ロサンゼルスのカジノはどこが人気?定番から穴場まで全6施設を徹底紹介

ロサンゼルス旅行でカジノを楽しみたい方へ、現地のカジノ事情とおすすめスポットをご紹介します。ロサンゼルス近郊には、カードゲーム中心の大型カジノから、ホテル併設のリゾート型カジノ、さらには少し足を延ばした先にラスベガス並みの本格カジノまで、多彩な選択肢があります。この記事では、各カジノの特徴やアクセス、サービスを詳しく解説します。旅行計画の参考に、予算管理のコツマナー・ルール英語が苦手な方向けの安心ポイントもカバーしますので、ぜひ最後までご覧ください。

現在、ロサンゼルスでは移民政策に対する抗議デモが連日発生しており、ロサンゼルス市中心部では外出禁止令が発令されており、夜間(午後8時から翌朝6時まで)は外出が制限されています。渡航を予定している場合は、最新の報道や安全情報を確認してください。

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ロサンゼルスのカジノ事情と魅力

ロサンゼルス(LA)周辺には、ネバダ州のようなスロットマシン満載のカジノはないものの、カードゲーム専門のカジノ施設(カードクラブ)が数多く存在します。これらはカリフォルニア州の法律に則った営業形態で、ポーカーやブラックジャック、バカラなどテーブルカードゲームを楽しめるのが特徴です。例えばポーカーは世界有数のプレイヤーが集まるほど盛んで、LAは「世界最大級のポーカー都市」とも言われます。実際、The Commerce Casinoではワールドシリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)の公式大会が開催されるなど、世界的なポーカートーナメントの舞台にもなっています。

カードゲーム主体のLAカジノはスロットマシンの喧騒がない落ち着いた雰囲気で楽しめるのも魅力です。館内は禁煙や分煙の施設も多く、快適さに配慮されています(※カリフォルニア州法で屋内喫煙制限あり)。また24時間営業の所がほとんどで、夜通しゲームを満喫できます。一方で、アルコール提供があるため入場は21歳以上が基本で、入口で年齢確認が行われます。観光客の方はパスポートなど写真付き身分証を携帯しましょう。

要するに、ロサンゼルスでは本場ラスベガスとは一味違うカジノ体験ができます。地元密着型のカジノで腕試しのポーカーに挑んだり、リゾートカジノでプールやスパ付きの贅沢ステイを楽しんだりと、旅の目的に合わせて多彩な楽しみ方が広がっています。

ダウンタウン&近郊のおすすめカジノ6選

それでは、ロサンゼルス中心部および近郊で人気のカジノを6か所ピックアップして紹介します。それぞれ知名度や特色ダウンタウンからの所要時間VIPサービスの有無ホテル併設状況などを整理しました。まずは詳細解説、その後に比較表も掲載します。

The Commerce Casino & Hotel(コマースカジノ)

The Commerce Casino & Hotel(以下コマースカジノ)は、世界最大級のカードゲーム専用カジノとして広く知られています。ロサンゼルス中心部から車で約15~20分とアクセス至便で、「ダウンタウンから数分の場所に位置するホテル併設カジノ」として人気です。館内の広大なカードルームではテキサスホールデムやオマハなど多彩なポーカー種目に加え、EZバカラやパイガオポーカーなどテーブルゲームも南カリフォルニア最多規模の台数を誇ります。そのため「LAで一番ゲームが充実したカジノ」とも称され、初心者からハイローラーまで誰もが自分に合ったテーブルを見つけられるでしょう。

コマースカジノはホテル一体型である点も魅力です。ホテルには客室・スイートが備わり、スパや屋外プール、フィットネスセンターなどアメニティも充実しています。ゲームで疲れたらエレベーターで即自室に戻って休める気軽さはリゾートならではです。VIP向けにはハイリミットテーブルやメンバー向けのプレイヤーズクラブも用意されており、上級プレイヤーへのサービスも万全です。総じてコマースカジノはLA随一の規模と設備を誇り、「ポーカーを極めたい」「夜通し遊びたい」という方にまずおすすめできるスポットです。

Hustler Casino(ハスラーカジノ)

ガーデナ市にあるHustler Casino(ハスラーカジノ)は、LAで唯一の“ラグジュアリーカジノ”とも言われる高級志向のカードカジノです。ダウンタウンから南へ車で約15分(約15マイル)という距離に位置し、アクセスの良さも魅力の一つです。ハスラーカジノは成人向け雑誌「Hustler」で有名な実業家ラリー・フリント氏が開業した経緯もあり、館内はモンテカルロ風の豪華な内装で統一されています。ブラックジャック、ポーカー(テキサスホールデム他)、バカラ、スリーカードポーカーなど50卓以上のポーカーテーブルと30卓以上の各種テーブルゲームがあり、どの席もベルベット絨毯とシャンデリアの下でプレイする特別感があります。

VIPサービスとしては「プレイヤーズリワード」プログラムがあり、“全てのゲストがVIP”というモットーのもと来場回数やプレイ額に応じて特典が用意されています(専用ホスト、キャッシュバック等)。なおホテルは併設されていないため、宿泊が必要な場合は近隣のホテル(ロサンゼルス国際空港周辺やトーランスのホテル等)を別途予約しましょう。総合的に、ハスラーカジノは「街中でラスベガス級の興奮を味わえる」場所として地元ファンにも観光客にも評判です。

The Gardens Casino(ガーデンズカジノ)

The Gardens Casino(ガーデンズカジノ)は、ロサンゼルス南東部のハワイアンガーデンズ市に位置するカードゲーム専門カジノです。ダウンタウンLAから車で約20~30分(南東へ約20マイル)で到着し、またオレンジカウンティ方面からもアクセスしやすい立地にあります。1997年開業の比較的新しいカジノですが、2016年に約9000万ドルを投じて大規模リニューアル拡張され、現在は約200,000平方フィート(約1.8万㎡)もの広大な施設になっています。館内は近代的かつ快適な空間で、「新しく生まれ変わった癒しの空間」とうたわれるほど居心地の良さに定評があります。

ガーデンズカジノではポーカーからブラックジャックまで多種多様なカードゲームが楽しめます。特にポーカーではテキサスホールデムやオマハ、7カードスタッドといった代表的ゲームに加え、21世紀型ブラックジャックジャックポット付きバカラなどユニークなゲームもラインナップしています。テーブル数も非常に多く、24時間365日いつ行ってもゲームに参加できる活気があります。

VIPサービスについては、高額プレイヤー向けの「VIPルーム」や専任スタッフが存在し、一定額以上プレイすると食事無料券やイベント招待といった優遇を受けられます。ホテル設備はありませんが、周辺にはロサンゼルス郊外のホテルが点在しているため、車で15分圏内の宿泊先を選ぶと良いでしょう(ロングビーチ方面やアナハイム方面にホテル多数)。総じてガーデンズカジノは「地元密着型のフレンドリーな雰囲気」「広々した最新施設」が魅力で、初めての方でも入りやすいカジノと言えます。

Parkwest Bicycle Casino(バイシクルカジノ)

Parkwest Bicycle Casino(パークウエスト・バイシクルカジノ)は、地元では「The Bike(ザ・バイク)」の愛称で親しまれる老舗ポーカーカジノです。1984年創業の歴史を持ち、2022年にParkwest社が買収して現名称となりました。所在地はダウンタウン東南のベルガーデンズ市で、車ならダウンタウンから約10~15分(南東へ約10マイル)という近さです。実際、公式案内でも「ダウンタウンから高速を使って約15分」と紹介されており、観光の合間に立ち寄りやすいロケーションです。

バイシクルカジノ最大の特徴はホテルとカジノが一体となった高級リゾート施設であることです。2015年に新設されたホテル棟「The Bicycle Hotel」は全99室(スイート含む)を備え、エレガントで快適な客室屋上プール、スパなどを完備しています。館内は全面禁煙・クリーンな環境で、「最先端設備とタイムレスなラグジュアリーのオアシス」と評されています。スロットマシンの騒音が無い分、カードゲームに集中できる静かな雰囲気も売りです。

ゲーム面では、ポーカー卓の数がカリフォルニア州で2番目に多いと言われ(175台以上)、テキサスホールデムをはじめ世界トップクラスのポーカートーナメント(WPT「レジェンド・オブ・ポーカー」など)も定期開催されています。バカラ、パイガオ、ブラックジャック等のアジアンゲームも充実しており、高額ベット専用の「ドラゴンルーム」や「プラザセクション」というハイリミットエリアも用意されています。VIPサービスは会員プログラム「My Rewards」を通じて提供され、ポイントに応じて食事や宿泊の割引・招待が受けられます。またドレスコードも公式に定められており、「スマートカジュアルを推奨(過度にラフな服装や不潔な服装は禁止)」と案内されています。これは上質な空間維持のためで、初訪問の際は軽くお洒落するくらいがちょうど良いでしょう。

まとめると、パークウエスト・バイシクルカジノは「南カリフォルニア最高峰のカードカジノ」として、ゲームの質・量ともに申し分ありません。ホテル滞在も込みでカジノを満喫したい旅行者には真っ先に候補に挙がるスポットです。

Hollywood Park Casino(ハリウッドパークカジノ)

Hollywood Park Casino(ハリウッドパークカジノ)は、スポーツ観戦+カジノを楽しみたい方にうってつけのエンタメ施設です。場所はイングルウッド市で、ダウンタウンからは約10マイル(16km)ほど西南に位置し、車で20分前後の距離です。ロサンゼルス国際空港(LAX)からは北東へ約3マイル(5km)と近く、旅行の行き帰りにも立ち寄りやすいロケーションとなっています。さらに、NFLラムズの本拠地ソーファイ・スタジアム(SoFi Stadium)および建設中のNBAクリッパーズ新アリーナイントゥイット・ドーム(Intuit Dome)には徒歩10分圏内という絶好の立地で、スポーツイベント日の前後には多くのファンで賑わいます。

ハリウッドパークカジノはもともと競馬場「ハリウッドパーク」の附属カジノとして1994年に開業し、その後2016年にスタジアム開業計画に合わせて最新設備の新カジノ施設としてリニューアルオープンしました。館内は開放感ある現代的なデザインで、ブラックジャックから3カードポーカーまで125卓以上のゲームが稼働しています。ポーカー愛好家には“Big O(5枚オマハ)”などユニークなゲームも提供され、毎日のトーナメントも開催されています。

VIPサービスについては、「プライヤーズクラブ」という会員制度があり、専用のリワードアプリでポイント管理やプロモ情報を得られます。高額プレイヤーにはバカラのプライベートテーブルや専任ホストも用意され、質の高いサービスが受けられます。ホテルは併設していませんが、前述の通りスタジアム周辺には今後ホテルや複合施設の開発も予定されており、現時点でもLAX付近に数多くの宿泊施設があります。ハリウッドパークカジノは地元では「隠れた名所」とも言われ、ラスベガスまで行かなくてもカードゲームとエンタメの両方が味わえるスポットとして人気急上昇中です。試合観戦の前後に立ち寄れば、旅の楽しさが一層広がるでしょう。

Morongo Casino & Hotel(モロンゴカジノ)【番外編】

最後に番外編としてご紹介するのが、ロサンゼルス近郊の代表的リゾート型カジノ、Morongo Casino Resort & Spa(モロンゴ・カジノ)です。ロサンゼルス中心部から東へ約89マイル(143km)、車で1時間30分~2時間ほど行ったインランドエンパイア地方のカバゾン(Cabazon)に位置します。少し距離はありますが、「LAから90分以内で行けるラスベガス級カジノ」として人気が高く、レンタカーでアウトレットモール巡りとセットで訪れる観光客も多いスポットです。実際、モロンゴカジノはCabazonアウトレット&デザートヒルズ・プレミアムアウトレット(2大アウトレットモール)に隣接しており、ショッピングとカジノの両方を一日で楽しめるのが魅力です。

モロンゴカジノは先述のインディアンカジノの一つで、ラスベガスさながらの総合エンターテイメント施設です。館内のゲームフロアは約150,000平方フィートにもおよび、スロットマシンは4,000台以上、テーブルゲームは80卓以上と南カリフォルニア最大級。ブラックジャックやバカラ、クラップス(サイコロ賭博)からポーカー専用ルームまで一通り揃い、加えてビンゴホールやボウリング場まで備えています。特筆すべきは2か所のVIP専用ゲームルームやハイリミットスロットエリアがあり、ハイローラーに対するケアも一級であること。専属のカジノホストによるコンプ(サービス招待)も豪華で、上客にはスイート宿泊やショー招待が提供されます。

ホテル部分も申し分ありません。地上27階建ての高層ホテルには310室の客室があり、全室モダンなインテリアと充実のアメニティ(65型スマートTVや高速Wi-Fi等)を完備。2020年には施設拡張が行われ、大型スパ「Sage」のリニューアルやプールエリア「Oasis」の拡充(流れるプールや砂浜風エリア付き)が実現しました。レストランも有名シェフによる高級ダイニング(Cieloステーキハウス)から、フードコートのファストフード、24時間営業カフェまで 合計11軒が入っており、食の選択肢が非常に豊富です。夜はクラブやコンサート会場でエンターテイメントも開催され、まさに「ここ一ヶ所で何でも楽しめる」デスティネーションと言えます。

以下に、上述した各カジノ6施設の特徴を比較表にまとめます。

カジノ名特徴・知名度(特色)ダウンタウンからの所要時間(距離)VIPサービスホテル併設
The Commerce Casino & Hotel
(コマースカジノ)
世界最大級のポーカールーム。テーブルゲーム数南CA最多。WSOP大会開催など知名度抜群。約15–20分(約10マイル)あり(ハイリミット有・会員プログラム有)あり(9階建てホテル)
Hustler Casino
(ハスラーカジノ)
豪華内装の高級カードカジノ。モンテカルロ風デザインで有名。州内最大級のポーカージャックポット。約15分(約15マイル)あり(プレイヤーズリワード有)なし
The Gardens Casino
(ガーデンズカジノ)
2016年改装の最新施設。広々としたカード専用カジノで地元客に人気。24時間営業の国際色豊かなレストラン併設。約20–30分(約20マイル) ※OC方面からも近いあり(VIPルーム有・会員カード制)なし
Parkwest Bicycle Casino
(バイシクルカジノ)
ホテル一体型の高級カジノ。世界的ポーカー大会WPT開催地。テーブル数175以上でLA屈指。約10–15分(約10マイル)あり(ドラゴンルーム等ハイリミット有)あり(99室の高級ホテル)
Hollywood Park Casino
(ハリウッドパークカジノ)
スタジアム隣接の娯楽スポット。スポーツ観戦客も多く活気有。モダンな施設で125卓以上のゲーム提供。約20分(約10マイル)あり(プレイヤーズクラブ有)なし
Morongo Casino Resort
(モロンゴカジノ)
番外編:LA近郊最大級リゾートカジノ。4000台のスロットと豪華ホテルを備えたラスベガス級施設。約90分(約89マイル)あり(VIPルーム・専属ホスト有)あり(高層リゾートホテル)

※所要時間は車利用時の目安です(時間帯により変動)。太字のありはホテル併設ありを示す。

カジノ遊びの軍資金と管理術

カジノで楽しく遊ぶためには、軍資金(予算)を適切に設定・管理することが大切です。初めての方ほど熱中しすぎて使いすぎてしまう恐れがあるので、以下のポイントを押さえておきましょう。

初めての方向けの予算設定

初めてカジノで遊ぶ際は、「この金額なら最悪全て失ってもOK」と思える範囲で予算を決めましょう。例えば1日あたり○○ドルと決め、その範囲内で楽しむのがおすすめです。人によりますが、軽く遊ぶ程度なら$100~$200もあれば十分です。ブラックジャックやバカラは最低ベットが$5~$15程度のテーブルも多く、$100あればある程度のラウンド遊べます。ポーカーも低額テーブルなら$40~$100程度の買い切り(バイイン)で参加可能です。

トラブル回避のための心構え

カジノでは自分の身とお金を守る心構えも重要です。まず、深入りしすぎないこと。連敗が続くと「取り返したい」と思いがちですが、これは危険信号。冷静さを欠くと更なる損失を招きます。「損切りライン」を事前に決め、そこに達したらスパッと撤退する勇気を持ちましょう。逆に勝っている時も、際限なく欲張らず「○○ドル勝てたら切り上げる」と決めておくと健全です。

万一、賭けを巡ってディーラーや他プレイヤーと意見の相違が起きた場合は、慌てずにディーラーに確認しましょう。納得できなければフロアマネージャーを呼んでもらうことも可能です。感情的にならず冷静に対処すれば、大抵のトラブルはその場で解決できます。

施設の使い方と宿泊情報

ここでは、カジノ施設の上手な活用法や、周辺の宿泊手配について解説します。ホテル一体型リゾートの利点や、アクセス重視で宿を選ぶポイント、そしてOrange County(オレンジ郡)から行きやすいカジノについても触れます。

カジノとホテルが一体化したリゾートの魅力

ロサンゼルス周辺のカジノには、ホテルを併設したリゾートタイプの施設が複数あります。前述のCommerce CasinoBicycle Casino、番外編のMorongo Casinoがその代表例です。このようなカジノ一体型ホテルに滞在する最大のメリットは、なんと言っても移動のストレスがないことです。遊んでいるカジノが自分の宿でもあるわけですから、深夜までプレイしてもエレベーターや徒歩で即客室に戻れます。タクシー代や運転の心配も不要で、「もう一勝負!」と思った時に気軽に再挑戦できるのも魅力です。

リゾート型カジノは、カジノ+αの楽しみがある点も見逃せません。例えばモロンゴでは広大なプール施設や贅沢なスパが併設され、昼間はプールサイドでのんびり過ごして夜にカジノで遊ぶ…といったリゾートライフが満喫できます。また館内に複数のレストランやショップが入っているため、食事や買い物のために外出する必要もありません。エンターテイメントショーやクラブイベントが定期開催される施設もあり、一箇所で何日いても飽きない充実ぶりです。

ホテルとカジノが一体化していると、荷物管理やセキュリティ面でも安心感があります。チップを部屋のセーフティボックスに保管できたり、勝ったお金をすぐ部屋に置いてこれたりします。さらに多くのカジノホテルでは宿泊客向けに無料のプレイヤーズカード登録を推奨しており、プレイに応じて部屋代割引やビュッフェ無料など様々な特典が受けられます。たとえカジノ目当てでなくとも、リーズナブルな豪華ホテルとしてこうした施設を利用するのも手です(平日宿泊料金が安く設定されていることも多い)。総じて、「泊まれるカジノ」は旅の充実度を高めてくれる存在と言えるでしょう。

アクセスに便利な周辺施設の選び方

ホテル併設でないカジノに行く場合や、カジノ巡りをする場合は、アクセス重視で宿泊場所を選ぶことが重要です。ロサンゼルスは車移動が中心の都市であり、渋滞も頻繁に発生するため、できるだけ目的のカジノに近いエリアに宿を取ると移動時間の節約になります。

例えば、Hustler CasinoGardens Casinoを訪れる予定なら、ロサンゼルス中心部ではなく南側(LAX近辺やビーチシティ方面)のホテルを選ぶと車でのアクセスがスムーズです。ガーデナやハワイアンガーデンズは住宅街でホテル自体が少ないため、近隣都市のトーランス、ロングビーチ、アナハイムあたりに泊まるのも一案です。特にアナハイムはディズニーランドもあり日本人にも馴染みやすく、そこからガーデンズカジノへは高速経由で30分ほどです。

Commerce Casino狙いであれば、ダウンタウン寄りのホテルでも十分近いですが、もしアウトレットモールでの買い物も計画しているなら、隣接するCitadelアウトレット直結のホテル(コマースカジノのホテル)に泊まってしまう手もあります。実際コマースカジノではアウトレットとのタイアップ宿泊プランを出しており、ショッピング&カジノを効率よく楽しめます。

Hollywood Park Casinoへは、ロサンゼルス国際空港近辺のホテルが便利です。空港からカジノまでは車で15分弱なので、到着日や帰国日前日に立ち寄るプランも立てやすいです。さらに2020年代半ば以降、スタジアム周辺に大型ホテル計画が進行中で、将来的には徒歩圏内宿泊も可能になるでしょう。

複数のカジノを巡る予定であれば、間を取ってダウンタウン近辺に拠点を置くのもアリです。ダウンタウンから各カジノへは、コマースやバイシクルなら15分、ハスラーやハリウッドパークも20分ほどと概ね等距離圏内です。一ヶ所に連泊してUberやLyft(配車サービス)で移動するスタイルなら、荷物の移動もなく楽です。

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年齢制限・ドレスコード・マナーを把握しよう

海外のカジノを利用する際に気になるのが入場条件や現地ルールです。ロサンゼルスのカジノで遊ぶ前に、年齢制限とIDチェック服装規定(ドレスコード)、そして現場でのマナーについて押さえておきましょう。

年齢確認と身分証明書の必須準備

カリフォルニア州内のカジノ(カードクラブ含む)では、原則21歳以上でないと入場・プレイができません。これは飲酒提供がある施設がほとんどであるためで、ラスベガスなど他州と同様の年齢制限です。ごく一部、アルコール提供をしない18歳以上OKの施設(主に一部インディアンカジノの特定エリアやミニカジノ)もありますが、基本は21歳未満は厳禁と考えてください。入り口やカジノ内では常にセキュリティが目を光らせており、ベビーカーを押しての入場なども当然ながらできません。

身分証明書(ID)の提示は、ほぼ全てのカジノで必須です。入口でセキュリティガードによりIDチェックが行われ、「21歳以上で写真付きIDを所持しているか」が確認されます。旅行者の場合、パスポートが最も有効な身分証になります。国際運転免許証でも年齢確認はできるかもしれませんが、写真付きかつ生年月日が明記された公的証明である必要があります。コピーやスマホ画像では不可なので、必ず原本を持参しましょう。場合によっては、カジノ会員カード作成や高額チップの交換時にも再度ID提示が求められます。常に身につけておき、紛失しないよう注意してください。

カジノのドレスコードと写真撮影の注意点

ラスベガスの一部高級カジノでは厳しいドレスコード(男性はジャケット着用など)が存在しますが、ロサンゼルスのカジノに関しては比較的カジュアルでOKです。ただし最低限の身だしなみは求められます。例えばバイシクルカジノでは、「スマートカジュアルで清潔な服装。破れ・汚れのある服、過度に肌を露出する服、ビーチサンダルやパジャマはNG」と公式に定められています。実際の入場時に細かくチェックされることは稀ですが、あまりにもラフすぎる格好(タンクトップに短パンとビーチサンダル等)は避けた方が無難です。襟付きシャツにジーンズ、スニーカー程度であれば全く問題ありません。女性も肌の露出が多すぎないトップスカジュアルすぎるスポーツウェア以外であれば、パンツでもワンピースでも自由です。要は清潔感と常識的な服装を心がければOKでしょう。

写真撮影については、カジノフロア内は基本的に禁止または制限されていると考えてください。これはセキュリティとプライバシー保護の観点からで、他のお客様やディーラーが映り込む撮影は厳禁です。うっかりスマホを向けてしまうとスタッフに注意されることがあります。記念に写真を撮りたい場合は、カジノの入口看板前ロビーエリアなど、ゲームテーブルやスロットが見えない場所で撮るようにしましょう。またテーブルゲーム中の通話やスマホ操作もマナー違反とされます。特にポーカーでは進行中の会話は英語以外禁止(※他言語で密談されるのを防ぐため)というルールも一般的で、携帯電話の使用もディーラーから止められます。プレイ中はゲームに集中し、写真や連絡は休憩スペースで行うようにしましょう。

英語が苦手でも大丈夫?トラブル回避とFAQ

海外のカジノというと「英語ができないと厳しいのでは?」と不安になるかもしれません。しかしご安心を。基本的なゲームルールさえ理解していれば、英語が苦手でも十分楽しめるものです。この章では、言葉の壁を感じずに遊ぶコツと、複数人での楽しみ方、安全・安心面についてQ&A形式で解説します。

軍資金はいくら必要?ちょっとだけ遊ぶ際のポイント

Q:「観光のついでに少しだけカジノを体験したい。最低どれくらいお金が必要?」

A: 少額からでも楽しめます!例えばスロットマシン(モロンゴなど)は1回転1セント=1¢(約1円)から賭けられるものもあり、$20札1枚でも長く遊べることがあります。カードゲーム主体のカジノ(コマースやハスラー等)ではスロットはありませんが、ブラックジャックやバカラなら$5~$10ベットの低額テーブルがよくあります。この場合$50~$100もあれば数十分~1時間程度は遊技可能でしょう。ポーカーを少し体験したいなら、最安のトーナメントに$50程度で参加できたり、キャッシュゲームでも$40~$60バイインのテーブルがあります。

複数人で行くときの遊び方・コミュニケーション術

Q:「友人グループで行く予定。一緒に楽しむコツや注意点は?」

A: グループの場合、それぞれ興味のあるゲームが違うことも多いでしょう。最初に全員で同じゲームに挑戦するのも連帯感があって盛り上がります。例えばブラックジャックの同じテーブルに並んで座れば、勝敗の喜びを共有できます。ただしテーブル定員があるので、大人数なら2組に分かれることもあります。その際は事前に集合場所と時間を決めておくと良いです。広いカジノで逸れると見つけにくいため、○時に入口の○○付近集合、などルールを作りましょう。

コミュニケーション上の注意点として、カジノ内ではテーブルでの私語は控えめにする必要があります。特にポーカーではゲーム中に日本語で会話すると不正と誤解されかねません(カジノではテーブル上の会話は英語のみがルールの所が多い)。仲間同士でもプレイ中はゲームに集中し、談笑はラウンジなどへ移動してからにしましょう。また他のプレイヤーのカードに口出ししないことも大切です。友人であっても賭け方にアドバイスするのはマナー違反とされます。お互い干渉せず、それぞれのスタイルで遊ぶのが良い関係を保つコツです。

まとめ・総括

ロサンゼルスおよび近郊のカジノ事情と楽しみ方を総ざらいしてきましたが、いかがでしたでしょうか。LAにはラスベガスのような煌びやかなカジノストリップこそありませんが、その代わりに個性豊かなカードカジノが点在し、地元文化と融合した独特のカジノ体験が待っています。ダウンタウン近くで気軽に遊べる大型カジノから、スポーツ観戦ついでに立ち寄れるカジノ、高級リゾートホテルで贅沢気分を味わえるカジノまで、目的や滞在エリアに応じて選択肢は様々です。

重要なのは、無理をせず娯楽としてカジノを満喫することです。ロサンゼルス旅行の一ページとして、カジノでのひとときが皆さんにとって充実した時間となりますように。適切な準備と心構えを持って、ぜひLAのカジノ文化を体験してみてください。幸運を祈ります!Enjoy and play responsibly!

ロサンゼルス観光は、車での移動が便利で効率的

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