屋に多少聞こえる」など率直な声が参考になります。日本語の口コミがある場合はなお有益です。
- 正確な立地の把握:ホーチミンは住所表記が複雑なため、予約前にGoogleマップ等でホテル所在地を確認し、主要エリア(ドンコイ通り周辺)からどのくらい離れているか調べましょう。地図上で近そうに見えても大通りを横断できない場合や、一方通行で迂回が必要な場合もあります。目的地への交通手段も考慮し、移動に便利な場所か確認することが大切です。
- 周辺環境と安全性:ホテル周辺が夜間閑散としすぎていないか、逆に騒がしすぎないかも重要です。バックパッカー街の安宿では深夜の騒音について口コミで触れられていることがあります。また入口のセキュリティ体制(24時間フロント常駐か、オートロックか等)も安心材料となります。
- サービス内容:朝食の有無・内容やWi-Fiの速度、空港送迎サービスの有無なども要チェックです。格安ホテルでは朝食なしも多いですが、近隣に朝食向きのカフェがあるか調べておくと便利でしょう。高級ホテルではエグゼクティブラウンジ利用可のプランや、レイトチェックアウト可否なども比較ポイントです。
- キャンセルポリシー:プランによってキャンセル料の規定が違うので、フレキシブルな予約が必要な場合は無料キャンセル可能プランを選ぶようにします。またデポジット(保証金)をチェックイン時にクレジットカード仮押さえされる場合もあるので、カード枠に余裕をもたせておきましょう。
以上を念頭に置きつつ、早めの予約を心がければ希望のホテルをお得に押さえることができます。特に観光ハイシーズン(12月〜2月)は人気ホテルが満室になりやすいので注意してください。
まとめ:ホーチミンで自分にぴったりのホテルを見つけよう

ホーチミン市のホテル事情と選び方のポイントを、エリア別・目的別・価格別に詳しくご紹介しました。「ホーチミンのおすすめホテル」と一口に言っても、旅のスタイルや重視する点によって最適な宿は異なります。繁華街の一等地で贅沢ステイを満喫するも良し、ローカルエリアでディープな体験を優先するも良し、中長期滞在で暮らすように過ごすのも素敵です。ぜひ本記事の情報を参考に、ご自身のニーズに合ったベストな一軒を見つけてください。最新の口コミや公式サイトも確認しつつ、納得のいくホテル選びができれば、ホーチミン旅行の充実度は一段と高まることでしょう。歴史と活気に満ちたホーチミンの街で、あなただけの快適な“拠点”を確保し、思い出に残る素敵な旅をお楽しみください。Xin chào!(シンチャオ)ホーチミンでの滞在を満喫できますように。